■2005年08月24日(水)
  ― 明日は明日の風が吹く ―
 会社の隣の席の同僚Mさんは、秋に出産予定。まもなく産休に入る。無事に元気な赤ちゃんが産まれますように…。そして、Mさんの仕事を引き継ぐ新しい社員の男性が、今週から出勤。当然、私の隣が彼の席になる。
 意外に人見知りの激しい私は、隣にどんなヒトが来るのかと若干心配だったけど、人の善さそうな笑顔でカンジがいいし礼儀正しい。うまくやっていけそう。仕事を覚えるのも早そうで助かるわぁ。良かった!
 今の会社には、前身の親会社でのバイト時代から数えると、もう7年も勤務しているの。その間、たくさんの人たちが職場にやって来て、そして去っていった。たくさんの出会いと別れがあったなぁ。今、そのヒトたちは何をしているのかなぁ。
 それに比べて私はどうかというと、同じ場所で同じ仕事をしている。もう何年も前から担当し続けている仕事が多いの。新しいクライアントや新しい仕事もあるのに、なぜか私のところにはなかなか新しい仕事はやってこない…。
 なんだか不安になっちゃうし、焦りもしちゃう。なんの変化もなんの成長もしていないようで。ずっと同じ場所に立ち止まって動けなくなってしまっているようで。
 でも、そんな気分の時は、ある言葉を自分に言い聞かすの。

 “継続は力なり”。 これがその言葉。

 同じ仕事を続けていると、その仕事に携わっているクライアントの担当者さんやスタッフとの信頼関係がとても強くなる。こんな私でも、頼ってくださるのを感じる。素直にうれしく思うよ。それは、私の大事な“財産”だし“力”でもあるんだよね。
 それに、たとえ同じようなコトの繰り返しの毎日でも、「今日という一日」はもう二度と来ないし、明日はどんな一日になるか想像もできない。そう思うと、人生ってホントに面白いしどうせなら楽しまなきゃ損よね。
 明日は明日の風が吹く。天気予報だと台風が近づいているから、明日はホントに「すごい風」がやって来そう…!!!



■2005年08月21日(日)
  ― 今度は漢方 ―
 先日の垢すりエステに続いて、またもやアジア系マッサージをトライしてみた。先週の水曜日、会社の仲良しOちゃんと「漢方セラピー」なるものを受けてきたの。
 品川にある「ニホンドウ・漢方ミュージアム」内の「アジアンハーブス」というお店が目的地。「漢方ブティック」や、フィットネススタジオ、漢方レストランなども併設されていて、どのお店もとってもおしゃれ、若い女性客でいっぱいなのだ。
 予約時間前に到着したので、「漢方ブティック」をのぞいてみた。自然化粧品や入浴剤、ハーブティーなどがキレイにかわいらしく並んでいたけど、中には干した「スッポン」や「ハブ」などもあってビックリ!
 さて、いよいよ予約の時間。ストレスのせいか最近お疲れがたまり気味のOちゃんは、期待でいっぱいの様子。5つある漢方オイルセラピーのコースの中から、●血液サラサラコース([漢方生薬オイル]+[タイ式ストレッチ])を選択。
 インテリアの木の香りが清々しいキレイな個室に案内されて、まずはフットバス。やさしそうな笑顔のかわいい担当スタッフさんに、大きな木の桶のお湯で丁寧に洗ってもらう。その後、紙のパンツ、タオルの施術用ガウンに着替えて、お次はタイ式ストレッチ。
 スタッフさんはその可愛いお顔とは裏腹に、グイグイと力強くやってくれた。彼女に身をまかせて、普段の生活では意識していないようなカラダのスジを、思いっきり伸ばしてもらう。
 次は漢方オイルマッサージ。いつも「この瞬間を大事に楽しまなければ!」と思うのに、ついウトウトしちゃう。あっという間の50分。終わった時には、目の前がぼ〜っとかすんじゃって夢の中のよう。
 正直、「漢方っぽさ」はあまりなくて、他店のアロママッサージと変わらなかったけど、漢方だろうがアロマだろうがいずれにしても、マッサージって気持ちイイ!カラダのコリもだいぶほぐれたよ。Oちゃんも満足の様子。でも50分じゃ足りない、もっとやりたいね、と話していた。
 ところで「漢方ミュージアム」は以前の勤務先の近所にある。同僚達とよくいった居酒屋の前を通って、懐かしい気分に。Oちゃんにそれを話すと、「今日はここでゴハンにしようか」と提案してくれた。マッサージの後のビールとおしゃべりが、これまたたまらない!すっかりいい気分になっちゃった。
 こんなふうに、月に一、二度、ココロとカラダに贅沢な時間を与えては、また日々のオシゴトにいそしむ今日この頃の私なのだった。



