雨といっしょに歩いているいつも ふんわりはいってくる
細かな雨は傘の中に入ってくるいつしか傘の下で濡れそぼる
歩道に影を切り取る
花の香りが薄れてしまい畑から煙の匂い
夢に入ろうとするほど眠れない
晴れと思っていたのに曇り空 寒かった
矢のようならばそのように過ぎてゆけばいい