■2007年03月19日(月)
  ― 人間じゃない?! ―
 いつも土日の休日があっという間に感じる。毎週週休3日ならシアワセなのになぁ。…というわけで今週も盛り沢山の休日だったわ。
土曜日は「ドラリオン」を観に行ってきたよ。チケットはBFのお母さんから、私の誕生日がもうすぐなのでプレゼントでいただいたの。お母さん、ありがとうございます!
 シルク・ドゥ・ソレイユの公演は確か6〜7年くらい前にも見たことがあって、同じ人間とは思えない驚異の技の連続に心臓が飛び出そうになったよ。その時はあまりのスゴ技が恐すぎてじっくりと凝視することができなかったのを思い出すなぁ。

〜以下、「ドラリオン」のネタばれあります!〜

 今回の公演もすごかった、素晴らしかった!…が、若干「う〜ん?」と思った部分がいくつかあったの。それがちょっと残念でね。
 各演目の合間に必ず登場する燕尾服姿の3人の男性、おそらく彼らはピエロ役なんだろうけど、彼らの芸が騒々しく仰々しく演出過剰な感があり…見ていてなんだかシラけてしまったのだ。
 気になったことがもう一つ。今回のドラリオン、イメージは全体的にアジアを意識しているらしくて、衣装やメイク、髪型、キャラクターもアジアンチック。パフォーマーもアジア系の人が多そうに見えた。そのせいか中国の「雑技団」に雰囲気がとても似てるの。前に仕事で雑技団のパンフを作ったことがあって、公演の資料写真をいっぱい見たけど「ドラリオン」はそれにそっくりでびっくり。う〜ん…。
 …とハテナ??な部分もあったけど、パフォーマンスそのものは素晴らしかったわ!スゴイ技が出るたびに驚愕の悲鳴をあげちゃったもの。トランポリンや空中ブランコ、ジャグリングなど、サーカスにはお馴染みの芸も、シルク・ドゥ・ソレイユにかかると躍動感と華やかさが増すのよね。
 小さな子供たちもたくさん出演してたよ。あの技をどれだけ練習したことだろう、泣いたことだろう…とあの子達のことを思うと、胸が締め付けられるし感動で熱くなるわ。



■2007年03月14日(水)
  ― Toyoko line(2)〜代官山 ―
 東横線沿線お出かけ第二弾は代官山へ。「リストランテ・カノビアーノ」というお店で、友人KIMOの結婚お祝いランチ会を開いたの。恥ずかしながらワタクシ、代官山で下車するのは初めて。おっしゃれ〜な場所がどことなく苦手な田舎者なのでね…。駅周辺にはかわいいショップがいっぱいで、どのお店も爽やかな春服がディスプレイされている。お金をい〜っぱい握りしめてお洋服をい〜っぱい買いたくなる…のをじっとガマンしてお店へ向かった。
 一昨年あたりから続々と友人が結婚し、お祝いの食事会をいくつか開催したので、諸々の手配にはもうすっかり慣れてしまった。レストランを探して、デザートにお祝いのメッセージプレートを付けてもらうよう頼んで、プレゼントのフラワーアレンジメントを用意して…。いろいろ準備した甲斐あって、KIMOとフィアンセのRさんに喜んでもらえたみたい。ほっとしたわ。
 カノビアーノはかなりの人気店なのか、店内はほぼ満席。土曜日のランチタイムなので、お客さんはみんなカジュアルに賑やかに食事を楽しんでいた。でもテーブル間隔にゆとりがあるので、他のお客さんはさほど気にならなかったよ。
 


↑カプレーゼのサラダ。生ハム、大好き!しっかりした味のチーズも美味しかった♪



↑ホタルイカも大好物!



↑メインはお魚をチョイス





↑KIMOとRさんのデザートはメッセージ付き





↑コースのデザートはひとりひとり違うものが出される。みんなで交換して味見しあったりして楽しめる

 お食事は美味しかったのだけど、実はあまり覚えてない。KIMOと会う時はいつもおしゃべりに夢中になりすぎて料理の味を覚えてないのよね。今回は久しぶりに会うヒロミちゃんも一緒だったので、話がなおさら盛り上がる。
 男性のRさんがいるっていうのに私ったら「ハリーポッターのラドクリフくんが、ロンドンで舞台に出演しているんだけど、その舞台上で全裸シーンがあるらしいよ〜。しかも!ラドクリフくんのギャランドゥはけっこうスゴイらしいの」…などと、はしたないネタを話題にしてしまった。Rさん、びっくりしちゃったかしら?
 ところで。フラワーアレンジメントをお願いしたお花屋さんがすごく素敵だったの。代官山の「Odette」というお店。とにかく他店と違ったセンスの良さがイイ。落ち着いた色合いのお花を扱っていて、アレンジの技術も垢抜けていて素晴らしかったの。代官山なんてなかなか行くことはないけど、機会があれば今度は自分用に何か作ってもらおうかな。



