きまぐれ日記
せいあ



 冒険CHEERS(チアーズ)

という番組を、土曜日夕方6時から見ているんですが。
杉浦ウルトラマン太陽とかも何気なく出てたりする、子供版鉄腕DASHみたい(ていうか、まんま、そのノリ)な番組なんですが。

ここにもいた、中尾明慶。

結構、前から見てたんですが、全然気づきませんでしたよ。
この番組、レギュラーというのが居なくて、しかも密かに何年か前から撮影していたらしく、「去年の夏、それは始まった」とかいう出だしでコーナーが始まったりするんですが。

どうやら中尾くんは初期の頃からちょくちょく出てるっぽい。
私は初期の冒険CHEERSを知らないんですが、オンタイムで見てた頃にも出てたっぽい。
……ドラマの力って凄いな、と思いましたよ。
メイン張って顔を覚えさせれば、他の番組で脇役やっても見つけてもらえるもんなんだね。

そして、中尾くん。
別に演技する必要はないはずなので、こっち(CHEERS)での言動は素だと思うんですが、まんまヨワスケだったよ。。。
いや、行動はヨワスケとは違うけどね?(笑)
何というかこう、喋り口調とか、素とヨワスケとどっちも一緒なの!
役者的に、そういうのもアリなのかなぁ(笑)
結構、私の中では「役者さんは役の中で演じる人間であり、特に自分とはかけ離れた役を演じることが多く、素の役者さんを見るとギャップに驚くことが多い」人種に入るんですが。
ものすごくフツーにヨワスケくんが喋ってるみたいだったよ(笑)

ちなみに、この中尾くん。
金八先生にも出てましたが、母情報では「GOOD LUCK」ではキムタクの弟役で出てたらしいです。私、あれ最終話ぐらいしか見てないんで知らなかったんですが。

しかし。
しかしですよ。
今放映されている「廃線になった線路を蘇らせてSLを走らせよう」企画に中尾くんが出てることをチェックしたんですが、これ、どー見ても夏。早く見積もっても初夏。五月からこっち、って感じ。

でも確か中尾くん、今年の五月からウォーターボーイズ2のシンクロ合宿に参加してる筈。

……。

…………。

………………。

映像マジック?

それとも、シンクロの練習した後、こっち(CHEERS)の収録?

鉄腕DASHの時も思うんですが、何月何日撮影分なのかを番組内で言わないので、見ながら「あれー? なんでこの時期、この人がここにいるのー?」とか思うことしばしばです。

そして今回のことで確信したことが。
私、これからは多分、見知った俳優を見つけるたびに「あーこんなとこにも出てるー!」とか騒ぐようになるんだろうな……。

そうそう。このCHEERS、今「みんなでサマーキャンプ」みたいなキャンペーンをやっていて、そのキャッチコピーを中尾くんがみんなを代表してセンターで言っているんですが。

「この夏、僕たちCHEERSのメンバーと一緒にキャンプをしないか!?」

お前はその頃ロケまっただ中だろう、中尾。

……思わずつっこんじゃいました(えへ)




ウォーターボーイズ劇場版DVDスタンダードエディションが本日到着。
でも、裏を見ると映像特典にメイキングはついてない。
……どうしよう。このスタンダードエディションじゃない、高い方のDVDにはメイキング映像みたいなの、ついてるんだろうか。
うー。うー。やっぱあっちを買うべきだったかー?
監督の新作予告とか、特典て言われてもなぁ。。。。
ちょっと悩む今日この頃。




今日はもうちょっと。
ウォーターボーイズ劇場版DVDを見て。
えーと、シュガーベイビーラブが裏テーマソングなのはドラマ版のみ、みたいですね。劇場版では使われてませんでした。
で、届いたばかりで、まだチャプターを飛ばして最後の方しか見てないんですが、それでも一応感想をば。

■ドラマは劇場版を越えたと思う。
もちろん。劇場版は2時間(もないですよね正味だと)。
ドラマは1クールですから12時間(もないですけど、正味は)。
だから、どう考えたってストーリーの掘り下げ方はドラマの方が上になるのは当たり前なんですが。
シンクロ演技の迫力が違います。
佐藤監督が1次合宿の際にボーイズ達に言った言葉。

「やるからには、映画を越える」

確かに越えてましたよ、監督。
ストーリーは元々が有利だったとしても、同じ土俵に経っていたであろうシンクロ演技は、間違いなく勝ってました。
演技の構成というか演出というのかな?も、ドラマの方が時間が経っているせいでそう思えるのか、洗練されてますね。
ただ、恐らくカット割りで撮影したであろう、ジャンプのシーンなどは、映画の方がきちんと飛べてました。きっちり飛べるまでNGとかかかったんだろうなぁ。
その辺、ドラマはライブですからね。一発本番。だから、この辺は比べたら気の毒かなぁ。その分、ドラマはライブ感があって迫力満点でしたし。

■何事も第1号は大変だよね。
勘九郎たちは、シンクロそのものが認知されたあとでのストーリーなんですよね。
でも、鈴木はじめ初シンクロを演じた彼らは「オトコがシンクロをやる恥ずかしさ」とも戦わなければならなかったんですよね。
実際、作中でもシンクロがプールで公演できると決まったあとでも揶揄が絶えなかったみたいだし。

仲間が集まらなかったり、練習する場所がなかったりという苦労は、鈴木達と同じなので割り引きます。
でも、鈴木達は、その他にシンクロ経験者がいないから手探りだったり、オトコのシンクロに対する理解が浸透していなかったりで「自分との戦い」が辛かったんじゃないでしょうか。

勘九郎たちはある意味「体制との戦い」であったわけで。シンクロに対する恥みたいなのはないですからね。シンクロをやる自分を恥ずかしく思っていないわけで、そういう自分と戦う、という経験はないんですよね。

そういう意味で言えば、先駆者である鈴木達5人は素晴らしいと思います。
何しろ、これのおかげで水泳部は最終的に国体優勝まで行けるほど部員増えたんだしね(笑)

■桜木女子と交流がない!
これは新鮮でした。
ドラマ版では麻子ちゃんが通っていたせいで、桜木女子の子が頻繁に唯高に出入りしてましたからね。
最後の最後でプールを使わせてくれる、というところまで桜木女子との接点が(平山あや以外に)なかったのが新鮮でした。
その平山あやだって桜木女子と唯高との接点にはなってなかったしなー……。
――はっ!!
そう言えば、ドラマ版では唯高と桜木女子は合同企画なるものをやってます(入部前のシンクロ潰しにやっきになってた田中がやたらとプールを使いたがってたあれですね)。

これも、鈴木達先駆者のおかげで交流が持てたということなんでしょうか!
唯高諸君!鈴木ほか先輩方を崇め奉り賜え(笑)

