まーくん的日常...まーくん

 

 

たまにはババンと - 2002年09月12日(木)

約一年ぶりに、知人のNさんと、昼休みいっしょに食事をした。
彼は以前、僕の仕事仲間だったひとで、僕より10才年上にあたる。
でも、相当年下の僕に対しても先輩風をむやみに吹かしたりせず、きちんと一人前扱いしてくれるので、なかなか好感のもてるひとなのである。

彼はそのむかし、つまり20代から40才前くらいまでは週刊誌記者をやっていたが、10数年前に足を洗い、IT業界へ移った。
とはいえ、実際にはIT関係の書籍や雑誌の編集を続けていたから、出版の世界とまったく手が切れたわけではない。
今はさすがに現場は退いて、某ヴェンチャー系IT企業の役員をやっているが。

僕はそんな彼と、ごくたまに情報交換をするような仲なのだが、ひとわたり仕事関係の話をしたあとで、雑談となる。

話題はもちろん、「女性」だ。
彼はマスコミ関係者のご多分にもれず、かなりの「女好き」。
自己申告ではあるが、かなりの「実績」があると豪語している。

ところが、今日のNさんいわく、
「最近、糖尿病になって以来、めっきりこっちのほうが枯れてしまってなあ」
と小指をたてる。

その話は、前にも一度聞いてはいたが、あいかわらず、そっちの「欲望」があまりわきおこらないというのだ。

相変わらず、脂ぎった顔つきをしているNさんだが、彼からそんなセリフを聞かされるとは意外であった。

「以前は、四、五棟ある社のビル全部に“女”がいたもんだがなあ」
と、遠い眼をするNさん。

どうせ自己申告だから、話し半分に聞かなきゃと思いながらも、このひともさすがに年とったんだなあとシミジミしてしまった。

「ところで●●チャン(僕のこと)、最近どんな店で飲んでるん?」
とNさんが聞くので、
「うーん、最近はあまり背伸びせず、身の丈にあったところで飲んでますよ、新宿のごく庶民的なキャバクラとか」
「キャバクラ? あの、おさわりOK、ヌキOKのエロキャバレーか?」

Nさん、どうやらキャバクラとピンサロの区別もつかないようだ。
フーゾク関係の情報が、20年前から更新されていないってことか(笑)。

「僕はムード重視派ですから、そんなロコツなとこ、行きませんよう」
というと、
「なに、キャバクラではおさわりも出来ないのか? そんなところ、何が面白いんだ?」
と聞いてくる。

そこで一応、キャバクラとはどのようなシステムになっているのかを説明し、あくまでも「会話」を楽しむところであると言ったのである。

ま、いくら体のほうのガンバリがきかなくなったとはいえ、口先のほうはまだまだ「現役」のNさん、一応おさわりはNGのキャバクラでも、まんざら興味がないわけでもなさそう。

正直言って、最近の彼は仕事一辺倒のようで、気晴らしもろくにしていなさそうなのだ。
たまにはキャバクラあたりで、ババーンとストレスを解消したほうがよさそうである。

なんのかんのいっても、彼も真面目な社会人。家に帰れば、20代後半になるお嬢さんを筆頭に3人のお子さんがいるよきパパ。
不良ぶっていても、仕事はキチンとこなすマジメ人間。
そんなひとほど、心のバランスをとるために「遊び」は絶対不可欠なのだ。

今度はぜひ夜に会いましょうといってNさんと別れた。もちろん、集合場所はキャバクラということで(笑)。


...

