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■2006年12月25日(月) ― 2006年遊び納め ― みなさん。ごぶさたしてました。 先月半ば過ぎから今まであれやこれやと本当に忙しかったこと!日記もついつい書きそびれ…。でも先週でジゴクの年末進行もやっと終了♪ これから2006年の残り少ない日々を遊びたおすわよ! まずは多忙のため延び延びになっていた友人たちとのお食事会を楽しむ。先週の金曜日は中学時代の友人Eちゃんと、久しぶりに伊勢佐木町の韓国料理屋「キョンポックン」へ。寒い冬には鍋がイチバン。じゃがいもと鶏肉がたっぷり入った辛いお鍋をいただいた。骨付き鶏肉のダシが効いてておいしかったこと!体もぽかぽかで少々汗ばむほど。 8月に国際結婚をしたものの、書類の関係でダンナ様がなかなか来日できず、ずっとさびしそうだったEちゃん。が、今月アタマ、ついにダンナ様が来日、やっと「新婚生活」がスタート♪ その生活の様子をあれこれ話してくれて楽しかった。ダンナ様からはフィリピンのお菓子をお土産に、Eちゃんからもラザニア調理セットやハーブティーなどをいただいて、ちょっと早めのクリスマスプレゼントみたいだった。 お食事後に、仕事中のダンナ様のところへちょこっと寄って、8月の結婚式以来の再会を果たしたの。まったく日本語が離せなかったのに、帰り際「キヲツケテネ」なんて言われて、早速日本語を覚え始めたんだなぁ、と、なんだかうれしかったわ。 翌日の23日。BFのご家族へのクリスマスプレゼントショッピングをするつもりが、BFが発熱してダウン。区の休日診療所へ行くBFに付き添った。薬をもらってきたけど食欲はあまり無さそう。カワイソウだなぁ。 お料理にはまるで自信がないので夕食作りはBFにおまかせすることが多いんだけど、今夜はBFに、食欲が出て風邪がふっとぶようなモノを作ってあげよう!とはりきってスーパーへ買い出し。 で、作ったのは味噌煮込みうどん。土鍋でがんがんあたためて出したら、汗をかきかき食べてくれた。汗をいっぱいかいたのが良かったのか、熱もだいぶひいてきた。良かったぁ。 年末年始、まだまだやりたいこと、遊びたいことがいっぱい!だからBFも私も体調には気をつけないとね。 ■2006年12月12日(火) ― 胸と目頭がじ〜んと…/オトナ買い ― やることがいっぱいで目の回る毎日。毎年12月は、年末進行でいつもの2倍ある会社の仕事が泣けてくる。BFや自分の年賀状作りもあるし、常にナニかを制作しているカンジ。 BF年賀状はなんとかこの土日に制作終了、あとは印刷するだけ。やるべきことを一つ終わらせた時の爽快感・安心感はいい気分。今年が終わるまでに、まだまだ何回も何回もこのキモチを味わえることだろう(それだけやるべきことがいっぱい、ってこと。とほほ)。そのために日々頑張らなくてはね。 そんなに多忙なら休日は休養すればいいのに、家でじっとしていることが最近少なくなった。先日の日曜日もお出かけ。 ロックミュージカル「WE WILL ROCK YOU」が日本で再演になったので、QUEENファンとしては当然再鑑賞せねば!ということで、去年の鑑賞以来久しぶりに新宿コマ劇場へ。去年は「Queen + Paul Rodgers」の来日公演とこのミュージカルとで、すっかりQUEEN漬けの日々になっちゃったんだよなぁ。 キャストや細かいセリフが去年と変わった部分も若干あったものの、感動は去年とおんなじ、ううん、それ以上だったわ。前よりもっとQUEENの曲が理解できるようになったからかな。鑑賞中は何度も胸と目頭がじ〜んと熱くなってしまい…。なんだかナミダもろくなっちゃって、トシをとったってことかしらねぇ。 終演後は、コマ劇場のすぐ近くにあるアウトドア&スポーツショップへ寄り道。ココはかなりの大型店で、品揃えが豊富、しかも良心的な価格。シュノーケリング用品のコーナーで、大量に陳列された商品を見ていたらワクワクしちゃって、ついに私の購買欲がぷつっとはじけた! 