■鈴木は最後の最後までヘタレでした。
ヘタレ度で行くと

鈴木>勘九郎>泳吉 な感じですか。
演目が始まっても、なおうじうじしている鈴木くん。
その辺、勘九郎は(シンクロを恥ずかしいと思ってない分)完全に愉しんでましたしね。
劇場版からドラマになるに従って、どうも主人公のヘタレ度具合が少なくなってきているような気がします(笑)
そうそう、2で泳吉くんが言えば間違いなく踏襲されてるってことになるんですが。
劇場版・鈴木と、ドラマ版1・勘九郎が全く同じ台詞を言っているところがありました。

「とにかく……とにかく明日は愉しもう!」

これは意図して言わせたのかなー? だったら素敵だなーと思いました。
男子シンクロは、実際の川越高校でも同じ気持ちだと思うので(彼女ゲットとかいう不純動機はこの際見なかった方向で。

■演目は事実に忠実に作られている。
前に川越水泳部シンクロ公演の日記でも書きましたが。
本当にこの映画は丁寧に川越高校のシンクロ公演を取材してますね。
川越高校シンクロ公演で演じたダンスを演じていたり。同じ曲を使っていたり(青江美奈以外でもね)。
本物に近いものを作りたかったんだなーと思いました。そこが、ドラマ版とは違うところですね。
あと、川越高校シンクロ公演では、タワーの頂点に立てるのはシンクロリーダーだけらしいのですが、それも(まぁ演出上、一番目立つのはそこだから当たり前っちゃー当たり前だけど)忠実に、リーダー鈴木がタワー頂点に立ってましたね。

■劇場版とドラマ版の違い。
「友情」という点に関して、映画版では軽くしか触れてませんね。
やっぱり時間的制約があったんでしょう。
ドラマ版では「仲間」というキーワードをテーマに随分時間を割いていたような気がします。
その辺は、2時間物と12時間物の宿命ではありますが。
あと、ドラマ版を見た後で劇場版を見ると、どうしてもショボいのです。
これはなんででしょう。今現在の憶測で言うと、ドラマ版メインキャスト、山田孝之・森山未来・瑛太・石井智也。この彼らの存在感故かと思います。
特に山田孝之。彼はドラマだけを見ている限りでは間違いなくヘタレです。ヘタレを演じてます。でも哀しいかな、彼には存在感がありすぎるのです。
だから、ドラマだけを見ていればヘタレでも、劇場版鈴木と比べると、鈴木の方がよっぽどヘタレなのです。

それは、ストーリー上最後までうじうじしていたから、とかいうものもありますが、役者さん(妻夫木さん)の演技自体によるところも大きいかと思います。

彼はウォーターボーイズを演じる前(だったと思う)に他のドラマの脇役で出たりしているのも見て、以前から知っていましたが、どのドラマでもこんなヘタレな感じで演技をする役者さんではありませんでした。ポジティブな演技も出来る人です。なのに、この映画に限っては最後までうじうじ、うじうじ。
その演技力に脱帽です。その辺は、山田君、まだちょっとスキルが足りない感じだね。というかむしろ、持って生まれたその存在感はどうしようもないのかな。
……とか書いててふと思ったんですが。
そう言えば妻夫木くん、「ブラックジャックによろしく」でも「オレンジデイズ」でも結構うじうじした演技してたなー。いやでも、そうじゃない演技もしてたんだよなー。どっちが彼にとってやりやすい役柄なんでしょうね。
見た目的には……ごめん妻夫木君。山田孝之くんに比べると、明らかに君の方がヘタレっぽい。。。

■見せ場が散漫
ドラマ版の場合、1話1時間という制約があるなかで作られているので、結構細かく見せ場があちこちに散らしてあるんですが、劇場版では一番の見せ場である筈のシンクロ演技がイマイチ迫力に欠けるせいで、ちょっと最後がしまらない印象を受けますね。
特にドラマ版ではシンクロ公演自体にほぼ1話大半を使い切る勢いで魅せてましたから、その後で劇場版を見ると、つぎはぎでどうにもこうにも。

だからドラマ版を見た私が劇場版を見る際には、ドラマ版と比較して見るのではなく、ドラマ版の土台を作った先駆者達の物語としてみるのが正しい見方かな、と思いました。

■佐藤先輩は高校時代から変わってませんでした。
ドラマ版から久しぶりに高校生時代の佐藤を見たのですが。
……全然変わってねぇの(笑)
喋り方も、考え方も、その存在の雰囲気自体が全然変わってなくて。
2の早乙女先生が大人になってしまって、変わってしまった分、佐藤先輩は、いつまでも先輩のままで。もしかしたらどこかで分別も付いているのかも知れないけれど(っていうか妊婦さん相手にバイト、あ、2現在で言うと就職か、しているので、分別は付いていると思うけれど)、それでも彼は高校生時代の熱さを忘れてない。あぁ、これも違うか。早乙女先生も熱さは忘れてないもんね。ただ、がむしゃらに行動することが出来なくなっただけだ。

そして、喋り方も変わってなくて。
なんだか安心しましたですよ。不思議な感じです。

劇場版ウォーターボーイズ。これからじっくり見直したいと思います。

そうそう蛇足ですが■2との類似
鈴木くんは何の躊躇いもなくあのこっぱずかしい水着を履いてましたが。
あれって、なんか2の泳吉くんが水泳競技会で無理矢理はかされた、後ろにアップリケがしてある水着を彷彿とさせました。
……鈴木君、あれが履けるほどせっぱ詰まってたのか、吹っ切ったのか、どっちだったんだろうねー(なんか前者な気もしなくもない)

さて、これで本当に今日の更新は終わりです。
次は明日の更新でお会いしましょー。

※ちなみに今までの日記も何回か追記・修正を繰り返しているので、よろしかったら見直してみて下さいね★

ごめん、劇場版スタッフロールを見てびっくりしたので更に追加。
いやこれに杉浦太陽がちょい役で出てるのは知ってたんですが(っていうか、ラスト映るのわかるしね)
そうじゃなくて!

ドラマ版で不和コーチと共にシンクロ指導にあたっていた「北村栄基」さんが劇場版に出てるー!!!!

不破さんと一緒にシンクロ指導してるってことは、彼もトゥリトネスの一員ですよね。そして、ドラマ版1でボーイズになった安藤くんが2では不破さんとともにボーイズの指導にあたっています。しかも1にも出てましたが、不和さん。しっかり劇場版にも出てるみたいじゃないですか(ってスタッフロールにあったし)
その上、劇場版では不破さんはシンクロ指導じゃなくて水泳指導してる……(シンクロ指導は別に女性の方が担当されてました)

更に更に陸ダンスは劇場版とドラマ版1は八反田リコさんですが、2では違うみたいです。

あぁ……こういう連鎖もあるんだなぁ……。なんか素敵だなぁ……。
本気で川越高校からトゥリトネスに就職してるヤツいるんじゃないかなぁ。。。
と思いました。

■今回の特典映像で1つだけびっくりしたこと。
金子貴俊がこの劇場版撮影終了後もシンクロの練習をしていたことは、2の公式HPで知っていたのですが、2に出演が決まったからではなくて、劇場版でハマって、本気で練習してたらしいです。そう言えば、ハーレーに乗ってるだとか、実はサーファーだとか、見た目とえらいギャップの激しい私生活だよねぇ(笑)

そして!

