3/8(火) タイを断り、料理をする。
去年の11月に一緒にタイに行った友達が、
すっかりタイにハマっちゃって、来月再び渡タイするんだとか。
ホテル探しも面倒だし、今回もツアーで行くんだけど、
その際、一人だとホテル料金が割高になるのな。
六泊だと、二人で行くより二万も多く払わされるとか。
そのくせ狭いシングルルームをあてがわれるって不条理な寸法。
で、一人で行っても退屈だしやっぱ広い部屋がいいし、
一人で行ったつもりで二万出すから一緒に行かないかとお声がかかりまして。
てことは、オレの旅費ってたったの4万ですよ。安っ。
向こうで6万(タイの物価で30万相当)使ったとしても合計10万。
かなりそそられるものの、旅行の日程は4月中旬。
それって、あと一ヶ月以上も無職続行ってことを意味するわけで・・・。
さすがにそれはヤバいだろうと、渋々断った次第。
いや、そのころになっても仕事してない可能性も大きいけどさ、
いくら何でもこの時点で「あと一ヶ月以上無職」と決めるのは腰が引けるというか。
もうすでに二ヶ月無職やってんだけどさ・・・。

今までの部屋では外食ばかりで、全然自炊をしてなかったオレだけど、
今回はキッチンが広いので、夢は大きくタモさんやグッチ祐三を目指して、
心機一転、料理とやらを始めたいなと思ってまして。
で、昨夜さっそく初の料理、野菜炒めを作ってみました。
何の本も見ずに、野菜炒めなんてバカでも出来んだろうと、
適当に豚肉とキャベツを炒めて適当に塩・こしょう。
結果、見たことのない何かが出来ました〜!(→画像
味はソースでごまかしてどうにかなったもんの、
この不味そうな空気の漂うルックスときたら・・・。
オリジナルレシピ「黒い悪魔」と命名。

早くも二度目のメイドカフェへ。テヘッ☆
でも一度目の衝撃(笑撃)はもうなく、
普通に馴染んでるオレがそこにいました。恐ぇ。
ちなみに今回オムライスに描いてもらったのは鉄腕アトム。(→画像
今回のメイドさんは絵心のない人でした(笑)。

3/4(金) アンチAmazonになりたいけれど。
いきなりだけど、どうなってんだAmazon
いやね、1月14日に頼んだiPod shuffleがまだ届かんですよ。
商品が品薄で、まったく出荷が追いつかないってならしょうがない。
が、オレより後で頼んだ人にはもう届いてるのはどういうわけだ?
中には注文から四日で届いたなんて人まで。
オレなんてもう二ヶ月近く待ってるっつーの。
調べてみたところ、どうやらAmazonのシステムがおかしくて、
先に注文した人には後で、後で注文した人には先に届くようになってるようで。
待つ人にはとことん待たせて、早く届く人にはとことん早く届けようと。
要は、客の半分(早く届く人)がAmazonに好印象を持ってくれりゃいいわけだ。
残りの半分(待つ人)も、どうせ待つんだからそれが何週間か延びたところで、
しょうがないとあきらめて、Amazonに悪い印象は抱かないだろうと。
これって客商売としてどうなの? ふざけすぎじゃねぇ?
オレ一人が動いたところでどうにもならないだろうが、
とりあえずiPod shuffleとスポーツケースは怒りのキャンセル。
これだったらいくら待たされようと、市場に出回ってから買う!
・・・と思ってたら、さっきTSUTAYAにてあっさりゲット。あれ?
今まで待ち続けてたオレって何だったの? もう市場に出回ってんじゃん。
あっさり手に入ってAmazonへの怒り倍増。ふざけんな!
・・・でもやっぱAmazonでCD買っちゃうんだよなあ、安いから。
どこかAmazonに対抗出来るような安値のネットショップは出来ないものか。
タワレコHMVももっと頑張ってちょうだいよ。高すぎだってば。

引っ越しの際にリサイクルショップで防水CDプレイヤーを購入して、
お風呂タイムは生意気にも音楽を楽しんだりしてたわけだけど、
さすがは安物。数回の使用で壊れました。ギャフン。
で、しょうがないから無印で防水CDプレイヤーを購入。
風呂で音楽って一度聞いたら止めれません。気分は乙女。

