耳鳴りおやじの日記
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...そうか、最近、映画みていないなあ...と思う...
...そこで、いろんな意味で節目だし、妻と映画もいいかなと思って見に行った...
...ここ、10年くらいで映画を見たのはおそらく2回ぐらいしかない...久しぶりに行った映画はとても楽しかった...
...子育てが一段落し、妻と行く映画は、たいしたことではないが楽しめた...
...映画の題名はイーオンなんとか(英会話ではない)で、初めはアクション物かなと思ったが、見ているうちになかなかメッセージがある映画だった...
...今回のドラマはどうも面白くないので、こういう時は映画を見るに限る....
...そろそろ、授業開始...エンジンも少しずつかけましょうか...
...コンパに参加...え?追い出されるの?...ということで、挨拶を求められることに花束までもらった...
...S教授が”ちょっといこうか?”と誘うので、いそいそと2人で2次回にいく...
...やはり、スナックか...久しぶりである...入った途端、S教授がハイテンション...
...年を経てから女を連れ込むのはラブホテルではなく、普通のホテルがいいとか言う話をスナックのママとその友達(おばさん)とで長々議論...
...そこまでは良かったが!盛り上がって友達おばさんと手をつなぎながらカラオケ...さらにハイテンションになって...
....おばさん達と”チュー”....決してほっぺではない...
...百戦錬磨の私でもこれは参った....さすが恩師....
...そして、時間になると”さ!帰ろうか!”...引き際も早い...
おやじの極みである...凄すぎる...
...いろいろ教えてもらいました...この恩師には完敗である...
...あの大学はとうとう移転を縮小...しかし、バタバタしてるなあ...
...あるセミナーに参加...今後の就職状態について知ることができた...
...セミナーを受けて、今、なぜ多くの会社が優秀な若手を採用しているかがやっとわかった...
...面白いことに、一般の会社員もキャリアが求められる時代らしい...想像していた以上に終身雇用制は崩壊している...
”雇われる能力”が求められるらしい...これって私たちの業界の発想と思っていたが、むしろ大学社会よりも流動性があるらしい...
...しかし、まあ、現実はいろいろどろどろした人事があるようだ...なかなか平均値では判断できない...
...こういう話は本当に面白い...不安産業に向いているのかな...
...老後に不安産業に転職とか!...だめか...
...講演のあと、ひさしぶりに昔のメンバーと再会...
...華々しい教授の講演とは裏腹に卒業生の就職難...
...35才を過ぎるとポスドクさえも断られる現実...受け入れる研究室が業績を求められるようになり、昔より若くて優秀なポスドクを確保する傾向が強まっている...妻子を抱え、どうするのだろう...
...医学部に行ったポスドク...学位は取ったものの、研究成果は出ず...極めてハイリスクな研究であるため、数年かけても論文が出ない可能性すらある...任期制の導入が迫っている...しかも、業績にかかわらず、教授に上がれない...だから、医学部はやめとけって言っていたのに、今になってわかってきたようだ...
...研究は大学の柱になると主張する教授...しかし、現実を無視することは出来ない...
...ただ、教授は若い頃、”研究は命がけでやれ”と叩き込まれたらしい...それは今の時代でも変わってはいけない...問題は命がけで業績を上げたドクターが正当に評価されていないことだ...
....少子化の波で雇用問題は解決しない...卒業生がとにかく幸せな人生を少しでも歩けるように願うだけしか、できない...
...おやじはホントに無力である...
...ライブドアの上場廃止...金で心は買えると話していたホリエモン...金がなくなればさっさと心は離れていった...まさに、ホリエモンの言うとおり...
...金では買えないものに、恩師の存在がある...人生には何回か分岐点があるが、その道しるべになってくれた人でもあった...
...その道に入ってみると、それは険しい道ではあったが、途中でくじけては、せっかく道を作ってくれた恩師に申し訳ない...そんな気持ちで続けてきたこともある...
...道しるべをしてくれた時期に
”後はあなたががんばるだけです...私は知りません”...といばらの道に背中を押された...
...世話になった人に対してはどんな人も大事にしたいものだ...
...恩師も新しいチャレンジをするようだが、これもまた次のエネルギーになる...
...枯れてばかりもいられない...今日はもうひとりの恩師の会...
2006年03月13日(月) |
生活あっての仕事... |
...とうとう、国家公務員の宿舎にメスが入った...
...これは、国立の教員にとっても大変な問題である...そもそも国立の先生がある程度、裕福なのは専用の宿舎が安いからだ...
...少々、汚くても若い頃に1万ぐらいで住めたら、貯金もできる...そんな事ができるからこそ、国立の先生は裕福だった...それがとうとう崩れた...
...任期制、安月給、研究費の削減...こんな状況で優秀な人材は集まるのだろうか?
...ある女優が”生活あっての仕事ですから”と発言していたが、この意味を多くの研究者は考えなくてはいけない...
...今、国立大学教員の魅力はどこにあるのだろうか...
...ポスドクから正社員になって半年で辞めてポスドクに戻ったS君...35才からのチャレンジはいいが、心配である...
...研究者として教育者として幸せな状況とはどういうことか... ...私も良くわからないが...まあ、いいか...
2006年03月12日(日) |
仕事のスタイルは生き様という話 |
...昔から良く知っていたK先生との飲み会...ちょっと疲れていたが、楽しかった...
...昨年度の学会でも素晴らしいプレゼンを行っていた...その素顔に触れることが出来た...
...”研究のスタイルは、その人の生き様ですよね”...とK氏...
...同じ領域、同じ分野の研究でも、その研究のやりかたは人それぞれである...派手なテーマに取り組み、適当に論文化する人もいれば、地道にひとつのテーマを追いかけて、そこから新たに問題点を見つけて論文化するものもいる...
...K氏は、特に派手な事はやっていなく、ただ、実験が楽しく、綺麗な実験を行う事に専念されてきた...その取り組みは、正に生き様である...
...研究に限らず、仕事でも人によってその取り組みかたは人それぞれである...文句ばかり言って適当に仕事をする人もいれば、黙々とこなす人もいる...それは仕事ぶりはまさに、その人の生きている姿である...
...最近、どーも体がつらい...節目の辛さか、飲み過ぎか...
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