■2005年08月16日(火)
  ― 夏休み(2) みなとみらい温泉 ―
 月曜日は、お盆休み中の親友KIMOと夏休みを満喫することに。さて、何をして遊ぼうか…?「女どうしでこそ楽しめる遊びがいいな」というのがKIMOの希望。スカイビルのスパにでもいこうかとメールで相談していたら、BFが「みなとみらいに温泉があるんだよ!そこはどう?」。
 みなとみらいの温泉。それは、観覧車のすぐ隣に今年6月オープンした「万葉倶楽部」のコト。さっそくKIMOがネットで調べてくれた。充実した温泉施設で楽しそう。もちろん行き先は「万葉倶楽部」に決定!
 お昼に待ち合わてまずランチ。ベトナムレストラン「Nha Viet Nam」でフォーを食べることに。横浜店は都内の支店に比べるとだいぶオシャレ度に欠けていたけど、フォーそのものはまぁまぁの味。旅行に行った時に飲んだ練乳たっぷりの「ベトナムコーヒー」も堪能。


↑シーフードのフォー。さっぱり味だけど、ぴりっとした胡椒の味もきいている。

 食後、送迎バスに乗っていよいよ「万葉倶楽部」へ。が、人出がスゴくてなんと入館制限をしていた!近くでショッピングをして時間をつぶし、夕方になって再チャレンジしたらすんなりと入館。良かった!
 さて。ココのお湯は“「熱海温泉」と「湯河原温泉」の源泉から毎日タンクローリーで運ばれてきたもの”。海を見渡せる露天風呂やひのき風呂、数種類のサウナなど、お風呂の種類はいっぱい。
 館内は清潔そのもの。お掃除担当の係員が、使用済みのアメニティやタオル類をこまめに片付けてくれる。おかげで気持ち良く過ごせた。休憩所やお食事処も広々としている。
 「垢すりエステ」もやってみたの。私とKIMOが選んだのは、垢すり&マッサージ&フェイシャルのコース。イタキモチイイ垢すりはもちろん、フェイシャルがもう最高!。
 まず炭パックをしてから、ふんわりとした甘い香りのローションを丁寧に塗る。その後、韓国人のおばさまが、顔のツボをやさしく押したり、指先で肌を細かく波打つように刺激する。これがキモチイイのなんのって!!!おばさまのハンドテクニックに大感動。
 お値段は60分で7660円。ちょっと贅沢な料金かなと思ったけど、施術後はそれだけの価値があると大満足。KIMOとお互いに「顔がピカピカになってるよ」「お肌すべすべだよ!」と誉めあったよ。
 入浴中は、おしゃべりも満喫。最近のデートの話をしたり会社や仕事のグチを言ったり。もうかれこれKIMOとは18年近く友達づきあいをしているので、イイコトも悪いコトも真面目な話もくだらないバカ話も、なんでも話せる。そんな友人と夏休みの一日を過ごせて、すっごくリフレッシュできたよ。
 KIMOはもうすぐお誕生日。帰りぎわにプレゼントを贈呈。ちょっと早めの「誕生日イベント」を十分に楽しんでもらえたかな…。



