耳鳴りおやじの日記
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2006年07月16日(日) 冷めた会

...暑い...どうしてこういう中途半端な天気が続くのか...

...昨日は、小さな講演会に参加した...研究内容と言うより、啓蒙的な内容だったが、発表者は素晴らしい研究者であると実感した...こういう話はなかなか大きなところでは無理だろうなあ...

...あきれてしまうのは企画した側...内容をあまり理解していない上に、発表者の経歴のみが強調される...

”私たちの憧れの大学にひっぱられ、とても素晴らしい方で...”という賞賛はあまり必要ではない...言い過ぎるとしらけてしまう...一瞬、辞めることを考えた...

...久しぶりに、この集まりに出たのだが、枯れたおやじばかりである...私も枯れているが、それ以上に枯れたおやじの集団だ...

...しかも、前任校の先生が誰も来ていない...そんなもんか...

...せっかくいい話をしているのに、若い人があまり参加していないのは残念だ...活性化されない意味がわかる...

...しかし、発表を聞いて考えさせられた...啓蒙的な話は好きである...

...枯れたおやじが活性化されてもあまり意味がない...

...とか考えながら、カレーを食べる...いい話を聞くとカレーも上手い...


2006年07月15日(土) けじめが死語になる日

...嫁さんと映画を見に行って疲れた...MI3、耳が痛い映画だ...しかし、面白かった...すごいの一言...


...疲れてうだうだスーパーに夕食を買いに行った帰り..

N先生が”ちょっと来て、あれ見て”と誘う...

...テニスコート内で練習をしていない部員がだらっと座っていたり、寝ころんだりしている...昔、体育会テニス部のキャプテンをしていたN先生からすれば考えられないことなのだろう...

...確かにテニス部と言えば、プレイをしていない人も応援したり、球拾いをしたりして、おやじのようにうだうだ座ってなんかいない...

...体育会のあり方がどうかしている...サークル化しているのか...

...しかし、まだサークルなど課外活動をやっているだけましという現実もある...優秀な学生ではなく、ましな学生を求めざるを得ない現実は悲しい...

...昔から問題を起こしている別のN氏...嫁や子供もいていいおやじなのに勝手にいなくなって、除籍処分になった...彼もまた若い頃はうだうだ青年だった...そういう習慣はかわらない...

...これからこんなけじめのないおやじが大量生産されるのだろうか?

...そしてそんなおやじに育てられる子供もいる...

...”けじめってなあに”って子供が聞く時代になってきたのかも...

...ましな下流人口が増えるくらいなら、普通の中流人口が維持される方がいいよなあ...はああ...


2006年07月14日(金) 良い日

...たまたま、見つけた論文...とてもいい...決定的な結果を示していた...こういう論文を読むと気持ちがいい...

...要するに”おかしいんちゃう”とネイチャークラスの論文を分析し、決定的な方法で証明する...おそらく、この論文のデータが真実であるに違いない...

...ネイチャーだからといって真実とは限らない...

気持ちがいいと言えば、羅生門と下北沢ドラマ...面白いドラマというのは伝わるものがある...

...そして、羽生棋士の話...以前から盤上の長時間にわたる戦いに興味があったが、盤上の戦いとは詰まるところ、自分との戦いだと感じる...

...才能とはひらめきではなく、努力し続ける力であるという...自分との戦いで意欲を持ちながら継続できることはたやすいことではない...羽生おやじもなかなかいい...

...面白い論文、考えさせられるドラマ、ぎりぎりで仕事ができるプロ話でひとまず1日は元気だ...

...少し仕事をする気分になってきた...


2006年07月13日(木) おやじが活躍するドラマ

...授業3つ連続、会議でぐったり...

そのあと、非常勤の先生と”おやじどり”を食べて、飲んだ...

...そういえば、最近おやじぱわーが落ちているなと感じていたら、なんと元気をくれるドラマがあった(またどらまか)

...羅生門というドラマ...腐りかけているおやじが多い中で、このドラマは世の中の不条理なことをおやじ連中が解決するという話...

