六本木ミニだより DiaryINDEX|past|will
原稿はまだ書き上がっていないのですが、納得いくものが思い浮かばないので、いったんうっちゃって、家の中のことをごちゃごちゃやってました。 +GS式買物手帖+ これで、やっと家の中が片づけやすくなってきました。 このマンション、住んで早や6年目になるんですが、今までつくづく住みにくかったんですよ。今まで、生活スタイルだの住む人数だのがあまりにコロコロ変わったんで(ついでに住む相手まで)、収納の場所とか量が全然決まらなかったんですね。 それがだいぶ落ち着いてきたんで、衣類用引き出しの位置を動かして使いやすくしたり、あと、結婚前にやっていた最大のゼイタクな収納方法を再び復活させました。 それは何かというと――、洗面所内に作った棚に 買ってきたバスケットをセットして、洗濯し終わった下着をそこにしまえるようにしたんです。これ、生活動線的に考えると、ものすごーくラクなんですよ。でも、住む人数が多いとだんだん難しくなっていくんですね。 さらに、先日お払い箱にした古いパジャマなんかを使って、生理用布ナプキンを4枚縫いました。アップしようかなと思ったけど、とりあえずやめておきます。もとがパジャマだから、結構かわいいんだけどね。綿ヴィエラ(ネルのうすいやつ)だから、肌触り良さそうで、使うの楽しみ。 ちなみに、このパジャマ、 西武が広岡監督だった時代の優勝記念セールで買ったやつです。洗いざらしの感覚が気持いいなあ、って、もう一回、もう一回とずるずる着続けていたら、いつのまにか今になっていた……年数計算して、驚いたよ、サスガに。
先日のミスのおかげですべてがズレズレになり、テンパっていたここ数日。 もうお気づきの方も多いと思いますが、この日記の下の方には「投票ボタン」を設置してあります。 今までこういうランキングみたいなものに参加するのはちょ〜苦手だったので、やったことなかったのですが、今回、思い切って取り付けてみました。 そして、早くもいつも投票してくださっている方がいるみたいで、ありがとうございます。 で、この「エンピツ」には、「日常生活」とか「衣食住」とか、「趣味」とか、いろいろなジャンルがあって、そのジャンル別にランキングが集計されるようになっています。そのなかでもこの「活動記録」は、迷わず「心・苦悩」のジャンルにしました。 だって、ねえ、いつも苦悩してるっていったら、この私に決まってるじゃありませんか。もう、こんなピッタリのはない、と思って、即決定。というより、このジャンルの存在を知ったからこそ、登録を決めたといってもいい(笑)。 ……え? そのわりに今まで、あまり苦悩した日記がない? それはねえ、苦悩日記書き始めたら、毎日どんどん深みにはまっていきそうでコワイの(笑)。でも、そのうち、スゴイの書いていきそうな気もするので、そのときは「そういうものだ」と思って受け止めてやってください。
あのーすいません、昨日の+GS式買い物手帖+の件なんですけど、私、あらかじめweeさんに「マネさせてもらっていいですか?」のメールを送り、快く承諾いただいてたのに、そのいきさつをすっかり書くの、忘れたんですね。ダサいです。 こういうのを「春だから」っていって、いいんですかね? 昨日から、ダサいミスしまくり。 試写会場に行ったら、ドアが閉まってるの。「一日間違えた!」と思って、今日出直したら、やっぱりドアが閉まってるの。ほんとうは昨日で合ってたの。時間を間違えただけだった。 しかも、こういうのにかぎって、ものすごく取り上げたい映画だったりする。しかも、初めておつき合いする雑誌の記事だったりする。引きずらないようにしないと、また何かやりそうだわ。えいっ!(断ち切った音) +GS式music+
『アディクションと家族と映画』ちょっとだけ更新しました。 さて、この日記が、++Gingham Star++のweeさんの影響を受けてレンタルされた、っていうのは、周知の事実かと思いますが、あちらのサイトを初めて拝見したとき以来、「これは素晴らしい、ぜひマネしたい!」と思っていたものがあるのですね。それは、買い物手帖なのです。 おそらく、あそこを読むのが好きな人も、作ったご本人も、「ぴあ」なら「はみだしYOUとぴあ」を読むのを楽しみにしている人ではないかな。なにしろ、「手帖」の「帖」の字が、「帳」じゃないってのがいい。こういう細かい芸を見ると、私、嬉しくて腰が立たなくなりそう(笑)。活字フェチっていうのは、そういうものなんですよ。 で、拝借するに当たり、何か、これは++Gingham Star++さんからもらいました、っていうのがわかる名前を付けることにしました。「wee式」とか「佐藤式」とか考えたんですけど、野口悠紀雄の超整理法みたいでちと固いので、結局「+GS式+」にしました。 で、ぜひとも+GS式+買い物手帖をつけたくなった訳は、以下の1〜2月の初手帖を見てもらえればわかっていただけるのではないでしょうか。いざ、使ってみん。 +GS式買物手帖+ ひょえー、買いも買ったり。しかも、「ババシャツ」だの「炊飯器用タイマー」だの、ほとんど実用品ばっかり。 でもねえ、お金握りしめたときって、迷うじゃありませんか。「このお金で、本買う? 映画見る? それともゴミ箱買う?」って。 昨年はちょっとだけ原稿料も入ったし、服作る時間がないからって、うすいパジャマで震えながら寝ているのも本末転倒だし、無印良品は最近値下げしているし(昔は、意外と高くありませんでした?)……で、思い切って買ったら、こんな結果になってしまった。 しかし、今つらつら見ても、全部使っているモノばかりだなあ。 ちゃんと必要なとき買えば、ムダな買い物は減る……はずなんだけど。
