六本木ミニだより
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2024年10月25日(金) 自分でやる、ということについて

金曜日も、家具を四苦八苦組み立てておりました。

こういうの、時間がもったいないからお金を払っても外注しなさい、と解くビジネスコンサルタントは多いけど、自分でやることの最大のメリットは、計画の変更をアドリブでできること。今回も、反対側に置くはずだった家具をベッドサイドに置いてみたら、めちゃめちゃすっきりして使いやすくなった。当初ベッドサイドの予定じゃなかったのは高さによる圧迫感を気にしていたのだが、置いてみたらそうでもない。
家具が増えたのに部屋は広く感じられるようになった。こういう収納計画は成功ですね。

こちらのDIY文化もすっかり使いこなせるようになり、棚板とネジクギを買ってきて棚を組むなんていうのもさっとできるようになった。日本にはリノベ文化がない、とBBCに書かれてた。経年すれば耐震基準の問題で建物の価値が落ちるからそこにリノベするのは無駄だからだ。ただ最近リノベマンションがえらく高く売られてますね。建物がまだ使えるならそうするよね。


2024年10月24日(木) 家具組み立て中

収納家具を増やすと中のものも増えてしまう、でも収納しきれなくて床にものがはみ出すなら、覚悟を決めて収納家具を買ったほうがいい、
というわけで、少し収納家具を増やしました。
大型イケアに行くのは大変なので、750mぐらい離れたスーパーに届く形で配送を選んだが、全部で50kgあったのでは? それを、カートに乗せて、さすがにこれだけ運ぶと不安定なので、そっとそっと、車にひかれないようにアパートまで運んできた。
このカートは日本でも使っていて、折りたたみ式なのに耐荷重150KGで押しても引いても移動でき、ストッパーもついているというすぐれもので、こういう道具はアマゾンの場合外国でも販売されていることが多いので、案の定フランスでも売っていたので同じものを購入した。
これです。
https://amzn.to/4fAKoxl
エンピツ日記はシンプルすぎてRLをはっただけでは自動的にリンクにしてくれないので、ご興味ある方はURLをコピペして見てください。
午後はマドレーヌ広場からパリの南部のショッピングセンターに移動した都市型イケアを見に行ったが、マドレーヌ広場のときと同様、規模が半端だなあと思う。大型家具を見たいならやはり郊外店に行ったほうがよいようだ。そのあとさらに南の中華街まで散策。
家具の組み立ての続きは明日。



2024年10月23日(水) 図書館チェック

誰にも役立たないんだけど、近隣の図書館をチェックしてみた話

いちばん近場
拙宅から300mぐらい。学習スペースは大きなテーブルに4人が座るようになっているので、互いが目に入る。
開館時間が10:30 。 13:00-15:00 が昼休みで閉まる(これが使えない)
週二回夜10時まであけるが、食事時間とぶつかるのであまり使えない。

パリ市、前に住んでいたアパートの近く
月曜日以外は毎日あいている。午後からの日もあるが、13時〜19時
バス通りに面しており、夏は窓をあけるのでめちゃめちゃうるさい
というか、夏休み長期閉館
冬は悪くない

郊外1
この市はけっこうお金持ちだと思うのだが、市内に1つしかない
そこそこ立派だが、外で工事をしていて音がもろに入ってくる
月曜日14時からあく

郊外2
うちからバスで20分ぐらいだが、バスが不規則、停留所からも歩く


郊外3
いちばん遠いが、30分だし、電車なのでちゃんと来る
木曜日以外はかなり長い時間(10〜19時
環境がめちゃくちゃよい。外に交通はなく、学習室は他の人が目に入らない作りの大きなテーブル
よって、学習場所として狙っている学生がたくさんいるが(午後は混んでる)、午前中はすいている。
なので、今日はここにいます。

これ以外の図書館(パリの外)の営業時間は惨憺たるもので、今、無作為に近隣の図書館の営業時間をコピペしてみると

水曜日 10時00分〜18時00分
木曜日 14時00分〜18時00分
金曜日 14時00分〜19時00分
土曜日 10時00分〜18時00分
日曜日 定休日
月曜日 定休日
火曜日 14時00分〜19時00分

