こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2004年09月06日(月)  錬金術

美しく実る稲穂に愛を知る夢も終わる頃
かけだした風に逆らい夕焼けが僕らを染めていた

スピッツの名曲「稲穂」を想い出させてくれる光景が広がっている。
朝5時起床 車で東京から長野までぶっとばした。


生分解性プラスチックと植物由来プラスチックの開発に関わっている。
世界初のこのプロジェクトを実現するため、静かに熱くテストを繰り返す達人たちが長野にいるのだ。


石油から植物への移行を少しずつでもすることで
人類と地球との共存をはかるために。
その植物プラスチックを手に取るひとの、
こころが少しでもやさしく変化するように。
そんな想いで、物書きとして開発チームに参加させてもらっている。

無から有を生じさせる、新素材の開発というものは、大変なものだ。
まさに現代の錬金術だ。

真の錬金術とは、鉛を金に変えることではなく
こころを金にかえること。

こころを高めつづけることでしか、生みだせないものがある。

このプロジェクトだけではなく、人生のすべてにおいて同じことが言える

ヴィジョンを現象化させること
夢を実現させること

どうぞ、妥協なく生きてください
夢に見たその世界を、その手で現実へと変えてゆくために




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