2013年08月18日(日)
昨夜は神宮外苑花火大会。 国立競技場、神宮球場、秩父宮ラグビー場、軟式球場などを会場に、 それぞれ何組かのミュージシャンによるライブの後に花火を楽しもうという趣向。 kinki kids目当てのマダムは国立競技場を選択し、ぼくはその後について歩いたというわけだ。
JR千駄ヶ谷駅から会場までのやたら誘導の悪い道のりは、文句なしに生涯第1位の人混みだった。 ここでゲリラ豪雨なんぞに見舞われたらパニック必至だが、幸いにも好天、しかも涼しい。 会場スタンド席に着くと、ほどなくタッキー、kinki、マッチの順でステージ。 5万8千の観客、8割方までがkinkiファンなのではないかと思われた。
女性ばかりの中で居心地が悪いかというとそんなことは全然なく、 彼女たちが幸せそうにペンライトを振っている姿はなかなかに微笑ましい。 そんな中でひとりだけ座っててごめんねと、ぼくは思っていたりする。 kinkiだけは立って観たが。
ところで、東は仙台、西は大阪まで彼らを追って歩く10年来のkinkiファンであるマダムは、 少女時代と騒いでいたかと思うと次にはT-ARAだオレンジ・キャラメルだと言っているぼくを、 はっきり節操のないファンだと思っている。 まー、確かにぼくの好みはころころ変わって、一貫したものがない。
しかし言わせてもらえば、ぼくは個別のグループや歌手のファンなのではなく、 その時々で好みの曲を歌っている人が好きなのだ。 だから「I GOT A BOY」を歌う少女時代にはまったく興味がないし、 同じヒップホップならT-ARA N4の「田園日記」の方がはるかに素晴らしいと思っている。
いや、これも確かに取っ付きは悪かった。 けれどドラマ仕立てで見せるし、「ティン! ガリンガ、リンガ」のあのフレーズ、 終始曲をリードする蛇腹、そして伝統楽器による音の組み立てがあまりに見事で、 何度かMVを観るうちにすっかりハマってしまったのだった。
なんて話からも早数ヶ月。 今じゃ妙なダンスのクレヨン・ポップに夢中。 1分16秒あたりのこのポーズ、わはは、ダンスなのかこれは一体。
|