初日 最新 目次 MAIL

人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2009年01月16日(金)
ただ、会いたくて…

昨日、仕事が終わって携帯を見ると、
「 I さん」から着信があった。

移動するかもって言う話を聞いていたから、
あわててかけなおす。

「今後の会社の事でお話したい。」

いつに無く改まった「 I さん」の声。

内容は、昨日書いた日記のような感じ…。

始めは、何がなんだかわからなかった。
上手く理解できなかった。

皆がバラバラになること。
「 I さん」が、遠くに行ってしまうこと。

信じられなかった。

それから、「Yさん」の解雇の話になって、
私の感情は一気に崩れた。

涙が溢れてきた。

「なんでどうして?」
「頭では分かっている。でも、受け止めきれない。」
「寂しい。」
「心細い。」
「もっと時間は、ずっと続いていくと思っていた…。」

多分はじめて、私は「 I さん」に対して本音を言った。

こんな状況だから、もう何も飾っている場合じゃなかった。
もう細かい事なんて気にしている余裕は無かった。

今月いっぱいで、もう「 I さん」とは離れてしまう。

時間が限られているから、もう残された「今」が大切すぎて、
少しでも多くのことを伝えたかった、
ありのままの気持ちを伝えたかった。

「 I さん」が言った。

「来週会えませんか?」

私は即答 → 「うん。会います。」

ただ、会いたい。

会って、いろんなことを話したい。

今までの事。これからの事。

どうなるのか分からない。
離れてしまえば、それきりになるのかもしれない。

それでも、ただ、「今」会いたい。

なんかの歌の詞にあった、

”「いつか」結ばれるより、今夜一時間会いたい”

そんな気持ち。

穏やかで普通だった毎日は崩れた。

今広がっているのは、誰も想像しなかった、
厳しくて、何が起きるかわからない、異常事態な世界。

こんな世界だから、こんな時代だから、
余分な物は切り落とされて、
ただシンブルで、一番強い気持ちだけが残るんだ。

会いたい。ただ会いたい。

明日がどんな風に変わっていくとしても、
未来がどんなに絶望的だとしても、
私たちは歩いていくしかない。

だから今あなたに…、あなたに会いたいんだ…。





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