■2007年03月12日(月)
  ― Toyoko line(1)〜中目黒 ―
 先週は東横線沿線で行動することが多かった。
 最初のお出かけは中目黒へ。会社の先輩Cさんと友人Oちゃんを誘って「チェコ絵本とアニメーションの世界」展を見に目黒区美術館へ行ったの。
 Cさんと私、最近2人で会う時の話題は「東欧&ロシア」がブーム。東欧の雑貨や絵本ってとってもカワイイね!…と盛り上がっていた。そんな時にこの展覧会のチケットが手に入って、これはなんとしても見に行きましょう、とますます盛り上がる私たち。Oちゃんもきっと東欧が好きなはずだと勝手に決め込んで、彼女も誘ってお出かけ。
 展覧会は期待を裏切らない素晴らしさ!仕事柄、普段はデジタル処理のイラストばかり見ている私の目には、第二次世界大戦前後に描かれた素朴で丁寧な手描きのイラストたちがすっごく新鮮に映ったよ。
 1920〜30年頃に活躍していたチェコスロバキアの国民的画家、ヨゼフ・チャペックの原画に思わず見入る。黒く太い単純なラインに赤・黄・水色などの色鉛筆で彩色してあって、動物も人もイラストの中でいきいきと輝いている。
 戦争が生活を脅かしていた第二次世界大戦前後の時代でも、子供のための絵本創作活動が衰退することはなかったのかな…。が、後で調べてみて、ナチズムと社会主義と作品を通じて戦ったヨゼフは、ナチスの親衛隊に逮捕され、アンネ・フランクもいたベルゲン=ベルゼン収容所で亡くなっていることを知ってショック。暗い時代は素晴らしいモノゴトをたくさん奪っていったんだなぁ…としんみり思う。
 現代の作品も多少展示されていた。ちょっと無気味だけどそこがかわいい版画の作品があったけど、彩色はデジタル処理されていて、やっぱり現代風なのね。1990年代の社会主義体制崩壊後、チェコの国営アニメーション・スタジオや児童書専門の国営出版社が解体されたらしい。絵本やアニメ作家にとって制作活動の状況は、今、どう変化したんだろうか。
 たくさんの作品を見てミュージアムショップでお買い物も楽しんで、3人とも大満足。美術館を後にして、春間近の目黒川沿いをおしゃべりしながらのんびりお散歩。毎日あたふたとしている私には、こんな時間の過ごし方はとても贅沢なものに感じる。うれしいな。
 そのまま中目黒駅近くのオシャレな雰囲気の居酒屋へ入って、ここでもおしゃべり。女3人集まれば、話しても話しても話題がつきることがなくて、あっという間に時間が過ぎてしまった。
 CさんとOちゃんと私、興味を惹かれるモノへの視点がなんとなく似ているような気がする。また面白そうな展覧会があったらお誘いしてみようっと。



