へっぽこコラムもどき2
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2004年07月20日(火) 豪華キャストの「浪人街」(6/16)

これ先行予約がことごとくハズレまくって、久々にチケット取るのに苦労したんだよね。
寒い中、並んでやっと買えたのが嬉しかった。

当日は立ち見の人がすごくいっぱいで、びっくり!
休憩20分入れて2時間50分だから、正味2時間半だけど、疲れたでしょうね。
あ、でも集中して観てれば長さも感じないかも。期待通りの舞台だったよ。

お話は幕末の江戸が舞台で、士官先も無くてゴロついてる浪人たちがわんさか。
主役の荒巻源内もそうなんだけど、毎日酒びたりみたいな生活なのよ。
そこへ旗本の兄弟による連続夜鷹殺しの事件が起きて、最後には大立ち回りに。

【荒巻源内】
唐沢さんはよく声が通って滑舌も良いし、江戸っ子って感じで気持ち良かったわ。
食い詰め浪人の癖に、女に貢がせてヒモ生活してるような輩なんだけど、何故か
憎めないのよね。剣の腕前は確かだし、ラスト近くの立ち回りは見ものだったわ。

【お新】
松たか子ちゃんは、こういうおきゃんなチャキチャキした女の子やると上手いね〜
巾着切りで稼いだお金を荒巻に貢いでるんだけど、全然悪びれたところがナイの。
あと彼女も声がイイね!

【母衣権兵衛】
伊原さんの役名、普通読めないよ〜 ごんべえってのも笑えるけど。
お新に惚れてるんだけど言えなかったりして、可愛いの。でも腕は立つのよね。

【赤牛弥五右衛門】
獅童さんはこの役相当気に入ってそうな気がする。楽しそうな感じが出てるもん。
乱暴モノだけど、赤ちゃんみたいに無垢な赤牛にピッタリ。


【小幡七郎右衛門】
鈴木一真さんって、結構こういうお馬鹿なっていうか、足りなそうな役が上手いね。
同じく友達の欲しかった赤牛と、折角友達になれたのに斬られちゃうわけで。
あの最期の血しぶきが凄かった〜

【小幡伝太夫】
升毅さんのあのいかにも腹にイチモツみたいな悪役っぽい顔と、イヤミな台詞がもう
バッチリだったわ。意外にあっけなくやられてしまったのが残念。

【有村一馬】
兄嫁の千鶴に惚れてるっぽいってのは最初にわかったんで、何となくガッカリ。
ていうのも、実は千鶴役の田中美里さんがかなり苦手なアタシ。顔と声がダメ!
今回、役に入り込んで妙な色気振りまいて荒巻に迫ってるのが気持ち悪くてね。
何だかズラも似合ってないし、あ〜ダメだ。誰かなんとかして〜
しかも、ほとんど成宮くん目当てで行ってるアタシとしては、ちと涙。
殺陣とかいっぱい観れるのかと思って期待してたのに、千鶴とのシーンばっかりだし
成宮くんにもっと出番をくれ〜〜〜!と言いたい。う〜ん、なんだかなぁ
あんまり動きもなくてジッと観察するには良かったんだけど、遊郭かなんかのシーンが
多くて、左右の部屋でなにやら妖しげな動きをしてるもんで落ち着かない!

とはいえ、カツラが思いのほか可愛くて、前髪パッツンしてて何だかプリティなのよ。
こうなったらUPで観察よ!ってことで、成宮くんのシーンはほとんどオペラ使用。

そうそう、ハジまる前に放送で注意があったんだけど、前列や花道に近い方は演出上
水が掛かるかもみたいなことで、どんなんかな?と思って見てみると、何やら前3列
くらいの人まで、ビニールシートっぽいのを用意されてて、水しぶき、血しぶき避け?
確かに、舞台上に大きな池が2つ造られてて、そこに入った人が走り回るし、ラスト
近くの長〜い殺陣のシーンは血しぶき凄かったからね。

殺陣は凄い迫力なんだけど、とにかく長かった。斬っても斬っても終わらないみたいな。
みんなそれぞれに上手いんだけど、獅童さんがいちばん上手かったかな?
カーテンコールのスパイダーマンはお約束なのね。

帰りに表の、柱に出演者の巨大な看板が掛かってるところに人だかりが出来てるんで
何だろうと思ったら、みんな携帯構えて写してたの。獅童さんがスゴイ人気だったよ!


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