「そういえば、フィンのかかとのベルトが切れてたんだよなぁ」 「顔に装着跡が付きにくいシリコンのマスク!欲しい欲しい!」 「私は寒がりだから、ショートのウェットパンツもあると便利よね」 …と、アレもコレも欲しくなっちゃって、ついついオトナ買い。 もし可能ならば1月に長期休暇をとって、またフィリピン・セブ島へ行こうかと思ってるの。シュノーケリンググッズを買いながら、私の頭の中はもう、南の島のキレイな海の景色でいっぱい。…でも一歩店外に出ると、そこは寒い寒い12月のトーキョーだった。この年末の忙しい現実を思い出させるには十分すぎる寒さだったよ(泣)。 ■2006年12月08日(金) ― どちらにしても ― ここ数週間のボウリングの記録をまったく記していなかったなぁ。 【11月11日】 1ゲーム目=122、2ゲーム目=150、3ゲーム目=111、4ゲーム目=147 Ave.132 【11月25日】 1ゲーム目=109、2ゲーム目=159、3ゲーム目=146、4ゲーム目=170、5ゲーム目=133 Ave.143 【12月2日】 1ゲーム目=111、2ゲーム目=108、3ゲーム目=132 Ave.117 …とこのように、停滞期はずっと続いていた。微妙なレーンコンディションに違いに合わせていくことが相変わらずニガテ(泣)。 普段の練習がこんな調子なのに、昨日、会社で「忘年ボウリング大会」があったの。つい先月もボウリング大会したばかりなのに…。ウチの社員はボウリング好きが多い。 大会があるたびにマイボールを持参。ボールを出勤時に会社へ持って行くのは、ものすごく大変!肩掛けのボールバッグに入れたら、肩にずず〜んと食い込んで痛いのなんの。後で見たら肩に青アザができていた。 キャスター付のバッグがあればラクなのに…。キャスターバッグは、ボール2個用のタイプはよく見かけるけど、1個用のタイプはなかなか売ってないのよね。 …とBFにグチってたら、ネットショップで1個用キャスターバッグを探して買ってくれたの。わぁい、BF、ありがとう♪ ボウリングのレクチャー本も貸してくれたし、よぅし、なんだかヤル気が出てきたわ。 28名で7レーンも使用して、賑やかに大会が始まった。 大勢の人に囲まれて投げるとなんだか緊張してしまい、いつものように力強く腕が振れないなぁ…。でもボールはピンに向かって曲がって行く。私の投球がぐんぐんと曲がるので、周囲の仲間達も「おぉ!」と感嘆のどよめき(?)。 いや、自分自身でもびっくりしたよ。いつも「親指が抜けてないね」とBFに注意されフックボールが全然投げられないのに、この日はピンに吸い込まれるように曲がっていくんだもの。 いくらフックボールを投げられたとはいえ、途中、何回かコントロールの悪い時もあって、ストライク&スペア連発というわけにはいかなかったけど、全体的に満足行く投げ方ができたわ。 で、結果もなかなか良かったの! 【12月6日】 1ゲーム目=143、2ゲーム目=157 Ave.150 28人中、3位でした。ああ、うれしい…。この結果にすっかり舞い上がってしまい、大会後の懇親会でビール飲みまくり。…あれ、この前のボウリング大会の時も、あまりのスコアの悪さにがっかりして飲みまくってたんだよなぁ。結果が良くても悪くても、どちらにしても最後はかなり酔っ払いになって帰宅。 レーンや投球方法の微妙な変化で、結果が大きく変わってしまうボウリングは、本当に奥深いスポーツ。この奥深さをいつかカンペキに理解したいものだわ。 ■2006年12月03日(日) ― 大トリ ― 今年は、私の周辺では結婚ラッシュな1年だった。1月に従姉妹のAちゃんが、4月に会社で仲良くしていたOちゃんが、8月に中学時代の友人Eちゃんが結婚。大親友のKIMOも婚約して来春結婚するし、今、あっちこっちで幸せモード全開なのだ。 そして「今年の結婚ラッシュ」の大トリは、ネットトモダチのはっちさん。土曜日、Nackyさんと一緒に、結婚パーティー二次会におよばれしたの。 私たち3人は、「ベトナム旅行」繋がりでネットでお知り合いになった。