きまぐれ日記
せいあ



 オレンジデイズ。

おーまいがー。
PC作業に夢中になって、うっかり前半30分見逃してしまいました。
なんてこったい。
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母親からどんな内容だったか説明してもらったんですが、なんなんですか。
なんなんですかサエ母〜!!!
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サエの一番の理解者だと思っていた人物が、最後の最後へ来てサエの自立の最後で最大の難関になるとは思いませんでしたよ。子離れしろ、母。
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本当は、サエは母親を突き放すべきなんだろうと思います。
彼女(母親)は、サエが自立し始めていることに気づいていない。
いつまでも、自分が保護しなければ生活できないと思っている節が見え隠れしています(前回のピアノコンクールのこととかね)
だからきっと、自立への道を歩み始めていた彼女は、確実に自立へと向かっていた彼女は、母親を突き放すべきだったんでしょう。
例え、それまでどれだけ母親に迷惑をかけてきたと思っていても。
それが、彼女に出来る、母親への最大の恩返しだったのではないかと思います。
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そして、こんなとこで出てくるのか小西真奈美!(笑)
びっくりした。ほんとーにびっくりした(笑)
彼女は「まるっきり悪意なしに」櫂とサエの間を引っかき回す天才ですね。
でも相変わらず彼女は櫂の前では「お姉さん」でしかいられなくて、そして対等でいられない二人が続かなかったのは当然のことだったんだなと思いました。
お互い、お互いを本気で好きだと思っていた時期もあったんでしょうが、その時でさえ、もしかしたら二人はお互いを「姉として」「弟として」思慕していただけだったのかもしれません。
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それにしてもやっぱり納得行かないよ。
櫂は、最初からサエに対等だった。
彼女の障害を知っても、同情はしなかった。
彼女が諦めていた音楽への道を再び選択できたのも、きっと櫂がいたからだと思う。
一番酷い(と、彼女は思っていただろうから)時に、何の躊躇いも躊躇もなく、何の偏見さえも抱かず対等でいてくれた櫂の存在は、どれだけサエの支えになったんだろうかと思う。
なのに、それなのに、どうしてサエ母は、そのことを認められないんだろう。
サエがピアノを始めたのだって、明るくなったのだって、音楽の道へ前向きになったのだって、全部、櫂が絡んでいることなのに。
どうして、サエを指導出来る立場だからといって、沢村一樹(役名覚えてないデス。すいません)を選ぶんだろう。
自分の知っている人間しか認めない、ということなんだろうか。
そうだよね。そうすれば、いつまでもサエは「自分の保護下にいる子供」にしておけるもんね。
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でも、サエが櫂とのことを青春の1ページにしようとしたのは、わかる気がします。
もちろん、お母さんのこともあったんでしょう。
でも彼女は、「これから続いていく櫂との未来」が怖かったんではないでしょうか。
櫂が大事だから、本当に本当に大事だから。いつか別れてしまうことが来たら。いつかとんでもない障害が立ちふさがるようなことになったら。
……サエにとって櫂は、壊「れて」しまうくらいなら、壊「して」しまいたいほど大事な存在だったのではないかなと思います。
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元々、派手な言動、派手なパフォーマンスを見せながら、肝心な所では臆病だったサエ。
新しい音楽への道を模索することも、「障害者」としての自分を受け入れることにも、そんな自分を愛してくれる櫂を受け入れることにも臆病だったサエ。
そんな彼女だからこそ、櫂とのことを「自らの手で」終わらせたかったのではないかと思います。
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蛇足。
次回予告では、櫂はサエに「口頭で」話しかけていましたね。ということは、手術は成功したってコトなんですかね。
でもなんだか沢村一樹と結婚するんだ、みたいなことを言っていたような気も。
あぁぁ。この二人は来週どうなってしまうんでしょう。
ここまでハマって見てきたからには「そして二人は別々の道を」なんて結末は見たくありません。
あんなにまで深く絆を結んでいた二人が別々の相手を選んで別々の道を歩んでいくなんて考えられないあり得ない信じられない〜!
……翔平くんと茜ちゃん&ケイタくんのことも気になってますよ、もちろん(笑)
でもやっぱり一番気になるのは、サエと櫂の結末です。
どうか、二人の結末に「幸せ」が待っていますように。そして、その「幸せ」が私の望むものでありますように。
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来週は保存版としてビデオに録画してやるー。



