謎(その2) - 2004年02月25日(水) 男と女にまつわる謎その2。 若い女性に、付き合いたい相手を自由に選ばせると、まず間違いなく、同性から見たら「ろくでもないヤツ(つまり、金と女にだらしなく、見栄っ張りで、そのくせケチな野郎)」ばかりを選ぶ。 同性から見て「こいつはいいヤツだ」と思うのに限って、選ぼうとしない。 ホント、面白いほど、「カス」の方から選んでいく。なんとも不思議である。 選んでいる当人は、まったくそういう意識がないんだろうね。 当然、逆ももちろん言えるわけで、若い男性に付き合いたい相手を挙げさせると、たいていは「わがままで自己中心的、浪費家でうぬぼれが強い女性」を選ぶ。 そんな女性に関わると、イヤな思いをするのは決まっているのに、わざわざそういうのばかり選んでしまう男性の多いこと。 男も女も、どうして、こう異性を見る目がないんだろうね。 でも、結局、「体に悪い食べ物ほどおいしい」のと同じで、人間も、しょうもないヤツほど魅力的に写ってしまうんだろうな。困ったもんだ。 ... 謎(その1) - 2004年02月24日(火) 世の中、ヒット曲の題ではないが「何でだろうー?」というようなことがいろいろあるが、男女間のことでもそういう不可解な謎がいくつかある。 そのひとつを上げてみる。 これは僕の同僚のCくんが口癖のようにいっていたのだが、 「世の中、けっこう見た目のいい男でも彼女ナシなんてざらにいるのに、女って別に格別キレイな子じゃなくても、たいてい彼氏がいるけど、何で?」 うーむ、それは僕も同感だ。 街中でカップル・ウォッチングをしていても、「えー、この程度でいいんだ」と思わずツッコミをいれたくなるようなレベルの女性と、喜喜としてつるんでいる男性が意外に多い。 (前にもその手の話題を書いたけど、ホント、いるんだ、そういうゲテもの食いみたいなのが。) また、その手の女性は、仮に彼と別れても、またすぐ別の彼ができたりするから、不思議。 で、その一方で、とんでもなくキレイな女性に限って、何年も彼氏がいなかったり、彼ができても長続きしなかったりするんだよな。 これも実に不思議だが、「彼女に釣り合うような男性が、めったにいないからかな」とおおよそのところは推定できる。 しかし、ごくフツーのレベルの女性にたいてい彼がいる理由は、よくわからん。 ひとは、高嶺の花と付き合うよりは、自分とレベルのさほど違わない相手と付き合うほうが、安心できるということなのか? 男性の大半が闘争心を失って、「いい女」を取り合うようなことがなくなってしまったからか? 誰か解明してくれ。 ... 若い女性と結婚したい(続) - 2004年02月19日(木) きのうからの当ページ、いつになくアクセス数と、投票数が多いなと思ったら、 やはり「若い女性と結婚したい」というテーマのおかげのようで(笑)。 それだけ、皆さんの関心の高いテーマなんですね。 かの2ちゃんねるでも、このテーマは相当な人気らしく、シリーズ化されてますし、適齢期を過ぎた男性たちの永遠のテーマなんでしょう。 でも、せっかく僕の記事を読んでも、若い女性と結婚出来る「奥の手」「秘策」など書いてありません。 期待された皆さん、申し訳ございません。 もちろん、若い女性と付き合うために、最小限実行しなくてはいけないポイントがあります。 せめて、まわりの同年代のオッサンたちよりは4、5歳は若く見せるコツがあるのです。 思いつくままに書いていきますと、 匂いつきの整髪料を使わない(これは、オッサン臭さの最たるもの)。 アースカラーのコート、ブルーグレイのスーツは着ない(これも、オッサン度はきわめて高い)。 足がスケて見えるナイロンの靴下は、死んでもはかない。 メタルフレームの眼鏡はかけない。出来れば、デートのときだけでも外す。 デート前の数日は、絶対タバコを吸わない。 デートのとき、若いカップルが多い店には連れていかない(若い男性と比較されてしまうので)。 でも、気合いを入れすぎて「レカン」「マキシム」みたいな大仰な店に連れていくのもどうかと。 フツーのこじゃれたレストランで結構。 