さらに布を3枚水につけた。今日干して、明日アイロンをかけよう。 人生には、5年か10年に1度巡りあって、そのときは「もっと極めてみたいものだ」なーんて思って、でも再び5年や10年ほっておかれる出来事があります。 その最たる例がボウリングではないでしょうか。2ゲームやって、ようやくガーター出さずに、1〜2回スペアがとれるようになったときにはタイムアップ。ああ、今回もスコア100は夢と散る。 本日、昼頃、カレのCG学校時代の友人から電話がかかってきて、「遊ぼうよ」。で、そのカノジョと4人で、突然、何を思ったか、ボウリングへ(言い出しっぺは私だった気がする)。うーむ、人生3回目の年女にして、ボウリング場でダブル・デートかあ。いつまでも若い人に遊んでもらえて、ありがたいよおばさんは。 自由が丘のスタバで原稿書こうと思ったが、混んでいて空気が悪いので、「デカフェ(カフェインレス)」を豆で買ってみた。さあ、ちゃんとやらんと。
『アディクションと家族と映画』、結局そのまま更新しちゃいました。もっと簡単に管理できる方法をあれこれ考えたんですけど、うまくいかなくて。
昨日は、途中まで書いたところで、電車が最終になってしまいまして……。 あらためて、works更新しました。前回より、ちょっとだけハデなマフラー。 一昨日の日記を読んで、「私までつらいです」という趣旨のメールが数通来た。(もちろんメールくれないでこゆ気持ちになっている人も含めて) ごめんごめん。もう、こんなに怒ったりしないから。っていうか、怒りは明日に持ち越さないために怒るので、怨みをため込むために怒るもんじゃないから。 あなたが傷つかないで。You're OK. You're OK. 綿の布の地直しを、ここ数日で、5枚分ぐらいやりました。「縫いたい!」と思ったとき、地直しされてないと、意欲が消えてまたやりたくなくなることって、ありません? これらは昨年の春に日暮里で買った布たちなのですが、これ、どれもすごく気に入っていているんですね。で、そういう布って、自分のにしようか、パートナーのにしようか、とても迷うんですよ。その結果、手がつかない、ってことになってました。 先週の日曜日、布を全部出してきて、検討会議をやりました。「これは私用」「これはあなた用」てな感じで。おかげで気持ちはすっきりしましたが、さて、どこまで縫えるでしょう。
works更新。残りは明日。
今年の1月25日、某匿名掲示板(危険度=中)に、ISLのbbsに訪問者が書き込んだ内容が転記されるという事件がありました。
『アディクションと家族と映画』のサイトを、近いうちに閉鎖しようと思っています。 9.11のテロ事件直後の公開が決まっていたおかげで、公開延期になってしまったこの映画。私は、公開延期になったのは、この映画が、「アメリカ側の正義」を一方的に描いた映画だからだと思っていた。この映画はシュワちゃん主演でもあるし(偏見?)、そういう一方的な正義をバラまくのが、この時期、やばいと判断されたのだろうと思っていた。 しかし、私は甘かった。 この映画は、アメリカ側、テロリスト側(コロンビア・ゲリラだ)、双方の「事情」を、平等に密に描きこんだ映画だったのである。 この映画は、かなり、「弱者」の視点に立ってつくられている。まず、国の利益のために自分の家族が犠牲になったことを無視されてしまった(こういうのを「コラテラル・ダメージ」というのだそうだ)ある消防士を、国に対する弱者、という視点で描いている。でも、シュワちゃん演ずるところの消防士は、もちろんそれであきらめたりなんかしない。復讐を誓うべく、単身、コロンビアに乗り込んでしまうのだ。 ところが、潜入したコロンビアで、彼は、テロリスト側の「事情」を見ることになる。彼らにも家族があり、彼らもアメリカからの攻撃で傷ついており、彼らも幸せになる権利を行使したいと思っていることを、次々まのあたりにしていくのだ。最後にはもちろん、主人公は、テロリストと対決するのだけれど、この映画のオチでは、シュワちゃん演じる消防士は、なにも「アメリカの英雄」になりたかったわけではないのだ、ということがよくわかる。 そういう映画が、テロの影響で公開延期になってしまったのだ。 ということはですよ。この映画が公開延期してしまったのは、テロ当時「イマジン」が放送自粛してしまったのと同じ理由ではなかったのだろうか? それは、誰に配慮したものだったのだろう? この映画の宣伝はそろそろ日本でも始まっているようだが、上記のような話って、まったく聞こえてこないでしょう。シュワちゃん本人でさえ、テロの際の救助活動に携わった消防士や警察官を称える発言しかしない……そうか、そうだったのか。うんうん。 アメリカで現在公開されている本作は、すでに一位の座を獲得している。アメリカ人だって、「自由と正義」という理念の前に、コチコチに固まった人ではないんじゃないか、と、私は思う。彼らにも感情があるし、彼らにも「事情」を理解する頭はある。ただ、そのことを誰も語りはしない。安全ではないからだ。でも、この映画が、批判されずにヒットを続けるなら、私はこの映画を支持した人たちのことを、とても好きになれそうだ。 なーんだ、アメリカ人だって、日本人といっしょじゃん。日本でも、「忠臣蔵」や「曾根崎心中」などは、登場人物の名前を変えて、「フィクション」として、日本人の間に語り継がれてきた。この映画だって、「テロリスト側にも事情がある」なんて、一言もいっていない。でも、どう見ても、そういうふうに見えるようにできている。そして、そういう宣伝を誰もしない。 世の中には、沈黙に沈黙を重ねたままで、それでも語れるモノがある。 そういう沈黙のなかで、つなぎあえる手がある。 ちょっとそのことを感じた映画でした。 共感度=★★★★☆ 問題作度=★★★★☆ オススメ度=★★★★☆
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