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2002年05月02日(木) こんな事、あったな
もうかなりおかしな関係のあたし達。
でも一回だけ、何ヶ月か、逢わなかったね。
あたしはその時恋人が居ました。
君はもとの場所にいたんだろう。
あたしは君がずっと居ても、ど真ん中に寝てても、朝来ようとも、
文句も口だけでホントは楽しかったのに、
離れる前しばらく、ほんとに邪魔だったり、ウザかったりした。
だからおかまいなしで自分の部屋に君を残してどっか行ったりしてた。
だからきっと離れたんだろうな。あの時は君がまん中からずれたんだな。
なんでそんな事思い出したかと言うと、
今ちょっとだけ、ホントにどけ!って思ったりするようになってる。
おやおや?シグナルですか。これ。


2002年04月30日(火) 心の引き出し
あたしは付き合ったり、一緒に居る男が、こいつ根は冷たいんじゃないの?と思う事が昔からある。
なんか具合悪かったりするとさ、帰っちゃったり、近寄ってもこなかったり、看病する素振りを見せてどっか行っちゃったり。
大事な人が、具合悪かったら良くしてあげようと看病したり、何か手助けしたり普通したいよね。って事は大事じゃないということか。
そしてそんなエピソードを引き出しにしまう。
決定的に価値観の違う一言や、あたしを痛めつける言葉を吐く事もある。
そしてその言葉も引き出しにしまう。
あのさ、あたし心臓悪いからさ、体調悪い時そっぽ向かれると、恐いんだよ。だって胸が痛くてもそっぽ向くんでしょ?そしたら死んじゃうかも知れないじゃない。
そして何か結論を出さなくちゃいけない時、引き出しを開けるんだ。
なだれみたいな中身に流されて、それに背中をおされるんだ。
もうそろそろ、溢れちゃうよ。

2002年04月23日(火) 君の原動力
2年位前、遊びでコピーバンドとかやってた、飲み仲間の大好きなお兄さんに、不意に聞かれたことがある。
”その極端な生き方とか、たまにめちゃくちゃだったり、変なとこに身を置いてたり、なにが君をそういう風に生きさせるの?”
かなりの唐突な質問に戸惑い気味のあたしだったけど、すぐに答えはわかった。
”パッションとエナジーとリビドー”
好きな人への、音楽への、大好きな自分へのパッションが、多少無茶でもあたしを行きたい方に向かわせる。
そして実際向かう力は何かというと、あたしの持ってるエナジーだ。
あたしは自分のそれを過信している。MACで言うなら仮想メモリーみたいなとこで、多分突き進んでる。
最後リビドー。コレは基本でしょ。
心が通じ合ってるとか、人柄に惹かれたとか、まぁそれもあるんだけど、
男と女なんだからさ、性的衝動、性的に魅力を感じなきゃ、恋人になんかなれないよ。色気の無い男になんて惚れないし、やりたくない男となんか付き合わないでしょ。
語弊を恐れず言えば、あたしはやってないうちに男の人と付き合うなんて結論は出さない。肌も合わせてない人を、心身共々なんて愛せないよ。
そんな訳で、”パッションとエナジーとリビドー”コレ大事ね。

2002年04月22日(月) 薔薇の花
最近毎日夜中、"ベルサイユの薔薇"を見ている。
話自体も好きなんだけど、なんと言っても、主題歌が素晴らしいと思う。

 薔薇は薔薇は気高く咲いて 薔薇は薔薇は 美しく散る

だよ、なんて素晴らしいのかしら。女たるものこうあるべきよね。

散るが死ぬ時だか、フラれる時だか、捨てられる時だか、知らんけど、
あたしは失恋って、フラれるとかじゃなくて、好きじゃなくなる時だと思う。
大好きだった人が、好きでなくなってしまう時。
例えフラれても、相手が好きだったら、まだ恋は失ってない。
好きじゃなくなった時、恋心を失うんだと思う。
そんな時も、甘く楽しかった時のノスタルジィなんかに、やられたくない。
だって好きじゃないんだもん。あんたなんか要らないわって、振り向かずに去りたいよ。後ろ髪惹かれるような、女々しい気持ちにはなりたくない。