■2005年08月14日(日)
  ― 夏休み(1) 久々に映画鑑賞 ―
 「夏休み」というモノが存在しない規定の我が社ではあるけど、月曜日に代休をとったので、この週末から週明けにかけて3連休。私にとってつかの間の“サマーバケーション”なのだ。
 土曜日は、久しぶりにBFのご実家で夕ご飯をいただいた。メインのおかずはBF作の「トマトソースのポークソテー」。トマトの酸味は意外にもチキン以上にポークと合うのね、しかも抜群に!BFのお母さんが作った他のおかずも、私の大好物ばかり。美味しい夕食に大満足大満腹♪
 食後は恒例のボウリング練習。適度な運動でいい汗をかいた私たちだけど、BFの体調がまだ心配なので、海水浴などのアウトドアの遊びはもう少しの間ガマン。代わりに、翌日の日曜日は映画鑑賞を提案。
 観たのは「星になった少年」。コレは私の希望。よく「象になった少年」って言い間違えちゃうんだけど(笑)。
 タイ・チェンマイで訓練を受け日本初の象使いになった少年と、彼の子象と、家族の物語。大好きなタイが舞台になっているし、評判がいいみたいだし、感動できそうだし、期待が膨らむ。
 しかし…。観賞後のBFは「う〜ん、これは……、う〜ん…」と唸るばかり。全体的に薄っぺらい印象の映画で、私もなんだか“消化不良”な感覚が残った。
 家族、とくに母親との葛藤や、象と心を通わせたいと願う気持ちとか、象の楽園を築くという“夢”と“現実”との間で揺れる様子や、淡い恋心や…、とにかくすべてのエピソードや物語の進行などに、深みがなさすぎるのよね。
 母親役の常盤貴子さんは、ミスキャスト。少年の母親であり、一日中動物の世話をして暮らす動物プロダクションの経営者を演じるには、常盤さんの実年齢と外見が若すぎるしキレイすぎる。それに「ビューティフルライフ」などの恋愛モノの印象が強すぎて、それが邪魔をしているのかもしれないなぁ。
 まぁ、一言でいうととても“残念!”な映画でした。でも驚いたことに、鑑賞後のアンケートで「他人にも観る事をすすめたい」と答えた人が、9割近くもいたらしい。
 だいぶ辛口批評になっちゃったけど、主演の柳楽優弥くんの、感情をうまく押さえた演技はなかなかのものだったよ。それになんといっても、BFと「映画鑑賞デート」をしただけでも十分に楽しかったから、夏休みの良い想い出になったよ。



■2005年08月10日(水)
  ― おいしいものウィーク ―
 先週の半ばから、毎日のようにおいしいものを食べている。木曜日は、先日「DAYS」にも書いた健康食ブッフェ、金曜日から日曜日にかけては、BFが久しぶりに腕をふるってお弁当や夕食を作ってくれたし、病後のBFの体力が早く戻るようにと焼肉も食べに行ったし。
 そして昨日は、ネット友達はっちさんNackyさんと恒例の「ウマイモノ会」開催。表参道の「UN CAFE」へ。子洒落た雰囲気の店内でゆったりとお食事。
 コースの内容は、前菜2皿・魚料理・肉料理・デザート2皿・コーヒー。これでなんと3,570円なんだよ、おトクだ!
 お料理は、ほど良くさっぱりしてて夏らしくてイイ。サラダ&マリネには、梅のドレッシング。デザートのお米のプリンの上には、さわやかな酸味の紫蘇のゼリー。お魚料理は好物の金目鯛♪ 揚げた金目鯛に、トマトとケッパーとちょっぴり酸っぱいソース添え。








 お皿を運ぶ度に、お料理の内容を丁寧に説明してくれるスタッフに、ふむふむとうなずく私たち。
 それにしてもボリュームがスゴイ。デザート2皿の量には、大食いの私もさすがに参った。自分はよく食べるほうだと思うけど、少食の女性は相当キツイかも…。
 先日、イギリスへウィンブルドン・テニス観戦旅行をしたはっちさん。旅のお土産をいただいたり、テニスのお話を聞いたり。はっちさんもNackyさんも毎週観ている、昔の宮廷を舞台にした韓国ドラマ「チャングムの誓い」の話題でも大いに盛り上がり、はっちさんにドラマのビデオをいっぱいお借りしちゃった。
 お菓子づくりの得意なNackyさんからは、薄いカーブのあるカタチがキレイな、チュイールというクッキーをいただいたよ。Nackyさんのお菓子は、私の残業おやつタイムにピッタリ。仕事の疲れが癒されるよ。
 お二人ともいつもどうもありがとう。
 昨日のお店を決めるにあたって、候補のお店をみんなでたくさん出し合ったの。今後もどんどん「ウマイモノ会」を開催して、候補にあがったお店は全部行ってみたいくらいだよ。次回も楽しみ!