こんな感じである。
マクロンが公約の中に「図書館の開館時間の拡大」を入れていたほど、短いのである。
そしてその公約はまず果たされずに終わりそうである。
ちなみに、本の貸出は年間登録制で有料のところが多い。知人のエリアは住民は無料だそうだが、わたしの市は、住民でも年間25ユーロかかる。年に1回本1冊借りるだけならなら買ったほうが安い。


2024年10月22日(火) ますます日本文化好きになるフランスの若者(とくに男性)(本編)

昨日の続きです。

今回フランスに到着して4日ぐらいでも、毎日「なんか日本文化好かれとるわますます」と思う現象に遭遇する。
お店で「ポイントカード」というものがありますよね、フランスではカードを見せずに自分の名前を聞かれてそれをもとに情報を検索、ということが結構あるので、自分の名前を言うことになる。そうすると、
「日本の方ですか?」と言われたときの相手の目の輝きが違うのだ。3回遭遇して全員20〜30台の前半、それ以外にマルシェで日本茶好きのおじおにいさん(40歳ぐらい?)から話しかけられる場面もあった。

ミキサーを買った家電良品店でもそうで、「なんか毎日わたしの名前を聞くやみんな親切にしてくれるんだけど」と言うと、「もちろんですよ、フランス人、日本文化大好きですからね〜」との回答。
まあ本当にそのとおりなのだが。
彼らが言っている「日本文化」の中身とは

・マンガ(不動の一位、書店に行くと shonen, syojo, seinen に分かれている。ローカル交通機関が廃止されるような過疎の街にもマンガ専門店がある)
・おにぎり(おにぎりを扱う店が大増殖、日本人がやっていない店は酢飯なので日本人は苦手、でも日本人がやっている店もあるしパリ市内におむすび権米衛は3店舗ある、ちなみにスーパーでおにぎり買うと4ユーロする)
・カツカレーおよびからあげ弁当 カツカレーはちょっと前から定番、からあげは最近急上昇。

つまり、日本のコンビニでおにいちゃんたちが好きなものベスト3がそのまんま輸入されているという感じ。

以前インスタにアップしたパリ1区(ピノー・コレクションのすぐ裏)一等地の日本食材ショップ「IRASSHAI」も相変わらずすごい人。

明日は試しに行ってみた図書館の話?


2024年10月21日(月) フランスの図書館は週休3日/ますます日本文化好きになるフランスの若者(とくに男性)

何も予定のない午後、図書館で蔵書を手に取ったりちょっと仕事に集中したい、と思っても、フランスの図書館は日曜日、月曜日、木曜日が休みなのがデフォルトである。さらに、火曜日は午前中休みで午後にしか開かなったりする。週の最初、せっかく集中してスタートしたい、と思っても、そのやる気がひざかっくん、とへし折られるのである。

うちの街の図書館も、日、月、ガッツリ休みなので、あいている図書館はないものか、と検索してみると、「médiatheque(図書館)」 まで入力すると、自動的に、ouvert dimanche (lundi ,jeudi) )](「開いてる、日曜日(月曜日、木曜日)]と検索候補が出てくる。みんな同じことを考えているらしい。

そして、どうやら図書館は持ち回りで、月曜日にあけたり、木曜日にあけたりする図書館が半径5キロぐらいのあいだにあることがわかった。
昨日(日曜日)は、以前住んでいた、パリ市(今のところから20分ぐらい)の図書館に行った。気がついたのが遅くて到着が17時30分ぐらいになってしまったが、30分でも集中できるとよいものだ。
この図書館はバス通りに面しているのだが、エアコンがなくて、夏は窓を開けっ放しになるので学習室に車の騒音が遠慮なく上がってくる。が、冬は窓がしまっているので大丈夫。1時間ぐらいならそう耐えられないこともないだろう。

