| 映画三昧...マリアンヌ・櫻井 |
ダブル・ビジョン(双瞳) - 2003年06月01日(日)
陳国富（チェン・クォフー）監督・脚本・制作／梁家輝（レオン・カーファイ）／デビッド・モース／劉若英（レネ・リュウ）／載立忍（レオン・ダイ）（配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント）
台湾+アメリカ合作映画
春に映画館に貼ってあるポスターを見て「おっ!!」と思ったのがこの作品。
その後別の映画を見に行った時にCMを見て「ほら見る会」(←ホラーを見る会/笑)のメンバーと、これは絶対見に行かねば!!と張り切って見に行った。
個人的には、ホラー・・というより出演しているデビッド・モースが結構好きだったんで、かなり楽しみにしていました。
見終わった感想は・・・・。
一言で言うなら「ここで終わりなんかい!!??」というのが率直な感想。
大半のホラー映画がそうだけれど、ラストがお粗末で凄く勿体無いと思う。
内容的には、アジア版「セブン」という感じだろうか?
けれど「セブン」と大きく違うのは、あれはラストに恐怖がくるのに対してこの作品は映像的に恐怖を押し出そうとしていた。(でも個人的には全然怖く無かったのだけれど・・・)血がでてこよーが、子供のホルマリン漬けが出てこようが怖い!!とは全く思わなかった。
かえってミステリーを重視して作った方が成功だったんでは??と思わずにいられない。(テーマが多すぎてまとまっていなかった気がする。)
取りあえず値段を付けるなら１０００円だろうか。
ボイスよりはいいと思う。うん。
これから見に行かれる方は、取りあえず【道教】について少し知識を得て行った方がいいかもしれない。先ずこれが何のことやら判らなければ、前半で置いてきぼりを食らう可能性があるかも。
ラストで一番腹がたったのは、「愛有不死」という言葉が文字で、画面いっぱいにどーーん!!と出てくるところだった。
よーするに「愛あれば死なず」という事なんだけれど、
私は言いたい!!
そんなん書くなーーーーー!!!
書かない方が絶対良かったと思う。あれは。
理解されやすく・・・というところだろうが、あれで一気に興醒めしてしまった。(後ろでも溜息や笑いが起きていたが・・・)
書かなくても大抵の人は理解できたと思うし(真剣に映画を見ていたら)なんかコテコテの古臭さを感じたのは私だけだろうか???
映像は結構凝っていたんだけれど・・・。
そして最後に謎が残った。
あの娘は一体なんだったんだ????(苦笑)
しかし作品の中に出てくるカルト集団のモデルが、オウム教だ!と監督が答えているのを見て、むしろそっちの方が恐怖を誘った。
やっぱり現実の方がよっぽど謎が多くて怖いなぁ・・と。
余談ですが・・・
今年見たホラーで怖かったのは・・・
断トツで【呪怨】でしょーか。
次にスペイン映画の【ダークネス】←これは結構日本人ウケしそうな怖さがありました。ラストはある意味潔かったし。
機会があれば見て下さい。(そのうちこの２つの分も日記書くと思います。)
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MOON CHILD - 2003年05月10日(土)
山本太郎君が出てると知り。ちょっと見たくなって行った。(笑)
しかし、映画館の中はV系好きのオネェちゃん達で溢れていて、なんだか笑えた。(いや、私もガクちゅんは昔から好きだし、hydeも好きだけど、あくまで音楽が好きなんだよね。役者としては別に気にしてなかったんで・・・)
作品としては、色々突っ込みどころもあった。
ワイヤーアクションはいらんだろ?とか、折角テーマが良いのに、なんだか脚本でチープになってた気がする。もう少し、誰かキャラクター一人的を絞って話を描いていたら、違ってたんじゃないのかな?
誰が主人公なのか、みんなデバッテいて、面白くなくなってた。勿体無い。
あと、演技ですねぇ。。。
もう少し訓練して上達してからやった方がいいと思う。
太郎ちゃんだけ浮いてたよ。巧くて。(^^;)
なので今後に期待しますです。ハイ。
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X-MEN2 - 2003年05月07日(水)
また大胆にも1見て無いのに見に行きました。(苦笑)
でも何となく話は判りましたよ。うん。
これ書いてる今は、ちゃんと1も見ましたけどね。(^_^;)>
シンプルに面白かった!!!
ただヒュー・ジャックマンを最初見た時は、「はい????」って感じだったんですが(だって普段のイメージと違い過ぎるんだもの・・・)
段々見慣れてきたら、これもアリかな・・とは思うようになりました。はい。(笑)
アンナ・パキンが個人的に好きなんですが、これからどうなるんでしょうかねぇ・・・。
きっと３も出来るんでしょうけど、早くしないと役者さん年齢ズレてきちゃうしねぇ。
これからのストーリーが凄く面白そうなだけに、続き早く見たいです。
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ドリーム・キャッチャー - 2003年04月30日(水)
この作品については、年間ベスト・ワーストでも述べてるように、ホントもー騙されました!!!!!
