耳鳴りおやじの日記
DiaryINDEXpastwill


2006年05月05日(金) 名張へ...

...アメリカの公立学校から炭酸飲料が消えるらしい...80年代から肥満者の割合は3倍増らしい...日本の方がずっといい...

...連休前にスタッフ会議...苦しい時代だが前に進み続けないといけない...おやじの老体をむち打って頑張らなくては...


...むち打って家族サービス...念願の名張へ...近い!楽しい!

...どうでもいいけど、バンガローが急斜面...登るのがとにかく大変...近くに川があって魚がいるわ、ヘビもいるわ...

”ここではおもちゃがなくても楽しい”とでかい声のこうじろう...

...山を登り、川で遊び、自然を感じる経験は子供には大切だ...これを家族で体験することが重要だと思う...

...金を払えばどっかの団体が自然体験させてくれるだろう...しかし、それではだめである...

”家族でバーベキューが楽しい”とうるさいこうじろう...

格差社会で塾だ勉強だと追い込まれている子供達は、親が子の幸せのためという理由で金をつぎ込んでいるが、常に不安感に悩まされている気もする...

...教育の基本は学校や塾ではなく、家族であるというあたりまえのこと...実はおやじもおふくろも子供からいろいろ教えられる...

...しかし、疲れた...連休はまだまだ続く...


2006年05月02日(火) 15年ぶりの飲み友達

...ゴールデンウイークの谷間...

...昔の学生が訪ねてきて一緒に飲んだ...15年ぶりだろうか?

...若い頃にこの連中とは良く飲みにいった...その頃の経験が今の自分を作っているのだという...

...少々頭が良くても現場に生きる人間には関係がない...人と向き合える基盤がなくては仕事はできない...らしい...

...最近、昔良く遊んだ?学生が訪ねてくる...仕事を持って家庭を持って突き進んできたが、少し過去を振り返る時間が出てきたのかもしれない...

...若い頃は人間性という曖昧なものに否定的であったが、最近、なんとなくわかるようになってきた...年をとったものだ...

...”商談を成立させるのは女をくどく事と同じです”...という...女を口説けない男は商談も成立させることはできないか...私ではだめだ...

...人間性とは何か...といえば、ノンバーバルコミュニケーションなのだろう...と思うことがある...

商談を成立させることも、女を口説くこともいきなり”つきあってくれ”ではだめだ...言葉に発しなくてもその状況を作り出す能力...それが大事...

...この人間性を磨くにはどうしたら良いか...

”自分と違う人と語り合う”...これでいい...これって大学の世界でも必要な能力だと思う...

...自分と身分も立場も違う人とつながる意識をもてることが大事なのだろう...

...最近、どうも説教くさい...嫁さんに怒られっぱなし...がっくり...


2006年05月01日(月) ポスドク就職作戦...

...どうも最近眠たい...暖かくなってきたからか...

...Y先生のブログをみていると、最近少し考え方が変わってきたようだ...

...ほとんどの博士が日雇いで、将来を悲観している...博士が100人住むなんとかではないが、本当に厳しい...

...どうしたら、いいんだろうといつも考えるのだが、いくつか私なりに策がある...

...まず、ドクターを出たらさらに異分野ドクターを取るのである...論文が数本あるより、ダブルドクターの方が就職しやすい....

...そして、35才まで研究以外にMBAやTOFEL800点以上などの資格をとる...

...当然、一週間フル回転である....大学は学歴も見るが資格も大きな判断材料だ...

...35才になっても就職がなかったら潔くアカデミックポジションを捨て、企業就職を目指す...

”君は博士なのにMBAも取得してるのかね、面白いねえ”...と評価はいい...就職できる可能性も高くなる...塾講師も給料がいい...

大学は就職なくても、社会はあるていど好景気で転職も盛んだから、35才でも可能性は十分ある...

...それでもだめなら、企業をおこすか、人手が少ない産業に飛びこむ...都市部は人口が増えているが、地域は逆に人手不足である...

...少し意味が違うが、農産物をつくることに従事すればいくらか充実感がある...

...35才で違う職種についても大学や研究所にこだわりたい人は、仕事以外に自費で研究して論文を書き、学会賞を狙う...論文よりも賞の方が大学の印象はいい...

...しかし、一番深刻なのはそういう危機感がないままに現在ポスドクになっている人だ...どうしよう(続く)


2006年04月29日(土) とうとう面会...

...とても充実した時間だった...

...5年くらい前から直接、お話ししたいと思っていた先生と面会できた...おそらく、私の分野で世界的にもトップクラスだろう...

...その先生は女性である...とても不思議なのだが、ラボをまとめる優秀な女性は偏見かもしれないが魅力的である...