補足。

オレンジデイズに出演していてサエちゃんに絡んでいる俳優さんは全員(翔平くんとケイタくんは殆どやってないので除く)、自分のセリフに会わせた手話を完璧覚えていたのですね。
それは素直に驚きました。すごい!
特に(当たり前ですが)サエと櫂。
自分のセリフを覚えるだけでも大変だろうに(サエは喋らないので当てはまらないかもですが)櫂は、その上、手話までも、ですもんね。本当に凄いと思います。
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……でも、サエの手術が成功して耳が聞こえるようになったのだとしたら、もう手話での会話シーンは見られないのですね。
私、あのシーン大好きだったので寂しいです。
こんなコトを言うと、それを必要不可欠としていらっしゃる聴覚障害者の方は不快になられるかもしれませんが、格好いい、と思ったのですよ。手話での会話シーン。
それはまるで洋画の日本語字幕を見ているかのように。
私には手話はわからないので、字幕がなければ正確にはどんな会話だったのかは知る術もありませんが、洋画を字幕で見るのと同じ感覚で「あぁ、手話、ちょっと覚えてみたいなぁ」と思えるほどに格好いい、と思ったのです。
そのシーンが、最終話では見られないのかも。と思うと本当に寂しい限りです。
次のクールでは、ここまでハマれるドラマに出会えるかなー。
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ちなみに、同じく来週最終回を迎えるらしい「霊感バスガイド」の後番組、永井大が主演するらしい探偵物。……ちょっぴり期待してます(笑),

2004年06月14日(月)



 シャレード。

オードリー・ヘプバーン主演のサスペンス映画ですね。
たまたまWOWOWでやっていたので見ました。えーと、これで3回目くらいだったかなー(笑)
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オードリー・ヘプバーンは好きです。ハッピーエンダーとしては譲れない部分なので、シリアスなのとかアンハッピーなのとかは見てませんが、結構有名どころはいくつか見てると思います。
ところでヘプバーンの英語の発音が結構スキだったりします。
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それは、彼女独特の物なのか、それとも育った土地柄(いわゆる、なまりってやつね)なのか、それとも当時流行していた喋り方だったのか、そういう詳しいところはよくわかりませんが、他の人とちょっと違う発音というかアクセント使いますよね。
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いつだったか、ヘプバーンが亡くなる前、アフガニスタンかカンボジアか、とにかく女優業引退後、彼女が積極的に活動していたという紛争地域での難民キャンプの慰問活動の様子をTVで見たのが、多分、私がヘプバーンの映像を見た最後だったと思います。
その時、私は彼女が行っている人道支援より何より、こう思ったのです。
「あぁ、キレイだなぁ」と。
美しい人は老いても美しい、というのとはちょっと違いました。
ただ、美しく老いることは出来るのだな、と思ったというか。
シャレード当時の彼女も、難民キャンプで子供達と笑いあう彼女も、等しく、本当に等しく美しく。
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どうせ老いていくものならば、アンチエイジングとか、高価な化粧品やエステをして、老いる、という自然の摂理に逆らうよりも、彼女のように美しく老いることが出来ればなぁと思ったのでした。
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……もちろん、彼女が何もアンチエイジングしないまま老いていったのかどうかは知りませんが(笑)
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あー、それから。
シャレードの終盤、地下鉄構内を逃げる彼女が来ているAラインの橙色のコート。
かーわーいーいー。
シャレード自体、十数年前の映画なのに、見ていて普通に「あ、これ可愛い」と思える服を着ているのって凄いなぁと思います。
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ジバンシー、でしたっけ?
彼女が映画で自ら着用を要望したことがきっかけで有名になったブランドがありましたよね。(ジバンシーじゃなかったらごめんなさい!疎いんですブランド物…)
サブリナパンツ(この言い方は古いけど)もそうですが、時代を超えても魅力を失わない物を見いだすことが出来た彼女には、やっぱり美的センスも備わっていたのだなぁと思います。
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それにしてもシャレード……ワンシーン見ただけで「あれ、これって確か」と思い、BGMを聞いた瞬間「あぁ、やっぱり」と思うぐらい印象に残ってるのは何故かしら。。。そう言えばシャレードのテーマソングレコード、家にあったっけな。
作品的には「昼下がりの情事」もヘプバーンが可愛くて結構スキでした。
あぁ、でも一番は「おしゃれ泥棒」かなー。これは好きというかシチュエーションに萌え?(笑)
マイ・フェア・レディとかもいいですけどね。
名前が解らないのが一つあるんだよなー。じゃじゃ馬で恋なんて興味ないわ!というヒロイン、ヘプバーンが、とある男性に恋をして、社交界デビューの為のレッスンを受ける話。なんだったかなー。
一生懸命レッスンを受けて、忠実にそれを実行したのに、好きな人は途中で何故か怒って彼女を社交場から家に連れ戻してしまい、それに傷ついて泣き崩れるヒロインなんだけれども、実は彼は社交場で完璧なレディとして振る舞う彼女の姿に、他の男性に狙われるかも!みたいな嫉妬をしただけだったのでした、とかいう感じのシーンが出てくるんですよねー。あー、じれってー。
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明日は「パリで一緒に」を放映するらしいですWOWOW。あれも、作品構成を理解するまでは「は?え?なに?」みたいな感じなんですけど、理解しちゃうと結構楽しいんですよねー。
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ちなみにジーン・ケリーとかフレッド・アステアも好きです。
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……一体何歳だお前(セルフツッコミ)

