どすこいナース戦闘記 ラストバース



仕事締めは大当たり

 ちょっと余裕気分で出ていった準夜。

 うっそ〜んなほど、活躍させていただきました。ええ。神様がやり残しを無いようにときっと定めてくれたに違いない(泣) そんなことないのに。

 まず、重症患者様2名。

 なんだか、一人は昨日、亡くなる夢を見たりした人。同じような時間に心電図モニターが下がっていくのは何故?

 そして、気がつけば、夜勤の子が真っ青な顔してるんですけど?

 熱に吐き気だ?

 仕方ないので、お見送りする人だけを任せて、他はわたくし、看させていただきました。申し送りもないけどさ。

 やるしかねえじゃない。

 同僚を寝かせ、働きづめで、ご飯をめったに買わないサラダ巻きをステーションで頬張りながら、自分担当の重症患者様も看させていただいて。

 心身ともに疲れました。

 仕事したぞって感じよ。

 ヘロヘロなまま、温泉に入りに行き、飲まなきゃやっとれんので酎ハイを飲んだところです。

 きっと来年も仕事三昧でしょう。

 誰か、黒田さんのように「結婚でもして下さいませんか?(泣)」

 はぁ。やったよ。今年も、来年もこのまんまかなあ・・・ 
2004年12月30日(木)

新年

 もうすぐお正月なので、元気な患者様達は外泊へ。
見送るのも年末ならではだ。

 まだ、明日も仕事。

 忙しかったら元旦から仕事だ。

 あぁ。

 まだ、まだ。ゆっくりな年末年始はこないわねえ。
2004年12月29日(水)

クリスマス

 病院で生活をすると季節感が失われる。外観のせいか、症状のせいか。さまざまな複雑な要因がある。

 そのため、季節感を出すことが大切になってくる。病院が主催してクリスマス会を開いたり、カードを添えたり、ツリーを飾ったり。

 でも、働く私たちも案外忘れそうになる。日付をみて、
「ああ。クリスマスだ」とか「イブだ」とか思う。

 いつものように夜勤では巡回を行ない、いつもと同じように過ぎていく。

 かなり前に、胃を切除した患者さんの元へ給食で「鳥足」が届いたときには、顔を見合わせて苦笑したけれど、せめて、その瞬間だけでも嫌なことが忘れられたらいいなあと思わずにはいられない。

 もうすぐ年末。今年ももうすぐ終わり。

 やっぱり良くない事も、良くない人もいるけれど、今日だけはゆっくり寝れますように
2004年12月24日(金)

どすこいナース戦闘記 ラストバース / うまのすけ

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