キングの作品の映画化された物の中でも、私にとって「ワースト１」です。(すみませんこれが本音です。)
最初は良かった。(←なんかこればっかり最近書いてるよーな気がするわ。)
敵の正体が出てきた瞬間から、
終わりました。
私の中では。ええ。。。。(涙)
CMは凄く凄く面白そうだったのにーーーーーーー!!!!!!
くそぉー騙されたーーーーー!!!!
・・・そんな気分。
ラストに至っては、まるで円谷●ロ。
ウルトラマンは何処???って感じでした。(いや、ウルトラマンの方がよっぽど出来いいし・・・。)
エイリアンの顔出すな。
そんなとこでしょーか。
はぁ・・・・。
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スター・トレック〜ネメシス〜 - 2003年04月19日(土)
ファンとしてはやっぱ見なきゃ駄目だろ?
・・・みたいな感じで、友人を半ば無理矢理引っ張り見に行きました。
そして始まって・・・。
すまん、スタトレ本編見て無いと判らんかもしれん!!!と、焦りました。
友よ・・すまん。(涙)
取りあえず、ピカード艦長好きな私にとっては至福な時間でしたが。(苦笑)
最後は分かってても、泣かされましたしね。ええ。
ホンのちょっとでも記憶が残ってて良かった!!
これから沢山、色んな思いで作ってってくれよぉーーー!!
(何の話か判らない人は、とにかくシリーズ見てくれ)
もうこれはファンなら見ろ!
そんな感じです。
ピカード艦長〜〜カンバーーーーーックゥゥ!!!!(T_T)/
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン - 2003年04月05日(土)
本当にあった話し。
というフレーズに釣られました。(笑)
OPは、珍しくアニメ。ピンクパンサー的な懐かしい感じでスタート。
最近のディカプリオはどうなんだろか???と思っていましたが、やっぱあんたは凄いよ。見える・・。恐い事にティーンエイジャーに見えるから恐いよ、あんた!!!!!(><)/
ただ童顔というだけではなく、あのすがる様な目が何故出来るんだ、その歳で!!(失礼....)
バスケットボールダイアリーの時のような感じでした。(体型はちょっと流石にデカクなってますけどね)
周りも演技派ばっかりで、流石でした。うん。
話もアメリカの古き良き時代・・って感じがして(今だったら絶対出来ないような犯罪だもんなぁ・・。直ぐバレルよ。)だからこそ起こった事件なんだな・・と思いました。
詐欺を始めた切っ掛けが、離婚した両親を元の鞘に納めようとした為・・つていうのがなんか、凄い事やってしまっても10代なんだよな。って憎めなくなってしまう。そんなところが凄く良く表現されてたと思う。
ラストのオチは真実だけに、うひょーーー!!って感じですね。
正に事実は小説より奇なり。(笑)
派手な話やアクション好きな人には物足りないかもしれないけど、青春映画として捉えたら、秀作だと思いますv
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ボーリング・フォー・コロンバイン - 2003年03月21日(金)
「ボーリング・フォー・コロンバイン」
［2002／カナダ］
監督・脚本・主演：マイケル・ムーア
出演：マイケル・ムーア、マリリン・マンソン（ハード・ロック歌手）、チャールトン・ヘストン（俳優・全米ライフル協会会長）、マット・ストーン（「サウスパーク」原作者）、ジョージ・W・ブッシュ（アメリカ大統領）
公式ホームページ →→→ http://www.gaga.ne.jp/bowling/
2002年カンヌ国際映画祭55周年記念特別賞受賞 他多数
こんなアメリカに誰がした？
これが1つのテーマである。
去年から話題になっていたアメリカの銃社会を皮肉った、
ドキュメンタリー映画。
ずっと見たくて、やっと見に行けた作品でした。
監督はアポなしインタビューをする事で有名な、マイケル・ムーア。
平日の通常料金だったにも関わらず、お客さんも割と入っていたような。
何よりも、イラク戦争の真っ最中だったから余計だったのかもしれない。
感想は・・・・
とにかく面白い!!!恐らく、これまでアメリカと中東あたりの裏事情を知らなかった人達にもとっても良く判りやすく描かれているのでは??
(ビン・ラディンを含む中東のテロ社会は、アメリカが育てたようなものであるという事など。)
銃社会への痛烈な皮肉と共に、スポーツは善で、ロック=非行(悪)という概念が未だに人の中に蔓延っているいる事にドキっとさせられた。
もう２１世紀だというのに!!(苦笑)
因にタイトルにもなっているボーリングとは、スポーツの(あのピン倒しの..)ボーリングの事。コロンバイン・・というのはアメリカで学生が銃乱射事件を起こした学校の名前。
実はこの事件を起こした生徒が、マリリン・マンソンのファンだったから・・と言ってアメリカ社会は、彼を痛烈に批判した。彼の音楽が悪い、だからそういう事件を起こした!!と。(・・・だったらこの世はもう既に100回は滅んでるだろーー???/苦笑)
そして映画に出てくる疑問。。。
聴いていた音楽が【悪】ならば、事件直前まで彼等がやっていた【ボーリング】は【悪】にはならないのか??