どたばたどたばた、実は恋愛中はする性質だけど、
だけど、自分の生き方とか、やり方だけは、曲げたくないな。
オスカルみたいに、凛としたままでありたいよ。

2002年04月19日(金) 心の恋人
あたしはいつも心の恋人が居る。今は4,5人位。
心の恋人は、あたしをウキウキさせてくれる。
あたしの行動するところ各所各所に居て、あたしはあぁ素敵、とか思いながら、
ウキウキする。その場その場でだけ、あたしは彼らのお陰で幸せになる。
誘ったりするわけじゃない。誘ってくれなくていい。
あくまでお気に入りのままでいいんだ。
現実のあたしの中には、入ってこなくていい。
なのに、一人だけ入っちゃいそうなんだ。
心の恋人の事は、その場でニヤニヤ眺めてるだけだったのに、
その人の事は、一人の夜中に思い出したりするんだ。
目で追うあたしのしつこさが、他の心の恋人とは違うんだ。
だけど、やっぱりあたしは相変わらずバカの一つ覚えで、奴の居心地のよさを追及してるんだ。
なんだ?これは?あたしはどこを向いてるの?
わからないから、引っ張ってよ。

2002年04月14日(日) 残酷な人達
昨日はライブだった。いろんな人に囲まれていた。
とっても幸せな時間を過ごした。
そして一夜明けたらあたしは独り。当たり前なんだけど、こんな日に独りにするのはギャップが激しいからよして欲しい。
そして君が心待ちにしている知らせが皮肉にもあたしの所に届く。
きっと喜ぶだろうと急いで電話する。
しかしコールは遮られる。留守番電話に無惨にすっ飛ばされるあたし。
そしてレスは、予想通り0時近くにやって来る。
君のやり方は残酷だ。この際突き放してくれればいいのに。
あたしが出来ない事を知ってて、わざと試しているのかも知れない。
そしていつもあたしの部屋の片隅で、放ったらかされてるバイブの向こうでは、顔も忘れたあの女の子が、同じような思いをしているんだろうか。
あたしも残酷だ。同情する気も、罪悪感もない。
その鈍感さと間抜けさが、ただただ憎らしいだけだ。
もう少し、勇気と、強さが欲しい。
こんな汚い輪の中から、はやく抜け出したい。

2002年03月28日(木) 正しい居場所
高校生の頃、friends a go goにも登場している恵美達とBANDをやってた頃、あたし達はお金が無くて、 公園に何時間も居たり、いつも池袋駅の駅の地下道や、赤羽駅の高崎線のホームに居た。
そんなとこに居るんなら帰ればいいんだけど、あたし達はなかなか帰らなかった。
みんなはどうだか知らないけど、あたしは、やっと自分でBAND活動をするようになって、どんどん知り合いも増えた。望んでたところに来たのに、昼間は普通に繰り返される学校生活とは、全く違う所に、ドンドン寄っていく自分が、何処に行くのかちょっと不安だった。渦に呑まれるような感覚だった。怖いような、でもその怖さが気持いいような感覚だった。
あたしは不安だった。だからそこに居た。
大人になって、あたしは駅の上にあるデパートに就職した。徒然無く続く日々の中で、ある日ふと、今度は違う不安に襲われた。
いつの間にあたしは、地下道から地上、しかも上の方に上がってきたんだろう。ここはあたしの居場所じゃな気がする。なんだか、ピアノ線で釣り上げられてるような気がした。そしてその時の不安の対象は、切れたらどうしようではなくて、ここじゃない、帰りたい、この邪魔なピアノ線を早く切らないと、居場所には帰れない気がする。そんな不安だった。
あたしは会社を辞めた。職場もライブハウスになった。BANDにも加入した。
また、新しい渦に呑まれていったけど、もう不安じゃなかった。
体内の羊水に居るような安堵をあたしは覚えた。
あたしはここに居る。自分の足で立っている。

