某所に送る文書に修正を加えました。修正と言うか、追記。
 隙を見て一旦建物から逃げ出したと言う部分と、それで位置確認したと言う部分。
 その他、ちょこちょこと心情を追記。

 まだなにか出てくるかもしれないから、もう少しだけ熟成(?)させてみるのもいいかもしれません。
 と言って、できるだけ早く出した方がいいと思うし、今月いっぱいがせいぜいかな。

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 このような情報が役に立つとは思えないみたいですが、役に立つ立たないは向こうさんの判断すること。悪意はないんですし、ちょっとの(随分の?)迷惑は許してもらうことにしましょう。
 ゴミ箱直行便が悔しいのなら、手を抜けばいいことだと思います(笑

 身勝手な罪滅ぼしと感じて自分を責めているようですね。
 罪滅ぼし、か…。
 モラルが存在する限り、そう考えてしまうのも仕方のないことなのかもしれません。

 モラルってそもそもなんなんでしょうね。本当に苦しい時に、助けてくれるどころか追い詰めるばかりでしたからね。私も当時は頭をひねったもんです。

 モラルがモラルたりえるため、時に弱者から自由を奪うことすらあります。その時モラルの落とす影はモンスター化し、個人を追い詰めていることに気付いていますか?
 あなたは今、モンスターと対面しているんですよ。きっと。

 集団に平和があると、規律こそが、モラルこそが自由の約束だと錯覚します。
 次にその錯覚が、モラルを覆すことは混乱を招くことだと言う更なる錯覚を生み出します。
 これがあなたを悩ましているモンスターの正体だと思うのです。

 あなたが今、犯罪心理のようなものを持っていることを悲しく思います。自分では気付いていないようですが、私にはなんとなくわかります。
 あやまちをあやまちとし、ちゃんと見つめる必要はあなたにもあるのではないでしょうか?
 モラルが私を殺すのではないです。モラルの影を自分に許すから死ぬのだと思います。

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 カオスを望む人は多いと思います。
 モラルだとか秩序に責められている気がして、自罰したいのかもしれません。
 しかしなにかに破滅的に依存したからと言って、実現するのはニアミスのカオスばかり。望むカオスは到来しません。

 仮に望むカオスが実現したとして、それで心が救われるでしょうか?救われないと思います。楽な終わりも来ないはずですし、満たされることもないでしょうから。
 と言うのも、ただ苦しみの根源に、無力にさらされるだけだと思うからです。

 なにを根源と呼んでいるのか忘れているのでしょうね。苦しみの発端だったことを、のん気なことに忘れているのです。
 それで、まだ見ぬ根源を見た暁には“予測の付かない未知の進展”があるはずだ。未知の進展の後にはきっと“未知の解決”があるはずだ。
 根源は過去に、結果は今ここにあると言うのに、無力な者が見る悲しい夢なのだと思います。耐えられない無力にさらされる間も、夢が希望をつないでくれます。仮死状態みたいなものかもしれません。
 しかし、いい加減な所で夢から目が覚めなければ、気付く間もなく棺桶の中ってことになりかねません。
 依存する脳、麻痺を求める脳は、現実の自分を守ることができませんから。むしろ死に急いでいますから。
 夢を見ている間に無力ではなくなっているかもしれないのに、それはとても残念なことに感じられるのです。

 意図して目覚めなければ目覚める事のできない類の夢もあると思います。意図して夢に逃げたような者も多分にいるはずですから。
 未熟なまま夢に逃げれば成長が止まります。それも錯覚かもしれませんし、錯覚ではないとしても些細な事かもしれませんが…。
 成長が止まると器も大きくなりません。器が大きくならなければいつまで経っても目を覚ましてもよい時期は到来しません。
 そんな場合は、例え夢を必要としていたとして、飛び出す選択もありだと思うのです。生きるために目覚めるのです。
 子供には過酷な体当たり学習ですが、探せば保護者は沢山います。精神科医であったり、本であったり、自身の能力であったり。
 現実を知らなければ、ずっと夢の中でも満足かもしれませんね。満足か不満足かの問題ではないかもしれませんが。
 でも、好奇心が目覚めに期待を抱かせているはずですし、目覚める価値は充分にあると思います。

−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−

 今更ながらの情報提供に罪悪感を抱いていますね?意味もない形だけの罪滅ぼしをして、自分だけ楽になろうとしているのでは?と。
 たしかにその通りかもしれません。そしてあなたの思う通り、それはとても卑怯なことなのかもしれません。
 しかし秘密を放棄することに意味を見つけたのですから。今、ここで選択をしましょう。

 実際は、もしあなたが真実に生きるのなら、今までにない重みを背負うことになるかもしれません。
 今はただ身軽になり、身軽になったことに対する罪悪感だけを予測しますが、それは真実に生きる心構えの欠如の表れだと思うのです。
 甘えは捨てましょう。せめて、見える事実をちゃんと見ましょう。

 あなたはよく“真実”を語りますね。
 真実とは、事実を観察して身の振り方を選ぶ生き方などとは比べ物にならないほどに過酷な道のりだと思うのです。
 愚かな私にはそのようなものを望むあなたの心が理解できません。愚の骨頂としか思えないのです。
 しかし、支持しようと思っています。どうせ身は別けられないものですから。しっかりね。
 と言いつつ、私と言う愚者の片割れですから、真実でないものを真実だと思い込むだけのおめでたさがあるはず、そうであれば楽でよいなと、そんなことを願いつつ(笑

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 未来の事などなにもわからない今でも備えることはできると思います。

 かつての自分がそうであったように、秘密を背負ったままどうすることもできずに苦しんでいる人は沢山いることでしょう。
 無力が秘密の蓋となり、世間の誤解が蓋となり、当事者からの威圧が蓋となります。
 秘密の内に抹殺される苦しみを知っていますね。人の苦しみを望まないのなら、つとめて目をつぶらない事にしましょう。

 先に助かってしまうことに罪悪感を覚えるのはよしましょう。それこそがモンスターなのですから。
 嫉妬、混乱、責任転嫁、様々な悪意の現れです。
 犯罪は不完全な人と人の間で起こる混乱で、混乱は不完全さを増徴します。
 混乱が静まったのなら、あえてそれらを現す必要はないでしょう。現す事自体が犯罪の再現なのですから。
 もし必要に駆られるのなら、行動に移す前にわだかまりを暴いてみましょう。きっと、いい方法が見つかるはずです。

 無粋で人を、自分を殺さぬように。ささやかではあるけれど、これらはきっと、あなたの望む罪滅ぼしとなると思います。

−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−

 人は過ちを犯すし、過ちで苦しむことがあります。過ちを犯さなくても、いつの間に秘密は横にいます。
 秘密に殺されたくなかったら、秘密で殺したくなかったら、せめて肯定することです。理解し続け、肯定し続けることだと思います。
 それ以上を望むと、過ちを犯してしまう気がします。

 抱える事が苦しい秘密は手放してしまいたいです。しかし手放す力を持たない時もあります。それは苦しい時間でしたね。
 今はそれだけの力がある。健全な心身を持ってすれば、人はこのような行動に出る。ただそれだけのことなのだから、きっと大丈夫。
 お遊びのようでも決定は決定。悪意を持たず、身軽に挑みたいものです。
 人は大人になっても未知を生きる時があります。その後どうなるかは神のみぞ知る。人間なんですし、そう言うことはあって当然のことだと思います。
2008年01月29日(火)

寝言日記 / 杏