キャバファン細見 - 2002年09月03日(火)

「2ちゃんねる」などのキャバクラ関連の掲示板を見ていると、キャバファンにもいくつかのタイプがいるように思う。

そのひとつは、キャストつまりキャバ嬢=アイドル・タレントと考えているタイプ。

掲示板で、
「その店のナンバー・ワンは誰ですかあ?」「ナンバー・クラスの名前を教えてください」
みたいな質問をしたがる輩は、たいていこのタイプ。
多くのひとの指名を集めるのが、すなわち名キャバ嬢であるという、実にわかりやすい(小学生でもわかる)考え方のひとたちである。

マイナーなものには見向きもせず、人気の高いものこそ価値が高いと信じて疑わない、いささか単細胞なひとびと。
「自分だけの好みの子を探そう」なんて発想は、まずない。

お店にいったら、当然、キャバクラ情報誌にもよく登場するような、人気の高い子を指名するので、指名のカブリは多い。
入店している時間の半分も自分の席についてもらえない。
でも、純粋に「ファン」なので、会えただけで満足して帰っていく、「いいお客さん」であもある。

いってみれば「キャバヲタ」(笑)。
でも、全体の3、4割はこの手の善良なファンなのではないかと思う。
「下心」の度合いは低いので、キャスト側にもウケはいいほうだ。

次にあげられるのは、キャバ嬢=欲望の対象以外のなにものでもないタイプ。
とにかく、目的はひとつ、S※Xのみ。
だから、会話も当然「口説き」、それ一点張り。

掲示板でも「寝てくれる子」の話題にしか興味がない。
他の紳士的なファンからは当然ヒンシュクをかっており、「キャバに来るな、フーゾクに行け!」との罵声を浴びせられている。

首尾よくキャストをおとしたときは、当然のごとく掲示板で自慢する。
うまく落とせなかったときは、腹いせにキャストの悪口を書き込む。
いずれにせよ、その店にはもう行かなくなる。
かなりマナーが悪いのだが、こういう「荒らし」まがいの客も、全体の1、2割はしめているように思う。

三番目にあげられるのは、「マジ交際希望」タイプ。
ふつう、キャバにまじめな交際相手を求めてやってくるヤツはいないのだが、ときどきこの手の「純情」なタイプがいる。

キャバ嬢にも、いかにも派手やかな子から、ちょっとフツーっぽい子までバラエティはあるが、その、どちらかといえばフツーっぽい子にマジで惚れて、それこそ結婚まで意識して通うわけである。
そんな子だって、実生活ではおそらく彼氏がいるだろうに、足繁く通えば真心をわかってくれるだろうとばかり、三日とあげず通って、勝手にカード地獄に落ちたりする。

あるいはそこまでいかなくても、キャストに「もて遊ばれた」みたいなことを掲示板に書いたりする。ひとりで勝手に熱くなったくせに、である。

キャバ嬢に熱を上げる前に、まず、シロートの女性と付き合えるよう、努力したほうがよさそうだネ。

四番目にあげられるのは、「通」タイプ。これも1割程度はいる。

まず、指名が集中するような「売れっ子」、メディアにも登場するような子は完全無視。
新人の子がヘルプでついたら、場内(※)をして喜ばせたり、フリーでいろんな店に行って、いい子がついたらオキニにするなど、新規開拓に余念がない。
しかもその趣味も、単に「若くて可愛ければいい」と考えているだけの多数派とはひと味違っていて、個性のある子、接客術にたけた子、話題の面白い子を選ぶなど、ひとヒネリあったりする。
(※指名の一種。入店したときに指名するのを「本指名」というが、これに対して、たまたまフリー入店でついた子、ヘルプでついた子に指名料を払って、席にいてもらうこと。場内指名の略。)

一応、「遊び」というものがわかっているので、女性にしつこく迫ることはない。
最初の「キャバヲタ」タイプほど売上には貢献してくれないし、いささか「下心」はあるのだが、最低限のマナーは守るので、キャストのウケはそんなに悪くはない。

他にも、これらの亜種、混合種がいくつか存在するが、キャバクラに通う客はおおむねこのどれかに属するように思う。

店のほうとしては、最初のタイプと四番目のタイプばかりであればありがたいのだが、そうはなかなかいかないもの。
全体の何割かは、確実に「困った客」なのである。

二番目のような欲望全開型の客もうまくいなし、三番目のような客もうまく拾う。
これはひとえに、店の男性スタッフの手腕にかかっている。

指名のあったキャストをどう席につけていくか、他の席にどのくらいの時間で移らせるか。その「つけ回し」のサジ加減ひとつによって、店がいい雰囲気になるか、あるいはギスギスした雰囲気になるかが決まってくる。

