耳鳴りおやじの日記
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2006年04月05日(水) 福祉とゲノム...

...今週、いきなり花見が2つ入った...おやじとしてはなかなか嬉しい...

...福祉関係のセミナーに参加...障害者の福祉施設建設の問題は極めて深刻だ...

...ある参加者が...

”人はだれでも誰かを支え、そして支えられている”

という事を話していたが、高齢化が進み、格差が進む社会で、こういう福祉的な発想というのは極めて大事かもしれない...

...福祉という尺度では人は皆同じ視線に立てる...身分や職種に関わらず、人としてのつながりを意識できる...これは、今のすさんだ社会には最も必要だ...

...そういえば、こんな事をどこかで意識したことがあったなあと思っていたら、師匠のS先生が..

”人はどこか辿っていくと一緒なんですよ”なんて話をしていたことを思い出す...確かにゲノムという視点に立つと植物から動物までとても似てるタンパク質がある...そんなことを研究していると、動物のヒトは皆兄弟みたいなものである...

...これはなかなか良いネタだ....早速、最初の授業で使おう...

...最近、私の書斎が子供たちに”おやじ小屋”と呼ばれている...まず、うちの子供から教育...ううううう....


2006年04月04日(火) おやじ教育論

...ある会社の代表が新聞に面白いことを書いていた...

”20代の経験がなければ今の自分はない”
...その経験とは...

”自ら徹底的に苦労を追い求め、それを乗り越える術を学ぶ”ということらしい...

そしてこの力は”自己マネジメント力”だと言う...

...残念ながら、この力は今の教育では極めて難しいのではないか...

...子供の好奇心を育て好きな科目を意欲的に学習させる...こんな子供が全体の何%いるだろうか...

...そして、こんなことを教えられる教員がどの程度いるだろうか?

...子供の頃に好きな科目を選択させるなんて甘やかさないで、すべての科目をしっかりやる...部活動もしっかりやる...できないなんて言わせない...それでいいんじゃないか...

...多くの課題を突きつけられ、どんな科目も克服できるし、部活動も全力で行う...そういう自信がいずれ、社会に出てからも役に立つ気がする...

...社会に出てからは、結局、嫌な仕事もやらなくてはいけないし、自分で成長しなくてはいけない...自分を追い込むことができなければ、乗り越える練習もできない...

...40代になるとほんとガクッとくるから、やっぱ20代、30代だよなあ...がくがく...


2006年04月03日(月) 大家族サービス

...駐車違反が厳しくなるらしい...大変だ...

...大変だと言えば、今の春休み...子供を飽きさせないように休日くらいなにかしないと...

...嫁さんが”いちご狩り!いちご狩り!”と連呼するものだから、どっかないかなと調べる(嫁さんの春休みではないのに)

”名張でも行ってみるか”...前から行ってみたかった名張...すぐ近くのインターから入ると1時間半程度でついてしまう...

...この名張って三重県なのにホントすぐでびっくり、そして初めてのいちご狩り...嫁さんと子供達は大喜び...どうしてそこまで嬉しいのか不明...

ついでにそこらをドライブした...いろいろ調べるとこのあたりは伊賀も近いし、曽爾高原もある...うちからはめちゃくちゃ近いし、これは使える...これはいいとこ見つけた...

...その後も(なぜか)おやじ居酒屋で食事、カラオケ?行った...疲れた...枯れた...春休みはしんどい...


2006年04月02日(日) 地下バー

...某グルメ雑誌に自宅周辺が特集されている...とうとうみつかってしまった...そっとして欲しかった...

...ということで、久しぶりに自宅界隈を散策...ここ5年くらいでとにかくいろいろな店が出ている...

...そして、最近、開店したバーに潜入した...どうも私は知らないところも平気で入る癖がある...

...そのバーは地下にあった...この界隈では隠れ家的なバーである...雰囲気もいい...

...私は意外と知らない人とすぐ友達になる癖もあり、バーテンダーと色んな話をして仲良くなった...

...話していて面白かったのは”この界隈の外食経営者は青い炎を燃やしているんですよ”...

...意味不明だが、要するに、”儲からなくても楽しければいい”という熱意?らしい...

