毒茄子
レガお君



 主婦に見てもらえず

お彼岸です。

休みは有難いはずが
こんなにボンボンと実習に
中休みが入ると困る。
進むものも進まない感じで
はたして内容は到達するのか?

墓参りは済んだから家でくつろいで
午後からオットと散歩してという
至極のんびりとした休日。
でも、本当はしなくちゃいけない事が
山盛りだったりする。

披露宴の招待状の枚数決定だとか
招待客リスト作成だとか
引き出物のめぼしだとか
引越し以来放置してる荷物も
いいかげんどうにかしないといけないし。
オットはオットでサッカーゲームや
昔のマンガ読破に忙しく
何だか私がイライラする展開。

おまけに車検の勧誘の電話があって
今なら車検の代車で
スペックBを貸してくれるという。
うー、新しいおもちゃを借りたい。
という事で車検を即決。
サホロの前金もいるのに
お金はどんどん出て行くのだ。

車検となるとボンネットのいたずら傷を
一緒に直す予定なので
届けを出しに警察へ行かないといけない。
オットに「警察に行って来る」と言うと
「このゲームが済むまで待ったら
一緒に行くけど」とサッカーゲーム続行。
夕方でどんどん遅くなるし
イライラするまま一緒にいても
しょうがないからひとりで出かける。

夕方の警察署はヒマなのか何なのか
おまわりさんが沢山いて
入り口で「あのー」と声をかけたら
みんな一斉に振り向く。
で、用件を話し始めたら
みんなまた向き直って雑談で
下っ端丸出しのお兄さんが
書類を持って出てくる。

「はい、ここに座ってくださぁい。」
「どうされましたかぁ?」
やたら丁寧と言うかバカにしてるというか
子どもっぽい喋り方で驚く。
最近の若い子はこんな風に話さないと
だめだと思ってるんだろうか?
喋ってるおまわりさんも20代っぽいのに。

事情を話して書類を作ってもらう。
車に傷をつけられたと言う内容なんだけど
「おお!悪いやつがおるなぁ」
「かわいそうに」「ひどい奴や」と
みなさん口々に慰めの言葉を下さる。
車の保管場所の話をしても
「お母さんが借りてるとこかなぁ?」
ってあたしをいくつだと思ってる。

が、そのおまわりさんの口調は
年齢や勤務先と職業を言っても変わらない。
しまいめには住所を指して
「ここはワンルームマンション?
最近ピッキングじゃなくて〜
サムターン回しとか新手の泥棒がいるから
対策とかしっかりしておいてねぇ〜」
ってアドバイスまで頂く。

そうか。
私はすっかり主婦気取りだったけど
あちらには「郡」がつく様な田舎から
つい最近引っ越してきた
ボーっとした独身のねーちゃんにしか
見えてないのかもしれない。
連れてきたレガおもおおかた
ママかパパに買ってもらったと
思ってるんだろう。

久々に女の子扱いされて面食らったけど
一緒にオットが行ってれば
きっとこんな事もなかっただろう。
たまには一人でお出かけも
気分が変わっていいかも。

って昔はひとり遊びのプロだったのに。

2004年09月23日(木)



 蹴られる先生

米倉涼子のセミヌード見た。

今日は一転して寒くて驚く。
なのに電車には相変わらずクーラーで
うんざりするどころか
ガチガチに凍えてしまう。
オットがジャケット着て
出かけていったのを思い出す。

毎朝の電車で某大学附属小学校の
子どもたちと乗り合わせる。
で、その子どもの会話がすごい。
ぱっと見はまだ低学年っぽいし
おままごとみたいな会話なんだけど
その中に「1泊100万円」とか
「やっぱり35万円」とか
「えーせめて1万円にしてよ」とか
「ドレス30万円」とか
お金の話がバンバン出てくる。

1泊100万はまぁいいとして
何千円という単位が出てこないのは偶然?
ドレス30万円とかって
マダムなお買い物ならありえるし。
この子たちってどういう家庭で
育ってるんだろうかと不思議な気分。

いちおう制服を着て
揃いのランドセルを背負ってても
一緒に持ってるナイロンバッグが
レスポだったりするし。
母はレスポ、使わないのか?
レスポは昔の子どもの給食袋みたいに
ふりまわして持つものなのか?

本日はオットが飲み会なので
夕食を作らなくていい。
という事で恒例のおやつディナー。
一人で帰りを待つのはちょっと寂しいけど
食事の支度が不要というこの開放感。

もともと実家で家事は一切しなかった。
今でも一人なら夕食はスナック菓子で
見事なまでのダメダメ生活。
まぁ、たまにはいいよね。

学生の彼氏が
どっかの公立高校教員と判明。
で、色々教員の受難話で盛り上がる。
うちのオットの学校は
かなり大人しい部類に入るけど
学生の彼氏は生徒に蹴られて
その親に「蹴られるあんたも悪い」とか
平気で言われてるらしい。

荒っぽくはなくてもオットの教え子も
三者面談の場でいきなり
進路を巡って親子喧嘩があったりして
親子なら面談の前にお互いの希望ぐらい
話し合っておけよ。

「自慢の息子が面談でいきなり
医学部へは行かないと言い出して
母親動揺」とか「そんな話は聞いてない」
とかコミュニケーションが
全然とれてないらしい。
普通、学費の工面の事も考えて
進路希望の把握ぐらいするだろうに。

もしかして、息子が何と言おうと
どこへ行こうと学費の心配はないような
恵まれた経済状態だとか?
話を聞いてるとそれも十分ありえるから
世の中はわからない。
お金の心配があった方が
親子の相談の機会が増えるのかも。

なんか変。

2004年09月22日(水)
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