優秀な男性スタッフのいない店は、いかに魅力的なキャストがそろっていても、うまくいかない。これ、ホント。

客のサイドも、スタッフに快く思われていなければ、楽しく遊ぶことは難しい。
ゆめゆめ忘れないことである。


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総入れ換え - 2002年09月02日(月)

おんなじ酒場に20年以上、しかもペースを崩すことなく、ずっと通い続けるひとがけっこういるが、
「よくあきないなあ」
と正直思ってしまう。

まあ、不景気な昨今、ひとつの店が20年30年続くことのほうが稀有なことではあるのだが、それはさておいて、そういう店は当然、店を仕切る人間のほうも20、30と年をとるわけだ。

当然、店を始めたころは20代か30代の前半くらいだったママも、40代、50代くらいになってくる。
こうなると、彼女によほどホの字でもない限り、次第次第に店から足が遠のく、これはまあ、男性のサガとして、しかたがないことではなかろうか。
一方では新しい店もいろいろ出来てきて、そういう店にも行くようになれば、なおさらのことだろう。

先日も、六本木のある店のママから封書が来た。彼女は50代なかば。
中には「1年半来店されていないのですが、お待ちしてます」みたいなことが書いてあった。

こういうのを読まされると、いよいよ行きたくなくなるのが、客の心情というものだ。
その店が、若くてイキのいい女性もいて接客してくれるのならまだいいが、そこには(人件費の関係で)その年配のママひとりしか女性がいない。
よほどその店の近所に行く用事が出来でもしない限り、わざわざ行こうとはとても思わないのである。

ハイ、ここまで読んでいただいて大体はおわかりいただけたと思いますが、僕はここ1、2年で、昔から通ってきた酒場をかなり「整理」いたしました。

本当は、タイトルにもあるように「総入れ換え」が出来れば理想的なのですが、なかなか簡単に出来ることではないので、以下のように漸進的な「整理」をおこないました。

◎ 営業電話、書簡やメールなどの連絡がまったく来ない店は、僕自身よほど愛着がない限り、二度と行かない。

◎ つぶれた店、場所を変えた店、営業スタイルをかえた店なども、行きたいと思わない限り、こちらから連絡をとらない。


◎ 上記の「営業努力」が多少なりともある店は、自分の「行きたい」度合いにより、ランク付けをして、行く回数をしぼりこんで行く。

<Aクラス> 付き合いが長く、使い勝手がいい(請求書が出て、接待等にも使える)店。
→年に1、2回くらいは行く。ただし、プライベートでは行かず、社用でしか行かない。

<Bクラス> 付き合いが浅いが、わりに気にいっている、が特に目当ての女性がいるわけでもない店。
→年に1回くらいは行く。こちらはプライベートもありだが、決して足繁く通ったりしない。お店にとって「頼れるお客」には、絶対ならない。

<Cクラス> はっきり言って、魅力を感じない店
 →2年くらい平気で行かない。最初は文句も出るだろうが、「仕事が忙しくて行ってる余裕がない」の一点張りで対応。そのうち、むこうもあきらめる。

そうやって、「今本当に行きたい店」へ時間とお金を投下できるようにシフトしていくわけだ。
「ずいぶん冷たいことをするんだな」と思われるかたもいらっしゃるだろうが、使える「時間」も「お金」も有限である以上、こういう整理は、「必要悪」だと僕は思っている。

でないと、古びた店との付き合いばっかり、「不良債権」のようにたまる一方でっせ。


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恋愛体質(第五回) - 2002年08月29日(木)

さて、残る2タイプのかたへのアドバイスです。

★ 35点から15点のかた
あなたは、結婚したい、でもなかなか男性に縁がないというお悩みをお持ちではないでしょうか。
たぶん、あなたは容姿的にもあなたより点数が上のひとたちと、劣っていることはないと思います。
それどころか、料理がうまかったり、子供好きであったり、わりと家庭的なところもあるはず。
でも、なぜか、男性からはあまり声がかからない。

これはいったい何に問題があるのでしょうか?