引っ越しの際に、オレの昔のゲームノートを発見。
ほら、ゲームやってるとメモ取ったりマップ描いたりすることって多々あるでしょ。
だから昔はわざわざゲームノートを作ってたのな、オレ。
以前に書いたミニコミの件もそうだけど、昔のオレって相当気持ち悪い(笑)。
そこで見つけたバイオハザードのマップの一部を大公開
うわ〜、マメさが仇となって気持ちわる〜。メイドカフェのノートを笑えね〜。

3/3(木) メイドカフェで萌えてきました。
生まれて初めてメイドカフェとやらに行ってきたですよ。
メイドカフェっつーとメイドさんのコスプレをした女子が店員として働いてると。
その程度のことは知ってても、その実態なんてオレは無知に等しくてね。
正直、プチ風俗なのか純粋な飲食業なのかもわかってなかった始末。
でもみんなその程度でしょ、メイドカフェに対する認識なんて。
そんなわけで前から気になる存在ではあったんだけど、
なかなか入店する勇気も機会もなく、今に至った次第。

が、先日とあるメイドカフェの前を通りがかったところ、
店頭に置かれてたメニューが目に入りまして。
「コーヒー 450円」
えっ、こんなに安いの !?
最低でも1000円は取られるもんなんじゃないの !?
全然普通の喫茶店プライスじゃん! 行けるじゃん! 大島やったじゃん!←森三中
そのことを女友達に話したところ、是が非でも行きたいと熱望されまして。
オレとしても、男同士でいかにもな雰囲気で行くより、女連れの方が好都合。
そこからは二人してネットを駆使して予習をしまくり、
やれこの店はこんなサービスがあるだの、やれこの店はこんなイベントがあるだの。
こんなに自ら進んで勉強したのって受験以来じゃねぇか?
仕事もしないで何やってんだ、オレ・・・。

そんなこんなで、本日の入店へと相成ったわけでありますが、
そもそもメイドさんとは家にいるもの。
てことは、メイドカフェはメイドさんの待つ我が家という設定。
すなわち、入店=帰宅を意味するわけですな、ややこしいけど。
そんなだから入るなりお出迎えですよ。
「おかえりなさいませ、ご主人様」
ギャー! メイドの定番セリフキタ―――(゚∀゚)―――― !!!
もうこの時点でいわゆる萌えですわな、萌え。
またこのメイドさんがかわいいんだわ、 マジで。
メイド服がかわいいのはもちろん、もろにアイドル顔でプロポーションも抜群。
おまけにオレの好きな黒タイツ着用。That's パーフェクト。
そんな娘が「ご主人様」ときたもんですよ、あーた。
これを萌えずして何に萌えるっての。
見れば友達も女ながらに相当萌えている様子(二人してバカ)。

一切合切をいちいち説明すると長くなるんで要約すると、
注文を聞くときはご丁寧にひざまずいてくれたり、
頼んだアイスカフェオレに目の前でシロップを入れてくれたり、
帰る(家を出る)際にはエレベーターまで見送ってくれた上に、
「いってらっしゃいませ」と見送りの声をかけてくれたり、
メイド的サービス満載で相当萌えたんだけど、
特筆すべき点は以下の二点。

まずは萌えのボルテージが頂点に達した瞬間ですが、
二人ともあるサービスを狙ってオムライスを注文したのね。
そのサービスとはメイドが目の前でオムライスにケチャップで絵を描いてくれるというもの(笑)。
まずは友達が「なんでもいいです、おまかせで」と頼むと、
メイドさんは「えーっと、描いたことないんで下手ですがー」なんて謙遜もしつつ、
「じゃあ今日はひなまつりなので」と、お内裏様とお雛様のキュートな絵を披露。萌え〜。(→画像
次にオレの番が来たんだけど、オレは少しいたずら心が顔を出しちゃって、
「じゃあコロ助をお願いします」とあえてメイドさんの描けなそうな絵をオーダー。
「えー、コロ助ですかー? わー、どうしよう、ヤバいですよー」なんて言いつつ、
結果は完璧とも思えるコロ助を披露。さすが、お見事!(→画像
二人ともニヤつきながら、愛のこもった(←妄想)オムライスをパクついたのでした。
メイドカフェに行ったらまずはオムライスを注文すべき。これ、マスト。