彼「温泉へ行こう2」に出てたの〜〜〜〜〜っ!?

時間的に出勤時間になるので実質見られなかったんでしょうがないんですが、彼が出るって知ってたら録画してたかも〜っ。
映画で、とかドラマで、とかだとわかりませんが、実質この劇場版のあと、一番テレビに露出するようになったのは彼じゃないでしょうか。気のせいですか。

あと、メインキャスト、今までは「妻夫木と玉木と金子ぐらいだよね、人気出たの」と思ってたんですが、私が彼らを見分けられなかっただけみたいで、あとの二人も結構有名どころに出てますね。映画だったり、ドラマだったり。
そうかー。やっぱメイン張るとそれなりに仕事来るようになるんだね。
特に秀才役の彼なんて、アギトに出てるよ……怪人役か!?(笑)

■そしてやっぱり。
確か前にレンタルで見たDVDにはあった筈の、スタッフロールと共に流れるメイキングらしき映像が、今回は静止画でした。
……。
………。
やっぱ高い方買うしかないのか……。

よし。今度こそ(多分)更新は終わりだー。



2004年07月29日(木)



 無人惑星サヴァイヴ

今週の話はコイバナか〜〜〜〜!!!!

これで

カオル→ルナ←ベル←シャーラ

という構図がはっきりしました。
っていうかカオルが!カオルが!

みんなが家族の話をしている時にそっと離れるルナ。
それを気遣っていたのは間違いなくベルとカオル。
だってベルとカオルのショットしか出てこなかったし(笑)
この辺は妄想とかではなくて、番組側の演出、つまり公式な構図ですね。

更に、ベルがルナにプロポーズをしたと知った時のカオルの動揺っぷりったら!(笑)
折れてる!折れてるよカオル!っていうかむしろめり込んでるよ!(笑)
今週話のカオルは、まるで別人のように感情が表(ていうか行動?)に出てました。

これはもう、完全に公式として上記の構図が確立されましたねー。
でもルナは気づきません。
いや、この場合、気づかないと言うよりは、更に深い視点でみんなのことを捉えているせいではないかなー?

ルナは、とにかく「みんなで一緒に頑張ろう」と思っているのではないかと。
その「みんなで」という気持ちが強すぎて、個人的恋愛感情とかにまで気が回らないんじゃないかなー。

ハワードの鈍感さやシンゴの無知とは違って、今は恋愛感情を持ちだしている場合じゃない、みたいな意識がどこかで働いているのかもしれません。

でもなー。
ぶっちゃけ、ルナは世話焼きタイプだから、ベルは分が悪いと思うんだよなー。
どっちかっていうと、カオルを放っておけないんではないかと。
自分も「孤独」を知っているから、カオルの「孤独」も放っておけなくて、ついつい一緒にいてしまう、という感じになりそうな気がします。

あ、ただ、そういう恋愛感情を番組内で昇華させるかは疑問ですね。
この「サヴァイヴ」という番組は、それこそ「みんなでサバイバル」する番組なわけで、恋愛がどうこうというのは一要素に過ぎないでしょう。スパイスみたいな?

なので、ここで誰と誰が両思いになる、とかいう結末は付けないままで終わる可能性が大きいと思います。恋愛的発展を完結させる必要性は、この物語にはないですからねー。

いやー、しかし、いい。
カオル素敵。録画しておきゃ良かったよー。っていうかこれもDVD購入か〜?(笑)
カオルの動揺っぷりがたまりません。ギャクコメディより見てて面白かったです(鬼)

そしてそして、ここからは完全に妄想ですが。
カオルナが成立した場合、絶対カオルは過保護になるね!
そして物凄い嫉妬深くなるね!
ルナにちょっかい出す相手を片っ端から抹殺して歩くんじゃないだろうかぐらいの勢いで執着すると思うんですけど、どうですかね!
……いやー、そういう二次小説、どっかで書いてないかなぁ(笑)

さて、本筋に戻りますが。
今まで居た島での「訓練」を終えて、いよいよ「実践」に入る彼ら。
全員、本当にたくましくなりましたね。そして団結力が強くなった。
本編でルナが言うように、今の彼らは「グループ」ではなくて「家族」なんですね。
メノリとカオルが、ごく自然にみんなの話にとけ込んで笑い声を立てている、そんなシーンに、少しジンと来ました。

ハワードもなんか良い方向に変わってる。
「疲れたー」と文句を言うハワードに対して、シャーラが「ほら、早く行くわよ」と言った時の、彼の反応。

今までだったら間違いなく怒り出すところです。ワガママ王子だった彼なのですから、当たり前のことですね。
それが、優しく、本当に優しく「やれやれ」と。
ハワード。……それが本当の「男らしさ」だと思うよ。

あぁぁ。本気で今回は録画しとくんだった。
コイバナになるのは前回予告でわかってたのにー。
まさかカオルがあそこまで取り乱すとは思わなかったから〜!!!
くぅぅ。残念。

あ、余談ですが、全員で逃げる際、カオルは必ず最後尾ですね。
戦闘における避難で最後尾を受け持つのが優秀な人材であることはセオリーですが、やっぱりカオルが最後尾なんだね。そしてフォロー上手。
さすがパイロット訓練生No2。それぞれの個性(リーダーシップや判断力など)は別にして、実地で一番役に立つのは彼ですねー。次にベルあたりかな?
彼も実践に応用出来る知識と、そして知識を応用する力を持ってますからね。

そーかー。カオルVSベルなんだー。やっぱりそーなるんだー。
お互いがお互いの気持ちに気づいたら、どうするんでしょうね。
一歩も譲らない線もありですが、もし身を引くとしたら。
カオルの場合、ルナがベルと一緒のほうが幸せだろう、と「ルナのために」。
ベルの場合、カオルも同じ気持ちなら争いたくない、と「仲間のために」。

いや、基本的にはカオルが身を引くパターンはあっても、ベルが身を引くパターンは、ルナがカオルをスキだ、という事実がなければあり得ないと思うんですが(意外と頑固だしね)。

