2004年08月03日(火) |
こころに刻み込むように |
8月末からマックが壊れて、メールすらできない状態。
一番問題なのは、今佳境に入りつつある物語。 パソコンで打ちながら進めているものだから実際問題、 打てないことには進まない。
困った・・・。
そんなときに、まっさきに浮かんだのは 最近ともだちになった、芥川賞作家の娘さんの言葉
「父は、小説はかならず手で書いてました。 小説は手で書くものだって」
その翌日に会った絵描きの小川さんは 「え? 壊れたなら手で書けば?」
偶然入ったお台場のカフェで友だちが来るのを待っていると すぐ横に文房具屋があった。
ふたりの言葉を思い出し、決めた。
原稿用紙とえんぴつと消しゴムとえんぴつけずりを買った。 そのカフェでさっそく描きはじめた。
すごくこころが軽くなった。
翌日。 軽井沢で迎えた朝、 温泉に入って身を清め、常世の美しい庭で原稿に向かった。 想いがあふれてきた。手が追いつかないほどに。 最高に古典的なすばらしい魔法のアイテムを手に入れてしまいった。 文字職人の本領をそろそろ発揮できるか な?
|