髪は伸ばさず、むしろクルーカットなど、短かめに。薄くなってきた髪をカモフラージュしようとして伸ばすと、むしろオッサンくさくなるケース多し。オールバックなんて論外。 (お手本は慶應大学教授の草野厚さん。彼って、とても50代には見えないでしょ? ) 初対面のときに、会社の名刺など渡さない(ビジネスの相手じゃないんだから)。 初対面で、プロ野球、競馬、プロレスの話題はさける。 薀蓄はたれてもいいが、説教だけは絶対しない。 そんな感じかな。 要するに、あなたが周囲のオッサン連中を見て、彼らがよくやっている行動パターンを絶対にしない、それで十分なのです。 では、健闘を祈ります。 ... 若い女性と結婚したい - 2004年02月17日(火) 今回は何でこういうタイトルかというと…、 このページのアクセス解析をしたら、最近こういうキーワードでうちにいらした方がいらっしゃるのである。 そこで、ピンとひらめいた。 「ははあ、そのかたは、少なくとも30代後半以降で、できるだけ年下の女性と結婚したいんだろうなあ」と。 そこで、僕なりの考えを書いておきたい。 いわゆる「結婚適齢期」を過ぎた男性で、ひとまわり以上年齢の離れた女性と結婚したいというアナタ。 あなたが「初婚」だというのなら、それは多分「ムリ」です。 なぜなら、その年齢になられても、アナタは、まだおひとりのままだからです。 つまり、ひとりも女性の獲得実績がない。 そういうかたに、ただでさえ難易度の高い、年の差結婚が出来るとは毛頭思えないのです。 ただし、下にあげるタイプのかたがたならば、目があります。 1 あまりに多くの女性と浮名を流して、結局、どの女性とも結婚できないままに40才前後になってしまった、(ウォーレン・ベイティみたいな)真性プレイボーイなかた。 2 最低10年の結婚経験のある、バツイチ。しかも、自分側の不倫が原因で別れるハメになったかた。 こういったかたは、女性慣れしていますから、若い女性の気持ちをつかまえることが可能でしょう。 が、これまで結婚のチャンスを一回もものに出来なかったひとが、 「結婚できずにこんな年になってしまったから、せめて若い子と結婚して、周囲の鼻をあかしてやりたい」 などと思って「金星盗り」を狙うのは、 「鵜のまねをするカラス」 以外のなにものでもありません。自殺行為です。 せいぜい、自分と近い年齢の女性を口説いて結婚するぐらいで我慢しておいたほうが、身のためです。 それでも、「俺は見た目も若く見えるし、まだまだイケてる」 とかおっしゃって、がんばりたいということでしたら、ムリにお引き止めはしません。 「せいぜい、がんばってみてください」 と申し上げておきましょう。 ... ポリシー - 2004年02月16日(月) キャバに行くと、お勘定のときに、 「領収書はお要りですか?」 と、たいていの場合、黒服氏か指名嬢に聞かれる。 僕は、ひとりで店に行ったときは、 「要りません」 と答えるのだが、やはり、ひとりで行ったときにも、もらうひとが多いのだろうか? もらったひとは、会社にその領収書を提出して、飲み代を請求するのだろうか? 実際はそういうひと、けっこう、いるんだろうなあ。 (うちの会社の中にも、そういうヤツが何人もいるのを、僕は知っている) そういうひと達って、どういうふうに自分のやっていることを正当化してるんだろう。 「経費が使える立場なんだから、使わないと損」 とでも思っているのだろうか。 キャバでひとりで飲むのも、「自己啓発」の一種だとでも考えているのだろうか。 それから、領収書をもらうことで、お店のひとたち、とりわけ指名嬢にどう思われるか、考えてみたこともないのだろうか。 「このひと、セコーい」 と内心思われる可能性なんか、まったく考えていないのだろうか。 そういう良心の呵責や引け目を感じながら飲んでいるのかも知れないし、ひとによっては、まったく感じていないひともいるのかも知れない。 でも、いずれにせよ、カッコいいことじゃない。 で、さらに片腹痛いのは、そういう、会社持ちで飲むことしか考えていないヤツに限って、自分は遊びをよく知っているような口を利くことである。 