そういう感じかなぁ、と思ったりしました。
いやー、楽しかった。今回のサヴァイヴ。




昨日の日記で書いた「レビューへの反応」。
自分から「書きましたよ」と言うのは、厚かましい気がして出来なかったんですが、複数の方から「自分からアクション起こしてみたら?」とアドバイスいただいて、全員に出してみました。本当に「書きましたよ」という簡単なものですが。
今のところ3名さまからお返事が来ています。
何だか、私が「厚かましい」と思っていたのと同じように、あちら様でも「自分から相手にお礼を書くのは厚かましい」と思っていらっしゃった方がいたらしく。
そんなことには全く思い至らなかった自分の至らなさを知りました。
あと、レビュー自体に気づいていらっしゃらなかった方もいらっしゃいました。
あぁ、こんなことなら、もっと早くアクション起こしておくんだったなー、と反省しきりです。

そして、昨日の自分の問いへの答え。

えぇ、あなたはワガママです。欲しい物は、自ら取りに出向きましょう。

穂高さん、ご迷惑おかけしてすみませんでした。




夕方6時のとあるニュース映像。
池袋に夜な夜な現れる未成年達。
深夜十一時、街を徘徊する未成年達を補導員がざっくざく補導していく。
おまわりさんも次から次へと声をかけ、帰宅を促していく。

そんな映像を見ながら。


「ねぇ、あれさー。私があんな時間に池袋にいるなんてあり得ないけど、もし居たとしたら、間違って補導されたりしてねー(笑)」


「……………」

そこで無言になるな母。

否定してくれよ……仮にも三十路の娘だぞ……(涙)
とは言え、ニュース映像を見ていると、どう見ても私の方が幼く見えるんだよなぁ。。。
一度オフ会で池袋に深夜行ったことあったっけなぁ。
あの時は他にたくさん「年相応に見える知り合い」が周囲にいたからなぁ。
一人で歩いてたらどうなったかなぁ。

……わ、笑えない。

実年齢より若く見えるのがいいことなのかどうなのか、ちょっと疑問に思った夏の一夜でした。



2004年07月28日(水)



 今日は特に書くこともないので。

えーと、取りあえずPQ値が赤点(30点)じゃなかったので(ギリギリだったけどな)良かったなーと思いました。
一応、発想の柔軟さと、危機回避能力だけは備わってるみたいです。
ちなみにケーキの問題は、豆腐を賽の目切りにしたことがある人は全員即答出来る問題だと思いました。だって実際やるもんな、水平切り。
そして弟は交渉力があり、人間関係に敏感で危機回避能力が備わっている詐欺師体質なことがわかりました。さすが保険屋。伊達に日夜、他人様を丸め込んでません(言い過ぎです)

それと、今日は近くの基地で花火大会でした。と言っても40分くらいで終わってしまうのですが、結構大きい尺玉があがる、ちょっとした穴場の花火大会です。
とある病院の駐車場からベストポジションで見られるので、終盤降ってきた雨にもめげず、最後まで見届けました。
思わず絵日記書こうかと思ってしまいました。
やっぱり夏は花火だね。
そうそう、最近の花火はリボン型とかアサガオ型とか色々あって、とても楽しめました。

最後に、他の所で言えないので、ここで。
ノベフリでは、元々レビューしたことを作者さんにお伝えしない方向で運営しているので、最初から作者さんの反応も求めていないため平気なのですが、今現在やっているレビュー祭で、レビューしたどの作者さんからも何のコメントも貰えないのは、やっぱり凹みます。
試しにレビューしたサイトさんを回ってみたら、掲示板とか日記とかにレビューについて一言触れていたりする作者さんが半数いらっしゃって、だったら直接私に一言メールで何かコメントくれてもいいのになぁ、と思いました。
もちろん、レビューは「コメントが欲しいから書いているわけではない」ので、無理矢理書いているものではありません。
純粋に、面白いと思ったからレビューしているのです。
でも、それぞれの作者さんのサイトまで行かないと、私のレビューを作者さんがご覧になってどう思っているのかさえ、わからないような状態なのは、何だかとても精神的に疲弊します。

世のレビュアーさんたちは、こういう「報われない感情」と、どうやって向き合っているんでしょうか。それとも、コメント貰ったりしているのかな。
今やっているレビュー作業は決して苦ではないし、むしろ楽しいとは思うけれど、もし次回があったとして、今と同じレビュアーには何の見返りも期待出来ないシステムのまま行われるのであれば、次は参加しないかもしれないなー。と思いました。
私だって、それなりにちゃんと作品を読んで、なるべく思ったことが伝わるように一生懸命考えてレビューの文章を考えているのです。
レビュー記事の片隅には、私のサイトへのリンクも貼ってあるのだから、せめて一言、いえ、せめて、じゃなくていいです。本当に一言で良いのです。読んだのか読んでいないのか気に入らない部分はなかったかだけで良いので、教えて貰えたらいいのにな、と思います。それは、ゲストレビュアーを引き受けた時点で覚悟しなければならないことだったのでしょうか。

今の私は、わがままですか?



2004年07月27日(火)



 ウォーターボーイズ

今日は珍しくプロジェクトXが総集編(みたいなやつ)で、オンタイムで見られたので、思わずオンタイムで「訴えたい思いメモ」みたいなの書きながら見てしまいました。

取りあえず。

そう来たか。佐野。
彼は前作で言うところの田中的ポジションですかねー?
生徒会長という権力を持ちながら友人と呼べる人間がいなかった田中。
大手スーパー社長の息子という親の権力で周囲に人間を侍らせている佐野。
ちょっぴり(つーか、かなり?)ナルシーなところとか、おだてられると弱いとことか、何だかんだと理屈っぽいとことか良く似てますね。
ていうか下級生だったんだ、佐野。
だから敬語だったんだね……あれが素の喋り方なんだと思ってたよ(笑)

そしてきっちりパターン踏襲してくれましたね、彼らも。
いやー、あの亀が出た時点で先は見えましたがー(笑)
それが佐野入部のきっかけに使われる点は良かったですね。
負い目から入部するも「入部してやった」と、相変わらず強気な発言だった前作田中ですが、今回佐野の場合はビックリするくらい素直な反応で。
いやー、今までの嫌味なナルシー君というイメージ吹き飛んだよ。美味しいな、佐野(笑)

で、やっと本編開幕って感じですね。
結局、部は廃部ってことでプールは閉鎖されたし。表立って練習できない、いつものパターンになりました。
あんまりスムーズに前進出来て、このまま部員が増えてったらどうなるんだろうと思ってたんですが、まさか後退するとは思わなかったよ。
さぁ、彼らの新たな練習場所はどこだ。いよいよ試練が大きくなり始めました。
うん、ウォーターボーイズはこうでないとねー。

ところで、早乙女先生。時間の流れって。大人になるって。残酷だよね。
シンクロ部の廃部、プールの閉鎖が決まった時、彼は素直にそれに従いましたね。
でも、もし彼が大人になった彼でなかったら。高校生の時の彼だったら。きっと、校長に食ってかかっていると思います。