今日の午後は、バスで30分ぐらいかけてまた別の街の図書館に行ってみようかと思う。家に仕事できる環境は整っているけど、出かけないとまったく運動しないことにもなってしまうし。

うちの街の図書館は昼休みを2時間とるので使いづらいが(13時〜15時が閉館ですよ!)その代わり? 週に2回、夜の10時まで学習室を開放している。これは地方公共サービスとしては破格の待遇である。

また、フランスの図書館は、エントランス付近にコーヒー(缶コーヒーではなく、その場で抽出される)の自動販売機があることが多い。それも、値段が60セントとかで、すごくおいしいわけではないが、とにかくコーヒーブレイクすることができる。

というわけで、家を離れてちょっと集中したいときの場所を確保できた。

ますます日本文化好きになるフランスの若者、というタイトルは、明日のネタを忘れないようにというのと予告です。



2024年10月20日(日) 今日も時差ボケ/土曜日に、ブレンダーと電気ケトルを買う

日曜日、午後、森の遊歩道を長い散歩をしたら、肉体的に疲れたのか、夜の7時頃に寝てしまった。あまりイベントがない、特に夜バレエのレッスンが11月9日までないので、起きていられない。時差ボケがしばらく続きそうだ。この日記はフランス時間21日月曜日の朝5時半に書いている。

土曜日、BHV(べアッシュべ、バザール ホテルドヴィル といってパリ市役所庁舎の真ん前にある小規模なデパート)の中に入っている家電量販店で、ミキサーと電気ケトルを買う。
ミキサーは待望のmagimix 。下見のつもりだったけど25%プロモになっていたので即決した。それから、今回フランスに来たら壊れて使えなくなっていた電気ケトルの後釜も購入。
さらに、キッチン用品売場で蓋ができる小さなゴミ箱(生ゴミ用)も購入。

どれもとても気に入った買い物だったので嬉しかった。

日曜日午前中は食料品調達。オーガニックストアでにんじんとレモン。スーパーで5Lの軟水2本。マルシェの魚はいつも買う安い鮭の切り落としが完売だったので、8ユーロの鱒を買う。大きな切身。それからブラジルから来たゆでエビ500g7ユーロ。お店の人が「レモンつけますか?」と聞いてきて何のことかわからずぽかんとしてしまった。簡単な単語なんだけど、「レモンをサービスでつけてくれる」という習慣が日本にないから、予想できない会話は、語学的に聞き取れてもぽかんとしてしまうことがよくある。
そして肉屋でオーソブッコと牛頬肉。ポイントは骨とゼラチン質。魚も含めて、現在行っている食事法の見地から選んでいる。
家には豆腐1きれとオーガニック納豆1パックもある。これで1週間分のたんぱく質はまかなえる。

土曜日にイケアの収納家具もちょっと注文した。これでめちゃめちゃ使いやすくなるはず。


2024年10月19日(土) コミュニティ

 最近、あるビジネス関係の塾に入ろうかどうしようか、と考えたことがあった。
 内容は悪くなさそうなのだ。でも説明会に出ないと値段がわからない…ということはたぶん100万円ぐらいするんだろう。

 繰り返すけど、内容は興味がある。お値段も、頑張れば出せるかもしれない。でも、いちばん「ここには入りたくないな」と思わされたことは、説明会を企画している人たちを含めて、そこの会員さんたちと交流しなくちゃいけない、ということだった。そういう人たちと人間関係を築く、というのがものすごいハードルで、入会する気が失せてしまった。

 オンラインサロンとかみんなそうなんだろうけど、会員さんたちで、文字通り「コミュニティ(=共同体)」が形成されている。でもわたしは今どこのコミュニティにも属していない。「コミュニティに属していない」というのは、定期的に顔を合わせて挨拶したり話したりする輪の中に入っていない、ということだ。しいていえば、バレエ学校ぐらいだろうか。
 バレエ学校の先生、生徒さんたちは、定期的に話すことが楽しみ、とまではいかないものの、ニュートラルからやや「心地よい」と思える人たちだ。でも彼らとは月に2回も会えばいいほうなので、やっぱり「コミュニティに属している」という感覚は持ちづらい。

 全然人嫌いというわけじゃないのだが、人間関係というのは生活にとても影響を与えるものだから、それも一対一とかじゃなくてコミュニティという集団の中に入っていくことは、その団体と肌が合わないと考えているならとてもしんどい。

 そして人それぞれだが、なんであんな心地いいと思えない集団を作って、それなりに人が集まるんだろうか??
 