たいがいにしろよ。 そんな手合いに「遊び」だの、「粋」だのを語られたくはない。 「遊び」は自腹でやってこそ、「遊び」。 そういうポリシーをもったひとだけが、遊び人を名乗り、またそう呼ばれる資格があるのだと、僕は思っている。 ... 少しだけいい報せ - 2004年02月10日(火) ええっと、少しだけ明るいお報せがある。 2週間以上音信不通だったTちゃんから、ようやく連絡が来たのである。 ダメもとでもう一回、と送った僕のメールに、約2時間後返事が来たときは、正直いって驚いた。 彼女からのメールによると、しばらく誰の電話も受けなかった原因は、どうやら、お客さんとのトラブルではなさそうだ。 本人いわく「家族にちょっとショックな出来事があって」とのこと。 以前、ご両親の仲があまりよくないということは、彼女から聞いていたので、おそらくそれに関係したことなのだろう。 その出来事以来彼女は、しばらく、精神的に相当不安定だったらしい。 まだとてもお店に復帰出来る状態ではないそうで、決して万々歳とはいえないのだが、完全に雲隠れしたのではなかったのがわかり、少しホッとしている。 Tちゃんみたいな真面目な子が、平気で「バックレ」をするようじゃ世も末だと思っていたので、僕もなんとか救われた気分である。 しばらくは、彼女の気持ちが落ち着くまで、そーっとしておこうかと思っている。 ... 長期戦 - 2004年02月04日(水) いまだに連絡のない、例のTちゃんの件はとりあえずおいとくとして、クラブやキャバの嬢とは、彼女がお水を上がったときに音信不通になるってパターンがほとんどだろう。 それも、電話番号どころか、住まいまで変えてしまう場合も少なくない。 (送りなんかで、住まいが知れていたら、引退後もストーカーされる危険が多いからね。) でも、ごくまれではあるが、お水から上がった後も連絡をくれたり、たまに会って飲んだりする嬢もいる。 別に男女としての関係じゃなく、ふつうの友人間の付き合いという感じだけどね。 そうなるかどうかは、結局、嬢とどれくらい信頼関係(ヘンな表現だが)を築けるかによるって気がするな。 たいていの場合、嬢と客の関係は「騙し合い」からスタートする。 嬢はといえば、客と出来れば深く関わらず、でも、出来るだけお金をしぼりとろうとする。 いっぽう客は、嬢とあわよくば遊んでしまおうと考える。 この狐と狸の化かし合いは、短期間で収束する場合もあれば、なかなか結論が出ずに長引く場合もある。 短期間で終わるというのは、たいていは客の側の「見切り」による。 「なあんだ。結構、身持ちがかたいんじゃん。このままずっと引っ張られても、金を遣うだけだ。ヤメヤメ。」 と判断するということである。 しかし、気の短い客がいる一方で、気の長―い客もいる。 何年も「成果」がなくとも、色恋営業や店外デートなどの「アメ」がなくても、ずーっと同じ嬢を指名し続ける客がいる。 何年も進展がないままの付き合いなので、はっきりいって、客側も格別の期待をしていない。 ただ、淡々と通うのみ。 嬢のほうも、異性としては意識しない。いわば「身内」「家族」みたいな感覚で対しているのだ。 で、この手の客が、実は嬢に一番頼られたりするのである。 言いかえれば「いい鴨」なのだが、誰にでもこういう「上鴨」になれるわけではない。 資金力、忍耐力、いってみれば「器」の大きさが必要なのである。 そういう客は、嬢がお水から上がっても、いろいろと人生相談を持ちかけられたりする。 一方、嬢も次第にトウが立ってきて、いつまでもイケイケドンドンというわけにいかなくなる。 そうなると、彼女も、 「私ももう、いい年だから、このひとと付き合ってもいいかなー」 なんて思い始めるかもしれないのである。 その状態に至るまで最低四、五年はかかるだろうから、実に気の長い話ではあるが、これもまたひとつの攻略法といえなくもない。 イケメンでも、口説き上手でもないタイプの客でも、こういう長期戦という手があるってことやね。 ...
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