ここまで読んで「バカじゃねぇの」と引いてる貴女に朗報。
上記のような萌えポイントばかりがメイドカフェじゃないんです。
いや、むしろ、こっちの方がメイドカフェの醍醐味かも。
というのが、店にはメイドさんごとにコミュニケーションノートが置かれてて、
ノートにはメイドさんの日記や客の書き込み、
それに対するメイドさんのレスポンスなんかが書かれてて、
昔のラブホテルに置かれてた交換ノートの様相を醸し出してるんですが、
ここに記されてる客(=ご主人様=オタク)の書き込みが熱すぎ!ヤバすぎ!
「ヤッホ〜!また来ちゃったよ〜!」なんて80年代的ノリもあれば、
魂のこもったメイドさんの似顔絵が描かれてたりもして、
「僕なんかどうせ笑われてるんでしょうが」なんて自虐的なヤツもいれば、
確実に精神の崩壊した文章を書いてるヤツもいたりして。
しかもそのどれもが汚い字&気持ち悪いペンネームで、
オタクウォッチャーにはたまらん好内容。爆笑必至。
食後は笑いを必死にかみ殺しながらそのノートを熟読し(二人とも終始無言)、
萌えのベクトル、笑いのベクトル、双方向よりおなかいっぱいになった我々でした。

でもオレらを接待してくれたメイドさんが本当に普通の人でさ、
コミュニケーションノートに旅行の写真なんかを貼り付けてるんだけど、
そのファッションから雰囲気からいたって普通のかわいい女子大生でオタクっぽさは皆無。
話す雰囲気からも「あ、この娘はこっちの人じゃないんだろうな」って匂いが漂ってて。
てことは、絶対に面白いからって理由でここでバイトしてると思うのよ。
学校の友達に「聞いて〜、昨日来た客が最高でさー」なんて話してたりして。
でも職場ではその立ち振る舞いから言葉遣いからメイドになりきってて、
ノートではどんなに気持ち悪い書き込みにも親切丁寧な優しいレスポンス。
そこにはオタクをからかったり笑ったりする要素は微塵もなくて、
「ちょっとドジだけど一生懸命なあなたのメイドです☆」的姿勢を貫いてるわけよ。
この完璧なまでに演じきる姿勢はプロなんだなと心から感心。
メイドカフェでバイトするにあたってもっとも問われるのは演技力なんでしょうな。
あと、オムライス用のイラストを描く画力と。

店を出た後、上がりきったテンションが収まらず、
「今度はおごるからもう一件行こ!」と、
別のメイドカフェにハシゴしたのはここだけの話・・・。

3/1(火) すけべ椅子で眠れ。
フィリップ・スタルクがFossilとコラボして作った腕時計
その造形や質感、フォントがたまらなくイカすので色違いで二つも持ってんだけど、
新作のLED時計がヤバいことになってます。これまたかっこよすぎ!
このラバーの質感にLEDって組み合わせは相当キテます。
でもLED時計ってボタンを押したときだけしか時間がわからないのな。
買うべきか悩む。20,000円かぁ。不便だろうしなあ。

ところでふと思ったんだけど、すけべ椅子ってどうやって使うもんなのよ?
座るでしょ。で、チンコが下に垂れると。そこまではわかる。
が、そこからどういったプレイに発展するのかがわからんです。
後ろから手を入れて・・・いや、違うか。じゃあ前から・・・いや・・・。
最近これを考えると寝付きがいいので、みなさんもお試しあれ。

「ガラスの仮面」が新作アニメ化! 絶対見る!
でも大阪では放送されないという罠もありえるので不安。
そういえば「紅天女」も能楽で公演されるんだとか。こっちは別にいいや。