■2005年08月08日(月)
  ― 異色ブッフェ/もうすぐ完全復活 ―
●先週の木曜日は職場仲間とのお食事会。会場のお店がとても良かったので、「DAYS」にぜひ書きたかったのに、なんやかんやでのびのびになっていたの。
 今回の主旨は、もうすぐ産休に入る同僚の「安産を祈願するお食事会」。主役である同僚の希望を聞いたところ「ブッフェ形式のレストランがいい」とのこと。そこで探してきたのが、日比谷シャンテにある健康食ブッフェのお店「柿安 三尺三寸箸 Nouvelle」
 が、しかし。最近は「食べ放題」にそれほど魅力を感じない。トシのせいか、モトを取れるほど量を食べられなくなって来たし、和食が好きになってきたのにブッフェって洋食が多いし。
 でも「柿安 三尺三寸箸 Nouvelle」は今までのブッフェと全然違うの。とにかくうれしいのはメニューの豊富さと質の良さ。お料理は全部で80種くらい。洋食だけじゃなく「かぼちゃの煮物」や「肉じゃが」などのいわゆる「おかあさんの作るお惣菜」的なメニューが多いのがほっとする。ウチの職場のオジサマがたにも好評なお味。3種のジュース、ウーロン茶、有機栽培のコーヒーなどのソフトドリンク類のまで値段の中に含まれている。
 周囲を見回すと、圧倒的に女性客が多いせいか、席の配置やお料理の置いてあるスペースやインテリアは、広々とした空間を大事にしている感じ。清潔感もあるし。
 というわけで、このお店、お友達にもぜひオススメしたいわ。
●BFが退院して、だんだんと普通の生活に戻ってきた。土曜日はボウリング練習も復活。とはいえ、少し目眩がするらしく、いつもよりはゲーム数は少なかったけど。
 日曜日は午後から外出。八景島のアウトレットモールでお買い物。珍しく洋服をたくさん買ったBF。つられて私もいろいろ欲しくなっちゃったけど、夏服はいっぱい持っているからガマンガマン。スカートを1着だけ購入。
 週明けからBFは仕事復帰。無理せず少しづつ仕事の感覚を戻していってほしい。復活、といえば、母の骨折もだいぶ良くなった。ゆっくりなら十分歩けるし、車の運転もお医者様からOKが出たし。
 BFも母も、元気に完全復活する日は近そうだわ。



■2005年08月03日(水)
  ― よかったよかった ―
●BFは明日退院することになったよ。良かった良かった!今度の土日は一緒にのんびりと楽しく過ごしたいな、うれしい。まだ本調子じゃないだろうけど、早く元気になってほしいな。
●しかし。BFのいない間に、私の食生活はすっかり堕落してしまった。あまり飲酒はしないBFに合わせて、私も家でお酒を飲むことはめったになかったのに、8月に入ってから毎日のように、ひとり自宅でビールの晩酌。お腹の肉が柔らかくなったような。こりゃいかん。せめておつまみは枝豆に冷ややっこでヘルシーに。
●自堕落ビール生活の私に比べてBFは、病院食が良かったのか若干スリムになったみたいで顔つきがひきしまってる。
●そんなBFを「退院したら焼肉食べに行こうか、あ、ラーメンとお寿司も一緒に食べに行きたいな〜」と“悪の道”に誘い込もうとしている私。夏バテという言葉は、私の辞書にはないのよね…。