あなたは、いわゆる女性ならではの<武器>(たとえば、ウェーヴィーな長い髪、ボディラインを強調した服装、派手なメイク、香水の使用など)を使って、男性をひきつけることに、大きなためらいがあるほうではないですか?
どちらかといえば、セクシーな格好をするのを避けていませんか?

適齢期の男性の多くは、どこか矛盾した考え方をしていて、自分の妻となった女性には「あくまでも家庭的であってほしい」と思うくせに、結婚する前は、交際相手に所帯じみた要素があると、ついつい敬遠してしまいがちです。

つまり、恋人としては、母性を感じさせる女性よりも、セクシーさを武器にするタイプの女性がいいのです。

ところが自分はそういう色っぽいキャラクターではない、ということを理由に、セクシーなスタイルをかたくなに拒む女性が、けっこういます。
絶対、アイメイクをしないとか、髪はストレートのショートにしかしないとか。

もちろん、それも、あなたらしさだとは思います。
が、そのために、男性の視線があなたから外れてしまう可能性も非常に高いのです。

オトコというものは、おおむね、バカみたいに単純です。
同じ女性でも、ショートカットにしているうちは見向きもしなかったくせに、少し伸ばしたとたん、何人もの男性がアプローチしてきた、なんてことがよくあります。

ですから、髪を伸ばすとか、着ている服を変えて、パンツルックだけだったのをスカートもはくようにするとかいった、ちょっとしたイメチェンだけで、十分効果があります。
ふだんジミめと見られているだけに、むしろその変化は劇的にうけとめらるはずです。
決して、ムリにゴージャス・セクシータイプに生まれかわる必要はありません。

一度、お試しあれ。

★ 10点から0点のかた
あなたは、なかなか潔い生き方をされておられると思います。敬服に値いします。
そのまま、独身をつらぬくのも、立派な生きかたでしょう。
しかし、もし少しは「結婚」という一般的なライフスタイルに未練がおありでしたら、そのままではいかがなものか、という気がします。

さいわい、あなたの男性観は、多くの女性のそれとはかなり違いますので、彼女たちと男性の好みで「バッティング」を起こす心配は、ほとんどありません。
あなたはどちらかといえば、アブラっ気のまるで感じられない、植物のような男性がお好きなはずです。
たとえば、砂漠のまん中で一生天体観測を続けている天文学者のようなタイプ。

そういう、世間の一切の煩悩からフリーな男性のいるような場所(そこはたいてい「女っ気」のカケラもない環境である場合がほとんどです)をさがして、そこにおける「マドンナ」的存在になればいいのです。

当然、商社だの銀行だの、女性社員の多いフツーの会社勤めはお薦めしません。
あなたのような女性は、ただ「ジミな子」という風に片付けられるのがオチですから。
出来るだけ、商売っ気のない仕事、つまり公立学校の職員とか、大学の研究所のアシスタントとかになって、男性がほとんどを占める「砂漠」のような場所に身をおきましょう。
そうすれば、あなたは確実に何人もの男性からアプローチされるはず。

世の中、すべて需要と供給のバランスの上に成り立っています。
そのへんをうまく見抜いて、適切な職業選びをすれば、恋愛体質の希薄なあなたでもムリなく恋愛の勝者になれます。

ベタベタ、ギラギラした「駆け引き」の世界ばかりが「恋愛」ではないということで、まさに「発想の転換」による勝利。
目のつけどころがシャープでしょ?(笑)


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恋愛体質(第四回) - 2002年08月22日(木)

恋愛体質テスト、後半の3タイプのかたへのアドバイスであります。

はっきりいって、前半の3タイプのかたってのは、ほうっておくしかないんですよ。
自然と、「恋愛」がむこうのほうから飛び込んできちゃうんですが、それを拒否しろというのもヘンですので。
しかし、後半のかたたちの中には、結構苦労されているかたも多いと思います。
恋愛したいと思っても、ふしぎと縁がないんですから。

★ 55点から40点のかた
あなたがたとえば25才くらいだとすると、これまでに長期間お付き合いしたことのある男性は3人前後だと思いますが、いかがでしょうか?

