そうすいの日記
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2004年11月07日(日) 深川江戸資料館

行ってきました、深川江戸資料館。
凸版印刷に「もっとも美しい本展」を見に行くたけやん氏とじゃっく氏を巻き込み、一緒に資料館も回ってもらってしまいました。ありがとーう。
深川江戸資料館は、建物の中に江戸の町の一部を造って展示しているというものです。
八百屋や油屋、船宿、裏長屋、屋台、蔵などなど。壊さなければあちこちさわってもいいということで、それはもうあちこち開けたり閉めたりしてきました。
ああ、楽しかった。
何だかこう、一夜漬けのような知識でもちょっとあると、実際に目で見られるのが余計に面白いというか。
これがあれかー、と妙な感心をしきりとしてきました(笑)
初めに行ったときは、長火鉢すらよくわからなかったから…(情けなし)
今日は、資料館で行き会ったちょっと愉快なお子様が一緒に見学していたのでさらにおもしろかったです。
それにしても、入ったところから見える巨大な機械仕掛けの猫、でかいなーと思っていましたが。今日、茗荷谷で本当にそのくらいの猫を見て愕然としました。ほ、ほんとにいるのかよ…。
犬かと思うような大きさでございました。重そう…。
朝が来て昼になって夕焼け、夜、たまに雨が降る、などの光の演出もいいです(雨と言ってももちろん水が降ってくる訳じゃなくて、奥の壁面に投影されるだけです)
ただ、空気に浸りつつ見ていると、見ている間に何度も夜が来て朝が来るので妙な感覚に(笑)
眠くなります。まったりできるのでいいのですが。

「もっとも美しい本展」はドイツの本のコンテストでの優秀作が展示されるというものでした。童話がかわいらしくて、見ていて楽しい本でした。文はドイツ語で読めないから、見るだけ(笑)
最後に百三さんのバイト先のかふぇーにてちょっとまったり。
久々に遊んだー、という感じです。
バイトで毎日パソコンの前に座っていなければならないので、たまには歩かないとなあ。今日はよく歩いてちょっとすっきりしました。
来週は江戸東京博物館に行く予定です。といっても、目的は水木しげる展に大極宮の朗読会なのですが。また日を改めて常設展も見に行ってやろうと目論んでおります。


2004年11月04日(木) しょうぎだおし

今朝、乗った電車が急停車して、立っていたみなさんが見事に将棋倒しに…あわわ…。電車って危険な乗り物だったのね…。
幸い転んだだけでどうと言うこともなかったようですが。
私は座っていたので被害に遭わずに済みました。
混雑で遅れるっつーのもすごいよなあ…。

現在、私の中でお江戸が勢いづいております。中期以降のお江戸。江戸っ子のいるお江戸。
「しゃばけ」のシリーズ、「ぬしさまへ」と「ねこのばば」も読了し、なんだか浮き足立ってお江戸の本を買い始める始末。
らくがきまでお江戸になっております。若だんな〜♪(浮き足っぷりがうかがえます)
勢いで買った「絵でよむ江戸のくらし風俗大辞典」(お高いモノです…汗)がまた面白くてはまっています。
この本、三千種の黄表紙本から絵を抜粋してまとめたという、なんとも手間暇のかかった本でございます。
だからページをめくってもめくってもお江戸の絵がどんどん出てくるという…まとめた人のことを考えると気が遠くなってきます。
しかし見る方にはとてもありがたい本。絵って初心者にもわかりやすくて素晴らしい。
学生の頃、ゼミで何故か黄表紙やら合巻やらの和綴じ本をほどいて裏打ちするという作業をやっていたので、紙の質感が思い出されます。
虫食いだらけで大変だった…。
そしてお江戸の本の字はほとんど解読できなかった…。
明治になってから作られた本もあったけど、明治になったとたんに絵の具の色がどぎつくなってびっくりした覚えがあります。
また深川の資料館に行きたいなあ…。


2004年10月17日(日) 読書

最近読む本が溜まってきました。
とりあえず暗黒館を読み、魔王を読み、そして現在「しゃばけ」を読んでいます。
妖怪と江戸が好きな人にはたまらない本です。
若だんなはかわいい人だし。
ツボに効きすぎです(笑)
畠中恵「しゃばけ」新潮社から出てます(勝手に宣伝)

昨日は午後から休日出勤、今日は休みで買い物に行ったりらくがきをしたりしていました。
めっきり冷え込んだせいか(寝相が悪いからだ)またしても風邪を引く始末。ああ…。
のどがちといがいがします。ほんのり鼻声です。
まだ軽症だ、早く治そう。

今日ついに、というかやっと、クリーニングに出そう出そうと言い続けていたジャケット・コート類をクリーニングに出しました(遅)
これで三日後あたりからさらに暖かく過ごせそうです。
今までセーターとかパーカーなど洗濯できる防寒具で過ごしていました。
自分のものぐさのせいで…(笑)


2004年10月09日(土)

本州上陸の過去最大級の台風だそうですね。
午後から雨足が強くなったなと思っていたら、そのうちだんだん…。
読んでいた本の中でも嵐だったので雰囲気が合って…いるのかと思いきや、なんだか読書どころじゃない天気でした。読みましたが。
ときどき嵐に気をとられつつ。
テレビでは軒並み傘が壊れちゃった人たちが映っていたり。すげえ…。
もうこうなると傘は意味がないですね。
家はシャッターを下ろしておりました。
まあ特に何も飛んできませんでしたが。よかったよかった。
秋の台風はなんだか寒々しい感じがします。まさに嵐だなあ…。
雷まで鳴ってました。
窓に当たる雨の音も、今までにないくらい。
というかちっとも途切れないのがすごい。あの雲にそんなに水があるのがすごい。その雲が上空に浮いていられるのがすごい。
などと今更ながら感心してみました。
それにしても、今年の日本は全国的に水難ですねえ…。

平沢進の新しいCDを聴いています。
また一段と変でおもしろいです、平沢氏。
半分くらい意味が分からないながらも楽しいです。
相変わらず楽器だ、この人は。

暗黒館、ようやく上巻を読み終わりました。
下巻に突入です。
不穏な空気です。
まあこれで穏便だったらそっちの方が怖いけども。
綾辻節だなあ、ほんと。


2004年10月05日(火) 金木犀

玄関を開けると金木犀の良い香り。
昨日あたりから香りが強くなりました。
もうすぐ開花かなあと思いつつ。
花が咲くとまた一段と、というか辺り一帯金木犀によって異空間になりますね。
金木犀は花が咲くとオレンジ色になるので木の場所も分かりやすいのですが、蕾でまだ花の色が見えないと、どこからともなく匂いが来ているようでおもしろいです。
花の散り際の、地面がオレンジ色に染まるところも何だか気に入っています。
いいなあ、金木犀。

私のバイト先では、各グループごとで仕事をしています。
が、今日は休みの人がいたり出張の人がいたりで、うちのグループで残っていたのは私一人という、非常に寂しい状態に(笑)
それはそれでまあいいんだけど。
見渡すとがらーんとしておりました。
一人黙々と仕事をして(いや、人がいたって仕事は黙々としてるんだけど)まんまと残業もなく帰ってきました。わはは。
珍しい状況だったのでちょっと楽しかったです。

館シリーズ、なんかだんだん「ここで物を食べたら帰れなくなる!」というような場所に思えてきました。い、異界だ…。
別に幽霊が出てきたり怪物が出てきたりはしないのですが(本格ミステリだし)そんな雰囲気に浸りつつ読むのがおもしろいのですね。


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