そういう素朴な疑問を1つ1つ提示してくれる。(そう、提示であって答えではないところが凄く面白かったように思う。)
個人的に笑えたのはマリリン・マンソンにインタビューしたところ、実に真面目でマトモな(政治家やPTAより遥かに・・・)答えが返ってくるところだった。
【アメリカは恐怖を売って商売をしている・・】この一言が印象的だった。
その他、銃規制ができないのならそれは諦めて、弾丸を1発500万ドルにしよう!!とかいうジョークも凄く印象的だった。(←このジョークは映画をみないと判りにくいと思うけれど・・)
私自身知らなかった事も沢山あったので(銃の普及率が実はアメリカよりカナダの方が多いとか・・)飽きる事なく、最後まで楽しんで見る事ができた。
まだまだやっている映画館もあるみたいなので、まだの人は是非１度見て欲しい。アメリカに対する考え方や、イメージがまた違うものになるかも。
因にこの映画を見て、私はカナダ人が大好きになった!!(笑)
危惧するのは、日本も銃が無いだけで大差ないんじゃないかな・・と思う。
何故なら今日もまたこの国は【恐怖を売って商売をしている】と思うから。
BGMやエンディング等の曲も物凄く皮肉で苦笑してしまえる。
彼の次の映画に期待大!!(なんでもブッシュ親子のドキュメンタリーだとかいう噂が・・・。/笑)
取りあえず、５０００円は払っても私は見る!(...多分/苦笑)
*余談*映画を見に行った後、アカデミー賞ドキュメンタリー部門をこの映画が取った。マイケル・ムーアは表彰式には来ないんでは???と思っていたら、堂々と出てきた上に、あの今では有名な言葉を叫んだ。
「恥を知れブッシュ!!」
心からアメリカを愛する人間の叫びではないかと私は思った。
2003年6月8日現在、イラクから大量破壊兵器は未だ見つかっていない。
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レッド・ドラゴン - 2003年03月19日(水)
羊たちの沈黙好きにとっては、やはりこれは見ないとね!!と、思い見に行った映画です。
オープニングからショッキングな出来事(判る人にしか判らないんでしょーが・・)で始まり、思わず笑ってしまったのは私だけでは無いハズ。(ニヤリ)
全体的に派手さは無い話なんで、意外に淡々と話は進んでいきますが、主人公の過去が出て来ると、結構そこで好き、嫌いが分かれる気がしますねー。
(因に私は好きですが・・)
ただ、やはり羊たちの〜と比べると、イマイチ盛り上がりやドキドキ感に欠けるかなぁ。
あの作品を踏まえて、原作少し変えても良かったと思う。
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ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険 - 2003年03月13日(木)
原作：ONE PIECE （尾田栄一郎）
2003年3月1日公開予定 丸の内東映他・全国東映系
配給：東映
（2003年1時間35分 日本）
ホームページ：http://www.toei-anim.co.jp/movie/2003_onepiece/
何が嬉しいか・・って、映画第４弾にて初の
単独公開〜!!(T0T)/
平日の午前中とかに見に行けば、お子様とも合わずにすむわーーー!!と思い行って参りました!(笑)
案の定、映画館の中は私と友人の他は・・・何故かオジサンが独り。(笑)
殆ど貸しきり状態だったので、声をたてて笑ってました。(←っていいますか、堪え切れなかった。/苦笑)
話してきには、ありがちな話しなんだけれど、やはりストーリーのまとめ方と、セリフ作りが絶妙に上手い!!
なんてゆーかツボを心得てらっしゃる!!(笑)
お馴染みルフィ海賊団が貧乏に陥り(某底なし胃袋を持つ船長のせいか??/笑)、スピードレース【デッドエンド】に参加する。(一攫千金を夢見て海賊たちによるルール無用のスピードレース)
出てくる海賊達がこれまた個性豊かな海賊たちばかり!
争う船同士がつぶし合いをするシーンも、分かっていてもドキドキさせられる。
そしてルフィと同じ能力者であるガスパーデ将軍との戦い。
孤独な賞金稼ぎシュライヤなど、キャラクターが凄く魅力的。
個人個人のバックボーンがしっかりと組み立てられているから、生き生きとしてくるんだなぁ・・と思わせてくれました。
今までの「ワンピース」映画シリーズで、文句無しにNO1でしょう!
ただ難を言うなら、釜焚きジイサンは死にかけていたのにラストは凄く元気になっていたよーな・・・。なぜ???(アニメだから・・とかいうなよー)
それくらいでしょうか???(笑)
文句無しに冒険活劇だった!!(笑えて、ドキドキして、泣けて、ファイヤーできる。)
１８００円払っても全然惜しくはなかった映画でした。価格つけるなら２０００円かな。
普段、アニメはねぇーー。とかいう人にも是非見てほしい。
下手な映画見るよか、よっぽど肥やしになりますぞ!!
こうなったら是非、次回も単独公開でお願いしますーーー!!(笑)
余談
私の周りには意外と、ワンピースファンのオジサマが多い。
子供よりはまってたりとか・・・。子供と一緒に泣いてたりとか・・。
そんな父親ってなんかいいなぁーーーと思ってしまう今日この頃。(笑)
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