2002年02月23日(土) Baby
もう忘れちゃうくらい昔、半同棲してた男の部屋で、わざとらしく置いてあるノートを見た。
そこには、別れた人への思いと、一番愛してる女を"baby"と呼ぶというような詩が綴ってあった。
彼はずっと、あたしに好きとは言わなかった。あたしを相棒と呼んだ。一緒にはなりたくないと言った。
たいして幸せじゃないと言った。カギはくれなかった。何度ももう止めようと言った。あたしは聞かなかった。
そして4年位経ち、あたしの中で何かが変わり、あたしは離れる事を告げた。
彼は泣いた。あたしも泣いた。彼の口からはじめて"愛してる"が放たれた。"入籍"まで飛び出した。
なのにあたしの心は動かなかった。たいして嬉しくもなかった。
その言葉が欲しかったんじゃないのか。自分でも分からなかった。

離ればなれになりしばらく経ち、彼からの長く優しい手紙が届く。
その手紙の最後は、"最愛なるbabyへ"で結ばれている。
涙が止まらない。達成感のような、脱力感のような、虚無感のような、なんとも言えない気持ちがあたしを襲う。
"baby"それが欲しかったんだよ。それが聞きたくてあたしは、4年間そこにいたんだ。
あと少し、もう少し早く聞けてたら、あたしの名字は違っただろう。
幸せになった人よ、きっと最後までタイミングが合わないように、あたし達の縁は決まってたんだね。

2002年02月05日(火) ヤキモチ
ヤキモチって、どこに妬いたらいいんだろう。嫉妬は時には、人の心を食べ尽くしちゃう怪物みたいな感情だけど、時にはちょっとスパイスになったりする。
あたしはどこに妬いたらいいんだろう?あたしはその嫉妬の対象がなくなることを、間違いなく望んでる。だけどあたしの場合は、分かっていたはずの渦のなかに、自分で飛び込んだはずだ。だったらヤキモチなんて、妬くほうがおかしいのか。それともあたしは、ヤキモチが妬きたかったのか。
最近のあたしは、分かってたはずの状況が、気にならなかったはずの状況が、憎らしくて仕方ない。それほど君があたしの中に入り込んだのか、あたしの心が歪み出したのか、それともこっちが正しいのか、もうなんにも分からない。
朝の歯磨きと一緒に、醜い感情もこそげ落としてしまえるかな。
鏡の前に並ぶ、お揃いの歯ブラシが、一所懸命歯を磨くあたしの事、笑ってるみたいだ。

2002年02月02日(土) しあわせな気持ち
何が変わった訳でもないんだ。状況が好転した訳でもないし、多分相変わらず。
でも、体調とはうらはらに、ここ最近の私は、なんだか訳もなく幸せなんだ。
こんなことがあったから、とか、この時この瞬間に、とかじゃないんだ。
なんとなくなんだけど、心が穏やかで、嬉しいと感じたり、にこにこする瞬間が、増えたんだ。
前に書いたような、平常心と言うよりは、とても穏やかで、優しい気持ちで居る。
君を見ると、にこにこしてしまう。なんでもない言葉も、優しい響きに聞こえる。
さわる度に、とても大切に感じるんだ。今までよりもっともっと。
二人の間に流れてる空気も、なんだかとても心地いいにおいがするんだよ。
今ここに一人で文字を並べていても、いままでみたいな痛い言葉が浮かんでこないんだ。
これがいいんじゃないのかな。何も変わってなくても、答えも出ていなくても。答えなんか見えないんだから。
君とあたしがどんな関係かなんて、そんなこと分からなくても、あたしは幸せな気持ちになってるから。
人からみてどうであれ、辛い時間もたくさん抱え込んだけど、今ここに流れてる空気は、君とあたしで、時間をかけて紡いできたものだから。あたしにとっては、この幸福感がうれしいんだ。大事なんだ。
明日はどんな心で過ごすのか、分からないけど、ずっとずっと、ここにいれたらいいのに。


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