娘が寝た後は、片付けだったりなんやらで、読書時間がなかなか取れず。でも、活字好きとしては月1冊ぐらいは読みたいものです。
●読んだもの(読めたもの)
『襲名犯』(竹吉優輔/新潮社)
主人公が図書館勤務というところに惹かれ手にした1冊。第59回江戸川乱歩賞受賞作。
江戸川乱歩賞・・・ということで、内容はほんわかしたものではなく読了感もさわやかではないですが(苦笑)。最後の結末は最後の1/4のあたりで、ん?もしかして?と。久しぶりに読んだ事件もの、先が気になり&時間もなかなか取れないので一気に読んだ感じ。
『ハルさん』(藤野恵美/創元推理文庫)
ふうちゃんとハルさんの日常、ハルさんと瑠璃子さんの会話、ほんわり気持ちが温かくなります。ふうちゃんの結婚式当日、ハルさんが昔を振り返り、ふうちゃん幼稚園→結婚式へと進行。ふうちゃんの成長は断片的にしか読めないのに、読み終わる頃には親戚のおばちゃん的に、ふうちゃんの成長と結婚に、感無量。癒される1冊でした。
『封殺鬼 数え唄うたうもの』(霜島ケイ/ルルル文庫)
気づいたら刊行されていた、封殺鬼の現代版、続編。
出版社の事情で、キャンパス文庫で刊行されたものは再販・復刊されないようで、一部、登場人物の会話がとても設定説明的・・・なんだけれど、これがほんと的を射た説明で、ステキ(笑)。