そんな、ごく平均的なモテ方のあなたですが、誰か特定のひとと付き合っていることが周囲に知れてしまうと、とたんに他の男性から誘われなくなってしまう。そんなことが多いのではないかと思います。

要するに、あなたというひとは、恋敵からもぎ取ってまでも手に入れたい、そういう存在ではないんですね。

…いや、その言い方は、あなたに対してちょっと失礼だったかも。
「あなたというひと」ではなく、「すでに恋人がいる女性」というべきだったかも知れません。

男という生き物は、現在確実に、昔のような「闘争本能」に満ちたタイプ、決闘してでもいい女を手に入れたいと考えるようなタイプが減ってきています。

彼らはもちろん、求愛して拒絶されることなど望んでいません。
出来ることなら、むこうのほうから自分のことを好きだといって近づいてきてくれたらなあ、などと考えています。

そういう男たちが、すでに「彼がいまーす」というサインを出してしまっているあなたに、ふられるのを覚悟で接近してくるわけがありません。

でも、まあ、今付き合っている男性が、あなたにとって「ベスト」な選択であるならば、たとえ回りに何人もそういう男がいようと、なんの実害もありません。

しかし、そういう「取りこぼした」男性の中に、今の彼以上のレベルの男性が何人もいるとしたら、どうでしょうか。
これは、結構ゆゆしき問題でしょ?

だが、現実にはそういうことは多いです。
とくにあなたの場合、何人、何十人もの男性の中から今の彼を厳選したわけではなく、おそらく、とりあえず交際を申し込んできたから付き合っている、みたいな感じでしょうから、そういうことは十分ありえます。

ところで、前半の3タイプの女性に共通していえることは、(たとえ現在付き合っている男性がいたとしても)、将来自分の恋人になってくれるのでは?という期待を相手に持たせるのが、うまいのです。
だから、モテる、というか常に複数の男性とコンタクトがあるわけです。

彼女たちを見習って、ほんの少し、「演技」してみましょう。

まずは、「真正直になんでもいわない」。これです。

「恋人いるの?」と聞かれて、ストレートに「いる」と言ってしまうのは、NG。
その男性がタイプであっても、なくても、とりあえず「私は恋人募集中」というふうに言っておきましょう。
もちろん、あなたに彼がいることをよく知っているひとの前で、そういう風に演技するのはさけたいですが、それ以外の場なら、全然オッケー。

えっ、そんなことをして「ウソつき女」といわたくないって?

そんな「潔癖症」だから、男性運がイマイチなんですよ。
多少のウソは、恋愛に必要なスパイス。
恋愛においては、ホンネを先に言ってしまったほうが「負け」ですからネ。

たとえあなたに何人恋人がいても、どんな華麗な恋愛歴をお持ちであろうとも、今日初めて出会ったいいオトコに対して、
「わたし、これまで男性と付き合ったことがないの」
と真顔で言えるくらいになれたら、あなたは間違いなく、今よりいいオトコをつかまえられます。

「恋愛力」とは「演技力」でもあるのです。

長くなりましたので、他のかたがたへのアドバイスは明日以降で。


...