そんな中、「北斗の拳」が映画化! しかも何をとち狂ったか怒濤の五部作!
ケンシロウ役に阿部ちゃんって・・・。トホホな出来100%間違いなし。

2/28(月) 引っ越しで発掘された過去のオレ。
もう10年以上も前のことになるか、
オレはミニコミを作ろうとしてたことがありまして。
どこか自分の価値観を表現する場、自分というものを試してみる場が欲しくて、
ネットなんてものもまだなかった(ごく少数の者だけが享受していた)時代、
まだパソコンも持ってなかったオレの選んだその場がミニコミだったってわけ。
といっても元来生産者サイドにはなりえない怠惰なオレのこと、
結局出版はしなかったものの、いろいろと策は練りましたですよ。
企画としては「ホームレスインタビュー」とかね。
将来、誰もがホームレスに転落(?)する可能性は持ってるわけで。
だったら今のうちにホームレスの生活や金銭・食料の入手方法、
彼らはいかにしてホームレスになったかを聞いておいて損はないだろうと。
今でこそホームレスのドキュメンタリーは多数出版されてるけど、
この段階では結構早かったんじゃなかろうかと自負してたりもして。
あと、ある雑誌の投稿欄に「処女あげます」という投稿が掲載されてて、
読むと「処女なんて早く捨てたい」と思ってる18歳の女の子が
相手がいないので誰でもいいから処女あげます、という内容の投稿で。
正直、この娘何者?と興味がそそられるでしょ。
だから「『処女あげます』少女の実像に迫る」ってことで、
その投稿が載ったあえて一ヶ月後、その娘とコンタクトを取って、
処女喪失後のインタビューをしにはるばる京都まで行ったこともありました。
会ってみると想像以上に普通の、いや、むしろ普通よりかわいい娘で、
京都大学への進学が決まっているというずば抜けた才女。
今となってはもうどんなことを聞いたかも忘れたけど、
送られてきた手紙の数や初体験の相手のことなんかも聞いたっけなあ。
オレはオレが読みたいミニコミを作りたい、
その一心で、気合いだけはかなり入っていたのです。

そんな当時のオレが書いたコラムをこの度発掘いたしまして。
当時、オレはサブカル的視点でのゲームカルチャーにハマってて、
わざわざ秋葉原に出向いて海外から直輸入されたゲームや、
香港あたりから持ち込まれた100 in 1の類の海賊ゲームを買い漁ってたころ。
一度東京に行くと十数万円分もゲームを買ったりして、
今考えると、なかなか気持ち悪い青年でしたな、オレ。
そんなゲームカルチャーが盛り上がってた折、
世間の「任天堂派 vs SEGA派」って風潮(そんな流れがあったのよ、当時)に嫌気がさして、
「みんな、そんな狭い蚊帳の中でいがみ合ってないで、
今こそともにゲームカルチャーを盛り上げていこうぜ」
といったメッセージを伝えたくて書いたであろうコラム。
文章・内容ともに青いです。おサブいです。

 「あなたは任天堂が好きですか? それともSEGAが好きですか?」

  「任天堂 vs SEGA」、この図式が世に広まって久しい。これに関する論争も現在様々な場所で交わ
 されており、アメリカ等の諸外国では、自身による比較広告まで制作される始末である。
  しかしこの状況が、果たしてゲーム業界にとって正のベクトルを踏まえているのだろうか。
  確かにすべての市場は競争が必要であり、それによって活性化されるというのは、資本主義経
 済の基本概念である事は否定できない。だがしかし今の発展過程のゲーム業界においてこの図
 式を広めるのは、潰し合いにもなりかねない大変危険な事ではないだろうか。
  アメリカのハードコア・パンクに"HATE CORE"と呼ばれる一連の流れがある。彼等のメッセージ
 はこうだ、「憎むべきものを憎め」。これを僕はこう拡大解釈する、「愛すべきものをひたすらに愛し、
 憎むべきものをとことん憎め」。
  任天堂、もしくはSEGAをひいきする人よ。あなたの愛する気持ちはよく分かる。愛せ。ひたすら
 に愛せ。しかし君の本当の敵は任天堂でもSEGAでもない。「任天堂は戦略が汚いしさぁ」、「SEGA
 って日本を捨ててるよね」、その台詞は自己を安心させる為の自己満足に過ぎない。不満を言い
 合い、聞き合い、納得し合う。自己完結。それこそ悪い意味でのオタク的な行動ではないだろうか。
 このままではゲーム業界は一部の者に熱狂的に保護されるが故に、一部の者だけの中でひっそ
 りと死んで行く。
  すべてのゲーマーに捧ぐ。ゲーマーよ、ゲームを愛せ。未来を見つめよ。そして憎むべきものを
 憎め。
                               1994/06/09 ヤスヒロ


・・・なんだかねぇ。正直、どうでもいいよ(笑)。
「すべてのゲーマーに捧ぐ」って、おまえごときに言われてもなあ。
しかし、サブカル熱とゲームカルチャーへの愛情だけはプンプン伝わってくるコラムではあります。
当時のオレよ、今のオレはおまえのセンス、結構嫌いじゃない。


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written by オレ 

マイエンピツ追加