 


2024年10月18日(金) 書類提出、野菜買い込む、存在を忘れられた手帳

朝からUSBを持って郵便局内とスーパーにやっとできたデジタル複合機で印刷をこころみるが、どちらもUSBを読み取ってくれない(わたしのUSBメメモリがおかしい?) 料金の計算が複雑で敬遠していた印刷屋でプリントしてもらう。近所にデジタル複合機が2代もあるなんていうのは非常に少数派で、商業印刷を手掛ける印刷やの窓口に持っていくか、パソコン修理の店があちこちにあり、そこで印刷してもらう。今、パソコンからの印刷は白黒が1枚30セントが相場。

やっと書類ができて封筒に入れたら、分厚すぎてA4封筒に入らない。郵便局で「これ全部入る封筒売ってないですか?」と聞いたら「え、役所に出すの? だったら追跡郵便じゃなくて書留がいいわよ」と、書留用の大きな封筒を売ってくれた(つまりレターパックの赤、みたいなの)、役所の必要なものリストに「ポシェット」と書いてあったが意味がわからず、「すみません、フランス語の質問もしていいですか、ポシェットって封筒のこと? クリアファイルでいいんですか?」t聞いてしまった。業務外のことなのにお姉さん親切に、「これ(クリアファイル)がポシェットですよ、大丈夫」と言ってくれ、13ユーロ払って無事に投函した。

そのあと、野菜、ボーンブロススープ用の骨、魚などを書い、最後にマルシェのカフェで人仕事終えたお祝いのアーモンドミルク入カプチーノ。

ところで、出発前に、愛用のモレスキンをすっかりどこに置いたかわからなくなっていることに気づき、携行せずに出てきた。毎日この日記を書いているせいで、紙のノートは完全に不要になったようだ。


2024年10月17日(木) 役所に提出する書類の準備(緊張)

6時前に着陸の予定が、50分ほど遅れて6時半過ぎに到着したので、空港を出て家についたのが8時過ぎ。

荷解きをして、10時に40分間サウナに入りに行く(チケットがたまっていたので)。発汗して、むくみと時差ボケの解消を狙う

お昼を、近所のお店で食べたことは覚えている(笑)ここは庶民的な雰囲気で気軽にランチがとりやすい。前菜に野菜スープ、メインに魚(たら)、コーヒーとデザートはなし。

15時にオンラインストレッチクラスに出てから、やっと書類雨の中、足りない書類をコピーに行き、写真を取りにいったら郵便局(本局なので19時に閉まるのに)間に合わなかった。
「これでいいのだろうか?」悩みつつ帰ってもまた作業


2024年10月16日(水) 飛行機の中でしたこと

今や長距離フライトでもwifi サービスはあるのが当たり前だが、北極圏上ではサービスが来ない、よって、東京〜北極回りヨーロッパ便ではwifi 使えないの忘れてた。離陸前にちゃんと書けばよかった。

ともあれ、飛行機の中でやったことは
映画『王妃マルゴ』を途中まで見る。
図書館の放出本コーナーでもらってきた『オーストラリアを知る58章』を読む。
https://amzn.to/3BMJpv3
文章的にちょっと読みづらい本だが、興味深い記述もあった。人口の少ないオーストラリアは、それゆえ産業に対する配慮が必要で、たとえば人口が少なすぎて売上数だと作家が食べていけないので、図書館での借り出し数も一定に達すると印税が入る仕組みなのだそうだ。


石塚とも |MAILHomePage

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