「もう一度! もう一度チャンスをください!」

それが言えなくなってしまった先生は、やっぱり分別の付く大人になってしまったんだなぁ、と。
あぁ、高校生の頃の早乙女ではなくなってしまったんだなぁと思いました。

そう言えば、今回までシンクロコーチは早乙女先生がやってるわけですが、早乙女先生の場合、正式な(というか正しい)指導者たり得ないですよね。彼自身、高校生の時に経験しているとは言え、正しいシンクロの演技を学んでないわけですから。いわば自己流のシンクロを教えているわけで。
そこで気になるのがマスター(佐野史郎)。

前回の話から、彼がシンクロ関係者であることは既に露見しているわけですが、もしかして、そのうち彼が指導者になることがあるんでしょうか。っていうかきっとあるよね。
なつこ先生との絡みで「シンクロはやめたんだ」とか言ってたのは、その情熱をもう一度ボーイズ達が引き戻す、という伏線ですよね。

それだと合点がいくんですよね。今回のボーイズの演技、タイトルバックを見ているだけでも前回より派手なのですよ。
フラミンゴなんか、ただフラミンゴになるだけじゃなくて(何て言うのかわかりませんが)回転するみたいだし。
どうも、前回より難易度の高い演技をするっぽい。
マスターが正しいシンクロの経験者で、彼が指導に付くのだったら、演技がよりレベルアップするのも頷けるなー、と思うのですが、どうでしょう。

なつこ先生との関係も気になりますね。シンクロを殊更厭うなつこ先生と、シンクロの話題に触れたがらないマスター。
この二人の間に何があったんでしょう。シンクロが関係していることは間違いないですが。もしかして、マスターがシンクロへの情熱を取り戻すことによって、なつこ先生のシンクロへの見方も変わっていく、という展開になるんでしょうか。
それとも、なつこ先生がボーイズたちの情熱に触れて、マスターをシンクロに引き戻すんでしょうか。気になりますねー。

で。成長早っ。
今回の主人公君は成長早くないでしょうか。次回予告を見る限りでは、何かまた後退してるっぽい気もするので、一歩一歩ゆっくりでも着実に成長していった勘九郎と違い、泳吉は進んだり戻ったりしながら成長していくんでしょうか。
あのアメリカ行きのチケットを破る時。それが、彼が最後の殻を破る時なんでしょうね。
でも、今回、しおりちゃんの心配までしちゃう泳吉くん。仲間が5人揃って随分余裕出てきた頃にやっと麻子ちゃんの心配をするようになった勘九郎とは大違いです(笑)

何て言うんでしょうか。泳吉くんは、きっとずっと人の顔色を伺って生きてきたんでしょうね。だから、仲間の気持ちにも、しおりちゃんの気持ちにも気づける。
人一倍、他人を思いやれている気がします。
仙一君の時も、ガンちゃんの時も、今回の佐野君や、ヨワスケ君のことも。
恐らくは無意識なんでしょうが、ふっと傍に寄って、ぽんっと肩を押してやる。
部長らしいリーダーシップも出てきたし、本当に勘九郎とは大違いだ(笑)

そうそう、そのしおりちゃんと言えば。
気づいてましたか。しおりちゃん、クラリネット奏者ですよね。
で、前作の教頭も実はクラリネット奏者だったんですよね!
そして、周囲の反対を押し切って音楽の道に進み、挫折して教師になったんですよね。
挫折するかどうかは別として、こんなところに前作の教頭とリンクするキャラが居たとは思いませんでした(笑)
教頭は猛反対を押し切ってまで音楽の道を選んだようですが、しおりちゃんはどうするんでしょう。……ウォーターボーイズだもん、もちろん、ゴーイングマイウェイ!だよね!

さて、次回予告。
なんか、泳吉くんのお父さん出てくるっぽい?
……立松的ストーリー展開が待ち受けているのか!?
どうなるんでしょう。今、今週分を見終わったばかりだと言うのに、もう来週が気になってしょうがありませんー。
気になるドラマがあると、一ヶ月ってすごい早く過ぎていきますね。
こんなこと言ってる間に、すぐ最終回。つまり秋が来るんでしょうね。

ていうか7月終わるの早い〜〜〜〜っ!!!



2004年07月26日(月)



 東京湾景

やっぱり、ドロドロするのね。。。
しかも母の元彼死んでないじゃん……。
その上、娘の今彼のオヤジじゃん……。
こうなってくると、神谷先生が持っている絵の意味が気になってくるところです。
神谷先生のお母さんは、美香母と亮介父とはどういう関係だったんでしょうか。
しっかし、今回ほんっとにヤなやつだな俊様(笑)
微妙にマザコンまで入ってる……打たれ弱いと見たね、あれは。
悲恋に終わるかハッピーエンドに終わるかわかりませんが、間違いなくアレとはくっつかねぇな(笑)
となると俊様的見所は、この挫折(失恋)をバネに真人間として強く成長するか、完全に壊れるか。どっちでしょうねー。母があんなだから、母を乗り越えて成長、という前者になってほしい気がしますが。
1話目で母親の悲恋を全部語っちゃって、これからどうするんだろうと思ってたら、どんでん返しでしたねぇ。まさか生きてたとは。そして彼が彼女を諦めた理由も気になるところです。片足が義足になったせいか……? 美香母の葬儀で石坂浩二が狼狽していた、という新たな伏線の出現を考えると、美香に対する俊様的ポジションに石坂浩二がいたのか? なんか、そんな感じだなー。さあ、これからどうなる東京湾景。
……っていうか、見ちゃうんだ私……見たくないんだけどな……今更な……(がっくし)


ずーっと、今回のヒーロー戦隊物からイケメン路線はやめたんだなとか言いまくってきた私ですが、今週、ちょっとその考え訂正。
新キャライケてないか!? 微妙にわんこ系だけど。イケメンっていうには、ちょっと幼い感じだけど。
でも他のメンツに比べればイケてるんじゃないかなーと思うんですがどうですかね皆さん!