それからは、2〜3ケ月に一度集まって美味しいモノを食する「ウマイモノ会」を開催する仲。3人とも旅行好きなので、旅行先で撮った写真をお互いに披露したり、おしゃべりをしながら、美味しいお料理をいただくこの会が楽しくてね。 「ウマイモノ会」では、スタイルの美しいはっちさんも意外にお食事をしっかりと召し上がる。それでも、とってもとってもスリムはっちさん。花嫁姿の彼女は、スリムで背も高いしホントにモデルさんのよう。 花嫁さんのドレスって、みんな興味津々だよね。私も思わず眼鏡をかけて凝視しちゃった。はっちさんのドレスは、可憐でいて大人っぽくもあるイメージ。すごく似合っててステキ!見ていてうっとり。それにドレスを着た後ろ姿も美しくって!背中がキレイで姿勢がいいからなのね。 ダンナさまは、社交的で明るい笑顔がステキな方。お友達やお仲間がたくさんいらしてたのも、きっとダンナさまのお人柄ゆえなのね。お幸せそうなお二人を見ていると、こちらまでつい笑顔になっちゃう。 二次会では久しぶりにNackyさんと会えたのもうれしかった。今年の2月以来の再会だったけど、その間、Nackyさんは女の子を出産してママになったの。 母となっても前と変わらずかわいらしいNackyさん。話題豊富で面白い「Nacky節」も相変わらず健在。二次会の前にお茶しましょう…と入ったカフェで、おしゃべりしまくって楽しかったこと!Nackyさんのおしゃべりを久しぶりに聞いて懐かしく、心がなごやかになったわ。 Nackyさん、余興のじゃんけんゲームでは順調に勝ち進み、なんと優勝して1万円の松坂牛のすきやき肉をゲット!中途半端なところで負けて、当然何の賞品も当てられなかった私は、ここに「人生の勝ち組・負け組」の差を痛感したのだった。 二次会終了後、出口では他のお客さんも退場すべく待っているし、ホントはささっと新郎新婦にご挨拶して立ち去るべきなんだろうけど、その場で写真を撮ったりおしゃべりしたり、相変わらずマイペースな私たち(笑)。今度はNackyさんのおうちで3人で会いましょう、と約束して解散。来年早々にも実現しましょうね! ■2006年11月27日(月) ― トンカツ ― 年末に向けて仕事はますます忙しいけど、休日はけっこう楽しんでいる今日このごろ。 先日の勤労感謝の日も朝からイベントもりだくさんだった。親戚付き合いをあまりしない父方の祖母が、珍しく「たまにはみんなに会いたい」と言い出して、父が幹事になって親戚一同集合の食事会を開催。 私も何年ぶりかで会う親戚ばかり。祖母のおかげで久しぶりにみんなに会えた。それにしても、みんな変わらない。おじさんおばさん方はなぜか、見た目、歳をとってないし。いとこの子供だけはぐんぐん成長してて、この前会ったときは中学生だったのにもう高校卒業なんだって。 風貌はイマドキの若者っぽいけど、礼儀正しいいい子だ。体が不自由になってきた祖母を気遣ってくれるし、大人相手に物怖じせずハキハキと明るく接してて。世の中の十代、いろいろと問題視されているけど、こんな風に素直に育っているコもいるんだな、ってしみじみ感動。 夕方、親戚と別れて、今度は武道館へ。エリック・クラプトンのライブを観に行ったの。客層がぐぐっと高くオトナな雰囲気なので、先日の若者だらけのエッシャー展のときのような気恥ずかしさがなくてホッとする。 自分たちの客席を探して向かって行くと、なんと、2階席の一番後ろ!!!これでS席だなんてまるで詐欺だよう!今までの私の武道館ライブ史上、一番ヒドイ席だった(いつかのプリンスもかなり後ろだったけどそれよりもひどかったのよ〜>KIMO)。 せめてもの救いは、ステージに向かって真正面だったことと、高い位置から見下ろすカタチになったのでドラムセットがよく見えたこと。実は、クラプトン先生の演奏はほとんど見ていなかった…、ドラマーに目が釘付けだった。 東京公演の前に行われた大阪公演のセットリストを、BFがわざわざ調べたのに、今回の武道館公演の前半は大阪とはほとんど違っていた。