日記帳




2011年01月30日(日) 魂の双子

お菓子の写真撮影用に、としばらく前に入手した粉引の楕円皿と、兄弟のような見た目の湯呑に遭遇してしまったので、外出するにも関わらず補充を忘れてすっからかん一歩手前だったお財布の残金を省みず、思わず購入してしまいました。細いプリーツのような造形と、大理石に似て仄青いような白い肌にぽつぽつ散った不規則な黒の点々が魅力的です。

お茶を味わう器として生を受けたというのに、ペン立てとして使おうとしているというのは、なんだか申し訳ないような気がします。

昨日の夜半から降るはずだった雪が未だ姿を見せず、これは毎度のごとく、外出に合わせて我が晴れ女の神通力で天気を捻じ曲げてしまったか、と畏れ多いことを考えています。願わくば、たわめられた雪雲が白魔を召喚してしまいませんよう。






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ほたる