十五少年漂流記。
サヴァイヴの影響……じゃないよなぁ。
夏休み課題読書の定番作品ではありますが。
……最初に行った本屋で売り切れてたよ(呆然)
ねぇ、売り切れだよ売り切れ。こういっちゃなんだけど、売り切れるような種類か、あれ!?
思わず「サヴァイヴ効果!?」とか思っちゃいましたよ。
あ、ちなみに本屋の店員さーん。
「あのー、十五少年漂流記の文庫本探してるんですけど」という質問に「えーと、作者名解ります?」は本屋の店員としてどうなんでしょう。逆に思わずおずおずと「あ、えーと、ジュール・ベルヌだと思うんですけど」とか言っちゃったよ。。。


ロックマンエグゼアクセス。
メイルちゃんていつから熱斗LOVE?
夕方にやってたロックマンエグゼは最後の方ちょびっとしか見てないんですが、むしろ熱斗→メイルちゃんじゃなかったの!? いつ矢印の方向が逆に???
ちょっとびっくりしましたよ。


えーと、セカチュウとか、その他もろもろについて。
私ですね、もしかしてセカチュウに対して「許容」とかいう単語を使っているかも知れないんですが。もし使ってたら誤用です。
私の場合、セカチュウは「許容」出来ないのではなくて「受容」出来ないのです。
許容。……許せないわけじゃないんですよ。ああいうストーリーは、ノンフィクションでもあると思うし、フィクションとしてもありだと思うし、好きな人は好きだと思うし。だから、私の目の届かないところでやってれば別に。許せないワケじゃないんですよね。
だから私の場合、許せない「許容できない」わけじゃなくて、受け入れられない「受容」出来ないだけなんですねー。
ごく最近で「許容」出来なかったのは、影でこそこそ言われたことと、め組の大吾だけです(笑)
昨日、お風呂入っててふとそんなことが頭をよぎり。もうPC落とした後だったので、翌日書こうとメモってる自分にちょっぴり哀しくなった深夜1時でした(てへっ)


あとから、またふと思ったんですが(今日はPC落としてなかったので書いておきます)
東京湾景って、実はすごい難しいテーマ扱ってますよね。
在日韓国人と日本人との国籍を超えたラブストーリーでしょ?
現実に、私の周囲には在日の方はいらっしゃいませんので憶測でしかないのですが、在日の方は(あるいは在日ゆえなのか)自分の国籍や母国のことを日本人よりずっと大事にしていらっしゃるようなイメージがあります。これも憶測ですが、自分が在日とは言え韓国人なのだ、ということに自分のアイデンティティーを感じているのかなぁ、と思うのです。
だからね、もしこれが、美香と亮介が「オレ達には国なんて関係ない。オレ達はオレ達の幸せを見つけ出すんだ」的な終わり方をしたら、在日の方から物凄く反感を買うような気がするのですよ。「国なんて関係ない」なんて言葉は「母国」という言葉に何も感じずに育って来られている日本人だからこそ受け入れられる考え方であって、日本にいながら韓国人としてのプライドを保ち続けている方にとって、そんな安易に捨てられるものでも、考え方を変えられるものでもないだろう、と。
かと言って亮介が韓国籍になる、というのもドラマとしては安直でしょ?
この深い溝を、このドラマではどういう風に埋めるのか、越えるのか。
その辺には(ドロドロしててイヤなんだけれども)興味あります。
あと、頼むから「脳天気で愛国心なんてものにはこだわらない日本人が描く安易な考え無しのデリカシーの欠片もないような終わり方」だけは避けてくれ。

そうそう、神谷先生の家にあった自画像。実は、神谷先生も亮介の親族だったとか言うことはないっすよね?
第1話で確かに「君のお母さんから預かった日記だ」とは言ってるけど、それが恋人の家にあるわけないもんね? いや、お父さんが元画家で、亮介が書道家を目指してるんなら、神谷先生が親族でも違和感ねーなーとか思っちゃったんですよ。芸術一家ってことで(笑) だって普通、肖像画なんて例えば親友の間柄だったとしても譲り受けたりします? なんかそこらへん違和感あるんですよねー。神谷先生の家にある絵が「肖像画」だ、という点。ああいうのって、普通はモデルになった人間にやるか、書いた人間が保管するものだと思うんだけどなー。
彼の知っている、美香母の謎が何なのか。結構楽しみです。



2004年07月25日(日)



 真・ウォーターボーイズ

今日、日テレのズームイン傑作選SPの中で「川越高校ウォーターボーイズ密着取材」というのがあったので、見てみました。

感動しました。鳥肌たちました。

1.ドラマは現実に忠実に作られていたこと
シンクロはあくまで文化祭用であって、シンクロ部があるわけではなく、競泳から引退した3年生が中心となって作っていること

16年前シンクロを公演した理由は「女子にもてたかったから」だったこと

シンクロの練習は時に深夜に及ぶこと

ドラマの中で使われている技の殆どを実際に演じていること

青江美奈の曲を使った年があったこと

青江美奈の曲は映画版に出てきてるので、映画版の監督さんですかね。本当に丁寧に取材したんですねー。

もちろん、ストーリーはオリジナルです。川越高校の水泳部は廃部寸前だったわけではないし、教頭に反対されているわけでもない。
ただ、毎年すごい人出で(去年は5千人、一昨年は1万人だったそうな)、交通整理には警察も出張っている程ですが。

でも、練習風景を見ても、公演を見ても、ドラマが頭をよぎるのです。
「あ、このシーンあった!」という思いが。
映画もドラマも、本当に事実に忠実に作られているんだなぁと思いました。


2.実際の演技の方がプロに習ってる役者より巧いこと

競泳の経験で言えば、当然川越高校水泳部の方がプロに近いわけですがね。
シンクロ自体は、ドラマではプロの指導を受けているわけですよ。
でも川越高校には、そんな指導者いないわけですよ。
なのに、どう見ても川越高校の演技の方が巧いのです。
屈伸飛び込み(簡単そうに見えて実はかなり難易度高いんだそうな)なんか、ドラマでは斜めに入水してますが、川越高校の部員たちはほぼ垂直に入水してますからね。
ジャンプしてバック宙するのも、イルカジャンプも、タワーも、ドラマの中に出てくる演目は全部演じてます。そして一つ一つのレベルがドラマよりクォリティ高い。素晴らしいです。マスゲームなんか、ハートマークとか作ってるしね。
そう、演じる人数も多いほど難しいと思うんですが、ドラマでは32人のところ、川越高校では46人だそうです。マスゲームの★マーク、ドラマでは外側だけでしたが、川越高校の演目では☆ではなくて★でした。つまり中まで詰まってました。


何に感動したかって、やっぱり「2.」ですかね。
陸ダンスもドラマに引けを取らなかったですよ。というか、ドラマが川越高校の実際の陸ダンスを参考にしてるんじゃないでしょうか。見てて「あ、ドラマと一緒」と思いましたから。

それを、プロの指導も仰がず、あくまで部員のみの力でやってのける、ということに感動しました。すごいよ君たち。でも「公演ガンバって彼女をゲットしよう!」とかいうかけ声は思いっきり不純なのでやめましょう。そういうのは胸の中で言うように(笑)

やっぱり一度本物を見てみたいです。っていうか、彼らアレで食べて行けるんじゃないのか本気で。とか思っちゃうくらい鳥肌たちました。すごいねー。

なのに、それだけすごいシンクロを公演が出来るのに、彼らはあくまで「水泳部」にこだわっているところも格好いい。

「基本的に、競泳(の練習)を頑張らない人間はシンクロには出さないから」

格好いいです、部長。格好いいです、水泳部。
あー。5千人か。1万人か。私には無理だなぁ……(しくしくしく)

