Tと最後に会ったのは半年前ですかねえ(遠い目) Tの町に呼び出されて、駅で久々の再会。 お互い、特に変わったところも無く。
Tの車に乗って、しばし近くをドライブしながら、 今までどう過ごしてたかという話しになり、 「なみからメールの返事が来なくなって、 これはもうダメだと思って、ネットの結婚サイトに登録してみた」 『……はあぁ??』(私の心の声)
「で、そこで十人ぐらいに会ったかなあ」 「それはすごいわね」
『…それだけ会う暇があるのに、どうして私とは会えなかったんでしょう? それなのに、何故今更また私に会ってるんでしょうねえ…』(心の声)
「すごかったよ。ミニスカートで迫ってくる女性とか、 バツイチで、年下だけど思いっきり生活疲れした人とか…。 これだけのネタで本が書けそうだったよ」 『(失笑)』
「中で1人と仲良くなって、何度かデートもしたよ」 「へえ、じゃあどうしてその人と結婚しなかったの?」
「その人の家が火事になって「すぐ来て!」って連絡来たんだけど、 行けなかった。そしたら『薄情な人だ』ってフラれた」 「それは残念」 「我が侭な女だよなあ、仕事中だし遠いから行けるわけないじゃん」 「……」 「で、他にも会ったけど、やっぱりなみが一番だなあって」 「……」 「もう一度、やりなおそうよ。結婚も考える」
今まで何回か聞いた台詞で、その後また音信不通になったりの繰り返し。 もういい加減愛想もつきましたわ。
「やりなおそうって…じゃあ、今までの3年は何だったんですか?」 「それはそうだけど…実は家も建てようと思って、 仕事の後にバイトをしてお金も貯めてるんだ」 「何で、そうやって自分勝手に何でも決めるの?? 私の気持ちなんて何にも聞いてないじゃない」 「だって、お互いもう歳じゃない。これから先相手なんて見つからないよ」 「そんなのわからないでしょ!」 もう腹が立って、怒るわ泣くわで…。
「そう感情的になるなよ。冷静に話し合おうよ」とノンキに言うT。 …この人とは一生話し合いなんてできっこないと思うわ。
「アンタの相手のことを書くだけで本になるわ」とよく姉に言われていましたが、 本当に…なんていうか、どうしてこうなっちゃったんでしょうね。 私もわからないから、これを読んでいる人にもわからないでしょうねえ…。
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