例えば、きょう。
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ども、セツカです。
あああとうとうやってきたよー!! 女体シェイクスピア 完熟リチャード三世だよー!!
前回の暴走ジュリエット・迷走クレオパトラからあっちゅう間ですよ。 その前の失禁リア王から次までが結構あったからな…
今回も前回同様、ガールズナイト公演に行ってまいりました。
今までの作品は名前くらい知っている…とか、大学時代授業で触れた(外国文学)とか、なんなら女体繋がり(ジュリアスシーザー→アントニーとクレオパトラ)とか。 なんとなく予備知識があっての観劇だったんですが、今回はほぼ予備知識なし。 一応ウィキって行きました。
場所は失禁リア王と同じ吉祥寺シアター。 前方の通路側の席。 舞台の前にはカーテンを思わせる幕が。
そして、開演のブザーが鳴るとその幕が一気に下りる。 幕が上がる、ではなく、幕が一気に落下。
ステージ上にはフライヤー同様黒い衣装の女性が7人。 う…美しい…
病床の王・エドワードの弟、リチャード。 生まれつき醜い姿の彼が、王位を手に入れるため悪事を尽くす。 家族を陥れ、腹心を裏切り、妻さえも殺し手に入れた王位だったが…
とにかく人が出てきては死んでいく。 結構な数なんですが、それを7人で演じるということでリチャード役の安藤さん以外は大体3役くらいを演じているので多少混乱もありましたが、その転換がまた面白い。 そう考えると、今までの作品は衣装というのも大きな役割を担っていたと思うんですが、今回はリチャード以外はシンプルな黒のワンピース。 だからこそ次の瞬間には別の人物に、そしてまた次の瞬間に別の人物にという転換が成立するんだな、と。 舞台自体もとてもシンプルで中央に一段高くなった四角いステージがあるだけ。 そのステージが次々と場面転換していくスピード感。 派手な衣装や音楽、舞台装置のある舞台ももちろん楽しいんですが、こういうシンプルな舞台をみると改めて演劇の面白さを感じます。
そして途中に挟み込まれるリチャードの心境の吐露。 基本的には人を蔑み、馬鹿にしているようなもの。ただ、シーンの中では普通に立って自由に動き回るリチャード。 その直前の歪んだ立ち姿で綺麗ごとをいう彼との対比も見どころの1つだと思います。
また、彼に翻弄される女性たち。 夫を殺された王妃は彼とその周りのものに呪いの言葉をかけ、生みの親の元王妃には戦争に向かう彼に「死ね」と言い残す。 反面、夫とその父を殺された王女が彼の妻となり、夫と息子を殺された王妃が娘を彼に嫁がせるか迷う。 見た目も醜く忌み嫌われる彼が人を引き付けるというこれもまたおかしな話。 こうした人間関係の描き方もとても面白かったです。
今回は乱痴気も観劇予定。 どんな配役になるのか今から楽しみ!!
そんでもってガールズナイトー!! ということで、アフターイベントも楽しかったです!! 通路側ということで、最後のLove is overでは七味さんにマイクを向けられるという心臓飛び出るキュン死にポイントがああ… 生きてるよね…私今、ちゃんと生きてるよね…??
生きてます。はい。
今回はサイリウムを事前にドンキで購入して持って行ったんですが、会場について「あ、あれ…サイリウム売ってない」と焦り、本公演後は「あ、あれ…やっぱ今回サイリウム振らない感じ?あれっ!?」と焦り。 結局袋から出す勇気がなかったんですが、イベントが始まるとちらほらとサイリウム振ってる方がいて…なんならキンブレ持ってきてる人もいてあー!!勇気出せばよかったー!!という後悔。 でもさ…前回は会場でサイリウム売ってて結構順調に売れてたじゃん…あれ全部売れたってことはその分振る人がいるわけじゃん。頼もしいじゃん。 それが持ち込みのみってなると…ハードルが… 売れるんだから!売ってよ会場で!!そしてハードルを下げてくれ!!
今回の心残りはそれだけです。はい。
あとは勇気だけだ。
今後はこの言葉を胸に、後悔しないように生きていきますわ。
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