...このドラマを見ていると、忘れかけていた”人情”という言葉を思い出す...そういえば昔は”人情ドラマ”ってあったよなあ...

...おやじというのは人の情けを知ることができる人種なんだと確信する...羅生門は久しぶりにおやじが活躍するドラマだ...

...後はなんだろう...そうだ、今日の下北なんとか...上戸彩の出ているやつ...上戸彩はいい...何がいいって存在感がある...おそらく、男女問わず、元気をもらえる子だろう...なかなかそういう役者はいない...

...今期はいい...


2006年07月11日(火) 梅雨時の愚痴

...遅刻で100円か...なかなかやるな...

...最近は最後の授業で学生からの評価を得る大学が増えてきた...

...まあ、それはいいのだが、うちはどうも中途半端である...

...自己評価に関する委員会も適当で、ほんとにやる気があるのかもわからない...中途半端というのが本当に困る...

...どこの大学もやっているからという理由で導入し、その後は適当だ...事務が働いていない...

...公開するなら適当な事をせずに公開すればいいのにそれもできずにずるずるときている...

...最近の新入生サービスも学科でばらばら、事務での連携無し...学生課のサービスは100万かかっているらしい...その学生の評価はプログラム意味なし...風呂前の雑談が一番良かったというから笑える...

...雑談に100万投資するなんてもったいないという議論にすらならない...

...どうも愚痴が多くて困る...梅雨時だからか...


2006年07月10日(月) ボーナスの使い道

...とにかく、天候が不安定...安定して快晴が続いて欲しい...

...どうも最近、愚痴や嫌みが多くて自己嫌悪である...おやじ改造計画も失敗に終わっているか...

...若い頃にボーナスを自分だけのために使えた時期が懐かしい...知り合いの先生はボーナスすべて飲み会につぎこんだみたいな話をしていたが、そんなことができるなんて夢のようだ...

...ボーナスが妥結したことを家族に話すと、じゃああれだ、これだと話が進み、ひとまず子供によって破壊されたソファを買いに行く...

...堀江というところ、不思議な空間である...もとは倉庫が多い場所だったらしいが、今では若者で溢れかえっている...家具類も多い場所である...個性的でちいさな店がたくさんあるので、おしゃれな若者は遊びにくるだろうなと言う場所...

...おしゃれな家具店はカップル(死語)、アウトレット店は家族という感じだ...混んでいないところがいいのかもしれない...

...後は家族旅行と住宅ローンで終わりか...まあ、しっかり出てくれただけで感謝...

...昔のように自分だけのために使える日はやってくるのか...子供が社会に出るまでは無理だろうなあ...(ため息)


2006年07月09日(日) 教養の時代?

...ビアガーデンで打ち上げ...打ち上げに一番多いボランテア...やはり、楽しいという場に人は動く...

...”実は私はボランテアがわからない”と別の大学から参加した先生に話した...なぜ、ボランテアが成立するのか?...それは自分が役に立っているという存在を実感できる時間だからかもしれない...

...意外にも自分の可能性はわからない...その可能性を切り開くことができるのは体験しかない...

...昨日、爆笑問題が東大の教壇に立ち、東大教授と”教養とは何か”みたいな事を行っていた...天下の東大教授に対して爆笑問題の話の方が説得力があるように聞こえる...

...東大に入るとそのブランドに支配され、学生もとても偉い東大教授を聞く優れた東大生という歪んだ世界になる...

”我々みたいな人間はどんな仕事をすればいいんでしょうか”みたいなどこのバカ質問をする東大生もいれば、教養という定義もはっきりしていないのにレオナルドダビンチやアインシュタインが教養人として紹介する偉い教授もいる...

...東大教授に”まわりくどいんだよ、あんたは”と話す爆笑問題...なかなか面白い...

...大学にブランドを感じない方が、真実をつかみやすい...そんなものだ...

...東大教授もまだまだだな(負け惜しみ)...


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