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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2006年11月30日(木)
購入本

●アマゾンから 和書1冊¥1785
中庭の出来事(恩田陸)



2006年11月29日(水)

●読書中:



2006年11月28日(火)
シンデレラ・ティース(坂木司)読了

●購入&読了:シンデレラ・ティース(坂木司)¥1575
内容(「BOOK」データベースより)
サキは大学二年生。歯医者が大嫌いなのに、なぜかデンタルクリニックで受付アルバイトをすることになって…。個性豊かなクリニックのスタッフと、訪れる患者さんがそれぞれに抱えている、小さいけれど大切な秘密。都心のオフィス・ビルの一室で、サキの忘れられない夏がはじまる。


歯医者さんが舞台という、ちょっと変わった設定の本。話の形は『切れない糸』と同じ。軽いミステリ仕立てになっていて、主人公の性格は天然系、それに近しい人物が探偵役になり、日常のありふれたちょっとした謎を解いていくうちに、いろんなことが少しずつ変わっていくという。今回は主人公のサキと探偵役に当たる○○さんの「恋愛」という要素が入っているのが、今までの本と違っていると思った。・・・今どき珍しいくらい初々しいカップルだ。



2006年11月23日(木)
The Pinhoe Egg(Diana Wynne Jones)読了

●読了:The Pinhoe Egg(Diana Wynne Jones)
一気に読了。やーおもしろかった。
話の舞台はCharmed Lifeから1年後。主人公はキャットで、対するヒロイン役にはMarianneという女の子が出てくる。MarianneはPinhoeファミリーで唯一の女の子(従兄弟たちはみんな男ばかり)で、おじ、おば、いとこが沢山いる。Marianneは巻き込まれ型だ。ジョーンズさんお得意のすごい女の子じゃなく、わりと普通の「よい子」で、"Charmed Life"の時のキャットのように周りに振り回される役回り。その中でなんとか我を通そうとするけれど、なかなか上手くいかない。
冒頭はMarianneと弟のJoeが祖母の家に呼び出されたところから始まり、夏休みの間、Joeはお城(Chrestomanci Castle)へBoot Boyとして働きに行くように、Marianneは祖母の見習いとして通ってくるように言いつけられる。ところが、その直後に祖母が恍惚の人になってしまって、Pinhoeファミリーは大騒ぎ。当然、これにも本当は裏があるのだけど、とにかくMarianneの夏休みはこうして始まった。
キャットはわりと独立独歩でたくましくなっていた。今はもう自分に力があることを受け入れて「ま、なんとかなるさ」的な気楽さがある感じ。クレストマンシーにもたよりにされているようだし・・・。あと、動物が沢山出てくるのが印象に残った。猫だけでなく、他にもジョーンズさん定番の動物が・・・。



2006年11月22日(水)
The Pinhoe Egg(Diana Wynne Jones)@12/21章

●読書中:The Pinhoe Egg(Diana Wynne Jones)@12/21章
おもしろい〜〜! 終わりまで一気に読めるかも。うーむ、洋書にハマるのは4月以来8ヶ月ぶりだ・・・。
主人公はキャットで、Chrestomanci Castleとその周りが舞台。カプローナの舞台が「イタリアのカプローナという町」に限定されていたのと同じように、本書ではChrestomanci Castleとその周囲何キロかが舞台になっている感じ。異世界が出てこないので「物語の規模が小さい」とも言えるけど、今までの話でChrestomanci Castleの従業員ひとりひとりや、ご近所に住む人たちなんて出てこなかったのを思えば、これは新しい角度から描いた話なんじゃないかなと。
キャット・・・いやー、前よりは成長しているけれど、でもやっぱりキャットだわ・・・。今回はクレストマンシーとキャットがどうも似ている感じがしてしょうがないなあ。タイトルの"Pinhoe Egg"に笑った。猫も当たり前のように何匹も出てきて話を引っかき回してるし、キャットの愛馬なんか主張激しくて笑っちゃうし、すごい動物王国状態。ていうか、キャットは動物に好かれる性質なんじゃ・・・。