2005年12月05日(月) |
めっきりふゆですね。 |
快楽はその糸を解く時でさえまた快楽なのだ
フィーリング。きまぐれ。さむくてしょうがない。
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2005年11月28日(月) |
兄さんとリヒ。(捏造注意) |
胸ポケットに込み入った刺繍の入ったジャケットを白いワイシャツの上に羽織り、右の手にそれなりに厚みのある数冊の本を紐でまとめたものを抱えて彼は歩いていた。それが初めて彼を見た瞬間で、ぼうっと歩いていた時にすれ違ったのが出会いの瞬間だった。 奇蹟だと思った。彼を見つけたことも、彼とすれ違ったことも、その時にはすべてが奇蹟だと思ったのだ。 いくらぼうっと歩いていたとはいえ、俺が彼の存在に気付かないはずなどないのにそれでも一瞬彼に気付けなかったのは、少しだけ長い襟足と、目も眩むほどに溢れていた生命力の美しさが欠けていたせいだと彼と話すようになってから気付いたのだった。彼は彼ではないと、ただ一人の愛する弟とは決して違うのだと、俺がやっと気付けたのはそのさらに後になってからだった。
彼はまだ幼く、俺よりも4つほど下だった。あちらに残してきた弟も、かつて彼が肉体を失った時の年齢のままで戻ってきていたとしたら、今目の前にいる彼と同じくらいの年齢になっているだろうことを思うと、弟を見ているようで不幸せな錯覚に陥りそうになる自分が恐ろしく惨めでならなかった。
まだ若い彼の生気が薄いのは、病弱な体質のせいなのだと知った。彼を知るほどに、彼に被せた弟の像とは離れてゆくことを感じて一方的に打ちひしがれていた。それでも俺は彼から目をそらせなかった。彼があまりにも弟に似ていて、あまりにも薄ぺらで自分を見ているようだったからだ。 今にも泣き出しそうな顔をして微笑む彼に、俺は間違いなく好意を抱いていた。弟とは違うのだと彼ではないのだと理解しながら、消えそうに生きているか細い彼を確かに愛おしんでいた。
確かに彼を愛していたのだ。
最近どきどきした言葉。 「ミュンヘンの中学生」 聞いた瞬間吹き出しそうになって大変でした…。中学生…リヒがブレザー着ちゃうんだ着ちゃうんだ…。体育とかしちゃうんだ体操着とか着ちゃうんだ…(あわあわ)ラブレター貰ってみたりとか…。どうしたらいいかわからなくてエドに相談して好きにすればいいだろとか逆ギレされたりとか…(妄想カルナバル)それってなんておいしい状況なんだろうか。あぁ一体どうしてやろうか。ちょっと小さくて愛らしいリヒには兄さんも太刀打ち不可だよそんなの。 ミュンヘンの中学生に打ちのめされて、なんか色々浮かんじゃってぶつける所もないのでものすごい勢いだけで書き殴った感じ。内容激薄で申し訳(まぁいつものこと)
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2005年11月11日(金) |
パブロフだって削除はできる。 |
あなたが現れただけで反応してしまう僕の身体はとても正直で、 きっとパブロフでさえ驚くほどなのだ。
熱の籠もる下腹部もあなたの指先から溢れる唾液も すべてはあなたに反応してしまう僕が引き起こすみっともない現象
それらがどれほどみっともないとしてもそれでも抑制などできるはずもないのだ
だって僕はあなたのパブロフの犬なのだから
この歳にして初めてパブロフの実験内容とパブロフの犬と呼ばれている意味を知ったり。
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