■2007年03月07日(水)
  ― 新発見/強いカラダ ―
 土曜日、久しぶりに東京ディズニーランドへ行ってきた。比べてみると私はシーよりランド派だな。同じことを感じるヒトは多数いるようで、混雑具合もランドのほうが圧倒的に来場者が多い。
 TDLが開業して24年になるのか…。私もBFも、初TDLは中学の卒業遠足の時。当時の思い出をお互いに語りつつ、パーク内を歩く。
 「イッツ・ア・スモールワールド」はたしか開業当時からあるアトラクション。何回も乗ったことがあるのに、今回あらためて周囲の様子を見てみると、マシンに乗る前の待ち合いスペースの壁いっぱいに描かれたイラストが素晴らしい!今さら気付いたよ(「MINI MEMO with PHOTO」を見てね)。ちょっと懐かしいような気持ちになる雰囲気のカラフルな風景のイラスト。すごくかわいい。
 午後2時と遅めに入園したわりには効率良く回れて、夜9時半に帰るまでに、人気のものも含めた8つのアトラクションを制覇。大満足♪
 翌日の日曜日。TDLで遊びまくった影響か、夜、なんとなく疲労感が取れない。お腹いっぱい食べた夕食のあと、食べ過ぎで胃が重くつらかったので、ちょっとだけ横になった。BFも一緒に横になりつつ、読書。
 ちょっとだけ…ちょっとだけね…と思っていたのに、気がついた時にはもう朝!私もBFも電気つけっぱなしであのまま寝てしまったのだ!食事の後片付けもしてない。洗濯物もたたまずそのまんま。もちろんお風呂にも入っていない。きゃ〜!大慌てで飛び起きたよ。
 結局、早い時間に寝てしまったので睡眠時間は十分だったはずなのに、どうも体調が戻ってこない、ダルイ。お布団もロクにかけずに寝ちゃったからだろうな。喉もイタイ。う〜ん。
 翌朝、カラダのダルさは倍増、節々が痛むし悪寒もする。あ〜、こりゃ本格的に風邪ひいちゃったな。熱を計ってみると案の定38度3分。でもこの日は外せない仕事をいくつか抱えていたので、とりあえず風邪薬を飲んで出勤。どうしても気分悪くなったら、途中早退もやむを得ない覚悟。
 午前中はなんとか小康状態。気分もそれほど悪くない。午後になって、薬をもらうつもりで社内の診療所へ。診察を受ける際、熱を計ったら、…アレ?36度7分…平熱になってる?うそっ!
 これは自分でもオドロキ!たった半日でしかも市販の風邪薬飲んだだけで熱下げちゃうなんて〜!すごい回復力だわ。強いカラダを持つ自分に感動、自画自賛。 でも熱は下がったものの、喉の痛み&くしゃみ&鼻水は相変わらず。ここで気を緩めずにしっかり治しておかないとね。



■2007年03月04日(日)
  ― オーガニック ―
 先週の金曜日は中学時代の友人Eちゃんとディナー。下戸が多い私の友人のなかでも、Eちゃんは珍しくお酒が強いほうで、二人で会うとガンガン飲んじゃう。でも今回は「カラダに優しいものが食べたいね」ということになり、自然食のレストランでお食事することに。
 自然食、最近流行っているのかしら…、横浜近辺でネットで検索すると多数ひっかかった。その中で、店内の写真がこぢんまりとして静かな印象だった「OVAL KITCHEN」という店をチョイス。
 お酒はほとほどにするつもりでこのお店にきたのに、酸化防止剤などの添加物を加えていない「井筒ワイン」が美味しくて、二人とも思わずおかわり。ヘンな酸味やクセがなく、果実のほんのりとした風味が気に入った。
 お料理はコースでいただいた。前菜もスープもメインも野菜がいっぱい。有機野菜の自然な甘味を思いきり感じる。これは体に良さそう。かといって、自然食にありがちな「味のパンチ不足」は全然感じないし、むしろ量はボリュームたっぷり。お茶碗いっぱいの大好きな五穀ごはんまでしっかり堪能。お腹いっぱい。















 Eちゃんと会うのも久しぶり。フィリピン人のダンナ様が来日して3ケ月…、新婚生活を満喫しているみたい。ダンナ様はだいぶ日本語を覚えて、夫婦の日常会話の7割は日本語なんだって。すごいわ、覚えるの、早っ!ダンナさまは優しくて、家事もいろいろ手伝ってくれるとのこと。
 そういえば昨夏フィリピンでの結婚式に参加した時に感じたんだけど、フィリピン人男性は優しくてマメ。ダンナ様のお父さまやおじさまもそうだった。男性も家事に積極的に参加するお国柄なのね。
 またまた旅行写真持参で「ロタ島布教活動」に励む私。とくにEちゃんご夫妻にはロタ島旅行を強くオススメしたい。ロタ島住民のチャモロ人は、もともとはフィリピン・インドネシア・マレーシアなどの東南アジアから移住してきた民族なの。だからダンナ様もすんなり溶け込めるだろうなぁと思ってね。もちろんEちゃんにもキレイな景色に癒されてほしいしね。
 今度はダンナ様も一緒にご飯食べに行きたいけど、仕事が忙しくなかなか休みが取れないみたい。少しでも早く日本の環境に慣れるように一生懸命なんだろうな。がんばってね、ダンナ様!