...女性の世界的な研究者はとても近づきにくい気がするのだが、実はそうではない...とても人当たりがいいのである...

...とても、東大のA先生と比較することはできない...人間的にとても魅力的な人なのである...

...例えて言えば”小学校理科クラブの先生”だ...実験が楽しく、研究が楽しく、生徒と楽しみながら教えることは教える...

...男性研究者社会の中では結局、こういう癒し系の女性研究者が生き残るのだろう...

...”どうぞ、これからもよろしくお願いします”と言われてしまった...これはまずい...はまりそうである...

...昼は近くの知り合いの研究者とランチ...若手の研究者の厳しい状況を再認識する....

...Nさんは同じ時期に学位をもらった女性だ...

”1年先はわからないけどやることをやるだけ”...と彼女...

厳しい状況だが、その環境だからこそ、向き合えるものがある...成果を上げている彼女は数年後、成長するに違いない...面会したS先生のように素晴らしい女性ボスになって欲しいものだ...

...意外にもNさんのテーマと生命現象でつながりがあることが判明...これはなかなか面白い...

...人はどこかでつながり、それが研究を深め、面白くする...

...大衆酒場のおやじともどこかでつながっているのかも...今度、話しかけてみようか...


2006年04月27日(木) 面白いこと

...アイフルピンチ...どうする〜アイフル〜

...授業3コマしたが、とても幸せな気持ちで教育できる...やはり、教育者は天職か...なかなか面白い...

...研究が面白いのは普通だが教育が面白いのはなかなかいいかんじだ...

...研究に関してもここ10年間で面白さの質が違ってきた...昔はすごいことが面白いと思っていた(勘違いしてた)...

...面白いとはかなり主観的である...すごいとは違う...

...その人にとって面白いという感覚は違うから、比較はできない...

自分が面白いと思える研究や教育を持続できることが大事なんだろう...

...面白いといえば、今期のドラマ...全体的にレベルが高い...

...アテンションプリーズの話はどうでもいいが、上戸彩が面白い...

...あの役どころが、普通にできるのは確かに上戸彩しかいない...

...医龍の坂口君も面白くなってきたし、今期はいいよ....

...あれ、いつのまにか、ドラマの話になった...


2006年04月25日(火) おやじの特権

...どうも、最近、ドラマの間眠たくなる...面白くないのか...

...ある作家が”若い頃の特権は時間だけで、趣味に使うのは非合理的である”...なんて話していた...

趣味に費やす時間は悪くはないが非合理的である...という解釈は面白い...

...合理的な事ばかりでは疲れるが非合理的な事が多すぎると成長しない...

...最近、学生に趣味はと聞くと”ありません”と答えるが、ほんとなのだろうか?と思うことがある...

...趣味がないということは、かなり学生として合理的な生活を送っているはずだが、どうもそう見えない...

...彼らにとっての趣味とはゲームのような遊びではなく、もっと高尚なイメージがあるのかもしれない...

...もしそうなら、現状の若者事情はかなり非合理的である...

...非合理的な生活はやはりおやじの特権である...頼むからおやじの特権を奪わないでくれ...

...昔に比べて生活の安定感が奪われたおやじ...これでは逆に若者の意欲もなくなる...先が見えてしまう...

...今の若者の堕落は将来への失望感である...

...金がないならそれなりの社会があるはずで、高齢化社会でも介護ロボットなんかいらないはずだ...

...ああ〜非合理的な日記...これもおやじの特権...


2006年04月24日(月) 疲労の週末..

...ばたばたの週末...外国人セミナーに参加...

...どうも英語が良くわからないというか、どうも興味が湧かない...

...しかも聴衆も少ない...

...学会でかなり突っ込んだG先生が来ていた...この先生は若手のホープだが、なんといつの間にか、超弱小私立大学に移動していた...

...医学部の居心地はやはり相当悪かったのだろう...

...悪友のO先生が超有名国立大学にアプライして崩れ去っていたことも判明...業績があってもそれだけでは上手くいかない人事...

...いろいろ、教えてもらったが、どうもすっきりしない...何がどこまでわかったかということがどうもすっきりしないのである...

...”実験モデル、論文によって違う”...というのは、要するに再現性がないということか?これでは何をみているのかわからない...

...とにかく論文を書けばおそらく補助金がもらえる...そうしないと実験ができなくなる...そんな状況がこれからもっと厳しくなるだろう...そうなると益々、論文さえかけばいいということになる...

...もっと優秀な若手が出て厳しい議論ができなくてはいけない...

...夜はグルメで4件のはしご...疲れた...




耳鳴りおやじ |MAIL

My追加