それでも、ここ数年間に何回か観たクラプトン・ライブの中では、私も知っているようなメジャーな曲も数曲プレイしたので楽しめたよ。 2〜3年おきに来日公演をするクラプトン先生はかなりの日本贔屓らしい。トンカツが好物なんだって。来日公演が決まるたびに「またトンカツが食べたくなったんだ、きっと」と思う。「カキフライは好きじゃないのかしら」とも思う。 その2日後、BFの実家でいただいた夕食のおかずはトンカツだった。食べながら、またクラプトン先生の姿を思い出しちゃった。 ■2006年11月23日(木) ― エッシャー ― 前回の日記で紹介できなかったほうとうの写真↓ ね、おいしそうでしょ? お土産に麺と味噌を買ってきたので、近いうちに家で作るつもり。 ほうとうツアーの翌日の日曜日。冷たい雨の降る中、「スーパーエッシャー展」を観てきた。ひどいお天気だったので空いているだろう、と思ったけど甘かった。渋谷の街は賑やかで、会場のBunkamuraザ・ミュージアムも大混雑だった。 場所柄なのか、それともエッシャーだからなのかはわからないけど、若いカップルのお客さんでいっぱい。私とBF、なんとなく浮いているような(苦笑)。美術館の入り口で、観賞用のガイドテープを貸してくれるシステムがよくあるけど、エッシャー展では、このガイドがなんとニンテンドーDSだったよ。 エッシャーといえば「だまし絵版画」や「正則分割」で有名だけど、それは晩年の頃の作品。今回の展示では、かなり初期の頃の作品もいっぱいあって、そのほとんどが風景版画だった。「だまし絵版画」や「正則分割」の作風にたどりつくまでに何年もの時間と膨大な数の作品制作を経ていて、制作活動は亡くなるまで続いていたらしい。 私も、いまの仕事を今後も続けたとして、定年退職あるいは引退するそのときまで、変化し成長し続けることができるんだろうか。版画制作というのは時間がとてもかかるけど、その作業に「労働することの喜びと幸せ」を感じていたというエッシャー。私も同じ幸福を感じながら仕事ができたら、素晴らしいだろうなと思う。 「正則分割」の作品を観ていると、もしエッシャーが現代人であったら、CGでもっともっとスゴイ作品を作っていたかもしれないと想像できる。エッシャーの感性はかなり「数学的」で、その感性で「空想と現実がミックスされた世界」を生み出し表現していたからね。 混んでいたし展示作品がたくさんで、全部観て回るのに2時間以上もかかってしまった。私もずいぶん疲れたけど、私の誘いで一緒に鑑賞につきあってくれたBFに感謝。彼もエッシャー作品はかなり興味深く観ていたみたい。 本当は「ダリ展」も観に行きたいけど、こちらもめちゃめちゃ混んでそうで思わず躊躇しちゃう。絵を鑑賞するという行為に払う金額は、どれくらいが妥当なのかは想像したこともないけど、多少高くてもいいから、人が少ないところで静かにゆっくり鑑賞したいものだね、とBFと語り合ったよ。 ■2006年11月20日(月) ― 女子高ノリの遠足気分 ― よく晴れたこの前の土曜日。 今夏フィリピンで結婚したEちゃん、その結婚式旅行で同行したAちゃん、AちゃんのダイビングトモダチのM子さん、そして私、女性4人で山梨へドライブしたの。 BFとはよく車で遠出しているけど、女友達の運転でお出かけだなんて私にとっては珍しく、うれしくもあり、ややコーフン気味。BFと一緒に作って持っていったおにぎりを車内で食べつつ、キャッキャとおしゃべりに花が咲いて、なんだか「女子高の遠足」みたい?! 女性ならではの賑やかなドライブになった。 このツアー、メインの目的は「ほうとう」! EちゃんとAちゃんが以前行って気に行ったお店があって、そこのほうとうを食べるためだけに、わざわざ横浜から山梨に行くこともたびたびあるんだって。 EちゃんとAちゃん絶賛の、そのお店の名前は「あずま」。なぜそれほどまで絶賛するのか、食べてみてわかった。お店で有機栽培した自然の甘みが美味しい野菜、お味噌も麺も自家製、汁はほんのりととろみがあって、麺も野菜も程よい硬さに煮込んである。