どすこいナース戦闘記 ラストバース



やりきれない思い 〜真面目編〜

 いわゆる「特殊」な病院で勤務している私たちは、常に「常識」の枠でないところで仕事をしている。

 血液状態や体の状態も完全に良いとは言い切れない中、最低ラインの確保があれば「心配しないように」と伝える。

 多分、たくさん我慢させていることはあるのだろうと思う。医療者が揺らいだら不安にさせるだけなので、ある種、女優のように演じきることだっている。

 そんな中、見え隠れする「不安」にやはり対応できず、見逃してしまうこともある。分かっていてもである。

 ごめんねと思いながら何も出来ないとき、病状が進んだときなどは本当に心痛む。

 ただ、同僚の行動にも「何で?」と思っても太刀打ちできないとき。これもかなり無力感を感じる。

 そんな私たちを見かねて、気を使ってくれる人もいて、なおさらやり切れない。せめて、もう少し手助けが上手にできたらなあと思う日々である。
2004年12月19日(日)

予想に反せず

 同級生は去ってしまった。

 苦しみが無い世界に行けたけど、やはり悲しさは拭いきれない。
2004年12月08日(水)

寂しい

 職場で同い年の人が何人となく入ってくる。

 なんとなく、これだけでも滅入るときが有るけど、それだけじゃなくヤバイ気がする。

 寂しい。間違いなく数日で違う道へ行ってしまう。

 どうしようも出来ない
2004年12月03日(金)

どすこいナース戦闘記 ラストバース / うまのすけ

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