楓蔦黄屋
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2012年11月13日(火) |
「もろもろも」って言いたかった |
こんにちは。手段のためなら目的を選ばない女、セルフスナイパー・グリコです。
おわった………。
いきなり何言い出すのかっつう感じですが、 おわったんですよ。やっと。 9月の後半から怒濤の1ヶ月半が。 見事に制作時期が4つカブった漫画作業が。
厳密に言うとまだ確認待ちのもあるんですけど、 作業的には終わりました。 そのうち2つは「まいのり!」と同人誌「もろよん」なので すでにお知らせ済みなんですが、 もう2つについても近々お知らせできると思います。
こんなに漫画ばっかり描いたのは自分史上初めてだと思います。 嬉しい悲鳴でもあるんですけど、作業中は悲鳴をあげることすらままなりませんでした。 しかしこれでも大した量じゃないんですけどね。全然。 これで怒濤とか言ってたら怒られるぞっつう。 まあ自分史上ですからあくまで。ね。
というわけで、もうすぐコミティア102です。 しつこいですが新刊「もろもろもよんでいる〜ふわよんスピンオフ集〜」が出ます。 略称は「もろよん」です。
表紙はこちら
スピンオフ集だから多少ハメはずしてみました
せっかくなんで制作中の話なんぞをしてみましょうか。 読みたくなければすぐさまブラウザバックするがいいですよ。 クリックひとつで世界は変わるぜ!
ネームはちょいちょい作ってたんですが、 先述の怒濤3作業を先行させたため 画稿にとりかかれたのが〆切まであと3日という日の夜でして、 「まいのり!」の過去の執筆スペースを考えても 3日で実質17ページいちから描くって無理じゃねハハハと笑うしかなかったんですが。
肝心の「ふわふわがよんでいる」ブログ更新がまったくできてないので、 もしも前回スペースに来てくれた9人の猛者がまた来てくれたら…と思うと 新刊までなしってのはあまりにもアレなので、 〆切間に合わせ最優先でどりゃーっと描きました。
どりゃーっと描いたやつ
間違い探しとかしちゃイヤ
かと言ってあまりにも「相当時間がなかったんだね」感満載なものはアレだろ、ということで そこらへんのラインぎりぎりで描いたつもりなんですが、 はてさてお客さんの目にはどう映るでしょうか。 まあ「相当時間がなかったんだね」って映るでしょうね。 お客さんはシビアですからね。
しかし正直、〆切に間に合ったことに自分が一番ビックリです。 どりゃーっと描いたことで、今までの自分の描き方の無駄な部分を見直すことができたので まあ自分には描いてよかったよね、と言えます。 自分にはね…。
話は変わりますが。
コミティア過去2回とも、お隣さんはプロのかたでした。 開始そうそうものすごい人気で並んでたりして、スケブめっちゃ頼まれたりしてるので イヤでもわかるんですよ。ああプロなんだなって。 もちろんその間こちらへ来るお客さんなどいるわけもなく、 「だいじょうぶだいじょうぶ、こういう状況、もう割と慣れたしー」的な顔して いっしょうけんめい一点を見つめながらやりすごす時間は割とミゼラブル。 そして今回も、周り中なんだか超人気がありそうなかたがそろっておいでです。 リンクは控えますが、なんかもう全部かわいい絵だし。なんか面白いし。 超人気ありそうだよ。俺またミゼラブルかよー。もー。
でも午後になって落ち着いてくると、こちらにもぽつりぽつりとお客さんが寄ってくれて、 もうその瞬間は全員にハッグしてキッスしたいぐらい嬉しいので、 午前中のミゼラブリッシュな気持ちも忘れるんですけどね。
「開始直後にお客さんが来てくれる」という状況は デザフェスで経験済みではありますが、 それでも紆余曲折を重ねたうえの7回目の出展でふいにおとずれた奇跡みたいなものですからね。 同人誌即売会で人気があるサークルというのはそれこそ 自分などには計り知れない実績を積み重ねてきたかたがたなんでしょう。 それを思うと、ミゼラブルになるのがそもそも間違いだとは思うんですが、 まあでもしょーがないよね。ミゼラブルになるのは。そういうものよね。
ミゼラブルミゼラブルと相当へこんでるように見えますけど(まあ実際へこんでますけど)、 でもコミティア102、いろいろ含めてやっぱりとっても楽しみです。 11/18(日)の11時〜16時、東京ビッグサイト西エリアにて サークル名「Pectin」、サークルスペースNo「た06a」です。 詳細はこちらに記載していますので、皆様よろしければ遊びにいらしてください。
申し込みするときに一緒に描いて送る「サークルカット」
この時点ではまだネームもできてませんでした
美容院に予約の電話をしたのです。
