映画三昧...マリアンヌ・櫻井

 

 

パイレ−ツ・オブ・カリビアン - 2003年08月09日(土)

原題:Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl
監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、ジェイ・ウォールバート
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
2003年アメリカ映画/2時間13分

もう、最初にこの映画の話を聞いた時から
絶対見に行くぞ−ーーっ!!!
と、頑に決心していた映画である。
その理由は先ず・・・

1.海賊映画である。
2.ジョニ−・デップが海賊役をやるらしい。

この二つで既にOK〜カモ−−ン状態であった。(笑)
とある友人からは、オーランド・ブルームが出ているからじゃないの??と言われたが、(私が凄いロード〜マニアだからだろうが・・)それは多分10番目くらいの理由にしかなってなかったんじゃないか・・と思う。
好きな俳優、5本の指に入るのがジョニ−・デップなのだ私は。(因に1番は今でもリバー・フェニックスである。)
ミーハーと言われようが、ギルバート・グレイプを見た時に「凄い役者だなぁ・・」と思った。それ以来彼の作品は見ている。
役に成りきれる・・というのは今までも凄く評価されていたが、今回は役に成りきれる・・というか、もーーーっ、
ジョニ−・デップはジャック・スパロウだろう?
と言い切れるよわたしゃー。(笑)

脚本もしっかりしていたし、何より役者がみんな良かった!!!
こんな事は滅多にない。
特に、予想していなかったくらいにエリザベス役のキーラ・ナイトレイは、良かった!!あの美しさで、あの強さ!!
映画の途中、「一番強いのはお前じゃないのか???」と突っ込みをいれたいくらい素晴らしくはまっていたと思う。
バルボッサも良かった!!
あのマストが倒れてくるシーンで、(彼スレスレに倒れてくるんだが)微動だにしないあの後ろ姿が、とても威厳があって思わず【カッコイイ!!】と、心の中で口笛吹き吹き、叫んでました。/笑)

そして本題。(題???)
ジャック・スパロウのリアルさである。ジョニデのファンならずともあの魅力にはまった奴は多いのでは???
カッコよく無いカッコ良さがたまらない!!
映画の中のセリフにも「頭がいいのか馬鹿なのか・・」と、言われるシーンがあるが、その一言に全て尽きると思うよ、ホント。

久々に映画ならではの、娯楽大作を見せて貰ったなーーーと思います。
しかも上質のvvv

職場で映画狂いで通ってる私にみんな「どの映画見た方がいいと思いますか?」って聞いてくるんだけれど、いつもはその人の好みだとかに併せて、アドバイスするんだけれど、この映画に限っては、「絶対1度は見た方がいいよ!!」と言ってしまいます。(笑)
中には、「ジョニー・デップはちょっと・・・」って言ってくる子もいるんだけれど、そんな子には、「ジョニ−じゃなくてジャック・スパロウを見てきなさい!」と、熱く助言しております。(笑)

アメリカでも、前評判よりも蓋を開けたら凄かったらしいですね。
日本でも、見て良かった映画ランキングで1位でした。(因に興行的には、同じ頃公開された【踊る大走査線】が一番でしたが....)

大好評でロングランみたいですが、友人と続編できんかなぁ・・・と、騒いでましたら(ジャックと愉快な仲間たち・・とか・・/爆)
続編決定らしいですよ、皆さん!!
キャストは勿論、そのままあの3人が出演との事。
ああーーー早く続きが見たーーーい!!!!

ところで、吹き替え版見た人いらっしゃいますか????
字幕見た後、吹き替えも見たのですが、なんと海賊好きにはたまらない(?)ONEPEACEのサンジさんをやっている平田さんがジャックの声なのよー!!!
これはONEPEACEファンとしてもかなり嬉しかったり。。。
皆さんも機会があれば是非、平田版ジャックもお楽しみあれv

更に余談だが、エリザベスの父ちゃん役にツボった。
知るひとぞ知る、「未来世紀ブラジル」←誰がなんと言おうが最高だ!!
の、主人公の人だったのねーーーーーー!!!!(><)/
いやー、びっくり。


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マイ・ビッグ・ファット・ウエディング - 2003年07月23日(水)

私にしては珍しいジャンルの映画を見に行きました。(笑)

しかし、どの国も結婚・・って話になると色々しきたりとか、家の問題とか難しい事あるんですねー。そういう悩みは万国共通なのだなぁ・・と思った映画でもあります。

ただこの映画の主人公は凄く明るく、前向き。
色んな問題にぶつかってもめげない。
やはり、そういう元気というか、バイタリティーがないと結婚・・って出来ないなぁ・・とも思わせてくれた映画。(笑)

ほんのり、心が温かくなる感じが良かった。
結婚・・っていいものかも・・とも思わせてくれました。(笑)
落ち込んだ時とか、見ると元気沸きそうだな。


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スパイ・ゾルゲ - 2003年07月13日(日)