2004年06月10日(木)



 PC離れ。

確実に進行中。
月に1件あればいい方の「らぶらぶ推進委員会」の申請作業すらン件も溜めてしまう、この体たらく。
いやほんと申し訳ないです。
今までなら、家から帰ってきたらすぐにPCの電源を入れていたのですが、最近はPCデスクによりつきもしません。丸一日放置状態という日も多いです。
自分でも何でこんなにPC離れしているんだろうと不思議に思うくらいなんですが。
かと言って、別に毎日面白いTVがいっぱいで触るヒマが無いの〜、というわけでも、読む本がいっぱいなの〜、というわけでもないんですが。
なんでしょう。今まで興味を持っていたことへの興味が突然なくなる、というのは、鬱(うつ病と、鬱では違うらしいんですが、良くわからないので「鬱」と書いておきます。実際の患者さんがご覧になっていましたら適当な書き方をして申し訳ないです)によくある症状らしいのですが、確かに私も抗うつ剤は飲んでますが、特に医者に鬱ですと診断されたわけでもないですしねー(パニック症候群の気はあるらしいと言われましたが)
そして、これこそ管理人の風上にもおけない行為なのでしょうが、検索エンジンに登録申請くださった方を、どうしても依怙贔屓してしまいます。
つまり「管理人へ一言」欄に何も書いてない方と、一言「頑張ってください」とか「よろしくお願いします」とかでも書いてくださっている方との扱いがどうしても違ってきてしまいます。
ヒマと気力がある時は、どちらもすぐに更新するのですが、ヒマがないとき、もしくは気力がないときは、一言書いてくださっている方の場合のみ「あぁ頑張らないと」と思ってしまうのです。
……本当は、こんな弱小サイトに申請くださっている方なのですから、どちらも公平に扱わなければならないのですが。
すみません。何のコメントもなく申請されると、劣等感の塊みたいな私は、どうしても「あぁ、この人にとってこのサイトは、取りあえず登録しとけ、ぐらいのレベルなんだろうなぁ」と捻くれた感じ方をしてしまうのです。
たった一言。されど一言。検索エンジンの、CGIフォームのその向こう側に、人間がいる、と思ってくださっているんだなぁ、と思わせてくださる方の方を大切に扱ってしまうのです。
他の検索エンジンの管理者の方は、もっともっと忙しい毎日を送っていらっしゃるでしょうに、本当にまめに管理していらっしゃって頭が下がります。
私も、もう少し頑張らないとなぁ。
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ところで、やっぱり今日も書きましょうオレンジデイズ。
どうしても納得行かないのです。
バイオリンが弾けなくなったことにあんなに打ちのめされていたサエが、あんなに簡単にピアノに転向出来ることが。
彼女にとって、バイオリンでもピアノでも、音楽に触れてさえいられれば、何でも良かったのでしょうか。
私には納得できません。
それだけ打ち込めるものが、いまの私にあるかと言われれば、多分「ない」と堪えるしかないと思うんですが、それでも、あれだけバイオリンを奏でることを愛していたサエが、それを諦め、ピアノに転向するには、それなりの葛藤や苦悩があったと思うのです。
オレンジデイズは1話見逃しているので、もしかしたら、その回で描かれていたかもしれませんが、たった1話で克服できてしまうほど簡単なものなのか、と、回が進ほどに思えてしまって。
北川女史の、あっさりした人物関係の展開は好きですが、その部分だけはどうしてもなじめませんでした。もう少し、バイオリンを離れて、新しい夢をピアノに求める、その描写が欲しかったなぁ。。。今の短いクールのドラマで、そこまで書くのは難しいのかなぁ。ちょっと残念です。
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最近、父親が通勤途中に読んでいる本をおさがりで貰っているせいで、時代小説三昧です。今読んでいるのは佐伯泰英さん(だったかな?)の「〜狩り」シリーズ。
