耳鳴りおやじの日記
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...クロアチア戦...かなりの暑さが伝わってくる...競技スポーツを見てみると、昔を思い出して熱くなる...
...今年からなぜか体育会にかかわることになった...まあ、誰でもいいのだろうが、素晴らしい接待を受けていい気分になったが、なんか生ぬるくてしょうがない...
...突然、学長も参加して、話をしている時にざわざわしているものだから、大声で怒鳴って怒っていた...軍隊世代は最後はこの方法か...
...一緒にいた先生によれば、体育会に入っているだけで就職が良いのだという...特に大手は体育会所属というだけで明確な得点を与えているのだという...
...宿泊先は山間部で気持ちが良いところで、なぜかしっかりしたホテルも立っていた...入り口にフロントのような人物が立っていて、道を聞こうとしたら、なんと学生だ...体育会はすべてネクタイをしめて先生方をおでむかいしなくてはいけないらしい...
...応援団がいないだけましだったが、フロント前で”オッス!”とかされたらどうしようかとびくびくしていた...
...しかし、なんか、この体育会組織...しっくりこない...幹部は極めて優等生で必要以上に気を遣って敬語を使い、礼儀正しいふりをしている...
...この学生のどれだけが日々のトレーニングをしっかりやっているのか...練習の厳しいサッカーや硬式野球を避け、フットサルや準硬式に新入部員が集中している...また指導者はいらないのだという...
...個人やチームが勝利に向かって日々のトレーニングを欠かさず行っていけば、礼儀や敬語も自然に身に付くと思うのだがなあ...
...体育会は手段であって目的ではない...
...久々にトレーニングしたくなってきた...
...とうとう、着工したようだ...ここまでかなり長い道のりだった...
...福祉関係の集まりに参加...大雨の中、多くの人が集まった...
...まあ、とにかく、いろんなおやじがいる...
...上品なワインが並んでいるところに...
”うなぎパイ、あるで”...おいおい、いきなり、夜のお菓子かい!
...Wさんはたまにしか発言しない発言が”おやじぎゃぐ”...しかもまじめだ...
...普通、おやじぎゃぐというのは、声の大きなおしゃべりなおやじが話の最後に”〜なんて、なあ、がはははは”で終わるものだが...
...Wさんは”〜ですわ”と一言でおわり...誰かが突っ込まないと場がしらけてしまう...関東で通用するのか?
...しかし、思うにこの会はおやじぎゃぐ連発だが、極めて上品な集団だ...私もここでは文化人と言われているが、なんかくすぐったい...
...今になって考えると、私の親は私を上品に育てようと考えていたのだと思う...しかし、みごと失敗に終わり、下品なおやじになってしまった...
...まあ、それでも中学校までは不良だったが成績もスポーツも良かったから長い目で見れば親孝行かな...
...さて、自分の子供を上品に育てようか、下品に育てようか...
...考えるための会...考えるのはいいが、その先をどうするのか...大学が
”考える会で決めたことは基本的にやりなさい”ということになったら、すべての教員が集まるのになあ...
...どうも、最近、教育というお仕事を考えてしまう...そういう意味では、参加した会は考えさせられたが...
...国立H大学の先輩は”研究は趣味、授業はバイト”と言っているようだ...え?じゃあ、仕事は?ということになるが、おそらく、仕事は ”大学教授”なのだろう...
...しかし、多くの教員はそういう欲望を持っているのではないか?...研究を趣味にすら考えられない連中は論外にしても、研究だけとか、教育だけとか、そんな偏ったことはしたくないのではないか...
国民の税金とか、学生の授業料だとかぐちゃぐちゃ言うなら、授業というバイト代を安くすればいい...それでも趣味である研究ができるなら最高のお仕事と考えている連中はたくさんいるし、教員の給与は下げられないというなら事務員の給与を下げたらいい...そんなのは大学の勝手だ...
...師匠のS教授を見ていると”教育”は”教育者であること”ですべて満たされている気がする...授業を工夫せよとか、授業をたくさん持てとか、そんなのはかなりチープな要求である...
大学教員は自由に研究ができる特別な職であるということで、論文を書いて後生に知恵を残せればそれでいい気もする...
