耳鳴りおやじの日記
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...海外からメール...残念なことだ...
...夏休み過ぎの休みなので、子供達を近くのプールに連れていこうと考え、行ったら...
”1時間待ちです..こんなもんですよ”と駐車場の誘導係...自宅から車で10分なのに1時間待ちかあ..やってられるか...
...と思い、しょうがないので、”○○健康ランド”へいきなり直行...
...この施設、派手な宣伝もあり、一度訪れて見たかったのだ...混んでいるかと思いきや、空いている...それもいい空き具合...
...全体的なシステムも簡単でわかりやすい...とても快適なのである...何よりも郊外に出た開放感がある...
...子供達は大騒ぎ...これはいい...1時間並んで混雑してプールに入るよりずっといいのである...
...今年の夏休みはこれで終わり...さて秋のプログラム開始か...
...涼しい...
...本屋へ行く...岡本太郎が人気だという...
...本屋で最近目に付くのは、成功者の”ことば”や”生き方”の本が多いことだ...
...年功序列の社会が崩れ、どう生きればいいか、悩む人たちが多いからかもしれない...
...格差社会が生み出す弊害は最近の親子関係に出てきているのかもしれない...エリートだとか、そうじゃないとか関係なく、親殺し、子供殺しの件数が増えている...
...確か、日本では”中庸”であることが重んじられてきたような気がするが、アメリカの影響か、白黒はっきりさせないとだめみたいな世の中になりつつある...
...大学でも以前議論された教育、研究を分けて議論する方向に進んでいる...教育をしているひとが研究をしていないわけではなく、逆に研究をしているひとが必ずしも教育をしていないわけではない...
...本当に教育と研究を分けたいのであれば、国立大学にいる世界的な研究者はすべて研究所にぶちこめばいい...大学に残す必要はない...
...しかし、現実には学生に研究の教育をして手伝ってもらわなければ研究業績は上がらない...アメリカのように安く働かせても文句の言わない連中は日本にはいない...学生に教育し、それに依存しなければ世界的な研究は達成できないはずだ...
...アメリカでは、研究ができなければ給料がでない人もいるようだが、いずれ日本もそんな道を歩んでいくか...
...文科省はさらに研究費を集中化させるらしい...研究能力がずば抜けているグループしか配分しないらしい...これで日本の研究も終わりを告げたか...
...研究設備に何億と税金がつぎ込まれているK研究所...そこの研究員が...
”帰り道に飲み屋がないんですよ。やる気がおきませんわ”...
...研究する前におやじなのである...それを国はわかっていない...
...だいぶ、涼しくなってうれしい...
...たまたま、海外の事を考える機会があり、ヨーロッパやアメリカに行ったことを思い出した...
...ザルツブルグやエジンバラなど、ひとりで放浪した...が、やはり、学会発表など目的があるほうがいい...
...海外で活躍して日本に戻ってきたM先生...日本のシステムにカルチャーショックを受けているらしい...私の友達も日本から離れて帰ってこない...
...海外で長く住んで研究をしたことのない私にとって、その気持ちはわからないが、おそらく、日本より居心地がいいのだろう...
...どうして居心地がいいのか...特に女性にとっては海外の方が大事にしてくれるからかもしれない...
...しかし、その居心地に甘えると日本に適応できなくなる...まあ、海外に骨を埋める覚悟ならいいだろうが、それは難しい...
...実際、非常に優秀な研究者は日本にしっかり帰ってこれる...海外でいい仕事をした研究者が日本のアカデミックポジションに入れることは、ある意味、昇進である...
...博士の定員が減るのだという...文科省は自ら博士を増やしておいて、定員が減った理由として”企業がとらないから”とぼけたコメントをしているようだ...
...数年前に巣立った博士達...企業にも文科省にも捨てられている...
...ホント、日本を捨てて海外で仕事をしたほうがいいかも...
...来年は海外の事情を探るか...
...福祉に関する会に参加...なかなか、面白い...
...次男が夏休みの宿題で、いろいろ書いているが、なかなか面白い...
...私が海でウニをとったものだから、それがとても印象に残ったらしく、海がどんなに面白いか、力説している...おやじ、海で活躍...
...日常の不思議を考察するところでは...
”おそらく、ぎゅうにゅうのせいだと思います”...
そうなんだ...ぎゅうにゅうが悪いのだと言わんばかりの考察...わたしも今後、まねをして...
”この結果はほにゃらかのせいである”と記述しよう...いいことを子供から教えてもらった...面白い...
...世の中、面白いことだらけである...ああ、楽しい...
...夜が涼しい...うれしい...秋だ...
...会議があった...新しく出来た学科の先生もいて、まあ、楽しい会議だ...
...”次の会議予定は?”と聞くと、新学科の先生はほとんど予定が詰まっていて、空いている日を探すのが大変な状態...
...ふと、O先生の前をみると、やらなくてはいけないことがリストで書かれていて、終わった仕事がチェックされている...
...とても、忙しそうである...前から思うことだが、忙しい人は仕事をよくやる...
...忙しくできると言うことは心も体も充実していることだ...私にもこんな教授が上にいてくれたらなあと感じる...
...上にいる人と言えば、昔から自分の地位にすがっているひとばかり...
...そんな教授の下についた教員や学生は悲惨である...
...年をとってもがんばっている教授をみると、刺激を受ける....枯れてばかりもいられないか...
...む〜ん、タンパクがとれない...これではウエスタン以前の問題...
...しかし、ひさしぶりの実験は良かった...やはり、手を動かさないと脳が活性化しない...
...研究室の学生がどうやら、夏の勉強合宿に参加したそうで、まあ、いろいろ話していた...
...とにかく、変なエリートばかりだったらしく、こんな人が国を引っ張るのか、と納得?していた...
...しかしまあ、夏休みの長い間、勉強の合宿に参加しようと考える大学院生も超まじめな連中だ...
...要するに暇なのである...だいたい、夏休みは友達や家族とどこかにいったり、学会のデータを蓄積したり、やることが多い時期でもある...
...せっかく、合宿やるなら、海辺でやるとか、山でハイキングができるところでやるとか、いろいろあるだろうが、まあ、都会の暑さを逃れるだけでいいという感覚か...
...こういう学生はむしろ、全然違うことを経験したり、挑戦したりする方が有意義だと思うのだが...
...私が企画するとすれば、体育会勉強合宿...頭だけでなく身体も刺激する事をするけどなあ...朝に5kmのランニング、朝食のメニューの成分を分析させ、カロリーを計算したりする...昼間で勉強、昼食を食べて1時間のハイキング、夕方まで勉強し、そこから筋力トレーニング、夕飯の後、風呂に入り、深夜まで議論みたいな...
...最近の若者にそんな体力ないだろうなあ...というか、これサバイバル合宿...これをクリアしたら就職に有利になるとか...
...飛行機事故...どんな状況でも絶対安全とはいえない...関係する場所だけになんとなく残念だ...
...ひさしぶりに実験...なんか、異常に疲れる...慣れてないし、頭は動いていないし、身体も動かない...
...やはり、人間、やれるときにやらないとやれなくなる...
...とはいえ、ミッションをクリアするためになんとか、終了...
...新しい分野での新しいサンプルを利用しての実験...なんか失敗の予感...
...”気力がなくて”..大学院生K君がため息をつく...実験はそこそこだが、最後の大詰めで泥沼にはいる...
...論文完成のための最後の1割がとてつもなく、大変なのである...
...しかし、がんばれK君...完成した後には必ずいいことがある...
...私も夏ばてなのか、人生に疲れたのか、気力がない...なんか刺激が欲しい...
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