…んん〜、素朴でじんわりとするこの味!なるほど・納得!といった感じ。 寒い日だったので、ほかほかの美味しいほうとうで体もココロも暖かになった。帰りは、鮮やかに彩られた紅葉を車窓から楽しみながら横浜へ。 横浜へ到着する頃にはすっかり辺りも暗くなった。ここで解散…というわけにはいかないよ、夜は夜で、もう一つお楽しみがあったの。それは「ボジョレーヌーボーを楽しむ夕食会」。去年Eちゃんとボジョレーヌーボーをいただいたお店「GIPSY KID'S」に、今年も再び行ってみることに。 ここでボジョレーをボトルで頼むと、生ハム、チーズ、バケット、野菜などの前菜プレートがどーんと付いてくる。これがうれしい。 通された席は、なんとロフトだった。はしごを登って靴を脱いで、せま〜いロフト部屋にあがる。ちゃぶ台ほどの高さのテーブルがあって、そこにちまちまと料理やグラスを並べて…。なんだか「誰かのおうちの誰かのお部屋」に来たかのよう。面白い!そのせいかすっかり寛いでしまい、ボトル2本も空けちゃった。 実はここ一週間ほど、体調も気持ちもすぐれず、なんだか「プチうつ」状態だった。なんとなく気分が晴れずに鬱々とした日が続いていたの。が、この日は一日中、笑っておしゃべりしてお食事を楽しみ、久しぶりにたっぷりとレジャーを満喫。おかげで、就寝時には心地よい疲労感があってぐっすり眠れたわ。 ★ほうとうの写真は、また明日まとめて載せます。今日は、もう眠くってベッドに倒れこみそうなので、これにておしまい。 ■2006年11月17日(金) ― 微妙な感覚 ― 今週の火曜日、ドラムのレッスンはお休み。その休講日を利用して同じクラスの生徒さんたちと、先生もお招きして初めての懇親会を開催したの。 メンバーは(年齢は推測であるが)、50代になったばかりのサラリーマンSさん、私より3つくらい年上のやはりサラリーマンのMさん、不動産関係のお仕事をなさっているT子さん。私よりちょっと年下かな。そして、私たちの良き理解者であるA先生はたぶん40代前半。 幹事をまかされたのはいいけど、皆さんのお食事の好みがまだよくわからない。とにかく落ち着いて話せそうな場所はないかと、探して選んだお店は「東山庵」という、和食ダイニング。 和食ダイニングといいつつも、場所が渋谷なだけに、若者が行くような安っぽい居酒屋かもしれない…と悪い方に予感していたら、その予感は大はずれ。京都を思わせる個室がウリらしく、静かで寛げる。お料理もリーズナブルなお値段のわりには美味しかった。ほんのり甘くて弾力のある食感が珍しい「もち豆腐」がオススメ。 生徒の皆さんとはレッスンの前後に少し雑談をする程度だったので、じっくりと語り合うのは初めて。それでわかったんだけど、皆さん、すごく音楽に詳しい! いろんなアーティストやいろんな音楽ジャンルに詳しいのはもちろん、もっと理論的なコトまで熟知している。音楽のことはな〜んにも知らないし譜面を読むのも覚束ない私なんて、ほんとに初心者、コドモ以下よね。 T子さんのお話が特に興味深かった。T子さんは、小さい頃から音楽教育を受けていたらしく、「絶対音感」のレベルがかなり高いみたい。T子さんのように音感に敏感な方は、近づいて遠ざかる救急車の音の変化(近づく時は「シ−ソ」、遠ざかる時は半音程度だけズレた音になる)などを聴くと、「とてもキモチワルイ!」んだそうだ。 そんな話を聞いていて、ふと「あ、同じようなことを感じたことがある!」と思い出した。といっても私の場合は音楽ではなくて仕事の話なんだけど。 色を考えている時に、CMYKの色のかけあわせをほんの2〜3%ほど変えただけで、イメージしていた色から遠ざかってしまい、汚い色になってしまうことがある。 レイアウトを考えていて、写真や文字をほんの1mmずらしてみただけでも、ものすごく間の悪い空間が紙面に生まれてしまうこともあるの。 微妙な感覚のズレ…、ささいなことかもしれないけど、それには居心地の悪さがつきまとう。T子さんの場合はそれを「絶対音感」で感じているのだろうな。 