お外に出てなくて漫画しか描いてなくて 軽くたまった鬱憤を晴らそうと、へあさろんにでも行こう! と思って勢いで電話したけど電話切ったとたんにちょう心重くなった。
だって南青山だよ。何をトチ狂ったか南青山のヘアサロン予約しちゃったんだよ。 「ググって出た髪型で気に入ったやつを実際に施術したヘアサロンの美容師さんにやってもらおう」っていう 非常に単純なプロセス踏んだら南青山だよ。どうなってんだよ。 足が長くて顔がちっさい女の人が所狭しと歩いてるあそこだよ。 やっちまった。マジでやっちまった。 バカ。俺のバカ。
パーマ頼んだんだけど、「カットはどうなさいますか?」って聞かれて 「え、パーマにコミじゃないの?」と思って動揺して 「え〜と…その場のノリで…イキフンで…必要だったら…」的なことをしどろもどろ言っちゃったんだけど ここ2年ずっとセルフカットで伸び放題の俺の髪がカット不要なわけないじゃん。 バカ。俺のバカ。
さらに「当店を何でお知りになりましたか?」ってそんな予想外なこと聞いてくれるなよ。 いいじゃんそれは行ったときで。すげえしどろもどろになって余計な時間とらせちゃったじゃん。 バカ。俺のバカ。
そんなに電話がイヤならweb予約しろっつう話だけど、 ひととおり個人情報登録したあと「確認しますのでしばらくお待ちください」ってダイアログに言われて その後まる一日音沙汰がなかったんですよ。 確認って何を確認してんスか。俺のことシャレオツかダサ野郎か調査してんですか。 拒否られてんのかな俺。拒否られてんだろうな。 だからやむなく電凸したわけです。
あー。 余計ストレスしょいこんじゃったよ。まだ仕事終わってねえのに。 バカ。俺のバカ。
でも6、7年前、同じように勢いで渋谷のオシャレなヘアサロン行って (土屋アンナがゲストに来る夜のイベントやっちゃうようなとこよ) (土屋アンナがゲストに来る夜のイベントっていったい何すんのか全然わかんないけど) (美容師さんによかったらどうぞ来てくださーいって言われたけど俺なんか行けるわけないじゃんわかって言ってんじゃんそれ) 5時間ぐらいかけて3人ぐらいに手間かけさせてくりんくりんのアニーみたいなパーマかけてもらって 翌日泣きながら自分でストパかけてもとに戻したっていう パーフェクト自業自得のミゼラブル体験は済ませてるから、 まあどんなことになってもある程度耐性はあるよ。
引っ越しさえしなきゃな、近くにあったモッズ行くんだけどな。 こんな俺の説明ですべてをわかってくれた、ステキな美容師さんがいたんだけどな。
「家の近くのヘアサロン」っつーのもいい思い出ないのよ。 うまくて優しい美容師さんにあんま会ったことない。 「あのー、おしゃべりしてんのはいいんスけど、ほっぺにパーマ液ちょうたれてんスけど」みたいな。
さてどうなることやら。
2012年11月06日(火) |
私という猫の人じゃん |
こんにちは。どっちかっつーと日曜日寄りの使者、グリコ・ザ・ギリギリガガンガンです。
今まで「雑談・猥談」と「漫画」と分けてやってたツイッタアカウント、 口調とか物腰とかがいかにも「本音」っぽい前者を削除したもんですから 「建前」っぽい後者が残って、いやあ、いかにもうさんくさいですね。 腐った性根をいっしょうけんめい隠してるみたいで。
で、その残った漫画ツイッタでもさんざんハシャいでましたが、 私が描いております4コマ「ふわふわがよんでいる」の同人誌第1巻が、 ティアズマガジン102のP&Rコーナーに採用されました! もちろんふわよんのブログでもハシャぎまくりました! そしてここでも言う!何度でも言う! 「しつけえよ!」と思われてそうですが、だって自慢したいべ。ふつーに。
出ーてーるーよー!(CV:田中裕二)
やったね
表紙と紹介文と、それから作中カットがひとつ載ってました。 こちらの紹介文、ハガキアンケートで1票を投じてくださったかたのものなんでしょうか。そういうシステム? まとまりのある、それでいて読む人に興味をわかせるテクが効いてる文章です。 嬉しいです。ありがとうありがとう!自分じゃ書けないやね。
作中カットはツイッタでも言った通り、「ここかよー!」と思わず爆笑しました。 こう、改めて人に紹介してもらうと、自分で描いたのに気になりますね。このあとどうなんの、って感じがします。 まあ紹介文ですべて説明してもらってるんですけど、なおさら混乱っていうね。
あと同じページに「イシデ電」って書いてあって「デデデデデイシデ電!?」ってなりました。 イシデ電さんの4コマ本も紹介されていたのです。 自分がイシデ電さんと同じぐらいすごくなったような気がしていい気分です。 錯覚でもいい。たくましく育ってほしい。