■2007年02月28日(水)
  ― 漆と泡 ―
●先週の話になるのだけど、「漆芸界の巨匠 人間国宝 松田権六の世界」を観に行ってきた。ウチの会社の営業さんにチケットをいただいて、いつか行こうとは思っていたのに、いつの間にか会期終了目前。開催場所の東京国立近代美術館の工芸館は会社の近くだし、お昼休みでダッシュで行ってきた。
 松田権六は「漆の神様」と呼ばれた近代漆芸の作家。その作品たちは、たった30分で観て回るにはもったいないほど、素晴らしいものばかりでうっとり。
 漆のつややかな静かな黒い色に描かれた植物や動物のモチーフ。いきいきと動いているようで、その“静と動”の対比が見ていて心地いい。
 お花や小鳥が描かれた小さなお椀や茶器のかわいいこと!偉大な芸術品でもあるけれど、とってもキュートなので、これは若い女性たちが欲しがるだろうなぁと想像しちゃう。
 東京では終わっちゃったけど、これからこの展覧会は静岡のMOA美術館で開催されるので、お近くのかたはぜひ。オススメです。

●日曜日はBFと映画観賞。映画を観ると必ず眠ってしまうために映画館から遠ざかっていた私が、月に2度も映画観賞だなんて!珍しい!しかもBFも一緒というのも珍しいわ。
 観たのは「バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式〜」。邦画を映画館で観ることも久しぶり。でも今は洋画より邦画のほうが、圧倒的に興業成績がいいんだよね。
 あまり深いコトを考えずに、スカっと笑えた映画。あっちこっちにちりばめられた「笑いのセンス」は、ホイチョイ・プロダクションズならでは…なんだろうなぁ。
 バブル期の1980年代後半〜1990年代初めに流行った、太マユ、ワンレン、とさかのような前髪、ボディコン、ディスコ、トレンディドラマ、鉄骨飲料、でっかい携帯電話、イベント系サークル…などなど、懐かしいモノゴトがいっぱい登場して、それを見ているだけでもかなり面白い。
 当時、貧乏学生だった私はバブルの「おいしい部分」の恩恵をまったく受けていない。映画を見て、これほど浮かれていた時代だったとはなぁとオドロキ。
 でも、私より3つ年上で当時社会人になりたての姉は、私よりも少しはバブルを楽しんでいたみたい。姉の勤めていた会社(某家電メーカー)では、毎年クリスマスイブに、社員全員にクリスマスケーキを1ホールづつプレゼント。姉が持って帰ったケーキをほおばりながら「気前がいい会社だなぁ!」なんて感動したものだった。
 40代〜50代の人々はあの映画を見てとても元気になるらしい。そしてバブルの再来をひそかに願っているらしい。
 でも、ブランドものも、流行りのおしゃれスポットも、お金儲けにも、まったく興味のない私は、バブル時代ではきっと自分らしく生きてはいけなかっただろうなぁ…。バブルの再来もいいけれど、あらゆる人々が自分らしくいきいきと生きていけるコトが一番大切よね。
 余談だけど、広末涼子ちゃんは、ショートヘアのほうが圧倒的にカワイイ。映画の役のキャラと元気なショートヘアがマッチしていてすごく良かった。
 ロングヘアで無難にまとめるより、ショートが似合う女優は、もうそれだけで尊敬に値するわ。私もショートに憧れちゃうけど、似合わないだろうな…。



■2007年02月26日(月)
  ― ごはんCafe ―
 先週の木曜日はOちゃんと国際フォーラム内の「ごはんCafe」でディナー。
 ここは「ごはんミュージアム」の併設カフェだけあって、ほかほかのご飯が美味しいお食事が楽しめるの。お米がつやつやで美味しいのはもちろん、おかずもなかなかのもの。メインのおかずに、おばんざいがお皿からはみださんばかりにたっぷりと盛られていて、このサービス精神がウレシイではないか。



↑私がいただいたのは「築地のお刺身御膳」。

 私は独り暮しだから、平日の夕食は作るのが面倒でロクなものを食べてないし、Oちゃんも今はダンナさまが長期出張中で、自分独りだとつい夕食は簡単に済ませちゃう…とのこと。そんな私たちにとって「久々に夕飯をしっかり食べたよね!」という気分になる、かなりのボリューム、なおかつ美味♪
 お米全般にチカラを入れているらしく、日本酒や米焼酎の品揃えも豊富。ワイングラスで出てくるのが素敵なの。最後は和スイーツ&日本茶でシメ。



