2014年07月02日(水) |
できちゃった5*抱えきれない罪悪感 |
手術翌日からは、また普通にお仕事。
昼休みに職場を抜けて検診に行かねばならなかったので 職場のごく一部の上司・先輩数名にだけ事情を話したら みんなが、うちが思った以上に心配をしてくれて
「子供」と言ったって エコー写真を見てもまだ未分化の細胞の塊くらいにしか見えなくて 自分としては正直、大したことではないというか 大事になる前に無事対処できてよかったなぁくらいの感覚だったので
まず感じたのは違和感で そこから徐々に、罪悪感のようなものが育っていったように思います。
その夜は長崎先輩には会えなくて、ひとりで過ごしていたのだけど 自分が普通に過ごしていることが悪いことのように思えてきて 苦しくなって、悲しくなって、たくさん泣きました。
さらには、そんな苦しい気持ちをうちひとりに抱えさせたまま どこかで普通に過ごしている長崎先輩のことが憎くなって 徐々に先輩のことを責めるような感情が蓄積していきました。
翌日は、また長崎先輩が泊まりに来てくれたのだけど 初めはどんな風に気持ちを伝えていいかわからなくて それでも苦しさと涙は止まらなくて 先輩にかまってほしいのに、そばに寄りたくないという 訳のわからない状況でひとりで泣き続けて 先輩のことをかなり困惑させてしまいました(^_^;)
それでも根気よく先輩が気持ちを聞き出してくれたので 自分の中でも少しだけ気持ちが整理できて
さらにその気持ちを受け止めた先輩が一緒に泣いてくれて そこでやっと、物事を落ち着いて考えられるようになりました。
振り返って考えると、あの時の自分にとってはたぶん 「一緒に悲しんでくれる人」が必要だったのだと思います。
その役割を長崎先輩がちゃんと果たしてくれたから うちは今日も元気でいられるように感じています。
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これでひとまずこの話はおしまいです。
この件は、上記のとおり職場の人たち数名と ごく一部の親しい友人にしか話していないことなので もしそれ以外の知人がこっそりこの日記を見ていたら さぞびっくりするだろうなぁと思います。笑
ただ、自分なりにこの経験も、自身の成長や 長崎先輩との関係を成熟させる糧にできたように感じているので 今はもう、全部笑顔で話せます。
でも、さらに詳しい心情をここに書けるのはもう少し先になるかな?
(263202)
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