後書き(じゃなくて講評か)を読んだら、この方は元々時代小説書きじゃないそうで(すいません無知で……)。
でも結構面白いですね。基本的に勧善懲悪チャンバラものはドラマでも好きなので、まだ残っている数冊を読むのが楽しみです。
でもお父さん。私が読みたかったのは「吉原同心」シリーズなの。どーして1話目、2話目だけ同僚に貸して、3話目から持って帰ってくるの〜〜〜〜〜!!!!
うぅぅ。こうなったら図書館で1話目さがしてやるぅぅぅぅ(T-T)
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少女漫画。つーかそれ原作のアニメ。
マーメイドメロディとか、プリキュアとか?
一応セーラームーンもか。実写だけど。
いやー、話進まねぇ。全然話進まねぇ。
少年漫画の方に乗り換えてから、もう十数年経っていて、少年漫画って結構ストーリー的な展開が早いじゃないですか。
それにすっかり慣れちゃっているので、少女漫画のあのスローテンポが苛々するのなんのって。そしていわゆる「王道」と言われるような「こいつとこいつは関係有りだろ!」とか「こいつの正体はこれだろ!」とかいう展開に苛々しっぱなし。
おかしいなぁ。自分、王道展開好きだった筈なんだけどなぁ(笑)
それにしても、最近は「戦うオンナノコ」増えたと思いませんか。セーラームーンが火付け役だろうと思うんですが。頑張れ男の子(笑)
あ、全然戦ってませんが、何げに「ヴァンパイアホスト」の後の時間帯にやってる「先生のお時間」ハマってます。
……南央美さんの演技ってすごいですねー。この人が「ガンダムW」のレディアンとかやってたなんてー。そして何げに豪華な声優陣。高木渉さんと上田祐二さんと山口勝平さんと……あぁ一編に聞けて幸せ。
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そうそう、アニメと言えば「アムドライバー」。どうにも絵のクォリティ的に我慢が出来なくて見てなかったんですが、どうやら結構シリアスな展開になってるみたいですね。
……人死にが出たっぽいし主人公は悩める少年だし……なんつーかこう、そのストーリーにその雑な絵柄はどうみても浮いてるっぽいんですが!とか思うのは私だけかなぁ。。。その前にこの年齢で見てるのは私だけだろうけど(遠い目)
絢爛舞踏祭は、まだ序盤という感じで、これからシリアスになるのかどうかわかりませんが、絵のクォリティ的にはいいですね。主人公以下キャラクターも結構しっかり性格付けされてるし。個人的には夜神萌えつーか眼鏡萌えなんですが(だって眼鏡掛けててチームのエースで死に神とかおそれられてんのよー!きゃー!)
声優的にはやっぱり主人公のグラム好きです(だって関智一さんなんだもんっ)。
これは原作があるらしいですんが、どんな展開になるんでしょー。楽しみです。
同じ木曜日に放映されてる「無人惑星サヴァイヴ」もハマってます。NHK頑張ってる。多分、15少年漂流記をモチーフにSFにしたんだと思うんですが。カオル萌え。十五少年漂流記ってどんな話だったっけー。既に二十数話放映されてるんですが、全部で何話あるんだっけ。まだ半分行ってないらしくて、これからまだ引っ張るのー!?とヤキモキしてます。
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あと、今ちょっとハマりかけてるのが、月曜夜の「サルヂエ」。
……IQサプリとかも好きです。
あー、あれスカッとするよね!すぐわかると、すっごい気持ちいいよね!
でも毎回思考の呪いにかかっているのは内緒です……(体の中にさんかくでしかくいものがあります。なぁに?なんてわかんないよー!)
一番発想が柔軟でなぞなぞとかクイズとか得意な筈のAB型なのに……ぐっすん。

