朝はまだマイナスの気温だったりするけれど春に近づいてきたのはわかる
まだ寒い風空を見上げることもない
扉を開けるとうぐいすの声思いがけず
眠れないあいだの奇妙な夢眠ろうとする途切れた夢
いつのまにか雨になってもっと寒くなった
満月に近づこうとする豊満なひかり
夜の訪れがゆっくりと遅くなる