川越高校の先生方。シンクロ公演ビデオに撮って販売したりとか、しませんかー……(笑)



2004年07月24日(土)



 美少年。

いや、酒じゃなくて。(注:結構有名な日本酒の銘柄です)

「あぁ探偵事務所」の番組宣伝に「美少年との禁断の恋」という文章が載っていて、一体誰が美少年役なんて難しいキャスティングされたんだろうと興味が出てですね。
だって、美少年ですよ、美少年。
イケメン、だと年齢がたちすぎてるし。
まさか、ちびっこ出すわけにいかないし。
美しい少年(ぽさを残した)俳優でなければいけないわけですよ。
この美しいというのもポイント。
美しいというのは、ワイルドであったり今風であったりしてはいけないわけですよ。それは美しいというのとは違うわけですよ。
で、誰がやるんだろう、とすっごい興味を持って見たんですが。

ウエンツ瑛二くんでした。

ものすごく納得しました。

あー、そーだねー。彼なら「美少年」だねー。うんうん。
しかも歪んだ性格の美少年。往年のア○ロを彷彿とさせる「パパにだって殴られたことないのに!」とかいうセリフも吐いてくれました。
しかし今回の話は「中学生の彼に魅せられ、未成年であることを知りながら交際してしまった女性が自らの過ちに気づいて関係を絶つんですが、5年後、偶然再会した彼につきまとわれノイローゼになって入院するはめになり、助けを求めてくる」という話だったわけですが。

そりゃー、分別ある大人が中学生に手ぇ出しちゃマズいだろー、とは思うんですが。自業自得だろうとも思うんですが。

……相手がウエンツ瑛二クラスだと気持ちわからんでもないなぁ……(笑)

あれですかね。彼女の場合、途中で彼を振ったせいで、今回復讐される羽目に陥ったわけですが、そのままずっと交際を続けていれば問題なかったんですかね。

思うんですよ。未成年と成人との恋は禁断と言われるけれども、じゃあ、未成年同士だったらどうして可なのかとか、不思議じゃありません?
成人なんだから未成年を正しい方向へ導くのが義務だというのなら、未成年同士の交際も正しくないということになりません?

結局、彼女の場合、未成年だった彼と交際をしたことが悪いのではなくて、その分かれ方に問題があったんじゃないかなーとか思うんですよねー。
いや、今回のウエンツ瑛二の役柄的には甘やかされて育ったヒネガキだったので、どうやっても無理だったかもしれませんけど。多分、彼だったら、成人してから恋をしても、振った相手に復讐とかするタイプだったろうなーと思いますけど。
でも、そこまで彼を歪めてしまったのは「あなたはまだ若いから」なんてお決まりの言葉で彼を突き放したことが原因なんじゃないかなーとか思いましたです。



さて、今日のハニカミ。
いやー、もらい泣きしそうになりましたが、それはともかく。
えっと……挿入歌にウォーターボーイズの挿入曲ばっかり使われてたのは、私がハニカミを見てたからか!?とか思わず世界は自分を中心に回っている的勘違いをしそうになりました。
だってさー、シュガーベイビーラブだけならまだしも、ウォーターボーイズ用に書き下ろした曲まで流れんだよー。他局の番組なのに、使っても良いのかそういうのって(笑)

そして来週。……来週は見る気しないなー。キングコング梶原て。あんたこの間離婚したばっかやん。相方の時は見るタイミング逃しちゃって悔しかったけど。相手が梶原じゃなー……。つーか、ここからイケメンに戻るのか? どんどん友人のイケメン度が下がるような気がして怖い(笑)

あー。しかし、先週の塩谷瞬は見たかった。山口もえは魔性の女だと思います。
意識的に相手を落とすのは魔性の女と違います。
彼女の場合、恐らくは無意識にやってるんだろうという辺りが魔性の女たる所以だろうと思われます。
そして何げに塩谷瞬は、わんこ系なんですね。先週のハニカミで初めて観たんですけど。やたらスキンシップ取りたがるあたり、わんこ系ですね。

……ああいう攻め方には弱いかもしらん。。。(笑)
いや、私ブラコンらしいからなー。懐かれると弱い、みたいなとこあるんだろうなー。

ま、取りあえず来週のハニカミは無しということで。

ちなみにTBSさん。前番組に野球中継入れるのやめてください。つーか延長しないでください。いつハニカミが始まるかわからないのに、前番組セカチュウだから「そろそろ始まったかな?」とか確認するのも怖いんだよー!!!(15分延長の時と30分延長の時とあるからなー)



2004年07月23日(金)



 無人惑星サヴァイヴ

カオル萌え★

いや、この場合、カオルナ萌え?
っていうか、カオル→ルナ←ベルな関係発覚!?

……今回はものすごい妄想のツボをつきまくりのお話でしたねー。
カオルもベルも絶対ルナに気があるよね、あれ。
腐女子アイじゃなくても、そう見えるよね、あれ。

カオルもベルもルナに心を救われているんだよねー。
いや、それを言ったらシャーラとかメノリとかもなんだけど、何というか、カオルとベルは特別、ルナを気にかけている節があるよーな気が。

あとハワードが。「告白」以降、吹っ切れたのか「嫌なヤツ」じゃなくなりましたね。本当にみんなと仲間になったというか。なんだ、本当のハワードは、お調子者ではあるけど、実は気の良いヤツなんじゃん。という感じでした。
特に今回は、ルナを励ますパーティなんて、昔のハワードだったら絶対面倒くさがってた筈が、進んで参加するし。
いや、でも女装までするとは思わなかったよ。仮にも財閥の子息が……。戻ってこーい(笑)

次回予告では、ベル→ルナな関係がはっきりするみたいですね。あと、まあこれもアリだろうなーとは思ってたんですがハワード&メノリ。→がないのは、どっちがどっちを好きになるとかいうのが不確定だから。この場合、いつの間にか両思い的な展開が一番可能性高いかもなー。

あぁ、それにしても今回は楽しかったよサヴァイヴ。
カオル〜〜〜!!!(絶叫)

まだまだクールは続きそうで、いつになったら終わるのか全然わかりませんが(公式HP行けばわかるんだけどさ)
次回も楽しみでっす。


(追記)
気になって検索かけてみたんですけど、カオルナって公認になってるー!?
しかもカオルナ←ベル的雰囲気たっぷりー?
私はどのキャラクターにも好き嫌いはないですが(ハワードは最初は嫌なやつだと思ってましたけど、何か理由がある筈だと思ってたし、今はとてもいい子だと思ってるよ)、シャーラ嫌いっていう人が多くてびっくり。大人しくてどことなく俯いているような人間は嫌われるんですね。っていうか、そういう人間を相変わらずリアル世界の人間は許容しないんだね。そこがムカつく。
そしてやっぱり思った通りカオルは一番人気でした。そりゃそうだろうなー……。
しかし、サヴァイヴのブログとか結構あってびっくりしました。やっぱりそれだけ良い物を作ってるってことなのかな。やっぱり来週楽しみー。



2004年07月22日(木)



 あらためましてウォーターボーイズ2

以前「私は俳優のおっかけ的な感想は持たないわ」と書きましたが撤回します。
……徹平君、可愛いよ……(きゅ〜ん←胸に矢が刺さる音)

いや、でも徹平君がというより、徹平君演じるガンちゃんと、ガンちゃんを演じる徹平君の演技にきゅんとなったので、やっぱり役者さんのおっかけ的なのとは違うのかな?

