耳鳴りおやじの日記
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2006年09月22日(金) 研究室の人間

...からっとした涼しさが嬉しい...

...ひさしぶりのセミナーに参加...ひとりだけ、とても多くのデータが出ていただけで、後はどうもパッとしない...

...能力があるのはわかるのだが、先生と深いつながりがあるだけに、研究室内のストレスは大きいのではないかなとも感じる...

...研究室には研究ができてもできなくても、盛り上げ役みたいな人がいないと活性化しない...

...どうも、つながりが深いせいか、特別扱いしている気はする...研究ができるのなら、大学院生を指導することで関係を深めればいいのだが、それもない...

...ただでさえ、博士の就職先がなく、先が見えない状況で苦しい立場にいる大学院生...その大学院生から見れば、教員と深い関係にあり、博士をとってもとらなくてもなんとか生きていける保護された大学院生はどう映るのだろう...

...なんとなく、崩壊の危機にある気がする...S先生も静観するしかないのだろう...

...まあ、いいか...気持ちいい青空でも見てすっきりしよう...


2006年09月21日(木) 成長

...突然、出たセンター化構想...とうとう来たか...

...ある精神科医によると、男子が大人になるためには畏怖の念が必要で、そのためには自分の親以外にも尊敬できる人物に出会う必要があるのだという...尊敬できる人物とは金持ちとかかっこいいとか、あこがれに近いものではなく、生き方の手本を示せる人らしい...

...大人になる前におやじ化している私だが、尊敬できる恩師に恵まれた気がする...

...高校時代の部活の先生...すでに亡くなってしまったが、非常に多くの部員に愛された先生だった...

...葬式に行ったとき、昔の私の練習内容が飾ってあったときは泣けたが、非常に細かな練習計画を毎日出してくれた先生だった...

...最近では部活が衰退化して、教員も一生懸命教えることも少なくなったが、これって生徒の成長にも影響与えているのではないかと感じることがある...

...新首相は教育改革をやると言っているらしいが、どうかなあ...しかし、首相の奥さん、まだ40代半ば...若い...杏里に似ているかなあ....まあ、いいか...


2006年09月19日(火) 博物館

...車を運転し、横を見ると人が並んでいる...吉野屋である...一日限りの牛丼に必死になるおやじをみると、なんとなく嬉しい...

...行きたいと思っていた博物館に家族で行く...この博物館、できた当初は賑わっていたが、今は年輩の人がやってくるだけで、空いている...

...しかし、草木が多いせいか、とても過ごしやすい上に、障害者割引で5人で500円である...これはいい...

...とても珍しい花があるので、意外と楽しめるのである...私はボーとしていたが、嫁さんと子供達は大はしゃぎ...安く楽しめる...

...私も子供の頃に、東京の竹橋になる科学技術館に通ったものだ...そのころ、サイエンスクラブなるものに入っていてなかなか楽しい思いをしたが、そんな感じかもしれない...

...今日から授業開始..どうせ、学生も夏ばてして疲れた顔をしているのだろう...そんなところからスタートである...


2006年09月18日(月) 来客

...たかじんの番組、Y先生も大好きらしい...確かに面白い...

...ひさしぶりに来客があった...しかも久しぶりのBBQである...

...台風が心配だったが、なんとか準備していたら、始まった途端に雨...なんと運が悪い...

...お子さんがまだ小さくて、なんとなくうちの子供の小さい頃を思い出した...

...分野が全く、違うので話が続かないかなとも感じていたが、結構面白い話ができた...

...しかし、私の分野と違い、ちょっと大きな大学では必ず存在する分野...しかも話を聞くと博士課程にほとんどいかないので、博士になれば大学への道は比較的容易である気がする...

...うらやましい限りである...

...土曜日も出勤していないということ...そうか、そういうものか...

...以前は年に3回も海外に出張していたのだという...海外出張はほとんど科研でしか出せないので、その教室でとったお金で出張していたらしい...

...今は全く科研があたらないらしい...試練である...

...それでも期待され、活躍できる土壌があるのはうらやましい限りだ...私の領域もどうにかならないかなあ...

...明日から授業...ぼちぼちがんばろう...


2006年09月16日(土) 教員格差

...実験器具がそろってきた...有り難い話である...

...そういえば、大学院大学というのは、結局、上手くいっているのか?
と考えてみた...

...大学自体が大学院重視になると、同じ大学に所属しているのに、教員内で格差が生じる...これが、組織内で微妙な人間関係を生み出すのだ...

...学問領域や出身大学によって、その人の現在の能力とは関係なく、業績が増えてしまうことがある...

...大学院を担当できる教授とできない教授の格差が生じる...大学院担当教員は大学院だけ、学部担当は学部教育だけとか、そんな分け方になるはずだが、実際のところ、学部と大学院を切り離して考えることは出来ない...

...大学内で教員格差をつくることは良くないことだと思うけどなあ...どうせなら、若手教員を大学院担当にして、業績が出て教授になったら学部教育にも専念するというのがいいんじゃないかな...

...N先生も大学院所属だけど、卒論も見ているし、第一、大学院の学生がいなくなったら、どうするつもりなのだろう...

...大学院の学生数のボーダーを決めて、それ以下になったらボーナス全額カットとか...そのほうがいいように思うけど...

...研究だなんだと言っていても、結局、教育がセイフテイネットにならざるを得ないのである...それを外すと阪大事件になる...

...大学院教授に”最近のセイフテイネットは何ですか”って調査してみたら面白いかも...

...”低いレベルの論文”と答える教授より”家族”と答えるおやじ教授の方がかっこいい...

...意外と”家族”と答える教授の方が業績がいいのである...研究業績や地位は研究のみで支えられていないのである...

...ふ〜疲れた...


2006年09月15日(金) 不思議だねえ

...植草教授...懲りないね...雇った大学もリスクが大きすぎた...どうして雇ったのか、不思議だ...

...ミクシイが話題らしいが、それって何?500万人くらい登録しているらしい...やってみたいと思うがまわりにいないし、聞いたこともない...不思議だ...

...世の中、不思議なことばかりだが、昨日、テレビで放送していた脳外科医、4時間しか寝ていないと言う...それで日中眠たくないというのだから不思議である...

...昨日、読んだNATURE...驚くべき事実が載っていた...

多くの人が”え〜なんでやねん(大阪人)”と驚く内容で

”それは、びっくりやな(大阪人)”と納得する論文が一流誌に載るのだなあと感心...まあ、私には関係ないけど...

...しかし、まあ、論文を読めば読むほどいろいろわかるが謎も深まる...不思議だ...むう...


2006年09月14日(木) 権威失墜

...涼しくなって本当に嬉しい...

...小学生が先生に暴力を与えるケースが急増しているという...専門家によれば、家庭内での教育力の低下、コミュニケーション不足教師の増加が関係しているんだとか...

...完全な教育体制の失敗である...崩壊が起きている...

...崩壊と言えば、お世話になっている研究室...セミナーで大学院生が暴言を吐いて、講師の先生、ぶちぎれ状態...

...昔なら、講師の先生が怒鳴り散らして終わりだが、それもできない...そもそも、信頼感の喪失で研究どころではないかも...

...”生徒の興味あることをさせましょう”と言われ続けた教育現場...暴言を吐いた大学院生も、私の興味はこれしかないと豪語していたらしい...

...2003年度から急増している暴力...15年後は大学生か...

...年々状況が悪くなる...武装して授業やるか...


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