耳鳴りおやじの日記
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2006年02月08日(水) 慌ただしい..

...マラソンに向けて20km近く走る...さすがに体重が減った...おまけに突風が吹き荒れてその逆風で飛ばされそうになった...

...海外脱出取りやめでカリキュラムの調整...おまけに懇親会だ、退職記念だと打ち合わせ、会議にばたばたしていている...

...やっと、人事書類も提出...さてどうなることやら...

...退職パーテーに呼ぶ名簿も出来つつある...このパーテーは私が今まで参加した中では学術的に最高の人たちが訪れるパーテーだ...緊張するがなかなか楽しくなりそうだ...

...大学の教員というのは、紆余曲折、海千山千の人生を送りつつ、最終的に退職の時にどのように扱われるかで、その人となりがわかる...

...教授になれずに講師、助教授のままであったり、学生を抱えていない教養の先生であったり、教授で学生を抱えていても学生や社会に評価されていないなら、現実的に派手なパーテーは開けない...

...今度、退職する教授は研究業績も素晴らしいが、形にはならない教育業績も素晴らしい...発起人の”教育者としての教授を記念誌で強調したい”という発言もそれを裏付けている...

...”おれは教育をがんばっているんだ。だから教授にしろ”というどうしようもない教員がいるが、教育業績の評価というのは本来、自分から主張するものでもなく、昇進に直接関係する絶対条件ではないのかもしれない...

...まあ、とにかく忙しい...雑用で疲れているのか、走って疲れているのか...わからない...


2006年02月07日(火) 参りました..

...家族カニツアーから帰ってくる...寒気が押し寄せて大変な事になった...どうしていつもこういう展開になるのか...

...子供達がなぜか、朝早く出るのが好きで、しょうがないので5時に出て走る...恐竜の博物館にひとまず向かって見学...この博物館はすごいと子供以上に感動...参りました...

...途中から7人乗りレンタカーに乗り換えて、母を乗せて越前へ...
...最近出来た建物に宿泊...すごい...リビングから日本海が一望できる...これはまいった...

...そして、地元おすすめのカニ旅館...

”予約してくれたんで勉強させてもらいました”と20畳のぐらいの部屋を貸し切ってカニ料理...参りました...

...なんと大人3人子供3人でかに10ぱい、刺身大盛り、カニ雑炊つきって、参りました...食べきれない(でも食べた)...しかもべらぼうに安い....本当に参った...

...夜に雪が降って路面凍結...朝に出発しようとしたら車がスリップして崖に落ちそうになっている...山をおりるときに本当に緊張...
嫁が”落ちるときは家族一緒よ”と余裕の笑顔...アイスバーンと嫁に参った...

...帰りにスキーをして帰宅...頬を赤くして眠っている子供達のかわいさに参った...

...これでこの冬は思い残すことない...疲れた...


2006年02月02日(木) 気になる裁判

...マラソンに出ると決めるとなんとなくプレシャーがかかって...いい感じ(?)

...K大学で教授人事に不透明さがあるということで助教授が裁判を起こした...これはなかなか面白い...

...だいたい、人事は不透明である...業績だけでは決められない...助教授の”人格”を教授連中が”不適格”と判断すればどんなに業績があっても昇進できない...しかし、大半の企業の人事に比べればかなりましである...

...K大学の場合も選考した教授は助教授より若く、さらに外から連れてこられた教授はもっと若い...長いこと、K大学に勤務した先生からすれば、納得がいかないのだろう...

...とはいっても、人事は教授ひとりで進められるわけないから、この助教授はよっぽど業績がないか、嫌われているか、のどちらかだろう...

...昇進審査も納得がいかないと裁判を起こされる時代だ...ホントぎすぎすした時代である...

...同じようなことがO大でもありそうなので、こんな裁判がいろんな大学で起きるんだろうなあ...

...しかし、解雇されているわけではないし、嫌なら他の大学に移ればいいだけの話...裁判を起こした事実で他の大学からも嫌がられるリスクを考えれば、よっぽどなんらかの理由があったのかも...

...教員が事務職員を名誉毀損で訴えられないかな...なんて...


2006年02月01日(水) 大学教員という職業...

...コンタクトを取っていた教授からメール...別のところを紹介するとのこと...ボブスレーのように急転しないかな...無理か...