この映画でなんか日本の歴史ってものに真剣に興味湧いたような気がします。(近代日本史とかに)それくらい私にとっては、目から鱗な映画でした。

なんか世間では色々監督さんの事とか言われてましたけど、私は好きですよ。この映画。欲を言うなら、CGの出来が悪かった。もうちょっと頑張ってほしかったかな、そこは。

この映画を見終わって、翌日には本屋回って関連の本を読みあさりました。中でも尾崎さんの弟さんが書かれた本は、凄く興味深く読ませて頂きました。お兄さんの汚名を晴らしたい一念・・というか執念というか、凄く伝わってきました。

この映画もこんな事が昔日本であって、こんな人達が一生懸命だったんだよ。っていう思いが伝わってきました。
正直、自分の野望や、欲や、大きくても国の為・・くらいの規模しか持たない(或いは、持てないような)時代に真剣に「世界平和」の事を考えていた日本人がいたんだ・・・!!という事は、凄く刺激的でした。(良い意味で)

今の日本人が見るべき映画なのではないでしょうか?
こんなイラク戦争等に加担してる(指示してる)人達や、これからの日本を育むであろう子供達に特に見て欲しい。

日本がアジアの人達に未だに許されて無い理由の一面をこの映画は見せてくれる。今のアメリカとイラクの様だと私は思う。
そんな中でも必死に愛国心を持ちながらも、世界の平和の為に頑張ってた人が確かにいたんだと、この映画は教えてくれる。

歴史を教訓にして私達は生きて行かなきゃならないんじゃないだろうか?
イラク戦争を支持している人、今のアメリカ政府、今の日本政府を支持している人はこれを見てもう一度、考えてほしい。そして想像してほしい。
未来の日本を・・・・・。世界の平和を・・・・・。

とにかく見て!!


地上戦体験者の親を持つ私からのお願いです。



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デッド・コースター - 2003年07月09日(水)

これはテレビCM見て、絶対見たい!!と思って見に行った映画です。
いやぁー、恐かった・・・。マ・ジ・で恐かった!!(><)/
何が恐いってもー、高速道路で玉突き事故になるシーンがあるんだけども、もーそれがリアルっちゅーかなんちゅーか・・・。
実際事故現場とか目の当たりにしても、凄く恐いと思うんだけど、それを映画の大画面で、事細かにUPで・・とか、不通目撃しても見えないよーなとこまで丁寧に撮ってくれてるからこりゃたまらん!!<(><)>

映画見終わって、帰る時。車に乗るのメッチャ嫌でしたもん。(苦)

私は見て無いんですが、「ファイナル・ディスティネーション」という映画の続編らしいんですよ。

前作で死ぬ運命だった人達が、ある生徒の予知夢から助かってしまったらしいんですが、「その運命は変えられない」・・って感じで、別の死に方してってるみたいなんですね、1では。
で、2のこの作品は、その死ぬハズだった人と関わってしまった事のある人達で、会うはずが無かった人と関わってしまってたもんですから、全体の運命が狂ってしまってるんですよ。
まるでカミサマが帳尻合わせするみたいに、この関わった人達も死ぬ運命になってしまう。
けど、また1人の女の子が占師の老婆が通りかかった時に、白昼夢を見てしまうんですねぇーーー。自分達が死んでしまう白昼夢を。

そこからが恐怖でした。
もー死に方が・・・。イヤ過ぎる・・・・。痛いとかそんな枠越えてました。あぁ・・・。今思い出しても恐い。

けど、凄く面白かったのでオススメ。これだけ見ても面白かった。話し分かったし。(まぁ、両方見ればもっと良いのかもしれませんが・・・)
恐いのと、ドキドキ感を味わいたい人にはオススメです。

ストーリー的にも結構凝ってて、でも王道路線は外してない!!
やっぱりねぇー・・というオチさえも、こうなんかグッときました。
脚本、上手い!!カメラショットも上手い!!

取りあえず車運転する人は、暫く安全運転するかと思いますよ。
いっそ、自動車教習所で見せてもいいかも。(笑)

因に1作目は飛行機事故らしいっす。

飛行機乗りたいから見る勇気がまだわかないんですよ。私は。(←変なところで小心者/笑)高所恐怖症だしねぇ。。。。



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ムーンライトマイル - 2003年07月08日(火)

私が2003年に見た映画でベストワンに上げた作品です。
(因にこれ書いてるのは2004年。日付は映画見た日。)

夜中に1度だけCMを見て、どうしても見たくなって無理して見に行った映画です。行って良かった・・・!!!