■2005年07月29日(金)
  ― 今度はパニックなしよ ―
 先週末以来、倒れそうな忙しさだよ。なんと土曜日曜も出勤、連続で12日間働きっぱなし。それでも火曜日は早めに帰宅できて、つかの間の休息。
 水曜日。一度は熱が下がったBFの具合がまた悪くなって来た。右の扁桃腺が腫れ上がって、それがようやく治りかけたのに今度は左側が腫れて、そしてまた高熱…、翌日には39度台に。真夏のむわ〜んとした熱気以上に熱くなっているBF。かわいそうに…!
 夜、会社からすっとんできたけど、BFの熱は相変わらず高いまま。よし、これから夜間診療の病院へ行こう、と決断。前回の教訓を活かして…というのもヘンだけど、今回は落ち着いて行動。保険証など必要なものを用意したり、病院へ電話して症状の説明をしたり。
 BF自身も、高熱とのどの痛みで会話や飲食がほとんどできないものの、脱水症状を起こすほどではなく、意識ははっきりとして落ち着いている。
 もし入院するような事になった時に備えて、下着の着替えやタオル、はみがきセットなども持参して、タクシーで病院へ。
 廊下から大きなガラスの扉ごしに、診療室の様子をうかがう私。やがてBFに手招きされて中に入って先生のお話をうかがうと…のどの腫れと高熱がおさまるまで入院しましょう、とのこと。
 それを聞いて逆に少し安心したよ。だって、病院にいれば、急に状態がひどくなってもすぐに適切な処置をしてもらえる。私が会社に行っている昼間に、BFが一人で家で苦しんでいたのが一番カワイソウだし、とても心配だったから。
 入院の支度をしてきたのは正解だった。それでも足りないモノがあったし、BFに頼まれたモノや、退屈しのぎになりそうなモノなどを取りにBFの家に戻って、翌朝、出勤前に病室に届けることにした。
 明日の朝になればまたすぐに会えるのに、なんだかお互いさびしい気持ちがして離れがたい。結局、病室に夜遅くまで長居をしてしまった。
 BFの家へ戻ると、主のいない部屋は、いつもの何倍も広くて寂し気な空間に変わってしまっていた。この部屋にBFが戻って私と一緒に笑ったりおしゃべりしたり食事をしたり…そんな日が早く訪れるように、早く治そうね。



■2005年07月25日(月)
  ― パニック&パニック ―
 先週の木曜日。朝、用事があってBFに電話したら、声の様子がオカシイ。熱があって扁桃腺も腫れているらしい。会社はお休みすることに。翌朝には平熱に下がってひと安心。でも大事をとってもう一日会社をお休み。
 私はこの日からしばらく忙しく翌日の土曜日も出勤の予定。仕事途中、BFから「熱がまた上がってきた」とのメール。心配しつつも、10時になんとか仕事を終えて会社を出た。BFに電話を入れると「薬を飲んでも全部戻しちゃうんだよ…」と息も切れ切れの苦しそうな声。ああ大丈夫かな、急いで帰らなくちゃ!
 BFの家に着くと、なぜかBFのお父さんがドアを開けてくれた。お母さんもいてどこかに電話をしている。ただならぬ様子のお二人…、どうしたの?!
 急いで家に入ると、ぐったりとしたBFの姿が…。BFは夕方から40度の熱が続いて、薬も飲み物も全て吐いてしまい、汗は一滴も出てこない。脱水症状を起こしていて危険な状態だった。本人も危険を感じて、実家のご両親に来てもらったらしい。お母さんは救急車を呼ぶために電話していたの。
 あまりのことに私はオロオロするばかり。救急車が到着しても、患者であるBFのほうが冷静に救急隊員に病状を説明していた。ああ、自分が情けないよ…。
 夜間診療の病院が近所になかったため、救急医療センターで点滴と治療を受けて帰宅。その後、離れて住んでいるBFの妹さんと連絡が取れて、妹さんの運転でBFの実家の近くの夜間診療病院へ運ぶことに。
 妹さんの冷静な指示と判断で、移動中も氷で冷やしたりカラダを支えたりする私。年下の彼女に頼り切ってしまい、ますます自分が情けないわ…。
 経口薬は吐いてしまうので、病院では座薬の解熱剤を処方してもらい、明日また点滴を受けにくるように言われた。この日は私も一緒にBFのご実家に泊まった。座薬を入れたし点滴のおかげか汗も出てきた。あとは治るのを祈るばかり。
 翌朝…。熱が下がった!扁桃腺の腫れはおさまってないものの、食欲も少し戻ってきてスープを残さず飲んでいた。本当に良かった!ひと安心したところで、私と妹さんは仕事へ、BFは点滴を受けにお母さんの付き添いで病院へ。
 仕事は難航してあまりはかどらなかったけど、毎週土曜日は実家の母(骨折中)を見舞いに行っているので、夕方には会社を出なければ。帰り支度をしていたら、大きな揺れ…地震!目が回ってしまったよ。
 揺れがおさまって会社を出ると、地下鉄がストップしている。仕方なく東京駅まで歩いて移動。東京駅に着けばなんとかなるかな、と思いきやもっとひどくて、ほとんどの路線が運行中止。それから約2時間、私は駅構内から動けなかったのだ。
 JRったら全然ダメだ!!対応が悪い!!! 運行中止はしかたない、そりゃわかる。でも今の状況や再開のメドを、逐一、報告してくれてもいいんじゃないのぉ??!
 待ちくたびれてイライラが頂点に達した頃、京浜東北線が運行再開とのアナウンス。ダッシュでホームへ移動し車内へ。電車にやっと乗れても、徐行運転で目的の駅までいつもの倍以上の時間がかかった。やれやれ…。
 BFの高熱と地震で、私の“パニックに弱い性格”が明らかになってしまったこの週末。急病や災害の時だからこそ、落ち着いて冷静に行動する必要を大いに感じました…。