2004年06月08日(火)



 水戸黄門その他。

夜叉王丸の正体やっと判明。
そうか。アキちゃんの実の叔父さんか。
それでアキちゃんを影ながら守ったりしていたんだね。
しかしシリーズ初出のとき、君はアキちゃんを人質にして鬼若と戦ったんじゃなかったっけ。
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シリーズ物にはありがちな触れちゃいけない部分ですか。
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しかしまー、ある意味予想は出来ていたんですが、ここはいっそ「実は父親でした!」とかの方が驚いたんだがなー。
そうか。流石にそれは無理か。
そして手裏剣(この場合はクナイか?)に塗られていた毒に苦しむ夜叉王丸を見ながら、弟と「おー、シリーズ二人目の戦死者か?」とか「あ、この時間でこの苦しみ方だと死なないね」とか喋ってた私たち兄弟ってある意味鬼?
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最近、ヴァンパイアホストの莉音ちゃんが可愛いです。えーと役者さんは小向美奈子さん……だったかな?なーんか見てるうちにスキになってきましてー。
いや、ヴァンパイアホスト終わったら興味失せる可能性も大ですが。
でも前回の死神ホスト編、キャスティング間違ってると思うの。。。もうちょっと色っぽい俳優さん出せなかったのかなぁ。。(遠い目)

2004年05月29日(土)



