耳鳴りおやじの日記
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2006年10月27日(金) さてと

...最近、夕日が綺麗である...昨日も12kmラン...

...スギの教授、懲戒免職か...まあ、そうだろうなあ...

...お世話になっている研究室に行くと卒論生ががんばっていた...

...データは苦しいがなんとかまとめて、発表させるのだろう...

...懐かしい...と感じるところがおやじである...

...データの中身は実は全く覚えていないが、不思議とその時に先生から言われた印象的な言葉は覚えている...こういうのは大事なのだろう...

...走りすぎて疲れている...


2006年10月26日(木) 教育崩壊

...講義連続3つに会議連続2つ...息つく暇なく帰宅時間...

...2つ目の会議の後半は大学への不満爆発...頑張っている先生が頑張れない大学...大学の目的は骨抜き教員を作ることか...

...教育そのものがおかしくなっている...世界史の問題...どうするんだろう...世界史だけでなく、音楽もとれてない生徒がいるんだと...音楽を聴きながら世界史をやるとか、しないと時間がない...

...こうなったら、被害を受けた子供と親が学校を訴え、それに刺激を受けた教員がゆとりシステムをつくった文科省を訴えるなんてどうだろう...

...最近、読んだ本に格差社会はヨーロッパと中国を儲けさせると書かれていた...要するに金持ちはヨーロッパ製品を買い、貧困層は中国製を買っていくという訳だ..

...教育の格差は学校教育の空洞化を生むのかも...優秀な連中は塾へいき、できないやつはバイトへいく...

...だいたい、子供が学力の高い連中だけで切磋琢磨できるはずがない...頭がいいとか悪いとかよりも、誰が好きとか、スポーツができてかっこいいとかそういう子供関係で刺激を受け合うものだ...

...そろそろ、日本の教育崩壊も起きるだろう...どうする>あべさん


2006年10月24日(火) 動機

...なんか、ドラマが面白くない...

...昨日は講義...どうもだめである...そういえば昔、講義の後に学生が、

”良い講義でした”とわざわざ言ってくれたのは嬉しかったが、どうも最近は枯れおやじで授業も枯れている...

...その代わりというわけではないが、研究室のアルバイトが最近、活躍している...いろいろと気が付いてがんばっているのだ...

...久しぶりに本を読むと”内発的動機付け”という言葉が出てきたが、この内発的動機付けを上げていこうという動きが社会全体で消滅しつつある気がする...

...これだけやったらお金をあげるとか、なんでもやったら昇進させるとか...社会全体がなんかおかしくなっている...

...非常に日本的な企業風土から考えると、昔は若いころ、むちゃくちゃさせられてもいずれ、楽になれるという安心感があった気がする...

...それが、今ではリストラが横行し、先の見せない契約社員ばかりである...家族という生活の基盤すら希薄になっている...

...ある教育者が”今の子はがんばってもどうせだめだという雰囲気になっている”という話をしていたが、社会全体にそんな雰囲気が蔓延して、それを外発的に改善することしか、考えていない気がする...

....なんとかして下さいよ>あべしゅしょう


2006年10月23日(月) 結婚式

...結婚式から帰ってきた...いろいろと複雑な思い...

...スピーチを考えていたところ、食事がくばられた直後にしゃべらされた...えええ?...このタイミングは何だ?

...いろいろ、偉い人がいる中で、いきなり、若手の先生がエロ余興...ドン引き状態...を通り越してひんしゅく...

...その後の知り合いのピアノ演奏が、エロ余興の後だから、そのギャップに演奏を聴く余裕すらない...

...そして、ゆっくり食事と思っていたら、あっと言う間に両親に花束贈呈...その間にデザートやらコーヒーやらがテーブルに投入されて、終了...

”新郎新婦が出口でお迎えです”って言われても”まだ、食べてます”状態...

...新郎新婦が出口でお迎えといっても、誰も帰らないので、しょうがないので、デザート類などすべて食べないで退出...

...ため息をついて出口を出たら、新郎がやってきて..

”俺、本当に手が早くて、おめでたなんだ彼女...”

...ちょっと待てよ...あいつが彼女と出会ったのが7月の初めだよな...おやじになって出来ちゃった結婚かい...

...私も多くの結婚式に出たが、なんとなく最悪...

...そのあと、友達同士で行ったホルモン焼きが良かった...しかしまあ、こういうつき合いが人間を成長させるのだろう...

...ありがとう>高校の友人


2006年10月20日(金) 勘はなくなる

...なんか、ばたばたである...

...共同研究先に実験データを持って行かなくてはならなくて、朝からデータ分析、出力...

...久しぶりに自分の研究の話ができて良かった...おまけに研究室に戻ると非常勤の先生が無事就職できたとのこと...なんとなく、昨日は良い日だった...

...阪大のスギのさんの問題はかなり前からあったらしい...生命科学領域の論文作成の難しさは身に染みているが、それを前から平然とやっていたか...

...とても曖昧な表現だが、生命科学研究って”勘”が必要である...後一歩が難しいが、最後はこの勘がないと論文にならない...

...この勘は頭がいいとか、そういう問題ではなく、研究に対するこだわりとか、そんなものがないと出てこない...また、やっていないとすぐなくなる...

...最近、どうもこの勘がなくなってきた...捏造でもやってみようか...


2006年10月18日(水) ばたばた

...北朝鮮、おかしい...早く、クーデターか暗殺してくれ>中国

...忙しい1日だった...代講でビデオをつけようと思ったら、直前で映らないことが判明...

...任された事だし、ビデオがなければレポートもできないし、で混乱...

...なんとか、まともになったのは3コマ目...今日の代講は大丈夫だろう...

...娘が8才になって一緒にプレゼントを買いにいく...結局、売り切れで帰ってくる...

...なんか、バタバタした一日...がっくり...さらに枯れた...


2006年10月17日(火) 大学院の悲劇

...忙しかった...研究室のセミナーはやはり楽しい...

...セミナーと言えば昨日、教育に関するセミナーがあった...

...大学院重点化の話が出て、なるほどと思った...

...研究型(を自負している)大学は大学院重点化に踏み切った...これからは優秀な学生を学部から育てていこうと教員は期待を持ったが...

”あれ、優秀な学生が大学院に来てくれない”という期待はずれ...

...入るのは私立の連中ばかり...人数は増えるし、質は低下するわで研究型大学の焦りが生じる...

...優秀な大学生は東大、京大に流れる...しかし、彼らはそこで大きな障害にぶつかる...東大、京大の先生は優秀だが、何も教えてくれない、世話してくれない...

...”なぜ、研究を教えてくれないのですか?”と聞いても、研究とは自分でするものだ、嫌なら辞めよ...という感じ...

...東大、京大なら捨てても捨てても学生は来る...その時、初めて母校に育てられた有り難みを知るが後の祭りとなる...あとは過酷な運命が待っているわけだ...

...大学院重点化は結果的に東大、京大への集中を促しただけ...日本の研究はむしろ活性を失う結果となる...

...まあ、そんなところではないですか...だいたい、優秀な事と研究ができることとは違うと思うけど...まあ、いいか...


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