...大学院のころから、後輩に指導する経験をさせればいいんじゃないかなあ...人間関係も含めて良好で業績もでれば、それが評価につながるとか...
...はあ、難しい...
...実験のため、京大へ行った...総合大学、伝統のエリート校の雰囲気が伝わってくる...
...また、実験の合間に先輩の?先生のところに訪問...
”我々の分野は今回の人事で最後だろうなあ”...と残念そうに語っていた...大学の厳しさは京大にも及ぶか...
...実験はひとまず成功...なかなか面白そうになりそうである...
...”まあ、素晴らしいわ”と教授...こういう癒し系の教授がなかなかいい...
...大学がどうの、教育がどうのと問題が山積みだが、素直に実験結果を考える瞬間が至福の時である...
...親が京大出の堕落おやじのせいか、世間が思うほど京大に思い入れがない...
...歪みしかない大学...京大...東大よりましと言う程度か...
...ふー
...長男の障害が一段階上がった...これで新幹線代が半額になる...なんか嬉しいのか、悲しいのか...
...ばたばたの講義も終了...不思議なことに今年はとてもうまく言っている気がする...気のせいかもしれないが...
...最近、読んでいる教育書...とにかく、今の教育現場が不条理な状態で固められていて、そのストレスが顕在化している気がする...
...いったい、この責任を誰がとるというのか?
...この教育書はかなり面白い...昔、学生時代に読んで衝撃を受けた本と非常に似ている...
...こんな状態で小学校の先生の給料を下げたら、誰もやらなくなる...
...もう少し、読んでみよう...
...出張から帰ってきた...
...研究会はどうも盛況とは言えない状態で、関心の薄さを感じた... ...が、全体の会議は以前よりも活発化している気がする...
...ただ、参加する学会に何を求めるかという意味ではほぼ参加目的は達成できたのではないか...
...意外にも面白い話があったし、話したい人にも話が出来た...
...あるおやじが”私がいる限りがそんなことはさせません”てな事を言っていたが、なかなかおやじらしい発言で好感が持てる以上にばかにしているという印象だ...
...ちょっと気になる女性研究者がいたので、調べてみると、なんと自分の履歴に...
”飛び級”と書いてある...飛び級研究者は初めて見たが、話もかなり飛んでいたので、そういうことかと納得した...
...しかし、なかなか楽しかった...報告書にはなんてかこう...
”おやじもトビもいて楽しい会議でした”と書こうか...今後、出張禁止になる...
...ある雑誌を読んでいたら養老さんの文章が掲載されていた...このおやじの意見は本当に同意できる...
...外でよく遊ぶ子ほど実は識字率が高いのだという...
...近所の子供で、学力の塾だけでなく、体育の塾、遊びの塾に行かされている子供がいるが、どうやら受験対策らしい...
...人間というのは本当に勝手なもので、こういうお受験おばさんの感覚はつまるところ、自己満足である...
...要するに自己満足のために子供を利用しているだけである...金を出せばブランド品は手にはいるが、ブランド子供は手に入らない...そのいらいらがまた子供を追い込む...
...子供のためという建前を持てば、自分のエゴを隠すことができる...あああ、また、こんな話になった...
...ただ、よく考えれば昔からこんな教育ママはいたような気がする...しかし、学校の先生があるべき方向性を示していた気がする...
...今では下手すれば親に訴えられて、訴えられた先生は学校の名誉を維持するために切り捨てられる...学はなくても金さえある親が暴走している...
...最近の青少年の暴走はこういう社会を浮き彫りにしているのかしれない...一番の被害者は子供だ...
...養老さんによれば、自然の中で遊ぶことは感覚を磨き、脳を成長させることだという...違いがわかる大人に成長できるらしい...
...また、教育問題の本を買ってしまった...その本の中に”日本では詰め込み教育の具体的な問題点が指摘されずにゆとり教育に移行した”と書かれてある...
...要するに”ノーベル賞がとれないのは詰め込み教育のせいだ、ゆとり教育にしよう”という思いこみ学者のせいでこういう事態になったというわけだ...
...しかし、うちの子がぐれたらどうしよう...そんな時はいかに普通のおやじが偉いかという話をして更正させよう...????
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