 遅ればせながらオレンジデイズ。

んー。
なんというか。
恐らくは第1話しか見ていないだろうに、今、私が感じている違和感をそっくりそのまま第1話の紹介文に記載したコラムニストに先見の明があったのかなーと感心するやら、むしろここまで見ないと違和感を覚えなかった自分の鈍さに我ながら呆れるというか。
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サエを障害者として描く必要があったのか。
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まさにソレです。
もしかしたら、障害者だからといって特別に描かなければならないという前提の方が差別に当たるのかもしれないけれど、だから、普通のキャンパスライフを愉しむサエの描き方はある意味、正しいのかも知れないけれど、なら、どうしてドラマの中核に「障害者であるサエの自立」を絡めなければならないのかが疑問です。
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普通に「バイオリンの道を目指していたけれど挫折したサエ」でも良かったんじゃないのかなー。
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差別云々の話で言えば、例えば茜が何らかの障害を負っていて、でも主役ではなくて、ごく普通の脇役として描かれている、というのが自然ですかね。
そう言えば翔平くんの妹さんも足に何らかの障害を負っているみたいでしたね。
ああいう描き方は自然で良いと思うのだけれど。
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とにかく主要ストーリーに「障害者である」サエを登場させる必要性がどうにも見いだせません。
もしかして、北川女史はごく普通の若者達に、手話でごく普通の若者の会話をさせたかっただけなんじゃないだろうか。とかまで思ってしまいます。
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それと、あれ。
バイオリンがダメだからってそんな簡単にピアノに転向出来るもんなのか!?
いくら母親がピアニストで、小さいときから教わっていたとしても、ジュリアーノ音楽院に留学経験があったとしても、それだけですぐ高級ホテルのピアニストに採用されるほど上手なのか?
とゆーか、その程度なのか、そういう場所のピアニストって。
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何だかオレンジデイズは、実際の中途失聴者さんや、ピアニストさんが見たら不快に思うんじゃないかなーという矛盾が色々出てきましたね。
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北川女史の作品で以前見た「LOVE STORY」という作品にも、色々「こんなの普通はないよねー」という矛盾はあったし、人間関係も「それはあっさりしすぎじゃないの!?」というようなところはあったのだけれども、それは主役が「作家」と「編集者」という、私からは遠い非現実の世界のお話だったからで、どこか「おとぎ話」のような感覚で見られたから気にならなかったんだろうと思うんですけれども、今回は(私は大学経験ないですが)普通の大学生が主人公だし、何だかイマイチ矛盾が見過ごせません。
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それでも、北川女史の台詞回しはとても好きなので、なるべく矛盾は見ないようにしながら見てますが。
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サエ個人は好きですが、ストーリー構成的にはちょっとなぁ……という感じかもしれない。
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それにつけても、もう退場なのね小西真奈美ちゃん。うぅ。もうちょっと見てたかった……。
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ところで、今日「笑っていいとも!」でやっていた常識ストライカーというコーナーで、
「設問:キーボードを見ないでタイピングをすることを何というか」で
「正解:ブラインドタッチ」になっていたけど、それ不正解だから。
正確には「タッチタイピング」だから。
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この話は何度も色んな人にしているのだけれども、日本何たら協会とかいうところの規程では、確かに以前は「ブラインドタッチ」と言っていたのだけれど「ブラインド=盲目の」という意味合いがあって、差別的だということになり、現在使われているのは「タッチタイピング」が正解。
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この名称になってから、既に十数年が経過しているというのに、未だに浸透していないばかりか、こういう風にTV局でも正解として取り上げられたり、お粗末なところでは、タイピングの教則本にもブラインドタッチのまま掲載されていたりするぐらいだ。
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でも正式にはタッチタイピングです。この機会に皆さん覚えましょうね(←誰だ)

2004年05月20日(木)



 衝撃。

デカレンジャーが夕刊コラムに掲載されてた。
しかも「ホームドラマ」とか「電池が切れるまで」と並べて。
件のコラムは色々なテレビ番組やCMを取り上げて何やかんやと書きつづられるエッセイのようなもの(エッセイそのものなのかな〜?)で、私自身は共感することはないのだけれども、考えたこともないような見方をしていることもあって「へー」と思うこともあるので、好きで毎回読んでいる。
そして今日、唐突に私の目に飛び込んできた「デカレンジャー」の文字。
いやぁ、びっくりしたのなんのって。
そのコラムはCMなんかも取り上げたりはするけれども、未だかつて子供向け番組を取り上げたのを読んだことはなかった上に、出だしが「ホームドラマ」や「電池が切れるまで」なのだ。
並べるか普通!とデカレンジャーにハマった私でも思わず叫びたくなる取り合わせ。
それも、前者のドラマが視聴者を泣かせようとしているのに比べて、デカレンジャーを見れば涙も乾く。面白い出来だと書いてあって、更に驚き倍増。
そしてみんな気になるのね犬。やっぱりツボはそこなんだね犬。先々週から変身できるようになったんだよね犬。いや、つーか変身出来ることが先々週に発覚したんだよね犬。
……とゆー、まるで私の心の叫びを代弁してくれるかのようなツッコミで、新聞読みながらゲラゲラ笑ったのって初めてかもしれないと思いつつ、ゲラゲラ笑って読んだのでした。
そうだよね。最初からあんたが戦ってれば問題なかったんじゃないの犬っていうぐらい強かったもんね先々週。そこまでは気づかなかったよ……。
そう言えば、ビデオの整理をしていて久しぶりに相当昔の特撮ヒーロー「カクレンジャー」を観たのですが、今のデカレンジャーに比べると、やっぱりちょっとストーリーとか映像とかショボいやね。仕方ないけど。
デカレンジャーは、あんなにおバカなストーリーでも、チープな映像でも、カクレンジャーに比べれば洗練されてるんだなぁと変なところで感心。
そして90年代のアニメを観ていて「……あ、ケータイ出てこない」とそんな時代の流れの速さを痛感させられた一週間でした。先週。