...ひさびさに実験再開..やはり実験は楽しい..ちまちま実験..ぼちぼち論文というのが、理想である...

...2月中旬には新しい分野に入るきっかけになりそうな飲み会もあるし、3月には興味ある分野の先生とのスキーもある...いろんな人と交流を持ちながら自分の研究を深め、高めて、それが教育に生かされれば言うこと無しである...

...ある雑誌に”後悔しない生き方をしたい”といって急に登山家になった女性の談話が載っていたが、根本的に大学にくる人間は研究と教育を深めることが自分の生きがいにつながっていないとだめなんだろう...

...アカデミックポジションで、教授としての権威を振りかざすことや給料の高さで入ってきた人がとにかく多くて、それが実現すれば後悔しない生き方だと感じている...

...知り合いのN先生は学位を持っているが、なんかわけのわからない非認可の大学から学位をもらっていて、それを恥ずかしげもなく、履歴として公開している...教授になることが目的ではなく、教授として成長することが目的であるはずなのに...

...まあ、人のことを言っていてもしょうがないので、ちまちま実験しよう...これが一番幸せ...


2006年01月31日(火) ビール読書おやじ

...ホント、ボブスレー選手の気持ち...よくわかります...

...最近、ちょっと将棋の世界にはまっていて、盤上の世界観はどうなっているのだろう...なんて考えていたら、新聞に羽生さんの記事が載っていた...

...将棋の世界にも時代の流れがあって、古い戦法はすたれ、新しい戦法を見つけて努力しているらしい...

...その中での話...

”あなたがどのような仕事を選ぶにしても、列に加わったからには勉強し、努力し、走り続けなくてはいけない。でもそれが社会や時代とともに生きるとということではないでしょうか”

....この言葉には感銘を受ける...素晴らしい仕事などなく、むしろ多くの矛盾を抱えている...しかし、それは今の社会や時代の縮図であり、そこから逃げずに努力し、成果を上げていくことが大切なんだと勝手に解釈したりもする...

...こういうことを週末ひとりでビールを飲みながら考え、読書したい物だとぶらぶらしていると、なんとそれを実現しているおやじがいた...

...しずかなカフェで足を組みながらビールを飲みながら幸せそうに読書している...このおやじに先を越されたかと思うとくやしい...

...おもわず、にらめつけているとカフェの女の子が逆ににらめつけてきた....週末は絶対このおやじを越えてやる...とほほ...


2006年01月30日(月) 今年の方向はねえ..

...マラソンに向けて15KM走行...ここ5日で50km走行...

...朝...起きれない...

...今年の予定が大きく狂ったので、おおまかな予定をつくる...とにかく、研究領域の大きな移動があるために、何かと大変だ...

...停止していた実験を開始...できるだけやって後はまとめられたらまとめる方向で考えよう...

...近々、研究者会議兼飲み会...楽しみである...

...在外研修も思い切って選択肢を広げ、極めて高度な研究をしているところに行ってみようか...今年はそのための準備にするか..

...少なくても論文100報以上は読んで理解するか...

...まあ、思いは易し...実行あるのみである

...まずはカニツアー(結局、それか!)


2006年01月29日(日) がっくり..

...どうも今週、がっくりすることが多い...

...昔の友人との飲み会...盛り上がってきたが、やはりというか、M先生が問題を起こした...

...20年以上もつき合いがあると、いいところも悪いところも見えてきて、悪いところはいつか落ち着くだろうという期待感がある...しかし、M先生は、身から出たさびで状況を悪くしている...悪化している...

...S氏によれば、問題を起こされた先生に私が残ったことが気に入らないらしい...問題をおこされた先生に対するフォローは必要である..

...というか..尻拭いをさせられて、文句を言われたのではたまったものではない...

...S氏ではないが、M先生のおかげでいろんな人間関係がこじれている...こじれる必要がないところもこじれている....

...若造ならまだしも、おやじである...なんらかの責任はとらなくてはいけないだろう...

...M氏を今の大学に推薦したのも私だし、いろいろあってもなんとかフォローしてきたが、今回の件ですっきりした...後はM先生が自己責任でやっていくしかない...

...今週はホント最悪...10才老化した気分だ...がっくり...


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