余談ですが、1ページにつき4作品紹介されているので 各作品の1カットがちょうどつなげてひとつの4コマみたいに見える配置になっており、 そうやって読むと相当意味のわからない4コマになってて、それも一興ってな感じでした。
バニーあみちゃんも載りました
よかったねあみちゃん
そんなわけでティアズマガジンをチェックしてます。 おもに「動物」「旅行記」「廃墟」「その他」などに惹かれています。
2012年11月04日(日) |
多部ちゃんがかわいそうすぎて観るのつらい |
こんばんは。心の師匠はペニシリン(歌わないほう)、三遊亭グリ太郎です。
さっき「美脚に魅せたい☆ニーハイブーツ!」というネット広告を見ました。 自分がニーハイブーツ履いたらおそらく履き口が股に突き刺さります。陰部が隠れないエロパンストみたいになります。 それほど足が短いのです。美脚どころの話じゃありません。 しょこたんが足が短いのを自分でもブログでネタにしてたりしますが、 「足が短くても可愛いくていいね」っていつも思います。
自分が短足っていうのに気づいたのは大人になってからでした。 短足で頭部もでかいので5頭身ぐらいです。 身体的に気に入っている箇所というのがそういえば特にありません。 精神的にもありません。
こういうこと言うと自虐だと思われそうですが、まあ自虐なんでしょうね。 自虐と言えば、栗原類というモデルの人がネガティブキャラつって最近テレビに出てますが、 あの人を見るたびに「平山あやにソックリだな」と思います。
あと栗原類の名前はいつも必ずスッと出てくるんですが、 なぜこの人の名前だけスッと出てくるのか全然わかりません。 私は人の名前を思い出すのがものすごい苦手なのです。 「えーとほらあの女優さんだよ、名前出てこないけど、仲間由紀恵じゃないほう!」とか平気で言って人を困らせます。 ちなみにこの場合「中谷美紀」のことを言っています。 「仲間由紀恵じゃないほう」というのは「ドラマ『TRICK』のヒロインじゃなくて『ケイゾク』のヒロイン」と言ってるわけですね。 堤幸彦つながりで。 もしかして私はバカなんでしょうかね。
ソックリと言えば、今ドラマ「大奥」に出てる平山浩行という人、 あの人が瑛太に見えるのは私だけですか。 兄弟だと言われれば信じます。
2012年11月03日(土) |
毒にも薬にもならないかんじで |
こんにちは。あなたの暮らしにパンデミックを、小堺グリコ料理長です。
こないだ近所のスーパーに歩いて買い物行ったら 翌日ふくらはぎが筋肉痛になりました。 何アスリートだよ。逆に何アスリートだよ。 それぐらい10月は外に出られなかったのです。
そういうわけで、twitterやめました。 「11月中にやめまーす」ってつぶやいて、11/1になったとたん即アカウント削除。 どんだけやめたかったんだっつうね。
やめた理由はいろいろありますが、 「人様に迷惑をかける可能性が出てきた」ってのが一番大きいです。 自分としては楽しさを提供しよう的なマインドで書いてるつもりなんですが、 あとで読んでみるとどうも気持ちいい内容じゃねえな、と常々思っておりまして、 まあそれが読む人の精神衛生上いくないって意味では とっくに迷惑をかけ続けてるっちゃかけ続けてるんですけど、 なんつーかこうさらに「社会的に」人様に迷惑をかける可能性がね、出てきましてね。 自分の書いたことが自分にだけはね返ってきてるうちにやめよう、と。 こういうわけです。
漫画情報のほうの@guriComicアカウントは引き続き活用するし、 個人的なやりとりは結局メールでしてるし、 やめても対外的に支障はないだろうと思ってやめました。 事実、誰からも引きとめられませんでした。
「twitter始めました」ってここで書いたのが2010年の夏頃でして、 それから2年で3,000ちょっとつぶやきました。 「ログもったいない…」ってちょっとは後悔するか?と懸念してたんですが、1ミリもしませんでした。
そーだ、めでたくコミケ83に当選しました。 コミケというのはコミックマーケットという大規模な同人誌の即売会です。昼のニュースでコスプレしてる人が放映されてるアレです。東京ビッグサイトでやってるアレです。 初めて当選したのでもちろん嬉しい気持ちが大半ですが、心のすみで「大晦日て…」とうなだれる自分もいます。 たった一人で大晦日に漫画売ってそのあと満員電車に揺られて帰るっていうのは、おそらく想像以上の純情な感情が胸中に去来するんじゃないかと思います。怖えな。 詳細はおいおいブログにてお知らせいたします。
楓蔦きなり
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