2004年05月18日(火)



 夢の話。

どこぞの高校らしき学校の理科室だか理科準備室だかの扉を開けた途端、中は大学教授の研究室みたいな感じになっていて、更にいつの間にか畳敷きの古民家風になっているそこの中に8畳から10畳ほどの部屋があり、その上には宇宙船のレーダーみたいな模様がでっかく書いてあって、その上に仲間5〜6人(みんな中学生から高校生程度)が乗っかったら、いつの間にか外見が城になっていたそれが浮き上がり、仲間の数人が模様の上で手探りしながらそれを操縦(どうやら模様が操縦桿らしく、△だと上、▽だと下、みたいな様子)しつつ、残りの仲間が古民家風の部屋の中に雑然と置かれている古書やら箱やらを探し回り「あ、こんなところに(巨大な)メモリーが!」とか「これマニュアルじゃない?」とかわいわいやっている夢を見た。
……………………………????(悩)
.
.
ちなみにその日、15年ぶりくらいに一人で家族全員分の食事を作ったらむちゃくちゃ段取り悪くて軽く凹む。小学生、中学生頃の自分の方が段取りよかったよ。
私ってこんなに料理下手だったっけ。。
リハビリ必要か、これは……(呆然)
.
それに関係して思ったのだけれども、最近は「○○さえ入れればすぐ出来る!」みたいな食材があふれていて、15年前のそれより断然料理のスピードが速くなっているのね。
なので「こっちで野菜を煮ている間にこっちで別の作業を」とかいう隙がナイ。なにしろ既に野菜は煮てあって「さああとはソースを絡めるだけよ♪」みたいな状態になっているので「煮ている間にやれるはずだった作業」をやる時間がナイ。
というわけで、最近の料理は「すべての食材をちゃんと前もって準備した上で料理に取りかかる」ことをしないと、わやくちゃになるんだなと学習。
……こんなところで時代に取り残されるとは思わなかったよママン。。。

2004年05月14日(金)



 ほぼ一週間遅れですが。

すさまじいクリーンヒットぶりに思わず日記に書いてしまいますデカレンジャー。
今週分はまさにクリーンヒット。
戦隊物はいつからお笑い芸人養成所になった。
一昔前の漫画のような上司と部下の掛け合い。
一昔前の漫画のような赤ちゃんパニック。
一昔前の(以下略)。
パイパイってウメコ……(悶笑)
そして!そして次回予告ですよ!
犬!変身出来るのか犬!
……冷静に考えたら彼もデカレンジャーなわけで、今は長官という立場=出世しただけで昔は下っ端=ヒーローだったんだろうし、前線で戦っていたんだろうから変身できて不思議はないんですが。
骨格からして変わってるぞ、犬。
そして【変身した方が格好いい】ぞ、犬。
ビデオの数がとんでもないので泣く泣く削除ですが、HDDレコーダーを持っていたら間違いなく録りだめして保存版作ってたな。……恐るべしデカレンジャー……。