...外からお客が来るわけでなく、地元の人がふらっと寄る小さな店が多い...買い物ができる場所なんてないから、ちゃらちゃらした若造もいない...

...おやじやおばはんが静かに食べたり、飲んだりできる...そういう客を楽しましてあげましょうというオーナーが多いらしい...

...ということで、またこの界隈にはまってしまいそうなおやじでした...

...どなたか、一緒に行きませんか?


2006年04月01日(土) カエル以下の身分...

...永田議員ねえ...今になって辞職ですか...どうでもいい...

...スキーに一緒に行ったK先生に新しい実験系について聞きにいく...だいぶ、全体のシステムが見えてくる...

...しかし、この先生、新しい4年生が入ってこないという寂しさから

実験室にカエルを飼うことを決意し?、その入れ物を作っていた...まさか、普通のカエルではないよね...ジェノパスであると思うけど...

...理学部というところは、学問的なレベルは高くしようとすればできるし、低くても楽しめる...実はこれが理想なんじゃないか...

...昨日、医学部に所属しているI先生から電話があったが、教授にはいじめられるし、1人だし、共同研究もだめだし、誰か来てもだめだし、とにかく、飼い殺し状態である...いくら、任期制ではないといっても決して幸せな状態ではない...

...まだ、可愛がられるカエルの方がましである...

...医学部に限ったことではないのかもしれないが、パーマネントであることが必ずしも良いわけではない...

...自分が採用されるにはどうしたらいいかという自己戦略を組み立てていく必要がある...

...私が今の時代に卒業していたら、おそらくアカデミックポジションにはつけないだろう...

...しかし、どの時代もそれなりの大変さがある...研究はできるのはあたりまえで、いかにこの時代を切り抜けていくか、常に考える必要がある...

...エリート一筋の永田議員のように研究一筋ではこの時代は生きることができない...

...しかし、私もカエルになりたいなあ...げこげこ


2006年03月31日(金) 昨日、考えたこと...

...子供は春休み...これが疲れる...

...退職するS教授と昼食...なんか、最近、テンションが高い...

...退職間近で飲み会が多く、もしかして二日酔い?...それでも、最近のポスドク人事の事で頭を痛めている...

...しかし、このままでは現在のポスドクはすべて路頭に迷うかもしれない...ドクターはとらせたものの、就職につながることがなければ意味がない...

...37才のポスドク家族が心配だ...でも、この家族は他の研究室、そこのボスは何をしている?...

...医学部に就職したY氏...3年間学会発表も出来ない状態で、落ち込みが激しい...

...今の時代、博士まで行くことのリスクを、博士になって初めて痛感しているのではないか...それでは遅すぎる...

...ボスの退職と卒業生の就職難が重なるのは、テンションが下がる...

...しかし、なぜ、S先生はテンションが高いのだろう...テンションが高いのではなくて、もしかして寂しさの裏返しか...

...そう思うと、ますます私もテンション下がる...なんとか、新学期の入学生の顔を見てテンション上げるか(下がったりして)...


2006年03月30日(木) 弁当屋の女性客...

...新実験の構想が少しづつできてくる...しかし、上手くいくかは別問題...やってみなくてはわからない...

...夜に弁当屋に行くと、ひとりの女性客が数人分の弁当を買いに来ていた...その姿がとても寂しい...

...これは完全に私の偏見か、女性客の後ろめたさの結果なのか、それはわからないが、なぜか、おたくがアキバで買い物をする後ろ姿に似ていた...

...確かに弁当屋にひとりで買いに来る女性は元気がない...気がする...今の時代、もっと元気に買いに行ってもいいと思うのだが...

...なぜか、”ほかべん”というのは、うちの嫁さんも抵抗があるらしい...なぜだろう...

...なんとなく、ほかべんを買う人種は、金のない男子学生と相場が決まっているからか...

...金があっても時間がなくて疲れているときは、中年女性も買いに来てもいいよねえ...がんばれ、おばさん!

...ほかべんと言えば、冷や飯というイメージだが、私はおいしいと思うのだが...

...おやじになっても、未だに一番安い弁当を探している私...あ〜貧乏性は治らない....ふー


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