私はかなり大雑把でガサツな人間だけど、そんな私でも、微妙なズレを感じ取れるような研ぎすまされた繊細さを、ちゃんと持っていたいなと思うよ。 ■2006年11月09日(木) ― 変わり種 ― 昨日の社内ボウリング大会は、事前の予想通りサイアクな結果になっちゃった。1ゲーム目105、2ゲーム目118。どうしてだろう?あまりにひどくて本当に悲しくなってくる。10番ピンのスペアをギリギリで取れなかったのが3回もあって、これはすごく凹んだよ…。 で、ゲーム後の飲み会でまたまた飲みまくり。おかげで今朝は二日酔いのグラグラ頭で出勤。仕事も全然はかどらないし。「ボウリング大会→結果最悪→飲み会でヤケ酒→自滅」のパターンが定番となりつつある。いかんいかん。 私はビール好きで他の酒類はあまり飲まないけど、昨日はみんなが珍しい焼酎をボトルで頼んでいたので、私もテイスティングさせてもらったの。 紫蘇とジャスミンの焼酎が良かった。ジャスミンのお湯割りは、あたたかい湯気とともにふわっとジャスミンの香りがして、意外に美味しい。気に入ってしまって、テイスティングどころか2杯もおかわり。 すっかり酔ってしまい、いつも以上におしゃべりになる私。普段は離れた場所で作業しているため交流が少なかった若い後輩ちゃんたちと、話に花を咲かせた。 若いのにいろ〜んなことをたくさん知っている彼ら。一緒に話していると、けっこう刺激になる。キューブリックやデビッド・リンチの映画の話題が出てきたりして、イマドキの若者はこういうのも観ているのかぁ…、と感心。だけど、先日の日記でも書いた通り、私は映画がダメなヒトなので、話題に出た作品もほとんど未鑑賞のものばかりだわ(汗)。 次回のボウリング大会(もう決定している!)は12月。それまで、練習練習! ■2006年11月06日(月) ― やっぱりダメだ!!! ― ●連休の最終日はBFが出勤、大変だなぁ。忙しいBFにはちょっと悪いけど、ちょうど観たい映画があったので久しぶりに「ひとり映画鑑賞」でも楽しもうかな。 観たかったのは「フレディ・マーキュリー〜人生と歌を愛した男」。新宿で単館上映だったので、珍しく休みの日に「上京」してしまった。 1991年に亡くなったクイーンのヴォーカル、フレディの生涯をドキュメント化したこの映画、クイーン・ファンなら必見かと思って上映前はワクワクしたんだけど… またやってしまった! 半分以上、寝てしまった!!! やっぱり私って「映画」というモノがダメなんだなぁ、とつくづく再確認。眠い目をこすりつつ映画館を後にするたびに、いつも後悔でいっぱいになるのに。 まぁ、内容が少々退屈だったせいもある。クィーンのファンだから、フレディの伝記モノの本は読み尽くしていて、彼の人生にまつわる様々なエピソードはもうすでに知っている。映画は、まさにそれを映像化しただけといったカンジだったのよね。 でも、彼の最後の恋人(ゲイなので、もちろん男性ね)のインタビュー映像が出てきて、安心したの。というのも、その恋人さん(ジムさんといいます)もフレディが死去した段階ですでにHIVウィルスに感染していたから…。 スクリーンの中のジムさんの表情は元気そう。AIDS発病はしていないのかな、その後いい治療薬が出たのかな。若くして亡くなったフレディの分も、ジムさんは素晴らしい人生を送ってほしい。 フレディとジムさんはゲイだけど、「仲睦まじい夫婦」といったカンジでほほ笑ましくもあり、お互いを何よりも大切に思う二人の関係はとてもステキだなって思える。 ●明後日は会社でボウリング大会。ところがまたまたスランプ真っ最中の私。大会後の日記も「やっぱりダメだった」という報告になりそうな予感だわ!! 【2006年11月3日のボウリング結果】 1ゲーム目 :119 2ゲーム目 :136 3ゲーム目 :124 【2006年11月4日のボウリング結果】 1ゲーム目 :100 2ゲーム目 :129 3ゲーム目 :120 |
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