書き忘れたので連続で。

実は最近こっそり「二人はプリキュア」にもハマっております。。。
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セーラームーン実写版だとかマーメイドメロディだとかをしっかりばっちり録画して見ている自分もデカレンジャーにわーわー言ってる自分も十分どーかと思いますが「プリッキュア、プリキュア〜♪」とか普通に口ずさんでいる自分が一番どーなんでしょう。。。
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なんかすっかり放送局の思うつぼな自分。

2004年05月08日(土)



 感想と批評

感想や批評をいただく場や機会をいくつか持っているんですが、いつも思うのは複数の感想(又は批評)をいただく場合、ほぼ9割、真逆の感想(又は批評)をいただく、ということです。
「○○が良くなかった」という「○○」の部分を、そこが良かった、という方もいらっしゃって、いただく側としては面白いというか興味深い反面、どちらを取捨選択するかで悩んだりもするのです。
大体は、良かったと良くなかったの割合の多い方を選択するのですが。
そして、良かったと良くなかったの意見の文面を見ると、良くなかったの意見は半分が批判、2/4が批評、2/4が感想なのですね。
「ここが悪い」が半分。
「ここが良くなかったのでこうした方が」が2/4。
「つまらなかった」が2/4。
良かったの意見の方は大概が「ここが良かった」なので、この別れ方も興味深いです。
ある意味、一番最後の「つまらなかった」が一番素直な読者の感想なのでしょうけれども、一番堪えるのもこの感想で。
そして、批評と批判に関して、特に自分が意図したことが伝わっていない故の批評・批判に対して、伝えられなかった私の非力さを棚に上げて、読み取らなかった読者の読解力のなさのせいにしよとしている自分にふと気づいて、ぞっとしたりするのです。
といっても、向上心のかけらもない、へたれな私は、だからと言って、じゃあ次は伝わるように書こうなんて、これっぽっちも思わないわけですが。
……でも、やっぱり思うのです。
「読みやすかったです!ハッピーエンドですごい良かった!」と
「読みづらかった。ハッピーエンドにする必要なかったのでは」の
2つの意見が半々である時は、どっちを取捨選択するべきなんでしょうねぇ……?(ハッピーエンダーとしては、アンハッピーにはしませんけども)

2004年05月07日(金)



 野沢へ行ってきたデスヨ。

ひっさびさの超大型連休。
個人的に病院へ行く為、28日にお休みを貰っていたので28〜5/5までの8日間お休みだったのですが、その間の2〜4日まで野沢旅行でした。
車で行ったので、家族の中で唯一免許を持っていない私は行きも帰りも爆睡していたわけですが。
野沢温泉郷はほぼ坂道オンリーで入り組んだ構造になっていて、通りを1本間違うと、自分がどこにいるかわからなくなる危険性がある(言い過ぎ)作りになっていて、そんな中を外湯巡りに出かけた父と弟を放り出し、私は母と二人で散策してまいりました。湯沢温泉神社とかもばっちり写真に撮ってきましたです。しかし坂道辛かった……。
数年前も来てるんですが、ものすっごいリアルに体力の衰えを痛感させられましたヨ。前に来たときはもう少しラクに上れてた筈なのになー……。
とにかく家族全員で非常にはしゃぎまくった、とても充実したGWでした。
.
それに先駆けて5/1にはK女史と所沢でお茶。
某協会のこととか批評とか批判についてとか作品についてとか色々しゃべり倒してきました。気づいたら4時間しゃべり続け。最後は喉痛かったよ(しゃべりすぎ)
でもやっぱり私は勢いよく自己主張出来るタイプではない(自己主張自体は結構強いのだけれども他の誰かを押しのけて主張出来ないので大勢いると存在感が消える)ので、大勢でわーわーやるより、こういう静かに二人とか三人とかで喋る方が性に合ってるのだなーと思いました。
いや、ネタふりとか苦手なので、盛り上がらないと悲惨ですけどね、少人数オフって。
でもK女史とは今まで何度かオフしているのにも係わらず人混みに紛れてじっくりお話したことがなくて、今回お話させていただいたら意外に考えが似通っていたり同じような趣味を持っていたりしてて面白かったです。またお茶したいですー。

2004年05月06日(木)
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