人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
MAIL
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2008年12月07日(日) ■ |
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「イケスカナイ」男。 |
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「 I さん」に出会って、4ヶ月くらい。
始めて会ったのは、7月の終わり。 その頃から、うすうす私の異動の話は出ていたけど、 まだ現実的な話ではなくて、そこの営業所とも決まってなかったし、 他の仕事の用事で、何気なしに「 I さん」のいる営業所に行った。
「 I さん」とはそれまで、電話で一度くらいしか話した事がなかったけど、 声の感じは、割と若そう?で、ハキハキした感じだった。
扉を開けて、一番初めに現れた人は、若くて、日に焼けててまだ子供っぽさの残る感じの人。
「はじめまして、○○(翼の苗字ね)です。所長の「 I さん」いらっしゃいますか?」 会社用の笑顔で言った私の言葉にその人は、
「あ、お疲れさまです。私が、「 I 」です。」 と言った。。。
「はぁ!?」
さすがに声には出さなかったけど、そのくらいの衝撃はあった。
この小僧(笑)が、所長!!??
でもすぐに、気を取り直して、 いやいや、この人若そうに見えるだけで、 実際は30代半ばなんだろう。とか思ったりした。
「そ、、、そうなんですね失礼しました。」 少し動揺しながらも、仕事の話に入った。
実際に話してみると、いかにも若くして出世したって感じの、 自信家で、少し上から目線で、言いたいことは、はっきり言う感じの・・・、まぁ、はっきり言って、そんなに印象は良くなかったよね(笑)
しかも、この時は、いくら若いって言ったって、30代半だと思っているからね…。
でも、確かに見た目はカッコ良かった。 都会の人っぽい感じで、出来る男って感じで。
自分の職場に帰って来て、同僚の友達に言った。
翼 「あそこの所長って、イケメンだけど、プライドの高そうな イケスカナイ男だったよ。」 友達「え〜、翼が男の人のこと『イケメン』だって言うなんて珍しいね。」 翼 「だからぁ、見た目はいいけど、性格悪いんだって。」 友達「カッコいいならいいじゃん。」 翼 「男は顔じゃないでしょ!」 友達「つーか、『イケスカナイ』って言葉、久しぶりに聞いたよ(笑)」
そんな感じ。
気にはなった。ある意味。
でも、私には関係ない人だと思っていた。 ただ一瞬、人生がすれ違っただけの人。 都会っぽくて、出来そうで、黙っていれば素敵だけど、 話してみれば、自信過剰のイケスカナイ男。 そう思ってた。
それが…、2ヵ月後には、同じ営業所で仕事する事になるなんて。
そして、「 I さん」の、始めのうちは見えなかった姿を見ることになるなんて…。 思ってもいなかった。 4ヶ月前の自分。
そうだ、あの時はまだ夏だった。 私の大好きな夏。 私がまだ、他の人のことで揺れていた時。
想像もしなかった。
季節は移って、もう冬なんだ。
たったの数ヶ月で、人生は大きく変わった。
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