恋愛体質(第三回) - 2002年08月19日(月)

では、それぞれのタイプのかたへのアドバイス(別名・いらぬお節介)を述べてまいりましょう。
今回はすべて女性の場合について。

★ 100点満点のかた
はっきりいってあなたは女優になるしかないでしょう。
そう、共演する二枚目俳優すべてと、虚実ないまぜの恋におちる「アクトレス」、それしかあなたの天職はありません。
美人でなくても、大丈夫。天性のフェロモンがあなたを女神のように輝かせるはず。
(今はなき女優、T地K和子さんはまさにそのタイプでした。)

まちがっても、ふつうの主婦になりたいとか思わないほうが、あなたのためでもあり、周囲のためでもあります。
たとえふつうの家庭に入ったとしても、あなたは三日でその退屈な日常生活にネを上げるはず。

もしどうしても結婚したいのだったら、すぐにくたばってしまいそうな億万長者の後妻にでもなって、ダンナの死後は、若いツバメをとっかえひっかえする有閑マダムとなるべし。
こういう華麗な人生しか、あなた向きの選択肢はない。
自信を持って申し上げます。

★ 95点から80点のかた
「恋多き女」と世間一般には言われているあなたですが、意味もなく恋におちたりすることはあまりないはず。
原則的にあなたが狙う男は、カネがあるとか、権力を持っているとか、あくまでも「利用価値」の高い男ばかり。
ザコには目もくれません。

ときにはその狙いが「見え見え」の行動をとるときがあり、あなたほど大胆になれない女性たちに「えげつないー」などと、やっかみをかったりします。

が、そんなのは無視してかまいません。
友情よりは、成功が最優先です。
「人生、やったもん勝ち」をモットーに、大胆不敵に行動してください。



ただし、「不倫、ふたまた、なんでもあり」がポリシーである以上、リスクも大きいことを十分覚悟してください。
うまくいけば超大物(たとえば芸能人)も落とせる反面、失敗すると「淫乱・スベタ・あばずれ・売女」といった最低の評価をくらってなおかつ、一生まともな結婚が出来ない危険性もあります。

ま、悪目立ちすることを承知でやっているのですから、当然そんなことくらいではへこたれないと思いますが。

結婚は、相手がごく平均的なレベルの男性の場合、期待値の高いあなたの要求についていけず、すぐに破綻しそう。
婚期をあせって、手頃なところで変に妥協しないことです。

★ 75点から60点のかた
あなたは、さばけているということでは、95点から80点のかたと大差はありませんが、
平均的レベルの男性にも手が出しやすい、親しみやすいという長所(?)があります。
わりと間口が広いといいますか…。

かならずしも超エリートとか、超ハンサムとかにこだわらない感じがあり、その場のムードによってはなんとか口説けそうな雰囲気をもっています。
ですから、学校でも職場でも、一番ウケがいい。

メイクとかファッションのセンスも(いかにも大衆的なレベルではありますが)、好感度が高い。
タレントでいえば「M嶋N々子」とか「S石M帆」みたいな感じ。
「高嶺の花」感のなさが、人気の秘密といえそう。

あまり好きではない男性に迫られたりしても、たいていは露骨にイヤそうな顔をしたりせず、うまくいなすタイプ。
ときには、根暗なストーカー・タイプの男に思いきりつきまとわれる危険性はありますが、基本的には八方美人なので、そう憎まれたりはしないはずです。

結婚も、性格的にわりと寛大な男性を見つければ、たいていうまく行きます。亭主関白タイプはパスしたほうがよさそう。

では、後半の3ケースは、次回で。


...

恋愛体質(第二回) - 2002年08月15日(木)

