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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2006年11月21日(火)
The Pinhoe Egg(Diana Wynne Jones)読み始め!

●読書中:The Pinhoe Egg(Diana Wynne Jones)
読み始めたら、面白い。今までのクレストマンシーの長編の中では、カプローナに一番似ているような? Pinhoe一族という大家族の女の子Marianneが主人公で、おじさんおばさんたちが次々出てくるドタバタ感がそっくり。名前が覚え切れん。
「(Pinhoe一族の女は)非常事態が発生した時、まずサンドイッチを作る」というところで吹いてしまった。長老のような立場にある祖母が倒れた時に何が起きたかというと。最初に村中からおじさんたちが走って駆けつけてきて、それに一歩遅れてサンドイッチのつまったカゴを持ったおばさんたちが走ってくる。一番最初に駆けつけたMarianneの母でさえ、トーストと卵とカラシナが入っているらしいかごを持っていた! 
うはははは、おもしろすぎる。こういう濃ゆい一族がクレストマンシー城の周りを固めているわけか。怖っ!



2006年11月20日(月)
リプレイ(ケン・グリムウッド)読了

●読了:リプレイ(ケン・グリムウッド)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしているジェフは、43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。記憶と知識は元のまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持に。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また―。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、意外な人生。


積読本消化。なかなか面白かった。
なんともシュールな話だ。ストーリーは↑の通り。記憶があるまま昔の自分に戻るわけだから、過去が変えられるのは当たり前で、ジェフの一生は何度やっても同じにならない。人生の一番濃い時期を駆け抜けるように一気に語っては、また学生時代の自分に戻る。そうやって何度もやり直すうちに、徐々に変化や法則性が見えてくるというわけ。
これ、どうやって終わらせるのかなと思ったけど、なるほどね。

●雑談
・・・家中がハッカの香り。昼間「ねずみ小僧」を家中にまいたら、今夜は音がほとんどしない。時々、忘れた頃に天井裏でゴソゴソ音がするけど・・・このままうちを出て行ってくれないかなあ。ていうか、天井裏で弱ったまま死んだらどうしよう。早く出て行け。出て行ってくれ! 



2006年11月19日(日)

●雑談
最近、夜になると、家の天井裏と壁の中で、多分ネズミが運動会を始めるのでうるさいです。ゴトゴト、ゴソッゴソゴソゴソッ、トントントントントントン、パタパタパタパタ・・・。壁の中や天井裏を縦横に移動していきます。困ったなあ・・・。夜、あんまりうるさいので壁をガンガン叩いてやりましたが、どれだけ堪えてるやら。ていうか、かえって迷惑かも。ねずみ小僧買ってきます・・・(−−ヾ 
自分の部屋に現れたら、どんなに小さいのでも悲鳴を上げて逃げてしまう自信がある。二階堂は正しい!



2006年11月18日(土)
切れない糸(坂木司)読了

●読了:切れない糸(坂木司)
内容(「BOOK」データベースより)
俺、新井和也。家は商店街によくある町のクリーニング屋さ。新井と洗いをかけた「アライクリーニング店」が屋号。年じゅうアイロンの蒸気に包まれて育った俺は、超寒がりときている。大学卒業をひかえたある日、親父が急死した。就職も決まっていない俺は、しかたなく家業を継ぐことに。おおざっぱな性格の母親、アイロン職人のシゲさん、そして長年パートとして店を盛り立ててくれている松竹梅トリオの松岡さん、竹田さん、梅本さんに助けられ、新たな生活がスタートしたんだ。目下のところクリーニング品の集荷が、俺の主な仕事。毎日、お得意さんの家を訪ねては、衣類を預かってくるというわけ。ところが、あるお得意さんから預かった衣類は…。『青空の卵』『仔羊の巣』『動物園の鳥』で絶賛をあびた坂木司待望の新シリーズ。


おもしろかった。人死にの出ないミステリ。こういうのもコージーミステリというんだろうか? 東京下町の商店街の一角にあるクリーニング屋さんの二代目を継いだ新井和也という青年が主人公。クリーニング店のお客が出す洋服に関連して色々な謎が生まれて、それを探偵役の沢田(新井の友人)が解決するという形。どの謎も深刻なものではなくて、解決してみれば「よくある話」なのだけど、話が進むにつれてどんどん友達の輪が広がっていくのが面白いと思った。登場人物がどんどん増えていく(^^; 今回の主人公は普通っぽくて、どちらかというと天然系でお気楽、可愛がられて育ったというか、育ちが良いというか、人を悪意に解釈することを思いつかない感じの性格みたいだ。新井の近所に住む友達の沢田は屈折している感じ。探偵役だし、スナフキンだし。
坂木司といえば『青空の卵』から始まる坂木&鳥井のシリーズの作者。あっちはもう書かないのかなあ。



2006年11月05日(日)
白鳥異伝(荻原規子)読了

●読了:『白鳥異伝(上)/(下)』(荻原規子)

内容(「BOOK」データベースより)
双子のように育った遠子と小倶那。だが小倶那は“大蛇の剣”の主となり、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべきものじゃ。剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」大巫女の託宣に、遠子がかためた決意とは…?ヤマトタケル伝説を下敷きに織りあげられた、壮大なファンタジーが幕を開ける。


一気読み。