死んだかと思った死んでしまったのかと思ったんだどれほど大事なのか頭がぶち壊れそうなほど痛いのにそんなもんが蚊の鳴き声程度に感じられるほどどっかが痛くて 馬鹿みてぇに泣いたさっきまで手の中にいたんださっきまで俺の中の心を握っていた恐怖、恐怖、恐怖比較もなにもない、泣く事で消化できるような代物じゃない一通の手紙が届いて息を切らせて 走ってきた本人の前で俺は多分この感情で泣いたのは初めてだもう、こんな想いはしたくない何も言うことなんてないそれだけで いい。