 アイスクリームにも小さなお米のあられが混ざってて、サクサクした不思議な食感が珍しい。小倉あんの上品な甘味に私たちの表情もとろけちゃう。
 「最近、平日会社ではほとんどひとりで過ごしているんだけど、これが意外に楽しくてね〜」と私が言うと、私と同じく昼間はひとりで過ごすことの多いOちゃんも共感を示してくれたのがうれしかった。お互いに最近の「ひとり時間の過ごし方」について語り合う。Oちゃんはジム通いに励んでいるんだって。細く引き締まった足がカッコイイなぁ、うらやましい。
 「ロタ島布教活動」も積極的にやったわよ。アルバム持参であれこれとOちゃんに説明。Oちゃんご夫婦はダイビングのCカード持っているんだから、これはぜひ、海と太陽が作り出す神秘的な光がキレイな「ロタホール」を体験してもらわないとね!(そういう私は体験ダイバーなので、今のままだと、まだロタホールへは行けないのだけど…)
 普段はひとり好きでも、気の合う友人と一緒の時は話は別。楽しい時間はあっという間にすぎて、お店を出て帰りの電車でも、まだまだおしゃべりはつきなかったよ。



■2007年02月21日(水)
  ― 「孤独好き」にならないように ―
 会社では単独行動の多い私。同じ部署のメンバーが男性ばかりなのも原因のひとつだけど、もともと私には「孤独癖」があるみたいで、お昼休みをひとりで気ままに過ごすのがとても楽しい。
 そんなこんなで、最近、ますます人との関わり合いが希薄になってきた。仕事に関することで会話はしても、雑談など「日常的な人との会話」をあまりしないで一日を終えることもしばしばあって…。その分、休日にはBF相手におしゃべりを楽しんでいるから、満足なんだけどね。
 でも、こんな風に人を遠ざけて生活するのは良くない傾向だよね。というわけで、本物の「孤独好き」にならないように、お友達とどんどん遊んで「人との会話やコミュニケーション」を楽しむことにしたよ。今週以降しばらくはお友達を夕食に誘いまくっている。

 月曜日はKIMOちゃんとディナー。「あったかいモノが食べたいな」とリクエストすると、KIMOが、西武新宿駅近くの火鍋のお店「A記」へ連れて行ってくれた。火鍋、初めてだわ。ぷぅんとアジア香辛料の独特の香りで充満している店内。わぁ、この美味しそうな匂いをかいだだけでも、期待でいっぱいになる。

 

 一つの鍋が真ん中で仕切られていて、あっさりした白いスープと激辛の赤いスープの2つの味が楽しめる。具は、豚肉+野菜のセットにお団子や餃子、うどんなどを追加。美味しい!特に辛党の私は赤いスープが気に入った(最後はあまりの辛さにギブアップしちゃったけどね)。辛いと食もビールもすすむ!お勘定が想像以上の値段だったので、こりゃ食べ過ぎちゃったかなぁとちょっぴり反省。
 話題は主にKIMOちゃんの結婚準備&新生活の様子について。先月からフィアンセさんと一緒に暮らしているの。今の住まいから職場が近くなって、なんと自転車通勤しているんだって。健康に良さそうでいいなぁ。私のほうの話題といえば、もちろんドラム!発表会も近いことだし、練習の様子をあれこれ報告。
 そうそう。KIMOの新婚旅行先に「ぜひロタ島を!」と勝手に強力プッシュしていた私とBFだったけど、どうやらモルディブに決めようと思っているみたい。「ロタ島布教活動中」の私としてはちょっぴり残念…。でもモルディブもうんと素晴らしいトコロだろうし、私もいつかは行ってみたいわ。モルディブのハネムーン、思いっきり楽しんできてね、KIMO。