ラスト「……あ、それと、ばかよって呼ばないでください(はぁと)」にきゅんと。そりゃもうきゅんきゅんと。ガンちゃん素敵だよ可愛いよ最高だよ撫でくりまわしたいよ!(笑)

――と、ミーハーな感想はこれくらいにしておいて。
えーと、やっぱりどうしても前作と比べちゃうのは止められません。
で、前作と比べて今回のテーマは「バカ」なのか?とか思っちゃいました。
前作のテーマが「爽やかな熱さ」だったとしたら、今回は「爽やかなバカ」じゃないのか。とか思っちゃいましたよ。特に泳吉・洋介・仙一のバカトリオ。中でも洋介、一番バカ。

あ、ちなみに誤解のないよう言い添えておきますが、この場合の「バカ」は誹謗ではなく「あーあー、あんたらバッカだねぇ」的ほほえましく思ってる感情ですのであしからず。

何と言うんでしょうか、今回も前回と同様、壁はいくつもあると思うんですが、前回より深刻さが無いですね。それは壁自体が深刻じゃないのか、それともバカトリオの明るさがそう思わせているのか、前回よりスムーズにコトが進んでいて逆に怖くなります。だって3話終わった時点で既に15人集まっちゃってるんだよー?
予告で見ると、大人の方に何かどろどろした関係に発展しそうな二人発見なので、そっちでシリアスさを醸し出すかもしれませんが、現時点では何だか呆気なくコトが進みすぎて拍子抜けな感じが。

ほら、前回はひどかったですからね。シンクロの練習をプールで始めるまでさえもが長かったから。人数集めるだけでいっぱいいっぱいだったから。
今回、人数は集まるわ、プールは使えるわで、幾ら何でもこれじゃードラマとして壁なさすぎだろう的な感じが。

主人公的にも、既に泳吉くんは成長しつつありますしね。勘九郎は、この段階では未だうじうじしてました。立松くんが引っ張ってた頃ですよね。
それが既に部員は15人もいるわ、何だかんだで泳吉くんは部長っぽくなってるわ、言いたいことは言う!みたいな強さも身につけ始めているわで、成長が早くないかー?

あ、もしかして前作と見比べてるから悪いんでしょうか。
今回は「壁を乗り越えて成長していくボーイズ」の話ではなく「色々な困難にぶつかりながらも若さゆえの勢いでガンガンぶつかっていくボーイズ」の話なんでしょうか。
そうか。見方を間違ってる可能性もあるんだな。いつまでも前作引きずってちゃいかんよなー。

もしかしたら、今回は泳吉くんだけじゃなく、メインキャスト一人一人に丁寧にスポットを当てて描いてくのかもしれないし。

さて、取りあえずメインキャスト5人のうち4人まで集まりましたが、残る一人、佐野はいつ仲間入りするんでしょうか。現段階ではまだまだ兆候すら見えませんねー。もしかして最後の難関は実は彼か!?(笑)

予告を見る限り、映画版にも前作にもあった「シンクロとは呼べない酷いシロモノ」を公演するわけではなさそうなので(いや、でも実はそうなるのかなー)、この先どうなるのか楽しみです。

そうそう、書くの忘れてたんですけど、今回のボーイズの挿入曲も効果音も前作と一緒なんですね。そういうとこ同じだと違和感なく見れていいなーと思います。
あと、シュガーベイビーラブは、全編通しての本当の意味でのテーマ曲なんでしょうか。全編に渡って、メインテーマに使われてる気が。これがかかると「おー、ボーイズだー!」っていう気分になりますね。うん。



2004年07月21日(水)



 ごくせんとごくせん。

ウォーターボーイズ2の感想は、まだ見てないのでまた後で。
ドラマ版「ごくせん」のサイトを巡っていて、ふと思ったのですが、このファンサイト、原作をしっかり読んでいらっしゃる方も多いのですよ。
で、当然、中にはドラマから原作へ流れた方もいらっしゃるんですが、原作からドラマを見ている方も多いようなのですね。

でも、個人的にというか客観的に見ても、ドラマ版と原作って違うのですよ。
どれくらい違うかというと、私が日記で何度も叫んだ「め組の大吾」より違う。
登場キャラクターの設定から描写から違う。

……でもですね。
原作からドラマを見ていると思われるファンサイトさんで、ドラマを否定する声ってないんですよ。
いや、もちろん、どこかにはそういう声があるのかもしれないんですが、少なくとも私が巡るファンサイトには一つもなくて。

それが不思議なんです。
同じく「キャスティングからしてあり得ない違い」を呈している「め組」の方は「ドラマ版最低」という声があっちこっちにやたらとあるんですよ(私も同感です)

なのに、ごくせんにはない。これはどうしたことだろう?
と、思ったわけです。

で、ですね。私は原作の方は殆ど知りませんし、原作に近いと思われるアニメにしても数話しか見ていないので何とも言えませんが、もしかしたら、ごくせんをドラマ化したスタッフは、きちんと原作を読んで、原作の何がファンに支持されているのかを知った上で、敢えて全く違う物を作り上げたんではなかろうか、と。
そう思うのです。

私が「め組」で一番嫌いだったこと。
大吾が、原作の大吾じゃなかったこと。
作品内で殉職者(死者)を出したこと。

め組が支持されているのは、大吾が出動する現場では誰一人死者が出ないから。そういう天才的な才能を少しずつ開花させていく彼の姿を熱く、そして消防士という仕事をリアルに描いていたからだと思うんです。

でも、ドラマではそれを全く無視している。だからファンにしてみたら、ドラマは原作への冒涜以外の何者でもなくて。

ごくせんは。
そこら辺をきちんと弁えた上で、敢えて全く違う物を作り上げた。
ファンの期待する部分だけは、きっちり押さえた上で。

だから、ごくせんでは非難は出ていないのかな、なんて思うのです。
……どうかなー。的ハズしてるかなー。
でもアニメを見たとき、何かそう思ったんですよねぇ。
状況もキャスティングもあり得ないくらい違うけど、でも、どっちも同じ「ごくせんだ」。って。

まぁ、これからアニメの再放送が進むほどに、評価は変わっていくかもしれませんがねー^^;



2004年07月20日(火)
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