まずは、以下の設問に答えて、あなたの恋愛体質をチェックしてみてください。

Q1 異性から間違ってかかってきた電話、またはいたずら電話を受けて、ついつい話し込んでしまったことが(ある・ない)。

Q2 好みのタイプの異性から突然デートの誘いを受けたら、ためらうことなくOK(する・しない)。

Q3 「きょうは、ふだん存在が気になっている異性に遭う可能性がない」と知っていても、服装や髪型(女性の場合はメイクを含む)に十分気を(遣う・遣わない)。

Q4 合コンに行って、「きょうは好みのタイプがひとりもいない」と思っても、それなりに盛り上げて二次会にも(付き合う・付き合わない)。

Q5 いつ見られることになっても大丈夫なように、アンダーウェアはいつも「勝負下着」で(ある・ない)。

Q6 お酒を飲むと、そばに座っている異性が、いつもよりいい男(女)に見えてしまうことが(ある・ない)。

Q7 「笑顔がいい」と同世代の異性にほめられたことが(ある・ない)。

Q8 忙しいとき、携帯電話の電源はオフに(しない・する)。

Q9 恋人以外の異性に愛想をふりまくことが(ある・ない)。

Q10 会社の同僚・先輩(異性)と飲んでいて、つい手やヒザなどを無意識のうちに触ってしまうことが(ある・ない)。

Q11 アフター6や週末の予定を、聞かれもしないのに自分から公表しがちで(ある・ない)。

Q12 自分の家族の構成やその詳しい情報を職場(またはクラス)の全員が知って(いる・いない)。

Q13 自分の好みの異性のタイプ、好きな有名人などを誰にでもオープンに(話す・話さない)。

Q14 「不倫の恋」も恋だと(思う・思わない)。

Q15 恋人にも、「あのひと(子)、いいなあ」と他の異性のことを話題にしてしまうことが(ある・ない)。

Q15 恋人と電話連絡がうまく取れないときは、すぐにその自宅までかけつけてしまう癖が(ある・ない)。

Q16 付き合っている相手によって、服装や髪型(女性の場合はメイクを含む)がガラリと変わってしまうことが(ある・ない)。

Q17 まったく面識のない異性から「つきあってください」という電話(またはメール)をもらったことが(ある・ない)。

Q18 まったく自分のことを知らない異性に「つきあってください」という電話(またはメール)をしたことが(ある・ない)。

Q19 幼稚園のころすでに「将来結婚しようね」と約束した異性のともだちが(いた・いない)。

Q20 繁華街で知らない異性に声をかけられたら、相手の話を(聞く・聞かない)。


さて、結果はいかがでしたか。
選択肢の前半はすべて5点、後半はすべて0点として、一体何点になりましたか?

★100点満点のかた
何も申し上げることはありません。
あなたは一生、華麗なる恋愛遍歴を繰り広げることになるでしょう。
結婚も複数回かもしれません。

★95点から80点のかた
かなり恋愛体質が「濃い」ようです。
おそらく、同時に何人もの異性と恋愛されておられることでしょう。
ともすれば、グチャグチャな関係になりやすい、という困った傾向があります。
女性の場合、お堅いOLよりは、お水の世界にでも入られたほうが「大成」されるかも知れません。

★75点から60点のかた
けっこう異性にはモテます。
恋人と別れても、すぐ次のが見つかるはずです。
女性の場合、奥さんとしてはやや色気過剰でダンナさんは心配かも知れませんが、きょうびはこんなものです。
奥手の男性をリードして、ちゃっかり玉の輿に乗ってしまうタイプがこれ。

★55点から40点のかた
人よりモテるということはないですが、それなりに相手はいる、というのがこのタイプ。
女性の場合、適当にさばけていて、でも、そうインランでもないという、奥さんにしてもまあ大丈夫かなというタイプ。
ふたまたがけとかは、(たぶん)しないでしょう。

★35点から15点のかた
ちょっとセックス・アピール、フェロモンが足りないかなという気がします。
ひとりの異性とけっこう長期にわたって付き合いますが、別れてしまうと、次がまったくこなかったりします。
女性では、かなり美形なひとでも、こういうひとが結構多くて、ずっと独身だったりします。もったいない話ですが。

★10点から0点のかた
男女を問わず、あなたはおそらく一生清らかなまま、お過ごしになられることでしょう。
「結婚」などという、俗っぽいライフスタイルなどにこだわることなく、堂々とシングルを貫き通していただきたいものです。

しかし、以上の結果をご覧になっても、ガッカリされることはありません。

からだ同様、「恋愛体質」も、体質改善はある程度可能です。(0点が100点になることは無理でしょうが…。)

次回以降は、その療法について述べていきたいと思います。


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