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2006年09月20日(水) ■ |
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●近刊:邪魅の雫(京極夏彦) 出版社/著者からの内容紹介 「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。 警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する! 「邪なことをすると──死ぬよ」
おー? 9/27発売だそうな。去年だったか、講談社による『邪魅の雫』発売予告≫京極さんによって否定の騒ぎがあったけど、それが1年だってようやく発売ということなんだろうか。
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2006年09月16日(土) ■ |
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煌夜祭(多崎礼) |
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●購入 和書1冊¥945 煌夜祭(多崎礼) 内容(「BOOK」データベースより) 十八諸島の世界を巡り、世界各地で話を集め、他の土地へと伝え歩く。それが我ら語り部の生業。冬至の夜、我らは島主の館に集い、夜を通じて話をする。それが煌夜祭―年に一度の語り部の祭。お話ししよう。夜空を焦がす煌夜祭の炎壇でも照らすことの出来ない、真の闇に隠された恐ろしい魔物の物語を…廃墟となった島主の館で、今年もまた二人だけの煌夜祭が始まった―!第2回C・NOVELS大賞受賞作。
第二回C・NOVELS大賞「大賞」受賞作、だそうな。でも今日突然買ったのは、本の見返しの著者の言葉「もし、貴方が本屋さんにいるのなら、そっと周囲を見回してみて下さい。ストーカーのように貴方の動向を窺い、その後「ぎゃあ」と奇声を発して走り去る者がいたら、それは多分、私です。」というのが面白かったからという説もあり。
↓ 読了。おもしろかったです。内容は異世界が舞台の連作短編集? 沢山の島から構成される世界が舞台で、それぞれの島に独自の歴史があり、その歴史のいくつかの断片を語り部が語っていく、連作短編集。ちょっと十二国記みたいな、完成度の高い世界に浸って読んだ。続きは出るんだろうか。後書きによると次回作は、また別の世界が舞台らしいが。 久しぶりに本屋で本に呼ばれたから「・・・・・・おや?」と思ったんだけど、私のカンも捨てたもんじゃないなあと嬉しくなった。
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2006年09月15日(金) ■ |
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下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん(嶽本野ばら)読了 |
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●読了:下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん(嶽本野ばら) 内容(「BOOK」データベースより) 四方八方田んばだらけの茨城県下妻。そんな田舎で浮きまくりのバリバリロリータ少女・桃子は、大好きなお洋服欲しさに始めた個人販売で、これまた時代遅れなバリバリヤンキー少女・イチコと出会う。見た目も趣味も全く違うこの二人。わかり合えるはずはないのに、やがて不思議な友情が芽生えて…。ギャグぶっちぎり!思いっきり笑ってほんのり泣ける爆走青春ストーリー。刺激的でエンターテイメント・センスがたっぷりなコマーシャルで知られるディレクター・中島哲也氏が惚れ込み、自ら監督を名乗り出た素敵な映画化原作。
なかなか面白かった。 原作を読んでみて、映画版は本当によく出来てたんだな〜と驚いた。キャラクターのイメージはそのままだし、ストーリーも大きく抜けているところがないみたい。すごいなあ。 本書がどんな話かは、店頭で数ページ立ち読みしてみればすぐにわかる。ロココとは何か、ロリータとは、とかの主張が事細かに激しい文章で書いてある。ダメな人はもう、その時点で受け付けないと思う。
●購入 和書1冊¥1680 『世界の編物』
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