■2007年02月20日(火)
  ― 悪夢の…/誰かと一緒の楽しさ ―
 私は今年、本厄らしい。厄年というのは、(Wikipediaによると)「人生のうちでも曲がり角でもあり、女性の場合は子育てあるいは主婦として非常に多忙な時期でもあり、いずれにしても体調や精神的に不安定になりやすい」んだって。子育てをしていなければ主婦でもなく負け犬街道まっしぐらの私としては、いまいちピンとこないけど、去年の前厄も川崎大師に行ってきたことだし、今年も厄除けのお参りをしなくちゃね。
 思えば去年の参拝はさんざんだった…、聖徳太子堂で買った太子のイラスト入りお札を買って、そのイラストのあまりのブサイクさに思わず吹き出してしまったら、おみくじで凶が出てしまったんだったわ。
 さて、今年はこの前の日曜日に参拝。お正月をとうに過ぎて、参道はひっそりとしていた。露店がいっぱい出て賑やかな様子を想像していたのに、なんだか寂しいなぁ。お好み焼きも焼そばも食べられないじゃんねぇ…って食べることが目的ではないんだけどね(笑)。
 BFと本堂の辺りに来てふと右側を見ると「聖徳太子堂」の文字が見えて「ああ、悪夢の聖徳太子…」と、つぶやいた。BFに「またそんなことを言って…」とたしなめられちゃった。「だって、聖徳太子、ブサイク顔だったんだもん、アレはさ〜画家がいけないよ〜、もっとハンサムに描いてくれないと!」と性懲りもなく、聖徳太子をブサイク、ブサイクと連呼する私。ホント、バチが当りそう。
 お参りをして、厄除けのお札を買って、おみくじをひいて…。さて今年のおみくじはどんなかな…、開けてみると…、またしても凶!!!うわ〜、聖徳太子の祟りがふたたび!?
 2年連続の「凶」…。ちょっとショックではあったけど、去年はけっこう良い年だっし、今年も健康に気をつけて私の周囲にいる人達を大切に思っていれば、それだけで十分に良い年になるような気がするわ。
 参道は閑散としていたけど、川崎大師名物の久寿餅屋さんは何軒か開いていたので、夜のおやつに買って帰った。きなこと黒みつ、大好き♪
 夜はスタジオでドラム練習。この日はBFも一緒に練習につきあってくれることになったので、大喜びでスタジオへ。
 以前にも一度だけ一緒にスタジオに行ったんだけど、その時は私があまりに初心者すぎて、セッションもなにもあったもんじゃなかったんだよねぇ。
 今回は、私がそこそこ叩けるようになってきたので、BFも家からベースを持ってきて、電子ピアノもレンタルして、少しだけだけど一緒に合わせてみたりした。う〜ん、楽し〜い!もっともっと一緒にできるようになるといいなぁ。
 今まではひとりで練習していたけど、誰かと一緒に演奏する楽しさに目覚めた第一歩。発表会もこんなふうに一緒に組む皆さんと楽しくできますように!



■2007年02月15日(木)
  ― Musee d'Orsay ―
 先日の3連休最後の月曜日は、「オルセー美術館展」を観に上野へ。
 フランスのオルセー美術館は主に19世紀の美術作品を展示している。開館が1986年で、まだ歴史が浅いことは意外だった。もうひとつ驚いたのは、美術館の建物が1900年のパリ万博に合わせて作られた駅舎を利用していること。ホンモノのオルセー美術館はどんなトコロなんだろうと、想像力をかきたてられるわ。
 ところが東京の「オルセー美術館展」の観賞しにくいことといったら!会場は東京都美術館だったんだけど、休日なのですごく混んでいたことに加えて、観賞順路が若干複雑で階段付近で人の流れが逆流する場所があり、人の波にもまれながらの観賞は、心身にだいぶこたえてしまった。
 混んでいても観賞しづらくても、それでも、作品は素晴らしかったよ。19世紀といえば、芸術が人々にとってより身近になった時代。画家達の生活感や自分をとりまく環境・人々とのコミュニケーションの様子を題材にしたものが多く、いきいきとしている。私自身もそんな絵画に気軽に親しみを感じることができた。
 絵画だけでなく写真作品の展示もあったのはオドロキ。写真の登場によって、芸術家達の創作環境も意識も大きな変化があった時代なんだろうな。
 とにかくお客さんがいっぱいでゆっくり観られなかったのが残念。いつか社会人生活をリタイアしたら、平日の人が少ない時にハシゴして美術館巡りをしたいものだわ。
 美術館を出たあとはそのまま銀座へ移動してディナー。甘いモノが苦手なBFのために、バレンタインデーギフトの代わりに夕食をごちそうしたの。友人のブログを読んで興味のあったお店「豚肉創作料理やまと」で薬膳不老長寿鍋のコースをいただいた。
 店名の通り豚肉のお料理が多くて、前菜や料理も豚肉オンパレード。おいしいけどちょっぴり飽きちゃうかな…。



















 デジカメを忘れたのでなんとか携帯で撮ってみました。画像はヒドイけど、料理4品&お鍋&デザート、品数の多さが圧巻でしょ?お腹いっぱい!薬膳不老長寿鍋のお汁の味が美味しくて、BFは家でなんとか再現できないものかと思案していたよ。




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