日記。私の日々。
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2004年06月08日(火)聴こえたから

雨が降っていた。

病院へ。
起きてからはわりと普通にできていたんだけど、
診察室に入ったらもうだめだった。
普段は看護婦さんともにこにこ話すけど無理だった。

雨にサンダルが濡れて気持ち悪かったので脱いでいた。
診察室に呼ばれたときもそのまま裸足で歩いて行って驚かれた。

診察されながら泣きっぱなしで。
皆が私を怒っているのがわかるとか
皆が私がだめだからだって言ってるとか。
相方にも診察室に入ってもらって、
昨日の事を話してもらう。

診察中に地元の友達からメールがきた。
同級生の男の子が亡くなったという。
○○君と言われても最初わからなかった。
○○君の顔とかはでてきたけど、それが本当にその子の事なのか、
わからなかった。
たにとかに電話して、本当なんだと理解する。
その亡くなった子は、私の大好きな女の子と結婚して子供も生まれたばかりで。
なぜその子が死んでしまったんだろう。
今日がお通夜で、行くべきなんだろうけど、
大好きな女の子を見るのが辛くて行かないことにしてしまった。
きっと後々後悔すると思う。
私は自分が辛くなるのを避けるために逃げた。

いつもの倍の量の点滴をしてもらう。
2時間以上かかったと思う。
眠ったりしていた。
その間相方はずっと待っててくれていた。

終わって外に出ると雨は小降りになっていた。
マクドに行くことにした。
横のバッティングセンターに入ってみた。
生まれて初めてだ。

途中、お通夜にいく同級生たちとすれ違いながら帰る。

おおまかな記憶はあるんだけど、
何を、どんな話をした、だとかの細かい記憶がない。

中村一義が100sになることについての文章から勝手に引用。
もっと言えば、僕にとって、今、あなたが生きていることが、なにより重要です。
楽しそうじゃなかったとしても、不幸せだとしても、生きていれば、僕はそれで幸せです。


それでもあの子には幸せであって欲しい。
大好きなあの子がこれから誰よりも幸せになりますように。


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