■2005年07月20日(水)
  ― ランチフレンドとディナー ―
 なぜだか連休のあとは、イベント続きになるコトが多い。今週もアレコレとお出かけの約束が。
 まずは会社の親友Oちゃんとタイ料理のお店「バンコクキッチン」へ。ランチ友でもあるOちゃんと夕食まで共にするのは珍しく、それがとてもウレシイ。
 Oちゃんとは職場が違うにもかかわらず仲良しで、週に2回は一緒にランチするの。その度にスタバで長々とおしゃべりをする私たち二人なのに、この日はなんと19時から24時くらいまでしゃべりっぱなし!
 「バンコクキッチン」は前にも行って気に入ったお店。モダンなインテリアの店内はオシャレだし、味も美味しくてけっこうイケる、何よりもお値段が安めなのがイイ。スタンダードなタイ・メニューをOちゃんにオススメして、お料理を楽しんだよ。

↓写真は上から、ガイヤーン、エビの揚げ春巻、トムヤムクン、ヤムウンセン。







 しかし!!この日の店内はやたらと騒々しい。どうやら合コンと思われる男女グループがあっちこっちにいて、それが原因みたい。怒鳴りあわなければ相手の声が聞こえずに会話が成り立たないくらい。私とOちゃんも、仕方なく大声を出して、なんだかノドがカラカラ。
 すっかり辟易して、早々にお店を退散。外へ出ると今度は、右翼だかなんだか知らないけどデモ行進をしている一団が、拡声器で何やら怒鳴っている。ああ!もう!ここもうるさいのであった。
 騒音から逃れるために、カフェへ“避難”。「バンコクキッチン」ではデザートも食べてなかったし、アイスクリームやコーヒーを頼んで、やっと落ち着いて、ますますおしゃべりに拍車のかかる私たち。
 仕事のコト、会社のコト、BFのコト、好きなコト、家族のコト…、たくさんのコトを話した。
 その会話の中で、Oちゃんが今、いろいろな意味で“旅立ちの時”を迎えているのがわかった。そんなOちゃんを見ていて、私も“変化”を恐れていてはいけないんだな…、としみじみ感じた。
 でも、お互いに今の状況とは違う“旅立ちの時”“変化の時”を経ても、Oちゃんとはこの先もずっとトモダチでいられる予感がするの。これからもよろしくね、Oちゃん。




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