婚約者が死んでしまった。。。。
けれど彼女の親は知らない。亡くなる三日前に彼女と婚約を解消していた事を__________。



これがこの映画の主軸。


その話を親に告げようと思い、娘は近所のカフェで父親と待ち合わせをする。
けれど、父親がそこへ着いた時には、娘は銃弾に倒れてこの世の人ではなくなっていた。

毎日仕事場から見えるカフェ。
事件で割れたガラスはまだ割れたままで放置されている。
忘れたくても忘れられない。

父親の怒りと悲しみと苦悩。

そして葬儀に顔を出してくれる人達へのいら立ちを隠せない母親。

この母親の叫びが、物凄くリアルで泣けました。
大切な人が亡くなったシーンを描いた映画は沢山あるけれど、その後の家族をリアルに描いた作品は少ないと思う。
決して美化されてない作品。だからこそ、胸にきました。

婚約解消していた事を言い出せないまま、彼女の親と奇妙な同居生活が始まる主人公。
解消したとはいえ、彼にとっても大事な人だったんですよね。
だからこそ苦しい。

大作ばかりが映画ではないぞ。・・とこの映画は教えてくれます。
何だか懐かしいような、切ないドラマです。
派手な映画では決して無いけれど、文句なしの記憶に残る名作です。




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ソラリス - 2003年07月01日(火)

惑星ソラリスのリメイクなんですが、とにかくなんというか...

つまらなかった....。(涙)

リメイクせんでも良かったよ。うん。
惑星ソラリスは名作だと思うが、これははっきりいって失敗だと思う。(苦)

脚本がまずかったとしか言い様がないです。はい。
もうちょっとまとめてほしかった。

折角のリメイクなんですから、もっと作品に愛情をかけてくれ。。。


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ミニミニ大作戦 - 2003年06月24日(火)

面白かった〜〜!!
久しぶりに、痛快な映画を見た気がします。
カーアクションとかもあるんだけど、従来のバーンときてドーンみたいな、派手さはなく、ミニミニというだけあって、軽自動車が活躍するんですよ!!
それがまたヒロインに似合ってて、GOOD!!

しかも狭い通路(というか水の都ですから舞台が)を、よくもまぁ巧く使ったもんだ・・と感心してしまいました。ストーリーも有りがちと言えばそうなんだけど、良くまとまってて面白かった。

私も仲間になりてぇ!!!っていうくらい、楽しそうだった。


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ロスト・イン・ラ・マンチャ - 2003年06月22日(日)

だから私は・・・

テリー・ギリアムが好きさぁーーー!!

そして・・・

ジョニー・デップも好きなんだよっ!!!

だから見た。
うん。


いつか本編撮れる日が来る事を真剣に願っとるですよ、監督!!!


*知らない方へ*
この映画は、ドキュメントです。
本編を撮りかけて、色んな事情で断念せざるを得なかった悲哀の隠ったドキュメント・・。
多分、ホント好きなヤツしか見て無いんじゃないのかなぁ。。。。
この映画見る為に久々に電車乗りました。(笑)


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ザ・コア - 2003年06月18日(水)

正直全然期待して無かった。
ええ、全く。(すみません)

けれど意外に面白かった。(またまたすみません)
初っ端の、地球が発する電磁波で人間や鳥が、バッタバッタと死んでゆくのには驚かされたし、ペースメーカー入れてる人って大変だなァ・・と思い、携帯がこれだけ普及してて大丈夫なのか???とか、違う方にも神経回りましたが・・。(^_^;)>

地球内部をこれだけ描いてくれた作品は、今まで無かったですね。
CGの向上にもよるのでしょうけど、その辺が凄く面白かった。
あと泣かせどころも結構あって、上手いなァ・・と思ってしまいました。

オチも最近のハリウッド映画的では無く、ちょっとコミカルな感じがして好きでしたねぇvvvvv

ただ欲を言えば全体的にこれ!!と言ったセリフやシーンが殆ど無かった。
可もなく不可もなく、何と言うか、ムリをしていない映画。
もう少し冒険心出して欲しかったかな。

でも結構オススメです。


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8マイル - 2003年06月17日(火)

これまた私的には珍しい選択。

エミネムの半生を描いた作品で、本人が主演している。

興味が沸いたのは、彼の半生というよりも、アメリカの生活っていうのかな。
金が無い人たちの暮らしとか、そこから這い上がる為のいろんな事とか・・・。
あと、逆の人種差別もあるんだなぁ・・って事。

有色人種が差別されるのは良く聞くし、映画でも多いんだけど、貧乏人=BLACKではなく、白人のそういう人たちはもっと虐げられていたり、エミネムのようにラップでのし上がろうととしても、逆に白人に何が出来る?みたいな目で、同じラッパーからも見られるところとか、凄くリアルだった。
ああ、そうか。そうだよな。と、気付かせてくれた。

そんな中であそこまで這い上がって来た彼は、映画では現せない事も色々あったと思う。
それでもこれを映画にする事で、同じように底辺の生活を強いられている人たちには希望の光に見えるのだろう。いつか、自分も・・と。
それだけでもこの映画は意味があるのかもしれない。



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