TWILIGHT DIARY
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2006年12月04日(月) |
007/カジノロワイヤル〜意外とかっこいい新ボンド |
観終わった後、シャンパンが飲みたくなる見応えたっぷりな一作。 (もちろんポーカーもやりたくなるんですが。)
ボンドファンでもない私が、とにかく新ボンドのダニエル・クレイグが気になって気になって(笑)観に行った。
予告編を観る限り、彼はどう見ても、英国じゃなくて東欧の旧共産圏のスパイ顔、体形はさながらクロアチアのサッカー選手だ。(当私比。) そんな彼が、一体どんなボンドになるのかが興味津々であった。
さて、スタッフの意気込みはすごい。
新しいボンドに用意された舞台はバハマにマイアミにモンテネグロにイタリア。 アストンマーチン、ジャガー、レンジローバー、ダグラス社のジェット。 加えて、シャンパンにキャビア・ベルーガ、ポーカーにマティーニに猫のようにしなやかな美人しゃん。 派手なアクションのお陰で、一体何枚汚すんだとってもお高そうなタキシードとドレスシャツ。
ストーリーも次から次と展開し、一難去ってまた一難、クレイグのアクションもなかなかいい。 息詰まるポーカーの場面が合間に挟まれていても、動のアクションシーンと対照的で飽きさせない。
当初、ユアン・マクレガーにオファーがあったらしいが、多分それだと、こんなハードボイルドな展開の脚本とイメージが合わず、もしかしたらコケていたかも知れない。 断って正解だったよ〜ユアン。
ただ一つ、やっぱり言えるのは、主役は別に「ボンド」じゃなくても良かった。 違う名前の他の諜報部員でも映画は成り立つ。
クレイグで次作があるなら、ボンドとしてどう成長していくのか、ちと期待したい。
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