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■ あっさりと実家出発
今日から同棲。
昼前から新居へ荷物を運んで そのまま高校教師を連れてまた実家。 今日、実家を出る私を 奴が「お迎えに」来る意味合いなんだけど 結局はお迎えに来る奴を 私がお迎えに行ってる訳で。
私が実家から出るのに 見送る母親が仕事から帰るまで 友達の家に遊びに行くことにする。 私の古巣病棟の友達で これからも付き合いがあるから ちゃんと結婚前に紹介しておきたかったし。
という事でまずは腹ごしらえに入った店で 先輩教員親子に出会う。 よりによって高校教師は無精ひげ全開。 汚い顔でも会ってしまえばしょうがない 先輩に奴を紹介する。
その後は友達の家へ。 奴が私の友達に会うのは初めてだから どんな反応かなぁと思ったら 期待通り無難に乗り切ってくれて 3人で和やかに高校野球を見る。
沖縄代表の大きな男の子が目に付いて また名前も代わってるものだから 3人ともすっかりその子がお気に入り。 「阿波根」と書いて 「あわね」かと思ったら「あわごん」。 身体でかくて「怪獣アワゴン」みたい。
TVもその子をやたら追いかけるんだけど でかくてろくに走れないし 途中から代打を出されて 優秀な選手でもなさそう。 でも注目度は抜群というギャップが 気になってそのまま最後まで。 沖縄代表は負けてしまったので その子が何者かよくわからないまま。
夕方に実家へついて最後の荷物を車に積んで うちの両親とお茶を飲んで家を出る。 私はレガおのラゲッジで TVが暴れないか心配で色々包装をする。 その間高校教師と父親が話してて 奴曰く「お父さん、感慨深げや」なんだけど 私はあっさりと「ほなねー」と 運転席から手を振ってさよなら。
世間では「お父さん、お母さん お世話になりました」とかやるらしいけど そんな辛気臭いもの、キャラじゃない。 そのままおばあちゃん家へ行って これまた高校教師がご挨拶。
おばあちゃんは古式ゆかしく 昆布茶を入れてくれて お茶の中に「寿」の字にカットした 昆布が入ってて驚く。 私はあっさり過ごしてるけど ばぁちゃんは寂しいらしく 「可愛がってもらうんよ」とか色々言う。 可愛がるってねぇ、おばあちゃんは 自分の孫のおっさん女度を知らない。
新居は荷物だらけだから今日は料理不可。 初めての夜だし美味しい肉を食べようと 前から奴が目をつけてた店に行く。 地味な感じの焼肉屋なのに 肉が良くて美味しくて最高で お客も続々とやってくる。 肉が美味しいって幸せ。
家へ帰ってビールで乾杯。 これまたフツーに飲もうとしたら 高校教師が「これからよろしく」とか言うから それで初めて「一緒に住むんだなぁ」と ちょっとだけジーンとする。
気分が盛り上がったところで 家の中はぐちゃぐちゃで 荷物を積み上げた和室の畳の見えてるところに 座布団を敷いてクッションを枕に タオルケットを分け合って寝る。 何かキャンプとか災害避難みたいで ちょっと面白い。
明日からは怒涛の荷物整理。
2004年08月12日(木)
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