 |
 |
■■■
■■
■ 親戚って奴は。
お正月になると恒例の親戚のあいさつ回りというやつがやって来ます。
久しぶりに従兄弟や親戚のおじさんに会って、昼まっからお酒を飲んだり和やかな雰囲気で、嗚呼これぞ日本の正月〜ってかんじです。
誰々がどこの大学に行っただとか、どこどこの会社に入ったとか、子供のプチ自慢大会が終わったあと必ずといっていい程やってくるのが過去の暴露大会です…。
「そういえば琥珀ちゃんって昔おもちゃ買ってもらえなくて車から飛び降りようとしたわよね」 とか 「赤ちゃんの頃、う○ち口に入れて『ぷっ』って吐き出してたわ」 など、本人が全く覚えてない、むしろそんな事本人には会えて暴露して欲しくない3歳以下の頃の記憶を、べらべらしゃべってくれます。 おめでたい席なので、表面上は笑っていますが、心の中ではうわ〜〜〜〜んっ!てな状態です。 今年は30にもなって嫁に行かない為か、ターゲットがワタシだった模様で、この後も余計なお世話の暴露大会は続きました…。
「5歳の頃警察のお世話になったよね〜」
ええ、なりましたが何か?
アレは雪の日でした。当時5歳の琥珀ちゃんは家から市バスの乗って幼稚園まで通っていました。バス停までは母が送ってくれ、自分でバス停から幼稚園まで歩くという方法で。 その日、どうしても幼稚園に行きたくなかったワタシは、バス停まで送ってくれた母が帰った頃を見計らって、逃亡しました。 何故かは覚えていないけど、幼稚園バックを路上に投げ、近くの病院の軒下に隠れていました。
幼稚園からは、自宅に琥珀ちゃんがまだ来ていないのですが…と連絡が入り、母は確かに送り出しましたと停留所に行ってみると、鞄が落ちている…。
大騒ぎになったのは言うまでもありません。
当時、我が家は結構裕福だったので、なにやら警察と相談があったのは後で聞いたのですが、公開捜査という形になり、市内をパトカーが巡回、
「琥珀ちゃんという5歳の女の子を捜しています。服装は…」
とスピーカーで何やら連呼されています。その頃ワタシといえば、あいかわらず病院の軒下にいて、蟻の行列などを弄って遊んでいたのですが、鞄を投げたことによりお弁当を消失していたため、お腹減ったなあ…などと呑気に思っていました。
が、何やら表のほうが騒がしくなっていて、子供ながらにも「やばい!コレはやばい!」と言う気配は察知していました。しかし、今更出るにでられず、このままどうなっちゃうんだろう…と思っていた矢先、たまたまワタシが病院のところに走りこんでいるのを目撃した方がいて、警察に保護されました。
その後、園長先生のJ小父様が(通っていた幼稚園ではこう呼んでいた。ちなみに保母さんは○○小母様と呼ぶ。)家にいらして、「今日は休ませてあげてください」って所までは覚えているのですが、そこから先がどうなったかが記憶にありません。
記憶を封印したいほど酷い目にあったのかも(汗)
2005年01月09日(日)
|
|
 |